7 他人(ひと)の成功に学ぶのは秀才。他人の失敗に学ぶ人は、秀才を超える。
【大川隆法 箴言集『コロナ時代の経営心得』より抜粋】
おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。
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さて、ここからは、幸福の科学の基本書3部作『黄金の法』を通して、エル・カンターレの歴史観を共に学んでまいります。『黄金の法』は、光の菩薩たちが主の悲願である地上仏国土ユートピア建設のためにどのような活躍をなしたのかを記すものです。人類の歴史に隠されていた地球神を、光の天使・菩薩たちはどのように実行したのか、その一端を学びます。経典をお持ちでない方は、是非この機会に拝受ください。【税抜2000円】
『エル・カンターレが観た歴史観であるとともに、エル・カンターレが立案したところの、地球的仏法真理の大河の鳥瞰図でもあります』(「『黄金の法』まえがき」より)
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第5章 愛の押し寄せる時
7 マホメット
西暦570年、アラビアの商業都市メッカにマホメット(ムハンマド)は生まれました。イエス・キリストが死して五百四十年近い年月が過ぎたときのことです。当時のメッカでは、クライシュ族が支配権を握っており、マホメットは、そのクライシュ族の末流であるハシム家に生を享けたのでした。マホメットは、誕生前に父を失い、六歳のときに母アミーナ(Aminah)を失って、孤児となります。最初は祖父アブドゥル・ムッタリブ(Abdul
Muttalib)、その没後は亡父の弟アブー・フーリブ(Abu
Talib)という叔父に引き取られて、苦労して少年時代を送ったのです。【※この時期、日本では、聖徳太子が生誕しています。(五七四年~六二二年)】
二十五歳のとき、マホメットは、商隊の持ち主の、裕福で美貌の四十歳の寡婦ハディージャ(Khadijah※現在に転生して大川紫央様に転生しています)に見込まれて結婚し、その後、三男三女をもうけたのです。こうしてマホメットは、裕福な商人として十五年間を過ごすことになります。しかし、運命は彼を放っておきませんでした。西暦六一〇年、すなわち、マホメットが四十歳になったときのことです。彼は一年の内のある期間、メッカの郊外、北東約五キロメートルの山中に引きこもり、瞑想や祈りを実践する毎日を送っておりました。ラマダン月のある晩のこと(「威力の夜」〔ライラト・アル・カドル〕と呼ばれる)、ヒラー(Hira)山で、彼は圧倒されるような霊的体験をしました。洞窟中に厳かな声が響きわたり、光り輝く正・
・不明のものが、彼の喉をつかまえ、洞窟中に厳かな声が響きわたり、光り輝く正体不明のものが、彼の喉をつかまえ、啓示された神の言葉を復唱するように、つまり霊言を暗唱し、あとで記録するように命じたのです。彼は最初、自分がジンつまり悪霊に憑依されたと思い込み、恐ろしさゆえに運命から逃れようとします。しかし、妻ハディージャに励まされ、やがて人々に教える使命を確信し、六一三年頃から伝道を開始します。彼の妻ハディージャが、最初のよき理解者として信者になりました。
後に、ハディージャのいとこのキリスト教徒のワラカやユダヤ教徒に教えられたことをヒントに、自分に霊示を伝えているのはジブリール(Jibril 大天使ガブリエル)だと彼は信ずるようになりました。イスラム教では唯一神アッラーへの帰依を説きますが、アラーとは固有名詞ではなく、アラビア半島で信仰されていた創造主を意味する「神」のことです。その証拠に、預言者マホメットの父はアブド・アッラー(Abd
Allah神のしもべ)、略してアブドッラー(Abdullah)という名前でした。中東の信仰において、創造神を特定するなら、エローヒム、すなわち、エル・カンターレのことになります。する・カンターレの教えはイスラム教においては、ユダヤ教、キリスト教の預言者と同じ使命を帯びてマホメットが人類に遣わされたことを示す寛容さに表われています。
マホメットは様々な霊的啓示を人々におしえますが、記録された教えは、第三代カリフ、ウスマーンの時に、百十四章からなるコーランにまとめられました。教えの内容は、アッラーの他に神なしとする唯一神信仰であり、以下に、天使・経典・預言者・来世・天命の六つの信仰の要諦が述べられております。
商用で旅したシリア地方では、マホメットは、ユダヤ教やキリスト教の影響も強く受け、当時のメッカの氏族宗教だった太陽崇拝、天体崇拝、岩石崇拝などの偶像崇拝を否定するようになりました。このようにして、彼の新宗教は、貧民、奴隷などの支持を受けて、燎原(りょうげん)の火のように広がってゆきます。しかし、宗教的にも政治的にも支配者であったクライシュ族に迫害され、マホメットは、六二二年にメッカを追われ、現在のメジナ、ヤスリブに移りました。これが「ヘジラ(Hijrah)」と言われた聖なる転戦です。ここでマホメットは、教団を組織し、具体をも指揮して、六三〇年メッカに攻め上り、これを制圧。すなわち、アラブ諸民族の統一を図ったのです。
マホメットは、八次元如来界の人です。彼が洞窟のなかで受けた天上界のメッセージは、旧約の預言者たちが受けた啓示やイエスが受けた啓示と同じ高級霊団グループのものでした。ただ、マホメットが、商業を基礎とする地域に法を説いた点、及び、軍事的にも指導権を握った点は、時代性と地域性が大きく影響しています。また、コーランの教えも、礼拝、断食、戒律を中心とするものだったため、やがては、イスラム教が形式宗教に流れ、頃の教えを失ってゆく原因ともなりました。
マホメット自身が、イエスのような宗教的修行を十分に積んでいなかったために、受け取ることができた啓示に、心の教えまで至る深みがなかったことと、政治的、軍事的にも手腕を発揮して「聖戦(ジハード・Jihad)」を強調したことが災いして、後に回教徒同士の宗教戦争の遠因ともなったと言えるでしょう。中東は、現在もなお、暗い想念の霧に包まれております。
最後に、イスラム教は、それまで多神の中の至高神であったアッラーを、唯一神(つまり、他に神はいないことになる)としたことが最大の特徴の一つですが、霊界の真相から見ればこれが間違いであることは、賢明な読者ならおわかりのはずです。これがアッラーを至高神とするクライシュ族との戦争の原因ともなりました。なぜなら、カーバで祭られていた他の神を否定することになったからです。事実認定の成否に拘泥することなく、マホメットの唯一神信仰は、旧(ふる)い宗教から脱皮するための一大イノベーション(宗教の革新運動)として意義があったと理解すべきでしょう。
また、キリスト教徒からは、マホメットが最初の妻ハディージャ死後、愛妻アイーシャ(Aisha)をはじめ、十人を超える妻を迎えたことや、イスラム教では一夫多妻を認めることを根拠に、イスラム教を悪魔の教えとする考えが根強くありますが、相次ぐ宗教戦争で寡婦や孤児が多数出現したイスラム教徒たちに対して、当時なりの社会福祉政策として許可した面、女性たちへの公平な接し方を義務とした面も、特記しておくべきでしょう。【アイーシャは預言者ムハンマドの、〔ハディージャ亡き後の〕妻。アブー・バクルの娘。アブー・バクルは、初代
カリフであり、ハメネイ師の過去世】
【大川隆法『黄金の法』第5章「愛の押し寄せる時」より抜粋】
※中東に関する補足説明
中東発祥である宗教の基礎知識
① ユダヤ教の成立
ユダヤ教は、モーセ、第一・第二イザヤ、エレミヤなど、古代ユダヤの「預言者」たち
に連綿と下った神の声をもとに成立した宗教です。ユダヤ人は現在のパレスチナ地方に王
国を築いて繁栄しますが、その後は異国のバビロンに捕囚されるなど(紀元前 6 世紀)苦
難が続きます。しかし、その都度、「十戒」などの戒律を引き締めて民族の結束を強めてき
ました。その反面、自民族の救済が主な関心であるとして、「選民思想」と批判されること
もあります。
② キリスト教の成立
やがてイエス・キリストが登場します(1
世紀)。戒律中心で生命力を失っていた当時のユダヤ教を批判し、普遍的な「愛」の教えを説きました。イエスは殺されましたが、彼を救世主と考える人たちがキリスト教を形成してゆきます。イエスの死後、ユダヤ人たちはローマ帝国との戦いに敗れ、世界各地に離散していきます。
③ イスラム教の成立
7
世紀、アラビア半島にムハンマド(マホメット)が登場し、イスラム教の開祖となります。ムハンマドを最終の預言者とし、特に「神の前の平等」を強調した教えです。彼は軍事的にも勝利を収め、イスラム帝国の基礎を築きます。ムハンマドの死後、正統カリフと呼ばれる後継者たちがいましたが、そのうちの第四代アリーを崇めるシーア派が分離し、主流のスンナ派と勢力を二分しています。現代のイスラム国の多くはスンナ派ですが、イランやイラクはシーア派が多く、内戦中のシリアも支配層はそうです。
④ 三宗教の融和に向けて
歴史を通じて、三宗教は紛争と融和を繰り返しました。特にキリスト教とイスラム教は世界に広がり、十字軍で激しく戦いました。現代に入ると、さらに大きな問題が持ち上がります。第二次世界大戦後、長く離散していたユダヤ人がパレスチナ地方にイスラエルを建国したのです。その際、先住のイスラム教徒を追い出したことから、ユダヤ教とイスラム教の争いが激化。イスラエル建国を欧米のキリスト教国も応援していたため、キリスト教とイスラム教の関係も険悪になります。現在、これらの宗教の融和が緊急の課題になっているのです。
① ムハンマドの魂は日本も建国した!?
ガブリエルの霊言では、第二イザヤ―神武天皇の転生が事実であるかどうかも議論されましたが、霊言終了後の大川総裁の総括により、事実としてほぼ確定されました。そうだとれば、同じ霊人が、ユダヤ、日本、イスラムの各文明で建国の役割を担っていたことになります。
また、日本の中心神である天御中主神が第四代正統カリフ・アリーとして転生したこと、十字軍を撃退したイスラムの英雄サラディンが、日露戦争でロシア・バルチック艦隊を破った東郷平八郎であったことなどもすでに判明しており、同じ神々が日本とイスラムの両方を指導していることが分かります(『中東で何が起こっているのか』)。
② 日本とユダヤ両国に暗雲を投げかける神とは
一方、「旧約聖書」に登場する神「ヤハウェ」は偏狭な民族神であり、ユダヤ人が迫害さ
れる原因にもなりました(『「ヤハウェ」「エホバ」「アッラー」の正体を突き止める』)。その後の霊査で、このヤハウェが、元寇で日本を襲ったフビライ・ハーンや、第二次大戦で日本を倒した
F・ルーズベルト米大統領として転生していたことも判明しています(『フビライ・ハーンの霊言』)。日本とユダヤでは、主流の神々の交流もありますが、両文明に暗雲を投げかける存在もあるということです。
③ 今後の課題とは
今後の宗教問題の見通しについてはどうでしょうか。第一イザヤ・第二イザヤの霊言は、ユダヤ教の排他性を指摘し、ユダヤ人のアイデンティティーやイスラエル国家の存続にこだわるべきではないと警告するものでした。一方のイスラム教圏については、争いが絶えないことや人権意識の低さが問題になっていますが、ガブリエルをはじめ、多くの霊人が「改革の必要あり」と考えているようです。
日本は、ユダヤ教とイスラム教の両方と霊的に縁が深いことが判明しました。明治以降、欧米のキリスト教文明も摂取しており、啓典宗教の全てを受容できる環境が整っています。そして何より、中心的な「愛の神」としてあらゆる世界宗教を指導した地球神エル・カンターレが大川隆法総裁として下生しています。日本から発する新たな教えを世界中に広げることこそ、現在の宗教紛争を終息させる最終手段と言えるでしょう。
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。皆様の祈りの結集をお願いいたします。
幸福の科学は、この地上に真のユートピアを建設するために、日夜努力しています。私たちが「正しき心の探求」として「愛・知・反省・発展」の四正道の教えの実践と四正道の全世界への布教に向けて伝道しているのは、「仏国土ユートピア建設」のためです。
ここからは、経典『正しき心の探求の大切さ』より、「愛」「知」「反省」「発展」の四正道ついて主より教えていただきます。
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〇伝道における「正しき心の探求」
・相手の機根を見て、必要な教えを説く
私は、こうした「現代的四正道」を説いており、この「愛・知・反省・発展」の四つの考え方をまとめて、「正しき心の探求」と呼んでいます。
簡単に言えば、こういうことを幸福の科学は教えているのです。
したがって、「全部の本を読んでください。全部の法話CDを聴いてください。それから話し合いましょう」と言っていたのでは、伝道は進みません。
今、述べた「四正道」のなかの一部でも結構です。相手の機根(素質・性質)を見て、「この人に必要なのは、愛の教えだ」と思えば、「愛」の教えを説いてもよいでしょう。
「この人は、あの世が分かっていない。霊が分かっていない」と思ったら、仏法真理の「知」の教えを打ち込んでもよいでしょう。
【大川隆法『正しき心の探究の大切さ』第一章「未来へ」より抜粋】
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続きまして、経典『幸福の科学とは何か』より、反省について学びを深めます。
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〇心の曇りと悪霊
次に、「心の曇りと悪霊」について話をしてみたいと思います。
主として表面意識を頼りにして、人間は生きていくわけですが、この途中にさまざまな心の曇りというものを作っていきます。その曇りの多くは、要するに神様の心に反した思いによって発生したもの、あるいは、神様の思いに反した行為に基づいて発生した不調和の現象、こうしたものが呼び起こすものです。
こうして、神の思い、願いに反した思いや行動を取っていると、次第しだいに心のまわりにスモッグが出てきます。すなわち、心のなかに陰りが出てくるわけです。そして、本来百パーセントの自分の心のうち、表面意識だけがゴミや埃がかぶり始め、そして、潜在意識層との連絡も次第しだいに途絶えがちになってきます。
心が純粋であれば、魂の生地の部分が浮き出してきて、さまざまなその人の傾向、本来の神性というものが出てくるのですが、この表面意識の部分に曇りが出てくることがあるわけです。専門的には、これを表面意識と言わず、むしろ想念帯というようにも読んでいますが、
この表面意識と潜在意識との中間部分にある、想念帯の部分に曇りが出てくると、だんだんに表面意識と潜在意識層とが隔離され、そうして神の光が心に射さなくなってきます。
そこで、こうした状況になるとどうなるかというと、ちょうど、空に雨雲が垂れ込めているのと同じ現象となるのです。いくら太陽が燦々と大空の上で射していたとしても、雲がいっぱいにあれば、太陽の光は射さなくなります。その雲は何で出来ているかというと、それは単純なもの、つまり水の粒子や、あるいは氷の粒なのです。このようなもので雲が出来ているのです。こうした単純なもので出来ているけれども、それが太陽の光を妨げるのです。同じように、人間の思いによって出来るもの、この生産物でいろんな現象が起きてきます。そして、空に雲がかかっていくようなことが、起きてくるのです。
そのように、空に曇りが出てくるとどうなるかというと、日が射さなくなる。日が射さなくなるとどうなるかというと、地上が暗くなります。同じように、心に曇りができた場合にどうなるかというと、その人の人生観に陰が射してくるわけです。そして、その暗い心の陰に、次第しだい近づいてくものがあります。これが、悪霊と言われるものなのです。
本来、神は悪霊をつくっておられるわけではないのですが、幾転生を繰り返すうちに、だんだん心の傾向性が悪に染まって、物質にひかれ、この世的な執着にとらわれた魂たちが地獄に堕ち、悪霊となっているのです。そして、こうした悪霊たちは、地獄の苦しみから逃れたくて、何とか地上の人に憑依しようとしてきます。こうして、地上の人は、この悪霊の支配を受けるようになってきます。
しかし、これも悪霊そのものが悪いというよりも、その原因行為が、やはり自分自身が作っていると言ってもよいでしょう。太陽の光が射さなくなったのは、太陽のせいではありません。同じように神の光が心に射さなくなったのは、神のせいではありません。それはその光を妨げているような想念の曇りを、自分自身が作ったからです。それによって影ができ、闇ができ、その暗い部分に同類相集まるの法則に基づいて、悪霊が寄ってきているのです。これゆえに、悪霊を近づけないようにするためには、つねづね心の曇りを取っておく、それができないようにしていく必要があるわけなのです。
【大川隆法『幸福の科学とは何か』第5章「反省はなぜ必要か」より抜粋】
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伝道の原点は、「四正道」を簡単に伝えることであることを本日学びしまた。
これは大切な点です。
経典『地獄の法』の第五章「救世主からのメッセージ」では、
「正しき心の探求」としての「現代の四正道」を実践することの大切さが説かれています。
主におかれましては、「信仰心を持って生きることを、大きな意味において『正しき心の探求』といいます。そして、その『正しき心の探求』の中身とは何であるかといえば、「愛・知・反省・発展」という「現代の四正道」に、今は集約されています」と説かれています。
そして、経典『「正しき心探求」の大切さ』では、
『(伝道において)では、何を伝えてほしいかというと、原点に返れば、「愛・知・反省・発展」の「四正道」です。まず、「四正道を、どれだけ簡単に伝えられるか」ということが原点になります』と説かれており、伝道において、「四正道」分かりやすく伝えることが大切である、と教えていただいています。
主は、「現代的四正道」を説いています。この「愛・知・反省・発展」の四つの考え方をまとめて、「正しき心の探求」と呼んでいます。正しき心の探求とは、「愛・知・反省・発展」の探求なのです。だから、伝道において四正道をしっかりお伝えすることがとても大事なことであることが分かります。
本日の引用にありました。「心の曇りと悪霊」についての教えは「反省」を学ぶ上でも極めて重要な内容でした。
『主として表面意識を頼りにして、人間は生きていくわけですが、この途中にさまざまな心の曇りというものを作っていきます。その曇りの多くは、要するに神様の心に反した思いによって発生したもの、あるいは、神様の思いに反した行為に基づいて発生した不調和の現象、こうしたものが呼び起こすものです。
こうして、神の思い、願いに反した思いや行動を取っていると、次第しだいに心のまわりにスモッグが出てきます。すなわち、心のなかに陰りが出てくるわけです。そして、本来百パーセントの自分の心のうち、表面意識だけがゴミや埃がかぶり始め、そして、潜在意識層との連絡も次第しだいに途絶えがちになってきます。
心が純粋であれば、魂の生地の部分が浮き出してきて、さまざまなその人の傾向、本来の神性というものが出てくるのですが、この表面意識の部分に曇りが出てくることがあるわけです。専門的には、これを表面意識と言わず、むしろ想念帯というようにも読んでいますが、
この表面意識と潜在意識との中間部分にある、想念帯の部分に曇りが出てくると、だんだんに表面意識と潜在意識層とが隔離され、そうして神の光が心に射さなくなってきます。・・・
本来、神は悪霊をつくっておられるわけではないのですが、幾転生を繰り返すうちに、だんだん心の傾向性が悪に染まって、物質にひかれ、この世的な執着にとらわれた魂たちが地獄に堕ち、悪霊となっているのです。そして、こうした悪霊たちは、地獄の苦しみから逃れたくて、何とか地上の人に憑依しようとしてきます。こうして、地上の人は、この悪霊の支配を受けるようになってきます。
しかし、これも悪霊そのものが悪いというよりも、その原因行為が、やはり自分自身が作っていると言ってもよいでしょう。太陽の光が射さなくなったのは、太陽のせいではありません。同じように神の光が心に射さなくなったのは、神のせいではありません。それはその光を妨げているような想念の曇りを、自分自身が作ったからです。それによって影ができ、闇ができ、その暗い部分に同類相集まるの法則に基づいて、悪霊が寄ってきているのです。これゆえに、悪霊を近づけないようにするためには、つねづね心の曇りを取っておく、それができないようにしていく必要があるわけなのです』
このように、幸福の科学の教えでも重要な「波長同通の法則」が「同類相集まる」という言葉で説明をいただいています。繰り返し学び、反省を実習しましょう。
また、反省の教えでは、心に曇りをつくることによって、光が射さなくなり闇ができることを教えていただきました。反省によって、自らの考えや心の作用でつくってしまった。雲である悪想念を取り除いて、自分の心を神仏の光で満たすことの大切さを教えていただきました。反省は、自分の心の波長を整えるためにとても大切です。毎日少しずつ取り組んでまいりましょう。
本日も愛と天使の働きをなすために、そして私たちの隣人を助けるために、主の教えと信仰心の大切さを伝え、入会・三帰へと導いてまいりましょう。そして、私たちは、人の不幸を呪うのではなく、人の幸福を祈る者になりましよう。
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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◆「天御祖神 感謝報恩植福」について
・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。
・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。
日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。
・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福として、1
口 10 万円からお受けいたします。
・本植福に参加された方には、「『天御祖神
感謝報恩の誓い』奉納書」を拝殿の基壇部分に御奉納させていただき、大きな貢献をされた方につきましては、記念碑建立時に銘板をもうけ、そのお名前を記名し、顕彰させていただきます。
・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)
(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)
・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。
(『現代の武士道』)
・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
(「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)
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文責:蒲原宏史
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