日本語だけでも読んで主についていきたい皆様

こんにちは。
なんだか急に寒くなりましたが、お元気ですか。
高市早苗氏が日本初の女性首相になり、元イギリス女性首相マーガレット・サッチャーになぞらえて、保守系女性リーダーとして期待する声が高まっています。
高市氏自身もサッチャーを尊敬しているとのことで、サッチャー自伝を愛読書に挙げています。
高市氏を幸福の科学的にどう見るかについては「THE FACT」で幸福実現党の里村英一政務調査会長が、
【徹底比較】高市新総裁は“日本版サッチャー”になり得るのか? と題して語っていますので、ぜひご視聴をおすすめします。

里村氏は、高市氏が日本版サッチャーを目指すうえで非常に重要なことを指摘していますが、それをご紹介する前に、主が『黒帯英語初段⑥』に収録してくださっている、2013年4月に同氏が亡くなった際の英紙の追悼記事から、サッチャーに関する英語をいくつか見てみましょう。
★『黒帯英語初段⑥』

#633 Thatcher: the great transformer
(サッチャー、偉大な変革者)
#634 Margaret Thatcher was a political giant in a declining nation who stood for a smaller role for the state.
(マーガレット・サッチャーは、当時、衰退していたイギリスにあって、小さな政府を標榜した政治的巨人だった)

彼女の政治的遺産を象徴する言葉が「小さな政府」です。
これは幸福実現党の思想と一致しており、菩薩界出身の高級霊サッチャーが真理にかなった政治を推し進めたことがわかります。
次の単語もサッチャー的政治のキーワードとして頭に入れておきましょう。
#641 privatisation(民営化)
#645 free markets(自由市場)
#688 “Iron Lady”(鉄の女)
『初段⑥』のこのトピックは、英紙フィナンシャル・タイムズの、自国の偉大な政治家に対する敬意が感じられる良い英文です。
また政治・経済の重要用語が数多く出て来ますので、英語はもちろん、日本語で読むだけでも大変勉強になります。
この機会に学習をお勧めします。
さて、「THE FACT」で里村氏はこう語っています。
「何がサッチャーさんの鉄の意志を支えたかというと、子供の頃からキリスト教の精神が入っていたこと。
(中略。それに比べると高市氏は)内側の信念とか、心に関する部分で、ちょっとまだ見えない感じがあります」
そこで、高市氏の愛読書であるサッチャー回顧録から、サッチャーが自らの宗教心を明かしているくだりを、彼女自身の名文でご紹介します。
長い回顧録の締めくくりの文章です。
Of course, no human mind, nor indeed any conceivable computer, can calculate the sum total of these experiences in terms of happiness, achievement and virtue, nor indeed of their opposites.
(勿論、これらの経験に関して、幸福、業績、徳の面から、あるいはそれらの反対の面から合計を計算することは、どんな人間の頭にも、考え得るいかなるコンピューターにも、できることではない。)
It follows therefore that the full accounting of how my political work affected the lives of others is something we will only know on Judgement Day.
(ゆえに、私の政治上の仕事が他の人々の人生にいかなる影響を及ぼしたかの総決算は、最後の審判までわからないということになる。)
It is an awesome and unsettling thought.
(それを思うと畏怖の念に襲われ、心は落ち着かない。)
But it comforts me to think that when I stand up to hear the verdict, I will at least have the people of the Church of the Holy Cross in court as character witnesses..
(ただ、私がその評決を聞くために立ち上がる時には、少なくとも聖十字架教会の人々が法廷における私の人格の証人になってくれるだろう。そう思うと心が慰められる。)
つまり、自分の政治的業績の判定は神の裁きが下るまでわからないが、少なくとも自分の人格(character)つまり心の面に関しては、神の前に進み出て何ら恥ずるところはない――。サッチャーはそう言いたかったのでしょう。
最後の審判とは日本的にいえば「閻魔大王の裁き」です。
高市氏に近い政治思想を持っていた政治家で国葬になった人物がいましたが、「『国葬』になっても閻魔様に舌を引っこ抜かれる奴もいる」(『地獄の法』あとがき)わけですから、やはり政治家にとって肝心なのは首相の座そのものでも権力でもなく、人としての「正しき心」です。
高市氏にも、信仰心の篤かったサッチャー氏のように、神仏の心を心とした政治を実現していただきたいものです。

主よ、尊い英語教材である黒帯英語シリーズをお与えくださり、
まことにありがとうございます。

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また次回、日本語だけでも黒帯についていくためのお役立ち情報をお届け致します!
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