(12/20-1)【基礎教学通信】353『太陽の法』を読む86「太陽のメッセージ2」悟りとは何か、その極致とは5―『悪魔の嫌うこと』美しい人生を生きるための秘訣―『復活の法』九次元の修業

『太陽の法』
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93 「経営の神様」とは、智慧のかたまりである。どんな技でも使い分ける。

【大川隆法 箴言集『コロナ時代の経営心得』より抜粋】
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さて、降魔成道記念日を迎えて、あらためて「悪魔」とは何かを、主の御教えから振り返ってまいります。本日は経典『悪魔の嫌うこと』より降魔についての学びを振り返ります。経典をお持ちでない方は、この機会に是非ご拝受ください。【税抜き1600円】

―本書には、エル・カンターレの説く、悪魔の嫌う三箇条が明らかにされている。精読の上、くり返しお読み頂きたい。その価値は無限で、国民全員に、そして、全世界の人々に読んでほしいと痛切に願っている。

大救世主降臨を知らずして、今、知るべきことはない。求めよ、さらば与えられん。真実の智慧を体得するがよい―「まえがき」より
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■『悪魔の嫌うこと』
6 美しい人生を生きるための秘訣
「悪魔の嫌うこと」と題し、主として三つの考え方やあり方について述べました。これ以外にもたくさんの考え方がありますが、あまりいろいろなことを言っても難しくなります。

結論的にまとめ直して見るならば、一番目は、「嘘をつかない正直な生き方をしましょう」ということであり、二番目は、「コツコツと努力する、勤勉な生活をしましょう」ということであり、三番目は、「どのような立場にあっても、最後まで希望を捨てずに、明るく積極的な生き方をしましょう」ということです。

こういうことを心掛けていただきたいのです。

そうすれば、悪魔はあなたから遠ざかり、天使があなたに微笑みかけることになるでしょう。

人生は、この世だけではありません。子の後にもねこの世を去った世界で魂の生活は続いています。

その魂の生活のためにも、今世を無駄にしないことが大事です。今世を大切に大切に使い、無駄にしないでください。両親から頂いた体を無駄にしないでください。

世間の多くの人々が自分を生かしてくれていることに対して、感謝の気持ちを持ってください。

また、「仏や神が、このような偉大な修業の機会を与えてくれた」ということの喜び、「今世、この時代に生まれて、人間として生きられる」ということの喜びを十分に知ってください。

それが、あなたが美しい人生を生きるための秘訣でもあるのです。

【大川隆法『悪魔の嫌うこと』第1章「悪魔の嫌うこと」より抜粋】
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さて、ここからは、「幸福の科学」の原点に立ち返り、幸福の科学が全世界に広げようとし
ている教えを共に再確認させていただきます。幸福の科学に入会・三帰されて間もない方や、これから、新しい方を伝道するに当たって、幸福の科学の教えをどのようにお伝えしたらよいのか。ヒントになれば幸いです。

今日も経典『太陽のメッセージ』を引用しながら、幸福の科学の基本書である『太陽の法』の大切さを共に学びます。本書は1998年の年末に『太陽の法』の講義としていただいたものです。【現在は絶版となっています】
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■『太陽のメッセージ』Part2
第1章「悟りとは何か、その極致とは」
20 「宇宙即我」の悟りへ向かう霊的進化

太陽界の悟りについて説明してみたいと思います。太陽界といっても狭義の太陽界のことですが、如来界よりももう少し高いところにあります。狭い意味での太陽界とは八次元の上段階の世界のことを指します。そこには、ソクラテスであるとかプラトン、老子や墨子、このような方がいらっしゃいます。キリスト教系ではミカエルのような人もいらっしゃいます。

こうした狭義の太陽界に行きますと、第一段階の宇宙即我の体験ができるのです。はるか上空から地上や自分を見下ろす体験ができるようになってまいります。

さらにその上の九次元の悟りに入りますと、第二段階の宇宙即我です。別名、「銀河即我」というような境地があることが言われています。そしてその上の段階になりますと、ほんとうの「宇宙即我」あるいは宇宙の中の自分といいますか、全宇宙の意識と自分とが一致するぐらいのところまでいく第三段階があります。さらに踏み込めば、「神即我」の境地まで行く段階があるわけです。このような悟りの段階があるといえます。

これについては、みなさんの勉強が進めばそれなりのものをどんどん出していくつもりです。ある程度はわかるのです。わかるのは自分の力ではなくて、もちろん他力でありますが、他力の力としてある程度わかってきます。そうした考え方があります。

少し戻りますが、如来界をさらにこまかく分解して説明してみたいと思います。もちろん如来界のなかでも悟りのレベルがあるのです。ただ、その区別を厳密に語ってもそれほどわかるものでもないので、大まかにつかんでいただきたいと思います。梵天如来は、自分が複数化して現れたりするので、多少戸惑っている段階でありますが、それと「宇宙即我」の教義の太陽界の段階までの間には、だいぶ差があることはお分かりと思います。その途中で自己の認識能力と、仕事能力に多少の段階の差があると思っていただいてけっこうです。

ですから高くなればなるほど縦横無尽、融通無碍で、ほんとうに自由自在な活動をするようになってくるのです。その意味で、霊的進化はおもしろくてたまらないのです。孫悟空の世界のようになってきて、思ったとおり、自由自在に自分の力を発揮しながら仕事ができるのです。究極の自己実現とは何かといいますと、このような如来の世界に入っていくような経験をするとするならば、やはりそういうことになるでしょう。自分の限界がなくなってくるわけですから、これほどおもしろいことはありません。仕事の能力限界がなくなるのです。量においても限界がなくなってくる。これほどおもしろいことはないのです。

だからこそ、みんな競って進化といいますか、悟りを得たがるわけなのです。悟りを得ればそれだけのことができるようになってくるのです。実におもしろいことです。そのような意味では全知全能の神様になるのがいちばんおもしろいのでありますが、そう簡単にはなれないというところがあるわけです。

21 釈迦の悟りについて

さて、釈迦の悟りについて述べてみたいと思います。まず菩提樹下の悟りがありましょう。これについては『釈迦の本心』の第一章で多少ふれてみました。釈迦の悟りがどのようなものであったのか、この全貌をやがて明らかにしたいと思っています。・・・(中略)

ですから、私としては同じことを繰り返していってもあまり意味がないので、できれば釈迦の思想がどのような内容を持ち、どのような段階があって、それぞれ説いていく段階で、どのような内容のふくらみがあったのかということを明らかにしたいと考えています。現在は時間がなく、まだ肉体を持っていて霊のように分化ができないものですから余裕が無いのです。【※1989年当時】歴史のなかで派生していった何万巻あるいは、何百万巻といわれる経典などは無視して、釈迦の思想としてどのようなものがあったのか、これの全体を出してみたいと思っています。

『釈迦の本心』もその一部が出ておりますけれども、さらにさらに奥があります。そのあたりをやがて出したいと思っています。そして『釈迦の本心』を出したあとには『ヘルメスの本心』や、『トスの本心』、『ラ・ムーの本心』というように出しはじめると、きりがないのですが、出してみればおもしろいと思います。【※その後2018年2月16日霊言『ラ・ムーの本心』をはじめとして、主の魂のごきょうだいの霊言が下ろされました】過去に生きた人がどのような思想を持っていたのか、その全貌を明らかにすると、ものすごくおもしろいのです。意外な考え方がたくさんあって、大きな発見があります。

ですから、自分で悟るのもよいのですが、やはり現にある他の方が経験された悟りを学ぶことによって、そうとう時間を圧縮することができます。進化速度が速くなりますから、学べるものは学んでおくに限ると思います。

また、中道の考え方としても、あとでまたもう少しくわしい思想を出していくつもりです。まだ簡単に左右の両極端を去って中道に入れという言い方をしておりますし、『新・心の探究』第2章にあります「心の悩み」の章などでも、まだ中道に思想には発展の考え方が欠けているというようなことを述べております。もちろん釈迦時代で言えばそうしたことになるのです。たしかにそれまでの中道の思想には発展の考え方が抜けているので、「中道からの発展」ということを一つの課題としてもう少し説いてみたいと思っています。

幸福の科学の今回の目的は、いわゆる「中道からの発展」にもあるわけなのです。反省の教えを説いてみたり、発展を説いてみたりして、両方の教えがあってどうなるのかということですが、それを統一する理念はこの「中道からの発展」という概念にあるわけです。

さて、次に釈迦入滅のときの悟りについてでありますが、そのときに出ていた釈迦の弟子も、多少は現在、私の近くにおります。釈迦がなくなるときに教団も五千人の大教団となり、そしてその教えを信奉する者は何十万人いるかしれないということでありました。

22 真理学習の時代へ向けて

幸福の科学も、やはりサンガーをつくりたいと考えております。といいますのは、やはりこれが一番力を発揮できるからです。【※その後1995年に第一次霊言時代が終わり「三宝帰依体制」が確立】仕事の片手間で真理の探究・学習・伝道をしていただいてもよいのですが、そればかりでは、勢いよく広がりませんし、ほんとうの救世運動に発展してゆかないのです。ですからほんとうの救世運動をおこしていこうと思うならば、やはりプロになっていただくしかないのです。プロを数多くつくらなければ地上天国・ユートピアはできないということなのです。

私自身も会社づとめをしながらやろうと思ったこともありましたが、やめてこの道に入って二年間、【※説法当時1989年・立宗は1986年10月6日】やはり勤めながらやって十年かかってもできないくらいの仕事をしたと考えています。時間というものはものすごく貴重です。ですから、現代的にもやはり、ある程度のサンガーをつくったほうか、ほんとうの力になると考えています。

その運営のためにはどうするかということを考えているわけですが、・・・「中道からの発展」という考えに沿って、できればこれからは真理学習の時代と申しますか、真理を知らなければもう人間としては恥ずかしくていられないという時代が来ると私は思っていますし、むしろ積極的にそのような時代にしていかなければならないということです。

幸福の科学の講師は、やはりプロとして教えてほしいのです。塾や予備校などでも教えているくらいです。受験技術などというようなものはほんとうは二の次でもよいのです。ですから心の教えを説いていける方が、やはりプロで生活していけるぐらいの、そういった時代風潮をつくってゆきたいし、その意味でやはり、何千人かのプロ集団をつくることが先決であると思っています。何千人かの専門講師がいれば、日本中が相当変わります。是非ともそうしたいと思っています。

23 九次元の悟りの三つの条件

「九次元の悟り」についての条件を三つあげてみましょう。一番目は、どのような人にも対機説法ができるような、縦横無尽な法を悟っていること。これが大切です。菩薩の段階ではやはりこれが難しいのです。菩薩ではなかなか縦横無尽な法を説くことができないのです。そのために、どうしても拠りどころがいります。それそって、法の解説をし、伝道をする。これはやはらり菩薩の基本スタイルなのです。


縦横無尽な法が説けるためには、やはり法そのものの全容をつかんでいなければ説くことができないのです。それゆえにこれが九次元の悟りの条件にもなるのです。

また、二番目は創世記についての悟り、宇宙の成り立ち、地球の歴史についても悟っていることがあげられます。これはいちばんわかりやすい基準の一つです。如来界のあたりでもそうとう偉い方がたくさんいらっしゃいます。教えを霊言集等で読んでみるだけでは、この九次元の大如来と八次元の如来とではどちらがどちらであるかわからないというところがあります。どこに違いがあるのかと申しますと、八次元の如来では、この創世記以来の歴史、というものは語ることができないのです。

語ることができないのは知らないからではなく、知っていても、許可されていないということです。そのような免許が出ていないのです。そこについて語ることが許されていないのです。この部分なのです。これがあるのです。ですから、九次元界に入りますと急に天地創造の話や、大宇宙の構造、あるいは歴史や神の心など、このようなことを縦横無尽に語りはじめます。このあたりにイニシエーションがあるのです。ひとつの秘儀が与えられているわけです。ここが八次元と九次元の違いです。

八次元の上段階の如来でも、力量的には九次元の如来とあまり変わらない人がたくさんいるのです。けれどもこの大宇宙の秘密、地球の歴史、魂の歴史、神の計画を語ることが許されているかいないか、ここに差があるのです。この秘義を与えられた場合に、九次元如来となることができるのです。こうした許可あるいは免許皆伝です。これがやはり降りてくるのです。したがって、これは滅多に降りることではありませんが、そのときはひじょうなお祝いになるわけです。

三番目には四次元以降の多次元世界の法則について悟っていることがあげられます。この多次元世界の法則ということもだいじです。特に次元別のあり方、法則の違いについて、ここまで九次元の人は悟っていなければいけないということがあります。

24 超能力信仰と読心術

釈迦自身は、六大神通力がもちろん備わっていましたし、九次元的な三世を見通す能力があったのですが、弟子たちが超能力信仰に陥る危険性をいち早く見抜いて、その盲信を戒めるために読心力以外の霊能力をあまり使いませんでした。すなわちこれは、「私にはあなたの考えていることが手に取るようによくわかる、今、お前が考えていることはこういうことだ。
そうだろう?」ということで、「だからよく私の言うことを聞き従って修行の道に励みなさい。」と、こういったたぐいの教え方に用いたのです。この能力は危険性がなくなくて、そして相手にある程度納得されます。「あ、そうなんだ。」と、帰依させる気持ちをおこすということで、いちばん危険性の少ない部分であったので、これをよく使ったわけです。

私はプライバシーに触れるのはあまり好きではないので、そこまではやりませんが、そうしたこともやろうと思えばできるのです。それはその人の守護霊に聞くことも可能でありますし、その人の意識を読み取ろうと思えばできるのでありますが、これはやはり紳士としての自己チェックの問題があると思うのです。これがなくて「あなたは三年前に別れましたね。」などということを指摘したりすれば、やはり問題が出てくると思います。やはり幸福の科学には、エレガントな雰囲気が漂っていますから、それなりにせまっていきたいと思っています。

25 九次元霊を順番に出す意味

さて、九次元には十人がおられて、それぞれが役割を持たれ、その範囲での問題を中心にとりあつかっておられるのはよくご存じだと思います。ニュートンについては本年【※1989年】初頭から三月にかけて霊言を収録いたしました。あとは、マヌ、マイトーレーヤ、ゼウス、ゾロアスターの四人が残っていますが、このあたりも順次出していきたいと思っています。九次元の法でこのあたりの人のものを出しますと、実を言えばまたそうとう感覚が違うものが出てきますので、みなさんの頭に入りにくいことがあります。ですから順番よくやっていかないといけないわけです。全然違うようなことをまた説きはじめますから、読者の頭の中で分裂が起きてしまいます。脳細胞の数を増やしておいていただかないと理解ができなくなる危険性・
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��あるのです。そういうわけで時間をおきながら、すこしずつ、まだだしていない九次元霊の霊言なども出してゆきたいと思っています。

『太陽の法』が出版されたときでも、まったくはじめてという斬新な感じで、今までの霊言集が少しかすんで見えたという印象を持たれた方がいらっしゃるのではないかと思います。これを読んだあと、霊言集が読めなくなったという感じさえ持たれたかもしれません。『太陽の法』の第四章の「悟りの極致」にしても、これを読んで驚嘆したけれども、さらに新しく出版された『観自在力』を読んでみれば、内容がもっと進んでいて、こんどは『太陽の法』のほうが初歩に見えてくるということもあるわけです。そのようなものです。この次に新しいものを出せば、それがまたかすんで初歩に見えてくるのです。ただ、確実に過程をふんで初歩の基本書に見えてくるためには多少の時間が必要になるのです。それでみなさんが学習をして・


�得してわかるところまでに時間がかかるので、多少はそのような時間的流れをおいて、次の法へと進んでいるわけです。

ですから「幸福の科学」でいちばん読者のみなさん方に要求される奇跡とは、頭がよくなることです。金粉などもよく降っているそうでありますが、頭がよくならなければ、法を全部理解することができませんし、私としても次の段階の法が説けないということがあるのです。

かくいう私自身も、いつどこで説いたか分からなくなりつつあって、法の整理がつきかねている部分もあります。講師陣にそのうち教えてもらおうと思っています。もちろん初期に説かれたもので、基本の法については講師陣に理解を深めてもらいたいという意味があります。

やがてもう少し時間がたって、この九次元霊をすべてお出しすれば、ようするに九次元の法といいますか、神のプリズムの根源のところの基本的な考え方がいったい何かということが全部わかるようになるわけです。そしいて、次に進むのは十次元の意識の考えです。その中身を引っぱり出すところまでにいくわけなのです。このように法が進んでいくということです。

ですからみなさんも学ぶということを投げ出さないで、ずっと頑張ってついてきてくださいることを祈っております。

【大川隆法『太陽のメッセージ』part2 第1章「悟りとは何か、その極致とは」より抜粋】
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続きまして、教典『復活の法』の第3章より「天国に還る方法」を学びます。これは、1988年11月20日に上級セミナーとして、『永遠の法』講義として賜ったものです。経典をお持ちでない方はこの機会に是非ご拝受ください。【税抜1800円】
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■「天国へ還る方法」―死後の行き先は生前の心境で決まる―
7 九次元の修行
『永遠の法』では九次元宇宙界についても述べていますが、結局、九次元の修行として最後に何かが残っているかというと、それは指導力なのです。

法の中身そのものについては、八次元までの人達によって、ほとんどの内容が説かれている面があります。八次元上段階、すなわち狭義の太陽界にいる人たちが説いていること自体は、九次元の霊人たちが説いていることと、あまり変わらないところまで来ています。

それでは、なぜ狭義の太陽の人たちは九次元にいないのかというと、指導力に差があると考えるべきです。彼らは、いつでもに入れるだけの準備はできているのですが、現に入っていない理由は、「指導力に差がある」ということです。あるいは、「魂としての力に差がある」と考えてもよいし、「役割としての違いである」と考えてもよいかもしれません。

九次元の修行としては、最後に指導力の修行が残っているわけですが、この指導力にも限界はありません。「どれだけ多くの人を指導したか。どれだけ多くの人を導いたか」ということにおいて、限界があろうはずはありませんし、地上の環境は次々に変わっていくので、それぞれの環境における指導の実績も、さまざまなものになります。こういう修行が最後に残っているのです。

みなさんの魂修行も、このプロセスを辿っていくことになります。

最後の段階である、指導力の修行をする前段階として、「悟りの高さ、感化力や影響力の深さ、悟りの幅の広さ」を求める修行が当然ありますし、その前には、「自分を空しゅうして、大いなるもののために奉仕する」という実践が必ずあります。

さらに、その前には、「真理そのものを学ぶ」という真理学習の体験があるはずですし、その真理学習の前には、「人間として、悪い生き方をせず、善人としての生き方をする」という修行目標があるはずです。

地獄界の修行目標については特に述べませんが、「少なくとも周りに害を与えない」という生き方、「マイナスよりはプラスを生み出す」という生き方ができることが必要です。

「あなたがいなければよかった」と言われる人間にならないことです。「あなたのせいで損害を受けた」と言われるようにでは、地獄で修行をすることになります。「あなたがいなければよかった」と言われる段階から、「あなたがいてくれてよかった」と言われる段階にまで、何とかしていかなければなりません。しかし、現実に地獄にいる人には、そのことについての認識が足りないのです。

本章では多次元構造の秘密について述べました。内容としては心の教えと次元構造を説いたことになります。(完)

【大川隆法『復活の法』幸福の科学出版 第3章「天国へ還る方法」より抜粋】
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『永遠の法』講義として賜りました「天国へ還る方法」では、九次元の修行として霊界の秘密を学びました。九次元大霊も修行しているということ自体が驚きです。根本仏は20次元以上の存在であるとも教えていだきましたので、私たちの修行は永遠の時のなかにあるということが分かりました。私たちに関連があるところでは、最後の教えが印象的でした。これは、教典『地獄の法』にも関連する教えであると思います。

『地獄界の修行目標については特に述べませんが、「少なくとも周りに害を与えない」という生き方、「マイナスよりはプラスを生み出す」という生き方ができることが必要です。
「あなたがいなければよかった」と言われる人間にならないことです。「あなたのせいで損害を受けた」と言われるようにでは、地獄で修行をすることになります。「あなたがいなければよかった」と言われる段階から、「あなたがいてくれてよかった」と言われる段階にまで、何とかしていかなければなりません。しかし、現実に地獄にいる人には、そのことについての認識が足りないのです』

私たちも、「あなたがいてくれてよかった」と隣人から言われるような生き方を目指して日々の心の修行に励んでまいりましょう。そして、主なる神を愛し、私たちの隣人を本当に愛するために「純粋なる信仰」を主に捧げてまいりましょう。

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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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Lord EL Cantare is my All. 主こそ私のすべて。
We are One, with our Lord.  我々は主と共に一体である。
One for All. All for The One. 一人は主のため、隣人のために。みんなは主の悲願のために。
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。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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文責:蒲原宏史 

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