(7/4-1)185『正義の言葉「仏説・降魔経」を読む ②悪魔が勧めた伝統的宗教修行―真理の運動こそが「地球を救う光」

正義の言葉『仏説・降魔教』

32 重い石は池に沈み、軽い油は表面に浮かぶ。しかし、煩悩の重さは、誰が決めるのか。

【大川隆法 箴言集『人格への言葉』より抜粋】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

7月7日は主の御生誕日です。7月7日13時より、別格本山・聖地エル・カンターレ生誕館より中継します。当日の本会場の別格本山・聖地エル・カンターレ生誕館に全国・海外支部の代表者が参集し、全国・海外の中継会場を結んで、主への御生誕への感謝と「復活の祈り」を捧げる最大の式典とさせていただきます。7/7(日)~7/15(月・祝)まで、「御生誕祭」を開催致します。

7/14(日)は、津支部にて御生誕祭期間の後半における信仰心の結集の機会として、「『地球を包む愛』セミナー」を開催し、全国・海外の主要な精舎・支部にて、導師団を結成し、一同にて御生誕祭版「復活の祈り」を捧げると共に、「主の願われる夢の実現」に向けて救世運動を前進させ、全世界にエル・カンターレ信仰を打ち立てる誓いを捧げてまいります。

御生誕祭に合わせて発刊予定の『地球を包む愛』ならびに、楽曲CD「天御祖神の夢/天御祖神の降臨―Renewal 
ver.」を通して、すべての人の心を救済されようとしている主の大いなる愛を学び取り、エル・カンターレ信仰を深めると共に、天御祖神様の御名を全国・全世界に伝える決意を固めます。

この聖なる日に向けて、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

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さて、ここからは、主の御教えを世界へと広げるために、教典『大川隆法 
東京ドーム講演集』から第1章の「信仰の勝利」を共に振り返ってまいります。主におかれましては、一九九一年七月十五日に、東京ドーム第一回大講演にて「エル・カンターレ宣言」をなされました。この聖なる日を魂のなかに刻印して、主とともに全人類救済の旅立ちの一里塚を私たち仏弟子は超えてきました。信仰の名の下に勝利以外の結果はないことを全世界に知らしめた主の救世の獅子吼です。経典をお持ちでない方は、支部や精舎、全国の書店でお求めください。仏弟子必携の一書です。【税抜き1800円】
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■信仰の勝利
4真理の運動こそが「地球を救う光」
○地球のわれらは銀河のなかの希望の光

あなたがたは、孤立無援な存在ではない。それは、この地上においてのみ、孤立無援な存在ではないと言っているのではない。

この地上には、わずか五十数億の人間が生きているにすぎないが(※1991年当時)、この地を去った、はるかなる天上界には、五百数十億人の霊団がこの地球を中心として住んでいる。

そしてまた、この太陽系を超えたる世界においても、無数に近い太陽系がある。そのなかでも、人類に似た人々は、あなたがたと同じように、幸福を手にするために、日々、精進を努めているのだ。

さすれば、あなたがたの人生観は、今までの数十年のなかで培われたものでもって測られてよいわけではない。

この地球五百数十億人の霊団が、いかなる使命を持って、今、存在しているのか。大宇宙のなかで、いかなる使命を持って存在しているのか。それをも考慮に入れなくてはならないであろう。

われらは、この銀河のなかにおける希望の光であるのだ。そして、希望の光であるとともに、今また、銀河の他の惑星の人々からも、「この地球は、どういう方向に進んでいくのだろうか」と、大いなる心配をもって眺められている存在でもあるのだ。

○何ゆえに幸福の科学が真理の広宣流布に立ち上がっているか。
われわれはすでに数多くの予言をなした。
その多くは、恐るべき事実に彩られていたであろう。
しかしながら、それはあくまでも警告である。
今、これから向かってくるところの十年、来世紀の十年は、
数限りない天変地異、戦争、そして、多くの人々の死が予定されている。

しかし、私は言う。
それは予定である。あくまでも予定である。
「このままであれば、そうなる」と言っているにしかすぎない。
なぜならば、この地上においては、光と闇とは相対的なるものであり、
光強くならば、闇退き、
闇強くならば、光、一時期は退却するかに見えるものである。
そのわずか二つの変数を持っているところの、この方程式が、
いかなる結果をもたらすかは、ここ十年で決まる。

よく知るがよい。
何ゆえに、幸福の科学という、この団体が、
今、死力を尽くして真理の広宣流布に立ち上がっているかを―。
これを一団体の欲得と思うか。
これを一宗一派の運動と思うか。
まかり間違っても、
大川隆法という名の個人の利益や欲得のためにやっていることではない。
私たちの、この真理の運動こそが、地球を救う光なのだ。

今、数多くのロウソクの光が日本に灯った。
ああ、わずかのうちに灯されたる、そのロウソクの炎よ。
限りなく頼もしく見える、この灯火たちよ。

されど、されど、されど、されど、
あなたがたは、その肉体を抜け出し、はるかなる宇宙より、この地球を観てみよ。
その姿を想像してみよ。
青い地球が暗闇に沈もうとしている。
その表面は暗い想念の曇りに閉ざされ、神の光を遮(さえぎ)ろうとしている。
そして、暗い時代が始まろうとしている。

はるかなる天空から見た場合に、
そのロウソクの炎が、
いかに頼りなく揺れているかということを、想像するがよい。
それも、この、小さな、小さな、小さな、小さな、日本という国に、
わずかに揺れているのみなのである。

【大川隆法『大川隆法 東京ドーム講演集』第1章「信仰の勝利」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。皆様の祈りの結集をお願いいたします。

さて、ここからは、私たち仏弟子の生命ともいえる、「仏説・正心法語」について共に考える機会を得たいと考えています。本日は、『仏説・正心法語』第七番目、最後の経文である『仏説・降魔経』についてです。

『正義の言葉「仏説・降魔経」』は、『仏説・正心法語』の最後を飾るお経であり、今までにない経文だと言われています。悪魔との対決についても、「幸福の科学」の基本教義として、明確に根本経典の中に入っています。それでは、引き続き経典『仏陀の証明』より主の御解説をご紹介いたします。
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●悪魔が勧めた伝統的宗教修行
(前回の続き)
そのように、『ヴェーダ』を学習して、聖火にいろいろな供物を捧げてお祀りすることが、当時の通年では、いわゆる善業(善い行い)でした。それが、善業を積むこと、功徳を積むことであると、当時は考えられていたのです。

「『ヴェーダ』の学習をし、聖火を祀って、いろいろな供物を神に捧げるのが、功徳を生むことなのですから、あなたもそうしなさい」と、このナムチ(悪魔)は釈迦に勧めたのです。ですから、その時点で考えてみると、非常に理路整然としていて、まともなことを言っているように感じるかもしれません。

現代にこれを置き換えてみたら、どのようなことかというと、たとえば当会に対してならば、すでに現在ある程度固まっている、伝統的な教学や修行方法を進めることにあたるのでしょう。今では当会はかなり発展していますが、当会が始まる前なら、どんなかたちで悪魔が勧めるかというと、たとえば、仏教なら先祖供養を現在どこでもやっていますから、「あなたも、毎日毎日、『法華経』を唱えて、先祖を供養する道に入りなさい」というようなことを言ったかもしれません。

先祖供養そのものは間違いではありせんが、その道に入った場合には、新しい宗教としての道としての道はないのでしょう。現に踏襲されていて、いろいろなところですでにやっていることを、ただ真似するだけです。そうした先祖供養を勧めたかもしれません。

あるいは、「仏教の本質は、座禅にあるのだから、あなたは、新しい道を開こうとなどしないで、永平寺かどこかへ行って、まず禅の修行でもするべきではないか。―悪魔はこのように勧めるかもしれません。・・・

ですから、その当時、伝統的に価値があると思われることを勧めるわけです。・・・

二千数百年前は、こうした悪魔、ナムチが現れて、「『ヴェーダに基づくバラモン修行をやったほうがよいのではないか』ということを、一生懸命に勧めたのです。

これに対して釈尊は、「私には信念もある。精進もある。智慧もある。いまら、お前が勧めるような、陳腐化した善行を積んで救われたいなどとは思わない。悪魔よ。おまえは、そうした善行を積もうと思っている人たちのところへ行って、その法を説け。おまえは、古い『ヴェーダ』に基づいて功徳を積みたいと言っている人のところへ行って、説教すればよい。私にはそんなものは聞かない。私は、自分の信念と精進と知恵にかけて、道を拓くのだ」と悪魔を一蹴したのです。

【大川隆法『仏陀の証明』幸福の科学出版 より抜粋】
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悪魔ナムチの惑わしは、仏陀に対して、伝統的な作法を墨守して、新しい教えを伝道し救済活動などやめることを勧めています。古い伝統に縛り付けて、新しい救世活動を止めようとしています。

これは、現代においても同じように感じます。例えば、幸福実現党が、現代社会の政治や経済の問題点を指摘して、新しい時代や文明社会を構築することを提案しても、古い伝統や、これまでの考え方から脱却できずに、政界への進出を一生懸命押しとどめようとしています。これ等も現代の悪魔の抵抗となって現われています。

また宗教でも、古い伝統のある宗教は信用できるが、新興宗教は間違いである。など偏見がマスコミや教育界に蔓延しているのも、正しい教えが広がるのを恐れる悪魔の働きです。光が強くなると、闇もまた濃くなるように、暗闇を象徴する魔の存在は、正しい教えが説かれる正法の時代にその活動を活発化させます。私たちは、この魔の働きを封じて、光をどこまでも広げる伝道活動を、主とともに、法友とともに、頑張らなければなりません。降魔は伝道に必要不可欠な力であることがよくわかります。

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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。

この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。   その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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TEL:0596-31-1777
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文責:蒲原宏史 

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