(11/25-1)329経典『太陽の法』を読む 54エル・カンターレへの道―人生は日々の勝負なり―人類の道標

『太陽の法』を読む

64 人のかげ口を言う癖のある人とは、常に、一定の距離をキープせよ。

【大川隆法 箴言集『コロナ時代の経営心得』より抜粋】
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おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

新しき日を 迎えるにあたり、
主エル・カンターレに
心より お誓いいたします
本日も
正しき心の探究と
愛と
知と
反省と
発展の
幸福の原理を実践し
一層 悟りを高め
地上ユートピアの建設に
力を尽くして まいります。
生命ある限り
この仏法真理を 弘めます。
どうか 私の
今日の誓いを
お聞き届けください
ありがとうございました(合掌)

11月23日は38年を迎えます初転法輪記念日でした。皆様誠におめでとうございます。初転法輪とは、今から38年前の1986年11月23日に、主エル・カンターレ大川隆法総裁先生が、東京・日暮里の地(現初転法輪記念館)にて、初めての説法をされて、法輪を転じられたことです。この聖なる日に仏弟子相集い、心からの感謝を捧げるとともに、たとえ何があろうとも、主の御名と主の教えを地の果てまでも伝えていく伝道の発願を捧げさせていただきます。

初転法輪記念式典は26日(火)まで連日、10時・13時・19時に執り行います。この期間に、主への感謝と報恩の誓いを直接捧げさせていただきます。皆様万難を排してご参集ください。

さて、ここからは、「幸福の科学」の原点に立ち返り、幸福の科学が全世界に広げようとし
ている教えを共に再確認させていただきます。幸福の科学に入会・三帰されて間もない方や、これから、新しい方を伝道するに当たって、幸福の科学の教えをどのようにお伝えしたらよいのか。ヒントになれば幸いです。

基本三部作の『太陽の法』を引用しながら、幸福の科学の教義を共に学びます。なお、経典『太陽の法』は、光とは何か。仏法真理とは何か。という問いに答える幸福の科学の教えの基本です。また、後半では、『永遠の法』も少しずつ読んでまいります。『永遠の法』は、エル・カンターレの空間論についての教えです。
経典をお持ちでない方は、ぜひ拝受ください。全国の書店や支部や精舎よりお求めいただけます。【税込み2200円】

本書は、『太陽の法』(法体系)、『黄金の法』(時間論)に続いて、空間論を開示し、基本三法を完結する目的で書き下ろしたものです。これでエル・カンターレの法の輪郭が見えてきたことでしょう。今、永遠の神秘が明らかにされました。伝説と神話のベールに覆われていた、地球系霊団の最高の秘密が明らかにされたのです。世界全宗教の統合、超越の悲願を掲げて、本書を世に送り出します。【『永遠の法』まえがきより】
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第6章 エル・カンターレへの道
4 人生は日々の勝負なり

この世の執着を去って、心をはだかにして、仏の子として生きてゆくことを誓ったとき、あなたがたは、一体何をなせばよいのでしょうか。

あなたがたのなすべきことは、山にこもったり、滝にうたれたり、あるいは、断食をしたり、座禅ばかりして日々を過ごすことではないはずです。人間は、山にこもるために生まれてきたのではありません。人間は、断食をするために生まれてきたのでもありません。そんなことでは悟れないことを、二千五百年前に、インドの釈迦が、証明しているではないですか。彼の人生をむだにしないためにも、そうした肉体行のなかに悟りの因はないということを、あなたがたは気づかなければならないのです。

肉体を極端に快楽のなかにどっぷりとつける生活のなかにも、肉体を極端に痛めつける肉体行のなかにも、本当の悟りの因はありません。これら左右の両極端をすてた中道の生活こそ、仏が期待している生活なのです。

人間が心であり、魂であるからといって、肉体をそまつにせよといっているのでは、もちろんありません。肉体とは、人生修行のために、両親の縁でもって、仏からいただいた大切なのりものなのです。

お金を出しさえすれば、簡単に買える車でさえ、「愛車」だとかいって、毎日毎日ピカピカに磨きあげている人がおります。しかし、車を大事にするぐらいなら、自分の体をもっと大切にし、健康のため、適度の運動と、調和のとれた栄養を考えて、維持しておくべきです。そして、睡眠をしっかりとり、規則正しい生活をすることです。また、人間の理性と知性を狂わすアルコールなどというものに、魂まで奪われないことです。アルコールがなければ生きてゆけないようになると、やがて人間は理性を失い、地獄の悪魔たちに肉体を支配され、肉体をあけわたしてしまうようになります。それが、必ず仕事の失敗、家庭の崩壊へとつながってゆくのです。

左右の両極端を去って、中道の生活に入るべきだと言葉でいうのは簡単ですが、それを実践するのは、たいへんむずかしいことです。中道の道とは、考えれば考えるほどに、奥の深い道なのです。では、どうしたら中道の生活に入ることができるのでしょうか。どうしたらそのモノサシを手に入れることができるのでょうか。人々の次なる疑問は、ここにあります。

中道の道に入るためには、まず、二本のモノサシが必要です。一本は、いうまでもなく八正道を中心とした自己反省のモノサシです。もう一本は、愛の発展段階説を基軸とした自己観照のモノサシです。この二本をモノサシとして生きていただきたいのです。

八正道とは、正しく見、正しく思い、正しく語り、正しく行為をし、正しく生活し、正しく精進し、正しく念じ、正しく定に入るべしという教えです。これは、「正しさ」というものを基準として、自分の心と行いの両極端な揺れを修正し、中道を見出すための方法だといえます。すなわち、中道のなかにあってこそ他人と仲良く生き、大調和の生活ができるからです。しかし、正しさを基準として、自己反省ばかりしていることが、消極的、厭世的なる人生に堕す危険は、いましめねばなりません。つまり反省にとらわれすぎると、人生は前に進まないことにもなりかねないからです。

自分をしっかりと反省ができたならば、つぎは、それをどのように心で、どのように行いで、あらわしていくかです。すなわちそれは、感謝行ということになります。では、感謝行とはどういうものでしょうか。

人々に、「ありがとう」ということですか。たしかに、それもひとつです。しかし、ほんとうの感謝行とは、もっと積極的なものです。つまり、「あなたは、他人に一体何をしてあげたか」、そこに、ほんとうの感謝行があります。

それは、やはり愛なのです。与える愛です。与えつづける愛です。無償の愛の実践なのです。これが、ほんとうの感謝行のあり方だといえます。そこで、ときおり、自分がいま、「愛する愛」の段階にいるのか、「許す愛」の段階にいるのか、それとも、「存在の愛」の段階に入ったのかを自問自答してみる。すなわち、自らの成長を自己観照してみることが必要です
なぜならば、愛の発展段階は、あなたの成長の確かなバロメーターであり、そこに、日々の進歩があるからです。

「反省」と「進歩」。この二本のモノサシが、仏の子としての本当の人生の証なのです。ですから、日々反省し、自らの極端な思いと行動をいましめ、日々、自己観照して、自らの進歩をふりかえってみなくてはなりません。そうするときにはじめて、人間は、人生の日々の勝負に勝利しているといえるのです。

【大川隆法『太陽の法』第6章「エル・カンターレへの道」より抜粋】
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続きまして、経典『永遠の法』より、空間(霊界構造)に関する教えを振り返ります。
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第五章 八次元の世界
5人類の道標

こうして、人類を取り巻く世界の本質を知ったとき、「人類はなぜ生かされているのか。人間はどのように生かされており、どのように生きていかねばならないのか。人生の目的はどこにあるのか」ということが明らかになってきます。仏が創った世界を概観し、その本質を見抜くことは、人類が生きていくための道しるべ、人類の道標を喝破することになるのです。

人類が生きていく道しるべ、道標とは、どのようなものでしょう。それは、人類のすべてが、「光」「空間」「時間」という三要素からなる、仏の創った世界に生かしめられていることを認識し、その世界を創っている意図を見抜くことなのです。

では、「光」「空間」「時間」の三要素で、仏はいかなる世界の構築を意図しているのでしょうか。

仮に空間を一つの透明なガラス箱のようなものだと考えてみてください。この透明なガラス箱のなかに、片隅から光がさしてきて、その光は箱の中を反射しながら動いています。その光はガラス箱のなかに閉じ込められており、箱のなかをいろいろと移動して、さまざまな風景、光の芸術を作り出しています。

壁に当たった光は、反射して次の壁にあたり、また反射して次の壁にあたります。このように、透明なガラス箱のなかで、光は次々に動いているのです。

こうした世界観で、宇宙の歴史と人類の歴史を考えてみると、光が単なる偶然の産物として生かしめられているのではなく、合目的的に物事が進んでいることは明らかです。すなわち、根本仏から発せられた光が、偶然ではなく一定の目的を持って、宇宙の進化と人類の進化を司っているのです。

仏の光が活動するにあたっての目的は、大きく二つに集約することができます。

目的の第一は「進化」です。宇宙を見、地球を見、地球の歴史を見、人類の歴史を見たとき、そこには、進化という偉大なる目的、目標が潜んでいます。これは誰も否定することはできないことです。

より高次なものを求めているからこそ、人類は生かしめられているのであり、そうであるからこそ、人類は生きていく値打ちがあるのです。もし人類が堕落するためだけに生きているのならば、その存在意義自体が疑われなくてはなりません。なぜ堕落するために存在しなくてはならないのでしょうか。

たとえば、粘土からさまざまなものをつくるのは、形なきものから形あるものをつくっていくことに、素晴らしい喜びを感じるからではないでしょうか。ところが、粘土からつくった像や猿、人間などが、ただの粘土に還っていくためだけに生きているのならば、まったく意味がないことになってしまいます。

形なきものから形あるものへと変化していく―これが進化の本質ではないでしょうか。

形なきものから形あるものへと、より素晴らしいものへと発展していく進化が、人類の目標の一つならば、もう一つの目標は「調和」です。偉大なる調和、偉大なる調和、大調和です。では、大調和とは何でしょうか。

仏が、広大無辺な部屋に粘土の山を創り、この粘土から、太陽を創り、地球を創り、月を創り、植物を創り、動物を創り、人間を創り、いろいろなものを創ったとしましょう。

このように、形なきものから形あるものへと進化していくこと自体はすばらしいことですが、次に問題となるのは、それぞれの被造物、創られたもの同士がいかに整然と美しく存在しているかということではないでしょうか。

植物と動物と人間との均衡、太陽、地球、月、その他の惑星と、他の宇宙空間との釣り合い、昼と夜との釣り合い。海と陸との釣り合い。暑さと寒さとの釣り合い―。仏が次に考えることは、こうした調和でしょう。

結局、人類の歴史を見ると、進歩と調和、進化と調和という二大目標を中心に、時が流れてきたと言えるのではないでしょうか。

【大川隆法『永遠の法』幸福の科学出版 第5章「八次元の世界」より抜粋】
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前半の『太陽の法』では、正しさという中道には、二つのモノサシがあり、それが「反省」と「愛」であると教えていただきました。この考え方は、幸福の科学での日々の心の修行のなかでとても大切な点です。

本日の教えをふりかえるとこのようにありました。

『中道の道に入るためには、まず、二本のモノサシが必要です。一本は、いうまでもなく八正道を中心とした自己反省のモノサシです。もう一本は、愛の発展段階説を基軸とした自己観照のモノサシです。この二本をモノサシとして生きていただきたいのです。

八正道とは、正しく見、正しく思い、正しく語り、正しく行為をし、正しく生活し、正しく精進し、正しく念じ、正しく定に入るべしという教えです。これは、「正しさ」というものを基準として、自分の心と行いの両極端な揺れを修正し、中道を見出すための方法だといえます』

反省のモノサシは、『八正道』を中心として心の極端な偏りを正していく生活習慣でした。そして、もう一つのモノサシである「愛」については以下のように教えていだきました。

『自分をしっかりと反省ができたならば、つぎは、それをどのように心で、どのように行いで、あらわしていくかです。すなわちそれは、感謝行ということになります。では、感謝行とはどういうものでしょうか。

人々に、「ありがとう」ということですか。たしかに、それもひとつです。しかし、ほんとうの感謝行とは、もっと積極的なものです。つまり、「あなたは、他人に一体何をしてあげたか」、そこに、ほんとうの感謝行があります。

それは、やはり愛なのです。与える愛です。与えつづける愛です。無償の愛の実践なのです。これが、ほんとうの感謝行のあり方だといえます。そこで、ときおり、自分がいま、「愛する愛」の段階にいるのか、「許す愛」の段階にいるのか、それとも、「存在の愛」の段階に入ったのかを自問自答してみる。すなわち、自らの成長を自己観照してみることが必要です
なぜならば、愛の発展段階は、あなたの成長の確かなバロメーターであり、そこに、日々の進歩があるからです』

このように八正道による自己反省―「反省」と与える愛の実践による自己観照―「進歩」、この二本のモノサシが、仏の子としての本当の人生の証なのであることを本日学びました。
極めて重要な教えです。

また、後半の『永遠の法』では、人類の道しるべとして、このように説かれました。
『人類が生きていく道しるべ、道標とは、どのようなものでしょう。それは、人類のすべてが、「光」「空間」「時間」という三要素からなる、仏の創った世界に生かしめられていることを認識し、その世界を創っている意図を見抜くことなのです』

そして、結論としてこのようにお説きくださいました。

仏の光が活動するにあたっての目的は、大きく二つに集約することができます。

目的の第一は「進化」です。・・・より高次なものを求めているからこそ、人類は生かしめられているのであり、そうであるからこそ、人類は生きていく値打ちがあるのです。・・・
形なきものから形あるものへと変化していく―これが進化の本質ではないでしょうか。

形なきものから形あるものへと、より素晴らしいものへと発展していく進化が、人類の目標の一つならば、もう一つの目標は「調和」です。偉大なる調和、偉大なる調和、大調和です。・・・このように、形なきものから形あるものへと進化していくこと自体はすばらしいことですが、次に問題となるのは、それぞれの被造物、創られたもの同士がいかに整然と美しく存在しているかということではないでしょうか。

結局、人類の歴史を見ると、進歩と調和、進化と調和という二大目標を中心に、時が流れてきたと言えるのではないでしょうか』

本日の教えは、根本仏から人類全体へのメッセージであるという意味において大変重要な教えであると思います。

この大宇宙を念いによって創造された根本仏の意図を汲み取り、私たちの人生修行を完成させるべく、主の救世事業に力を尽くしてまいりましょう。

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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。
この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

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。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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https://hsise.com/
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TEL:0596-31-1777
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FAX:0596-31-1778
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文責:蒲原宏史 

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