⭐️ネパール大洪水と中国のチベット開発:知られざる背景:《言論チャンネル》

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ネパール大洪水と中国のチベット開発:知られざる背景

2026年8月、ネパールと中国・チベットの国境周辺を深刻な大洪水が襲いました。日本のメディアではあまり報じられていませんが、この災害の背景にはヒマラヤ上流地域における中国の大規模な開発行為が深く関与している可能性があります。

画像内で示されている主なポイントは以下の通りです。

1. 「アジアの給水塔」チベットにおける上流国の支配力

 チベット高原はアジアの多くの主要河川(インダス川、ブラマプトラ川、メコン川、長江など)の源流であり、「アジアの給水塔」と呼ばれています。

 この大半を中国が支配しているため、中国は水資源において「上流国」として下流の国々に対して強い影響力を持っています。

2. チベット側における過度なインフラ・道路整備

 中国は「国家環状道路(中国黄金循環道路)」をはじめとする国境地帯の広大なインフラ建設を進めています。

 国境近くのジロン(吉隆)周辺などで山を切り開き、掘削やトンネル工事、施設建設などを強行してきました。

 地政学者のブラフマ・チェラニー氏が指摘するように、中国側の水環境の改変やインフラ整備が自然災害をより深刻化させた可能性があります。

3. 科学者の警告を無視した開発と事前警告の欠如

 中国は自国の科学者などから開発に伴う危険性を警告されていたにもかかわらず、それを無視してチベットの開発を継続していました。

 さらに、「上流国が情報を持っているなら下流国と共有する」という国際的な河川管理の重要原則があるにもかかわらず、中国は被害を受ける下流のネパール側に事前の警告や情報共有を行わなかったとされています。

4. 今後の懸念(巨大ダムと「ウォーターボム」化)

 ヤルツァンポ川(ブラマプトラ川上流)には「ザンム・ダム」やメガプロジェクトである「メドグ・ダム」などの巨大ダム建設が進められています。

 上流での不透明なダム運用や流出事故、大規模破壊が起きた場合、下流の国々に甚大な被害(いわゆる”Water Bomb”のようなリスク)をもたらす恐れがあり、ネパール大洪水のような事態が他の地域や今後も繰り返されることが強く懸念されています。

まとめ

畠山氏は「ネパールの被害だけに目を向けるのではなく、国境の向こう側にある中国・チベット側の開発や治水の実態に目を向ける必要がある」と訴えています。

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