97 河童伝説は全国にある。UMA(ユーマ・未確認生物)か妖怪かは判別は難しいが、私は、ごく最近まで、ダムができるまでは、全国に住んでいたのではないかと思う。自分の体験としては、一九八八年頃、浜名湖のホテルで研修会をやった後、河童の霊が東京の自宅までついて来た。「帰れない」と言うので、現地の支部の職員に電話をかけて、転送したことがある。
【大川隆法『妖怪にならないための言葉』より抜粋】
4 この世の机とか、肩書きを取り除いたあなたは、一体何者か。
【大川隆法『地獄へ行かないための言葉』より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
〇大乗仏教の中心は六波羅蜜多―③羼提波羅蜜多(せんだいはらみた)
釈迦の教えの四番目の柱は、利自即利他の教えです。これは、いわゆる六つの完成といわれる六波羅蜜多(サス・パーラミター)の思想です。波羅蜜(パーラミター)とは、内在する叡智という意味であり、多とは、その叡智があふれ出てくるさまをいいます。
三 羼提波羅蜜多(せんだいはらみた・クサーンティ・パーラミター)
これは、耐え忍びの完成とも言われ、いわゆる忍辱のことです。他人の不調和な言動や怒りの思いに自分も同調して、怒り始めたら、修行者としては失格だと言わなくてはなません。たとえ他人に原因があるとしても、修行者としては失格だと言わなくてはなりません。たとえ他人に原因があるとしても、その毒を食らってしまえば、その人もまた、心は地獄に通じてしまうのです。しかし、心動ぜずに、聞き流していれば、悪口や嫉妬や怒りは、やがてそれを発した本人に返ってゆきます。これを作用・反作用の法則ともいいます。
【大川隆法『黄金の法』より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
○羼提波羅蜜多(せんだいはらみた)
羼提波羅蜜多は、別名「耐え忍びの完成」ともいわれます。布施、持戒ときて、次に「耐え忍びの徳」が説かれているのです。
釈迦の人生を振り返って見たとき、ここにも一つの特徴があるように感じられます。長い年月をかけて、みずからの心を開拓し、魂を向上させていくためには、どうしても「耐え忍び」ということが必要です。それゆえ、修行者の大切な徳目として、羼提波羅蜜多が与えられているのです。
考えてみれば、地上に生きている人間焦りは、ほとんどが忍耐力のなさに起因しています。そして、その焦りが結果的にイライラを呼び、心を波立たせ、他人との不調和へと続いていきます。
人生に勝利していくためには、耐え忍ぶことがどれほど大切であるかを知ったとき、人間は一段高いところにいる自分を知るに至るのです。
【大川隆法『釈迦の本心』第三章「六波羅蜜多の思想」から抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。
皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。
三宝帰依を寄る辺として、主エル・カンターレへの信仰を貫くために、一日の始まりを希望と共に『エル・カンターレへの祈り』と『仏説・正心法語』で始めました。
そして日中は主のため、世のため、隣人を救うために、地上仏国土ユートピアの実現のために「六波羅蜜多」の実践をなすべく、私たちは御仏の御手足として働きました。本日も本当にお疲れ様でございます。
引き続き、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。
そして一日を感謝と反省で締めくくるために、常に主の御言葉と「八正道」と共にありましょう。
今日の一日を振り返りつつ、1989年7月に説かれました『仏陀再誕』を振り返ります。
そののち、この世へ執着と煩悩を断つ方法として『漏尽通力』を共に学びます。経典をお持ちでない方は、ぜひお求めください。【1700円税抜】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
第9章 正定
2反省は呼吸法から
○呼吸を整えることで、心が平らかになり、光が入ってくる
具体的に言えば、まず「呼吸」から入るのが普通です。呼吸を整えることによって、心の波立ち、苛立ちが収まってくるのです。
これは、悪霊の対策としてもまったく同じことが言えます。「悪霊が来たときに、どうしたらよいか」ということですが、よく効くのが「呼吸法」です。大きく空気を吸い込み、呼吸をしばらく続けると、心の苛立ちがなくなり、心が平らかになっていきます。また、呼吸をしているうちに、光が入ってきます。こういう不思議な現象が出てくるのです。
「怒る前に呼吸をする」という話もあります。カーッと怒る前に、一呼吸すると、怒りが収まってしまいます。そうではないでしょうか。手を振り上げたときに、「はい、深呼吸」と言われて深呼吸をしたら、やはり怒りが出なくなります。こういう不思議な現象があり、これも一つの慈悲と考える必要があります。呼吸によって心を整える方法が与えられているのです。
そして、この呼吸には、単に心を整えるというだけではなく、もっと積極的な意味合いがあります。それは、「呼吸によって心を整えることが、天上界へと心の針を向けていくための、一つの誘導、誘因になっている」いうことです。
○考えがまとまらないとは、呼吸を下まで下ろしてみる
みなさんのなかには、反省ができない人、考えがまとまらない人もいるでしょうが、そうした人は、おそらく呼吸が喉から肺のあたりで出たり入ったりしているだろうと思います。これをスーッとお腹のほうまで下ろしてくることによって、いろいろなことを考えられるようになるのです。
ですから、反省ができないとき、呼吸をグーッと下まで下ろしてみることです。息を深く吸い込み、そういうことを繰り返していくと、雑念がボロッと取れていきます。
反省ができないとき、もちろん、頭に悪霊が憑いている場合もありますが、悪霊でなくても、一日中、いろいろなことで頭が回っているときには、頭の周りに、泡のようにプチプチと雑念が出ています。それが薄い膜のようなものをつくっているので、これを取らないと駄目なのです。頭の周りからブクブクと出ているので、これを取る必要があります。そのために、呼吸法は非常に有効な方法の一つなのです。
呼吸をすることによって、血液の循環への影響があり、酸素量が増えます。肉体的に言えば、酸素の摂取量が増えることによって、体が活性化し、頭がしっかりとしてくるのです。またね新鮮な空気を吸うことによって、同じく頭がしっかりすることもあります。外的条件でありますが、そういうものを整える必要があるのです。
3 天上界の光を受ける
呼吸法による精神統一の深さは、実は、「どの次元まで意識を通じさせるか」ということと極めて関係があります。
そして、精神統一の上手な人は、ごく短時間の呼吸法によって、心の統一を果たしていきます。目に見えて落ち着いてくるのです。かなり瞑想が上手になってくると、二呼吸か三呼吸ぐらいで完全に雑念を切れるようになっていきます。できれば、こういうことを目指していただきたいと思います。
ただ、呼吸法だけでは、精神統一ができない場合もあります。それは、肉体疲労が極端な場合です。極端に肉体疲労をしている場合は、呼吸法だけでは駄目になってきます。ある程度の肉体疲労であれば、呼吸をしているうちにだんだんとしっかりしてきますが、極度の肉体疲労の場合には、やや無理になってきます。そういうときには、とりあえず、体を休める必要があります。まだ体を休め、そのあとで、呼吸法によって精神統一を図っていくのがよいのです。
「精神統一をした結果はどうなるか」ということですが、「天上界からの光を受けられるようになる」ということです。これははっきりしています。心が統一されたとき、光が入るのです。この光を受けることによってどうなるかをというと、その人自身の人格がカッと明るくなります。
みなさんは、青ざめた顔をしている人や、不健康そうな顔をしている人と話をしているうちに、その人の顔がポッと赤くなるのを見たことがないでしょうか。私はたびたびそういうことを経験していますが、その瞬間に光がバーンと入っているのです。心のなかの悩み事が解け、心が明るい方向に向いて、苛立ちや波立ちが止まったのです。そして、守護霊などが合図を送ってきているのです。そういうときには、パッと顔が明るくなります。「ルンルン気分」と言ったら言い過ぎでしょうが、そういう気分に近づいていきます。
【大川隆法『真説・八正道』第九章「正定」より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
続いて、地上への執着と煩悩を断つ修行法として『漏尽通力』を共に学びます。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
第六章 心の平静と祈り
6 大調和への道
さて、本章の最後の節となりました。
いろいろな角度から話をしてきましたが、結局のところ、私は、「漏尽通力」を語ることによって、「大調和への道」を説いてきたのです。「大調和とは何なのか。おおいなる調和への道とは、いったい何なのか」ということを説いてきたわけです。
人間は、ともすれば霊的世界を忘れ、この世のままに生きていきます。そして、霊的世界観・人生観というものを忘れていきます。そうしたことを忘れないがために、時たま、霊能者のような人が出て、あるいは、光の指導霊が出て、いろいろな奇跡を起こしていきます。
ところが、そうした奇跡を起こすと、その奇跡にとらわれて、人間は足をすくわれていきます。奇跡にとらわれて、超能力信仰に陥ったり、欲望を募らせたり、摩訶不思議な運命のいたずらのままに生きていく人生を送ったりすることになります。
大事なことは、「本当の世界の証明、実在界の証明をなしつつ、この世的にも素晴らしく生きていくこと」です。「この世的にも素晴らしい」というのはどういう生き方かというと、「心が調和された生き方をする」ということです。
霊能力を持って、この世的に成功することは、素晴らしいことであるとは言えますが、それは決して、「霊的な能力を持ちつつ、この世的な地位や肩書がある」ということを意味してはいけません。「霊的能力を持ちながら、この世的に金銭を持っている」ということを意味しません。
大調和への道とは、決してそうしたことではなく、神仏に認められるような生き方をするということです。特殊な能力を持つことはあっても、それによってうぬぼれることなく、また卑下することもなく、人間としての大いなる完成を見ていくということです。より大きな心の境地、より寛大な心、より寛容な心、より多様な心、より優れた心、より優しい心、より静かな心、より立派な心、より光に満ちた心をつくっていくということです。
例えば、社会的に偉くなるとか、人の上に立つというようなことは、その結果です。収入が増えるというようなことも、その結果です。「結果であって原因ではないと思いなさい。結果であって目的ではないと思いなさい」ということです。
その意味において、漏尽通力の極致は、結局のところ、「大いなる自己の心の調和」と、「自己が修行し精進していく過程における多くの人々との出会いのなかにおける大調和、全世界のユートピア化」というところにあるということです。
こうした大調和に至るための方法論として、私は本章で、「心の平静の大切さ」、そして、「神仏の心に適った祈り大切さ」を説いたわけです。
どうか、自分が惨めに思えたり、あまりにもうぬぼれていたり、心のなかが苦しくてしかたがないときは、まず、「心の平静」ということを心掛けてみてください。心の平静を心掛けることができたならば、「神仏への感謝」ということ、「感謝の祈り」ということをしてみてください。そして、「神仏の心に適った願い」というものを打ち出してみてください。
そこに、大いなる「発展への道」があるでしょう。そこに、「大調和への道」があるでしょう。そうしたことを語って、本章を閉じるとしましょう。
【大川隆法 『漏尽通力』第6章「心の平静と祈り」より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
明日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。
【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。
災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。
この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする 信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。
【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。
■□■□■□■
。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
■□■□■□
E-mail:ise@sibu.irh.jp
□■□■□
https://hsise.com/
□■□■
TEL:0596-31-1777
■□■
FAX:0596-31-1778
□■
文責:蒲原宏史
■