(10/29-2)30『永遠の仏陀』を読む―跳躍の時―魂が跳躍する時―六波羅蜜多の現代的意義

『永遠の仏陀』を読む

29 その人が妖怪かどうか知るには、その裏表をよく知ることである。

【大川隆法『妖怪にならないための言葉』より抜粋】

67 ある時、キリスト教の軍隊とイスラム教の軍隊が、砂漠地帯で戦うのを見た。十字軍戦争だ。


熱砂の擂(す)り鉢に、両軍吸い込まれた。空に、三十メートルもある翼竜が現われて、口から炎を吹きつけると、両軍の兵士とも黒焦げになった。

【大川隆法『地獄へ行かないための言葉』より抜粋】
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4天上界における意思統一【正思】
〇五百人の大霊団が幸福の科学を指導

幸福の科学の指導霊団は五百人ものたいへん大きな指導霊団です。地上で事業を起こす際に、かつてこれだけの大霊団がチームを組んだことはありません。あの意味では、天上界の霊にとってもまったく新しい経験であります。それともう一つ、天上界においてもお互いに面識のなかったような高級霊たちが、この幸福の科学の活動を縁として面識を持つことができているという時事もあります。

そのようななかで、最初は意見が違うところもあったものの、指導霊団の主な意見は一致してきました。最初は寄り集まりの観を呈していたところから、次第しだいに意識の統一を図ってきました。それは、幸福の科学という運動が本格化していくに当たって、彼らの意識の確立が必要となってきたからです。一つの方向を出さないと、地上にいる人間が混乱します。それため、エル・カンターレを中心として天上界における意思の統一が行われていったのです。そして、一つの考えを地上で成就するために、多くの者たちが協力し合うという姿勢を敷いてきたわけです。

したがって、私の力は、必ず、もっともっと大きくなっていくはずです。

「正しき心の探究」にはもっと大きな意味もありますが、八正道の領域のなかでの「正思」を取ってみた場合、やはり、「根本は神仏の心である」という視点を忘れてはなりません。自分流の心ではないのだということです。これを間違えてはなりません。

【大川隆法『真説・八正道』第3章「正思」104pより抜粋】
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こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。
皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。

三宝帰依を寄る辺として、主エル・カンターレへの信仰を貫くために、一日の始まりを希望と共に『エル・カンターレへの祈り』と『仏説・正心法語』で始めました。

そして日中は主のため、世のため、隣人を救うために、地上仏国土ユートピアの実現のために「六波羅蜜多」の実践をなすべく、私たちは御仏の御手足として働きました。本日も本当にお疲れ様でございます。

引き続き、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

11月23日は初転法輪記念日です。初転法輪とは、今から38年前の1986年11月23日に、主エル・カンターレ大川隆法総裁先生が、東京・日暮里の地(現初転法輪記念館)にて、初めての説法をされて、法輪を転じられたことです。この聖なる日に仏弟子相集い、心からの感謝を捧げるとともに、たとえ何があろうとも、主の御名と主の教えを地の果てまでも伝えていく伝道の発願を捧げさせていただきます。

『主エル・カンターレよ、
主のため、世のため、隣人を救い助けるために、
仏国土ユートピア建設のために、
吾らの今世の使命を、光の使命を果たすために、
主への道に立ちはだかる、あらゆる障害を取り除きたまえ。
あらゆる悪霊・悪魔を遠ざけたまえ。
吾らを真なる幸福へと導きたまえ。』

今日の一日を振り返りつつ、1991年7月に説かれました『永遠の仏陀』を振り返ります。
そののち、仏陀の教えに原点回帰すべく『釈迦の本心』を共に学びます。

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第四章 跳躍の時 
〇魂が跳躍する時

さあ、数多くの真理は、すでにあなたがたに与えられた。
そのなかで、
「自分をつくってゆくならば、
正思ということが大事だ」と言った。
「正しく思うということは、
正しく考えることだ」と言った。
「正しく考えることの基(もとい)は、
己の心をまず清らかにすることだ」と言った。
「そのためには、日ごろ、
心のなかに降りかかる砂塵を払うことだ」とも言った。

そうして、
偉大な真理を学び続けてゆくなかに、
偉大な真理をつかんで、
これを実社会に生かしてゆくなかに、
そこに、前代未聞の光景が広がってゆくのだ。
あなたがたは、真に力強い自分の姿を見るであろう。
「これが自分か」と思うような、
そのような自分の姿を見ることとなるだろう。
それが素晴らしいのだ。

魂の跳躍の時は、悦びとして明らかに分かる。
自分が向上していると感じる時こそ、
真に魂は悦びを感ずることができるのだ。
魂が飛躍している、その確認は、
あなたがたが見る、周りの景色となって、
はね返ってくるであろう。
魂が跳躍する時、
人々の顔に、明るさが見えるであろう。
人々の顔に、希望が見えるであろう。
人々のなかに、善性が見えるであろう。
人々のなかに、仏の子の光が見えるであろう。
そして、
我がここに生き、彼がそこに生きるということを、
限りなく愛するようになるであろう。
また、
与えられた食物、与えられた環境、大自然、
すべてのものに、感謝の思いが込み上げて、
光に満ちた気持ちになるであろう。

この魂の歓喜を味わえ。
跳躍した後には、このような悦びがあるのだ。
この悦びを自分のものとせよ。
修業は苦しいのみではない。
真なる修業は真なる悦びを伴うのである。
この魂の悦びを携えればこそ、
永き旅も、軽く感じられるのだ。
永き旅も、また、快いものと思われるのだ。
我と共に、この道を歩むのだ。

【大川隆法『永遠の仏陀』第四章「跳躍の時」より抜粋】
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続いて、仏陀の教えに原点回帰すべく『釈迦の本心』を共に学びます。
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第三章 六波羅蜜多の思想
10 六波羅蜜多の現代的意義

以上で、六波羅蜜多の六つの徳目についての思想的説明をしました。

最後に、「釈迦の六波羅蜜多の思想を、現代にどのように生かすか」という観点で、まとめをしてみましょう。六波羅蜜多は八正道と重なる部分も多いので、それとは少し違った角度からまとめてみたいと考えます。

「布施波羅蜜多」については、「愛の実践」という言葉で説明したいと思います。これを現代的には「与える愛」という言葉で呼びたい、与える愛の実践としてとらえたいのです。

「持戒波羅蜜多」の精神を現代に生かすとするならば、「ストイシズムの復権」ということになるでしょう。「みずからの生活を単純化し、シンプルで平坦ななかに、知的なものや精神的なものを求めていく」というストイックな生き方、ストイシズムのなかに、「持戒波羅蜜多」の生き方がありうると思います。

高い目標を持ち、道に精進している人にとっては、人生のつまらない飾りは余計なものなのです。したがって、自分のいちばんやりたいこと、自分の本業と思えることに全力を投入し、それ以外のものへの関心は淡泊であるという生き方が、現代的ストイシズムであると解釈できるでしょう。

「闡提(せんだい)波羅蜜多」について述べると、これは「時間を待つ」「時を待つ」という考え方です。みがからの力を蓄えながら、時を待つことが必要なのです。

「悩みのときには、いたずらに右往左往するのではなく、甕(かめ)のなかに水を一滴一滴ためていくように、みずからの内に力を蓄えながら、時節到来を待つ」という考え方として解釈したいと思います。

「精進波羅蜜多」は努力ということですが、現代的には、「仏法真理の探求、学習」ということに置き換えられるでしょう。

「禅定波羅蜜多」については、「八正道の復活」と考えたいと思います。私は今後も、八正道をさまざまな角度から分かりやすく説明していきたいと思いますが、内省的な時間、沈黙の時間を取って、みずからの内を振り返り、反省することが大事なのです。これは、幸福の科学が説く四正道のなかの「反省」として完成することになるでしょう。

最後の「般若波羅蜜多」は智慧の完成ということですが、これは四正道のなかの「知」にあたります。私は霊的な知恵の集大成をしたいと考えており、実在界にある叡智を、仏法真理の書籍として提示していきたいと思います。

また、みなさんの個人レベルでの体験においても、心の窓を開いて、みずからの守護霊の声を聴くという現象が出てくることもあるでしょう。みずからの心の曇りを取り除いた証明として守護霊からインスピレーションが与えられるようになるだろうと思います。

そのように心の窓を開いた人が、その後おかしくならないための方法論として、他の五つの徳目があるのだと考えます。すなわち、「与える愛」「ストイックな生き方」「耐え忍び」「学習の継続」「内省的な時間をとる」ということが、心の窓を開いた人間を守るために、大切な役割を果たすのです。

以上で、「六波羅蜜多」の現代的解釈とします。

【大川隆法『釈迦の本心』第三章「六波羅蜜多の思想」より抜粋】
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明日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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◆「天御祖神 感謝報恩植福」について

・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。

・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。

日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。

・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福です。

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・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)

(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)

・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。 
(『現代の武士道』)

・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
 (「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)

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―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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文責:蒲原宏史 

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