(8/18-1)230幸福の科学入門 ⑤「愛の原理」―「奪う愛」ではなく「与える愛」の実践を(前半)―真の自己実現

幸福の科学入門

77 残念だが、一部の人たちは、「畜生道」に堕ちて、やがて動物に生まれ変わる。

【大川隆法 箴言集『人格への言葉』より抜粋】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。
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さて、ここからは、幸福の科学の基本書3部作『黄金の法』を通して、エル・カンターレの歴史観を共に学んでまいります。『黄金の法』は、光の菩薩たちが主の悲願である地上仏国土ユートピア建設のためにどのような活躍をなしたのかを記すものです。神の計画を、光の天使・菩薩たちはどのように実行したのか、その一端を学びます。経典をお持ちでない方は、是非この機会に拝受ください。【税抜2000円】

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第一章 黄金の人生を創る
5 真の自己実現

金色に光る未来を考えるとき、あなたがたは、自己実現ということをどうしても考えざるをえません。現代は、あちらこちらで、自己実現ばかりです。とくに欧米を中心として、自己実現の法則、成功の法則というものがさかんに唱えられ、それが日本にも広がってきているようです。

自己実現の法則、成功の法則を、真理の立場からいうと、次に挙げる二つの面が考えられます。

ひとつは、その正しい面です。自己実現の法則の中心は、願いを具体化、具象化して、視覚的なヴィジョンとして描き出し、日々、それを強く念じていると、まったく思いもかけないような方法で、みごとに実現されてゆく、というところにあります。

確かに、法則としては、そのとおりです。実際、実在界では、念による自己実現、祈りによる自己実現は日常茶飯事です。ですから、この実在界の法則を、ここ三次元世界で応用したのが、自己実現の法則であり、成功の法則であり、また、願望実現の法則であると言えます。

しかし、問題は、法則は法則として正しいものであっても、それを用いる人の心が正しいかどうかです。ここが、いちばん重要な点なのです。間違った自己実現は、地獄行き特急列車の指定席を予約することと同じだということを、あなたがたは知らなければなりません。

すなわち、行く先を間違えてはならないということです。自己実現の方向が、仏の方向、つまり、天国に向いているのか。それとも悪魔の方向、地獄に向いているのか、その点をよくよく自問しなければなりません。

正しい自己実現の基準とは、次に挙げる三ヵ条を満たしたものです。

一 その自己実現によって、自分だけでなく、周りの人々、世の人々をも幸せにできるか。

二 その自己実現が達成されることによって、他人を不幸にすることはないか。

三 その自己実現によって、自らの人格を高めることができるか。

以上の三点を満たすとき、その願いは正しい願いであり、その祈りは正しい祈りだということができます。

強い念願、祈願に対しては、その種類、内容を問わず、四次元以降の実在界で、必ず感応する霊たちがおります。しかし、他人の不幸をかえりみず、自我我欲のままに祈りばかりをやっていると、やがて、その祈りは、地獄の亡者たちに通じてしまうのです。ですから、一時期、運が好転したかに見えても、必ず地獄霊の憑依によって、なすがままの状態におかれ、病気、事業の失敗、人生の行き詰まりなどの不幸に追い込まれてしまいます。

祈りには、病気回復の祈りなどもあるでしょう。しかし、これとても、自らの過去の過ちを仏に詫び、十分に反省をし、お世話になった自分の周りの人々に感謝をしながら祈らないと、肉体さえ治れば、自分は幸せになるんだという執着となり、ますます地獄霊に憑依され、どんどん病気が重くなっていってしまうでしょう。こういうことは、実際に、よくあることなのです。

金さえ手に入ればよい、出世さえできればよいなどの願望も、同じことがいえます。経済的に豊かになったら、その結果、どうするのか。あるいは、出世できたら、それからどうするのか。そういう点について、しっかりと考えておく必要があります。出世して、世の人々を益してゆきたいと思っているのならば、それは正しい願いです。しかし、大きなイスにすわってただ威張りたいというならば、間違っています。お金をもうけて、人よりいい生活をしたいというだけならば、赤信号です。豊かな資金を、人生の正しい目的のために、大いに活用してゆきたいというならば、もちろん合格です。

成功それ自体、繁栄それ自体は、悪ではありません。しかし、成功も、繁栄も、仏の心のなかにあるのです。ですから、あくまでも、正しい人生観の裏づけと、正しい使命観、目的意識を持って、自己実現を願うことが大切だと言えます。正しい人が、大いに成功し、発展してゆくことは、世の中の希望の光なのです。

そこで、私がここで警告を発しておきたいのは、「自らの願望の念の性質に注意せよ」ということです。

念が地獄に向くことは問題外としても、超能力者になりたいとか、他人ができないような奇蹟を起こしたいとか、そういうことばかりを考えていると、どうなるか。そうした念は、あの世の天狗界や仙人界に通じてしまい、やがて、彼らに支配されてゆき、奇行が多くなり、世人から奇人変人扱いされるようになってしまうはずです。

たとえば、スプーン曲げや空中浮遊、易や占い、催眠術、こうしたものには、あの世の天狗や仙人、場合によっては悪魔が、このときとばかりに、協力しているのです。表側の高級霊は、決してそうしたことには関わりません。しかし、人々に対する愛念を持って、日々、生きるとき、その人の自己実現の祈りは、高級諸霊に聴かれ、必ず調和とやすらぎの世界が開けてくるのです。そのことを、心して、知っていただきたいと思います。

【大川隆法『黄金の法』第一章「黄金の人生をつくる」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。皆様の祈りの結集をお願いいたします。

9/28(土)朝10時〜10時45分 三重テレビ7チャンネルで2022年エル・カンターレ祭御法話「地球を包む愛」の放送が決定いたしました。「小さな地方局かも知れませんが、象徴的闘いでした。この勝利はとても大きい」

一般放送に当たっては、メディア支援植福という形で、テレビ放送の経済的支援を伊勢支部にて支えさせていただいています。法人での提供も募集していますので、詳しくは支部までお問い合わせください。主の奇蹟の復活を祈り続ける今、私たちの信仰心をこの植福に結集してまいりましょう。

幸福の科学は、この地上に真のユートピアを建設するために、日夜努力しています―経典『ユートピア創造論』にあるように、私たちが「正しき心の探求」として「愛・知・反省・発展」の四正道の教えの実践と四正道の全世界への布教に向けて伝道しているのは、「仏国土ユートピア建設」のためです。

さて、ここからは、「幸福の科学」の原点に立ち返り、幸福の科学が全世界に広げようとしている教えを共に再確認させていただきます。幸福の科学に入会・三帰されて間もない方や、これから、新しい方を伝道するに当たって、幸福の科学の教えをどのようにお伝えしたらよいのか。ヒントになれば幸いです。以下2003年に発刊されました主の著書である、経典『幸福の法』の第四章「幸福の科学入門」を引用しながら、幸福の科学の基本教義を学んでまいります。経典をお持ちでない方は、この機会に拝受ください。【税抜1800円】
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〇「愛の原理」
・「奪う愛」ではなく「与える愛」の実践を
幸福の原理の第一原理として、私は「愛の原理」を挙げました。

組み立て方はいろいろあろうかと思いますが、最初の原理は、法門として、要するに、教えの入り口の幅として、広いほうがよいと考えたのです。「第一の原理としては、どんな人も参加できるような広い教えがよいだろう。広い教えとしては、やはり愛の原理がよいだろう」ということです。

頭のよい人に対しては、悟りに到るための難しい議論もよいのですが、勉強した人ばかりがいるわけではありません。また、現実に苦しんでいる人、悩みの中にある人は、それほど理性的に悩んでいるわけではありません。みな感情で苦しんでいます。たいていは、感性的な苦しみ、感情の苦しみが中心でしょう。

したがって、「世界共通の大きな法門としての原理を取り出すならば、愛の教えがよいだろう」ということです。これがいちばん広く、すぐに入れます。しかし、低級というわけではありません。誰でも入れるけれども、誰も卒業することのできない法門、それが愛の原理です。

愛の原理のなかには、説くべことはたくさんありますが、まず、悟りへの一転語として、「皆さんが愛だと思っていることは、実は『奪う愛』ではありませんか。人から貰うこと、人からとることを愛だと思っていませんか。そうではないのです。貰うことを考えているから、苦しんでいるのではありませんか」ということを説いたのです。

そういう愛は、昔、原始仏教が「愛」と呼んだ、執着としての愛です。原始仏教では、執着のことを「愛」と呼び、私が教えている「与える愛」のほうは「慈悲」と呼んでいました。当会の愛の教えは執着の法手はなく慈悲の教えなのです。慈悲とは与えきりのものです。見返りを求めない、与えきりの心が慈悲です。

「与える愛」という言い方をしていますが、これは、この世的に分かりやすくするために言った言葉です。「慈悲」といってもよかったのですが、言葉としては古いので、現代人にとって理解しにくい場合もあるだろうと考え、現代的に翻訳して、「与える愛」と言っているのです。「慈悲」と言うと、ちょっとわからないかもしれませんが、「与える愛」という言葉であれば、小学生や中学生でもわかるでしょう。

【大川隆法『幸福の法』第四章「幸福の科学入門」より抜粋】
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〇「奪う愛」の苦しみからの脱却(愛の原理)
・「評価されていない」という苦しみ
一番目に、「『奪う愛』の苦しみからの脱却」ということを述べたいとおもいます。
世の中の人々の苦しみを見ていると、たいていの場合は、欲しいと思うものが手に入らないことによる苦しみです。

「欲しいと思うものが手に入らない」という苦しみは、結局、「自分は他の人から愛されていない。評価されていない」という苦しみです。その評価が精神的なものであれ、物質的なものであれ、「自分は評価されていない」という苦しみなのです。

精神的なものであれば、人の優しい言葉や気持ち、扱いであったり、名誉や肩書などであっったりするでしょう。物質的なものであれば、食べる物、着る物から始まって、お金や、その他、車とか、家とか、いろいろあります。これらも、自分自身で手に入れるというよりは、まわりから与えられるという要素も多分にあるので、そういう点を強く見ていくと、苦しみのもとになっていきます。

そのように、現代人の苦しみを見てみると、その多くは、他から与えられていないことに対する苦しみなのです。

「これだけよく働いているのに、給料が安い」「これだけよく働いているのに、出世が遅い」ということもあれば、「汗水垂らして働いているのに、女房や子供からの評価が悪い」ということもあるでしょう。「こんなに一生懸命、勉強をしたのに、女性にもてない」ということもあるかもしれません。あるいは、「こんなに一生懸命、仕事しているのに、なかなか才能が生かし切れない」ということもあるでしょう。

苦しみの根源を探ってみると、結局、「自分は、こんなにがんばっているのに、自分に対する、まわりの人の評価、あるいは、周りの人の評価、あるいは、周りの人の手を通じての扱いが非常に悪い」ということに対する欲求不満、得られないことに対する欲求不満だと思うのです。

物質的な面については、ある程度、諦めがつくこともあるのですが、精神的な面、特に人間関係における精神的な面については、苦しみからの脱却は、なかなか難しいものがあります。なぜなら、他の人の気持ちというものは、なかなか自分の自由にならないからです。

ちょうど都合よく、自分が、「この人に評価してほしい」と思う人が、自分を評価してくれたり、自分が「この人に愛されたい」と思う人が、自分を愛してくれたりはしないものです。その反対に、自分が「こんな人から評価を受けたくない」と思う人が、自分を評価してくれたり、自分が「こんな人は嫌いだ」と思う人が、自分を好きになってきたりするものです。これが世の中の常なのです。

こういうことがあって、なかなか思うようにはいかないのです。

【大川隆法『幸福の法』第三章「人間を幸福にする四つの原理」より抜粋】
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幸福の科学の教えの第一は「愛」です。
ある意味において、幸福の科学の教えのなかで一番大事な教えであると言えます。
人生の問題はそのほとんどが愛に関する問題であるからです。
そして、根本仏である主は「愛の神」「慈悲の神」でもあると教えていただいています。

そして、「愛は人から奪うものではなく、愛は人に与えるもの」と教えていただいています。

「誰でも入れるけれども、誰も卒業することのできない法門、それが愛の原理です」
この言葉がとても印象的でした。
愛の教えはとても奥深いもののようです。私たちの人生は魂の修行として仏から与えられたものです。地上に生命あるかぎり、できるだけ多くの与える愛の実践を共に成し遂げてまいりましょう。

今日も主の愛を広げ、伝えるために、自らの務めを果たしてまいりましょう。
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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◆「天御祖神 感謝報恩植福」について

・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。

・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。

日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。

・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福として、1 
口 10 万円からお受けいたします。

・本植福に参加された方には、「『天御祖神 
感謝報恩の誓い』奉納書」を拝殿の基壇部分に御奉納させていただき、大きな貢献をされた方につきましては、記念碑建立時に銘板をもうけ、そのお名前を記名し、顕彰させていただきます。

・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)

(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)

・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。 
(『現代の武士道』)

・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
 (「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)

日々のご支援に心より感謝申し上げます。

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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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TEL:0596-31-1777
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文責:蒲原宏史 

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