23 レンガ一個は持ち上げられる。しかし、壁全体は持ち上がらない。細分化の原理を使え。
【大川隆法 箴言集『コロナ時代の経営心得』より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。
11月23日は初転法輪記念日です。初転法輪とは、今から38年前の1986年11月23日に、主エル・カンターレ大川隆法総裁先生が、東京・日暮里の地(現初転法輪記念館)にて、初めての説法をされて、法輪を転じられたことです。この聖なる日に仏弟子相集い、心からの感謝を捧げるとともに、たとえ何があろうとも、主の御名と主の教えを地の果てまでも伝えていく伝道の発願を捧げさせていただきます。
さて、ここからは、「幸福の科学」の原点に立ち返り、幸福の科学が全世界に広げようとし
ている教えを共に再確認させていただきます。幸福の科学に入会・三帰されて間もない方や、これから、新しい方を伝道するに当たって、幸福の科学の教えをどのようにお伝えしたらよいのか。ヒントになれば幸いです。
基本三部作の『太陽の法』を引用しながら、幸福の科学の教義を共に学びます。なお、経典『太陽の法』は、光とは何か。仏法真理とは何か。という問いに答える幸福の科学の教えの基本です。また、後半では、『永遠の法』も少しずつ読んでまいります。『永遠の法』は、エル・カンターレの空間論についての教えです。
経典をお持ちでない方は、ぜひ拝受ください。全国の書店や支部や精舎よりお求めいただけます。【税込み2200円】
本書は、『太陽の法』(法体系)、『黄金の法』(時間論)に続いて、空間論を開示し、基本三法を完結する目的で書き下ろしたものです。これでエル・カンターレの法の輪郭が見えてきたことでしょう。今、永遠の神秘が明らかにされました。伝説と神話のベールに覆われていた、地球系霊団の最高の秘密が明らかにされたのです。世界全宗教の統合、超越の悲願を掲げて、本書を世に送り出します。【『永遠の法』まえがきより】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
第2章 仏法真理は語る
3仏の化身
さて、光の菩薩とは、一体なんなのかということを中心に、お話ししたいと思います。
天使といえば、キリスト教的であるし、一方、菩薩というと、とても仏教的な響きがあります。しかし、仏教でいう如来の中には、一部キリスト教の大天使がふくまれていますし、菩薩という言葉にも、天使の意味合いがふくまれています。
すでに述べたことですが、本来、仏教も、キリスト教も、仏法真理であることにかわりはないのです。ただ、開祖の個性によって、光の色がちがっているだけなのですから、高級霊たちを、光の大指導霊といっても、光の天使といっても、その意味に大差はありません。つまり、彼らは、一般の魂、普通の人々から見たならば、仏の化身ともいうべき存在だということです。
では、なぜこのように、仏の化身ともいうべき高級霊が存在するのでしょうか。仏が人間を平等に創造したというならば、こうした高級霊が存在すること自体、すでに、人格に差別をもうけているのではないでしょうか。平凡な人間はあくまでも平凡に、高級な人間はあくまでも高級に、同じ人間として、それぞれ生きたらよいのではないでしょうか。
一方に、高級霊がおりながら、他方に低級霊がなぜいるのかという問いに対しては、仏の世界観は、「平等」と「公平」という二つの観点からなりたっているということから答えていかなくてはなりません。
すべての人間、すべての動物、すべての植物、すべての鉱物に仏性が宿っているという事実、たとえ現象としてはどのようにあらわれていようとも、万象万物は、すべて仏の意思の発露であるという真実、これは、動かしがたい仏法真理なのです。
言葉をかえていうならば、生きとし生けるもの、万象万物はすべて、仏の叡智というダイヤモンドでできているということです。人間を人間としてあらしめるため、植物を植物としてあらしめるため、仏はさまざまにダイヤモンドをちりばめ、いきいきとした造形の美をかもし出しております。そして、どの人間をとってみても、どの動物をとってみても、どの植物をとってみても、そのすべては、叡智という名のダイヤモンドでできている。それが真実なのです。
これが、仏教でいう万物に宿る仏性であり、人間を仏の子として捉える思想なのです。したがって、高級霊であれ、低級霊であれ、仏の生命を体現しているということに関しては、すべて平等なのです。平等でないというのは、「高級」「低級」という言葉の響きに惑わされているにすぎません。
要は、高度に進化した霊と、進化途中の霊、そして、未発達の霊があるだけなのです。すべて同じ道筋を歩いているものなのですが、つまりは、先を歩いている者と後方を歩いている者とのちがいがあるということなのです。
高度に進化した光の指導霊というのは、魂としてつくられたのが古いために、目的地である仏の境涯に近い方を歩いているのです。一方、未発達の霊というのは、そのほとんどの場合、魂がつくられたのが新しい。新しいがゆえに、後方を歩いているだけなのです。はたして、これを不平等だといえるでしょうか。自らの空いたぶんを、その距離を距離として評価すること自体が不平等だといえるでしょうか。
それは、平等、不平等ではなく、公平の観点から評価されるべきことなのです。たとえ古い魂であったとしても、必ずしも道をどんどん進んでいっているとは限りません。道をひきかえしてくる人がいるからです。たとえば、元天使だったにもかかわらず、地獄の悪魔になったりしている者は、かなりの道のりを進んでいた者が、何を考えちがいしたか道を途中から逆もどりした場合です。こうした霊は、未発達霊というよりは、むしろ、退化霊だというべきでしょう。
仏は、すべての霊に、仏に向かっての一本道を進ませているという点に関しては平等をまもっておられます。また、すべての霊が仏に向かって進んだだけの距離でもって評価されるという点で公平を守っておられるのです。
ですから、仏の化身ともいわれる高級霊は、それだけの実績と役割を与えられているということであり、すべての霊は、また、そうした高級霊に近づけていくために、永遠の修行をしているということなのです。
【大川隆法『太陽の法』第2章「仏法真理は語る」より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
続きまして、経典『永遠の法』より、空間に関する教えを振り返ります。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
〇天使の役割
現代のいわゆる常識人たちは、天使という存在について、なかなか信じることができないだろうと思います。たとえ敬虔なクリスチャンであっても、天使という存在に対して、頭では信じていても、実感としては、そう簡単には信じることができないはずです。
キリスト教では、「父と子と聖霊」ということが言われています。クリスチャンたちにとっては、「父なる神」はわかる気がしても、また、「子なるキリスト」も分かるにしても、「聖霊たち」になると、よく分からないようです。
また、天使や悪魔について、「それは、『グリム童話』といった童話集などにでてくる存在であり、二十一世紀の時代に天使や悪魔がいるとは思えない」と、九割以上のひとがそれを一笑に付すことになってしまいます。
しかし、これは昔話ではないのです。洋の東西を問わず、古今を通じて、天使的な存在と悪魔的な存在についての話があります。それは文明国であっても発展途上国であっても同じです。なぜかといえば、現にそうした存在があるからです。
天使とは、ひと言で言えば高級霊の総称です。しかし、高級霊といっても、さまざまな段階があります。のちほど説明しますが、六次元光明界の上段階あたりから、天使といわれる存在がいるのです。いわゆる諸天善神です。その他、菩薩や如来の段階に人たちも天使といわれています。
天使のなかで、地上を去ったばかりの人たちを救う天使というのは、いわゆる第一段階の天使です。この第一段階の天使は、法を説くことよりも、人間の魂の現実的な救済のために働いています。
こうした天使は非常に数多くいます。この世を去ってあの世に行ったばかりの人たちを導いたり、その人たちを収容して、さまざまな教育をしたりしている天使、すなわち第一単会の天使は、何億人もいるのです。
しかも、一人ひとりの思想や信条、宗教環境に合わせた天使が出てきて指導をします。キリスト教圏では、やはりキリスト教系のの天使たちがそうした指導をしています。また、仏教圏では、仏教系の諸菩薩が指導していることが非常に多いのです。つまり、指導を受けるものが信じやすいような姿で出てくるのです。
しかし、天使たちはあの世にだけ存在しているのではありません。彼らの多くは、数百年から千年ぐらいの周期で、地上に生まれ変わってきています。なぜ彼らはそうしたことをするのでしょうか。地上での自分自身の魂修行という目的もあれば、地上を浄化するという目的もあります。しかし、それだけではなく、人間としての感覚を忘れないためにも、彼らはときおり地上に出てくるのです。
天使としてあの世にあまり長くいると、地上の人間の考え方、心の持ち方が理解できなくなってしまうので、天使たちがよりよき教育者となるためには、自らも地上の感覚を身につける必要があるのです。
そうした必要から、天使たちも地上に生まれてきます。そして、地上的な感覚を身につけることによって、対機説法ができるようになり、より多くの人たちを導けるようになるのです。
このように、地上を去った人間は最初に天使の活躍を感じます。光まばゆい魂―そうした人たちが来ます。キリスト教系の人たちに対しては、羽の生えた天使のような姿で現れることもありますし、仏教系の人に対しては、お防砂さんのような姿で現れることもあります。また、神道系の人に対しては、神主のような姿で現れることもあります。
どのような天使、高級霊であっても、その姿は光り輝いており、まばゆい後光が射しています。その姿を見て、それまで仏神を信じなかった人であっても、「仏様」「神様」と、慌てて手を合わせる格好をします。それは、高級諸霊、仏神の存在というものを人間は本質的に信じているからなのです。
【大川隆法『永遠の法』第1章「四次元の世界」より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
〇仏の世界観は、「平等」と「公平」という二つの観点からなりたっている
本日の重要箇所は、
『すべての人間、すべての動物、すべての植物、すべての鉱物に仏性が宿っているという事実、たとえ現象としてはどのようにあらわれていようとも、万象万物は、すべて仏の意思の発露であるという真実、これは、動かしがたい仏法真理なのです』
動植物にも等しく仏性が宿っていると明言している点がとても重要です。仏性とは、簡単に説明すれば、仏の一部であり、仏の性質のことです。
主にキリスト教・ユダヤ教など西洋世界では、「動物には魂が宿っていない」という考え方が一般的です。かつて西洋社会では、有色人種も動物の一種と考えられていたため、有色人種が白色人種の奴隷になっていたこともありました。
仏教では「山川草木悉有仏性」とあり、仏性は万物に宿るとされている点が重要です。
人間は等しく仏の子なのです。
本日は、個々人の魂の発展を仏がどのように評価されているのかという点を学んでいます。
本日の引用では、最後の部分が重要です。
『仏は、すべての霊に、仏に向かっての一本道を進ませているという点に関しては平等をまもっておられます。また、すべての霊が仏に向かって進んだだけの距離でもって評価されるという点で公平を守っておられるのです。
ですから、仏の化身ともいわれる高級霊は、それだけの実績と役割を与えられているということであり、すべての霊は、また、そうした高級霊に近づけていくために、永遠の修行をしているということなのです』
このように、仏は私たちの魂が仏へと還る道筋を、平等と公平の目で優しく見守ってくださっています。
また、『永遠の法』では、天使をこのように定義されていました。
『天使とは、ひと言で言えば高級霊の総称です。しかし、高級霊といっても、さまざまな段階があります。のちほど説明しますが、六次元光明界の上段階あたりから、天使といわれる存在がいるのです。いわゆる諸天善神です。その他、菩薩や如来の段階に人たちも天使といわれています』
天使や菩薩は神仏の御手足となって、魂の救済を毎日二十四時間365日、休みなくしています。
天使の仕事について少し触れられていました。経典『地獄の法』では、世界人口が半減するのではないかとも言われている危機の時代において、天使の仕事には、限りがなく、休みはありません。私たちもその一翼を担うべく地上に降りた天使・菩薩です。
地上の浄化と地獄界の解消は私たちのユートピア活動にかかっています。地球の最終危機を救うためには、もう一段の主の御教えの広がり―伝道―が必要です。
あの世での天使の仕事を軽減する上でも、地上にいる私たち天使の卵がしっかりと悟りを磨き、隣人を救い助け、天国世界へ還ることができるように頑張らなければならないと改めて思いました。
今世、光の使命を共に果たしてまいりましょう。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。
【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。
災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。
この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする 信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。
【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。
■□■□■□■
。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
■□■□■□
E-mail:ise@sibu.irh.jp
□■□■□
https://hsise.com/
□■□■
TEL:0596-31-1777
■□■
FAX:0596-31-1778
□■
文責:蒲原宏史
■