(8/13-1)225『天使の条件』 ⑱新たなる使命―魔軍との戦い―あの世は宗教が仕切っている世界

天使の条件

72 男女が平等なのは、仏性においてであって、この世での使命や機能は、公平ではなくてはならない。

【大川隆法 箴言集『人格への言葉』より抜粋】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。
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さて、ここからは、一年を通して非常に霊的な季節である「お盆」を迎えるに当たり、教典『信仰のすすめ』から第2章の「死後の世界について」を共に振り返ってまいります。主におかれましては、経典『信仰のすすめ』のまえがきに、「手ごろなかたちで、幸福の科学の教え、その方向性をまとめたものであり、また、宗教書としてとても良心的な内容になっていると思う。一人でも多くの方に本書を読んでいただけることを切に願っている」と語られており、幸福の科学の信仰論の手引書ともなっています。本経典をお持ちでない方は、支部や精舎、全国の書店でお求めください。仏弟子必携の一書です。【税抜き1500円】
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■死後の世界について
○あの世は宗教が仕切っている世界
・この世の人びとの多くが真実を知らずに生きている

当会の信者であった作家のK・Tさんの霊が、たまに私のところに訪ねてくることがあります。

彼は、あるとき、次のようなことを言っていました。

「私は、あの世に還って何年かたちましたが、あの世で経験したことは、すべて先生の言われていたとおりでした。ほんとうに、全部そのとおりで、一つも間違いはありませんでした。

しかし、この世の人々のほとんどは、真理をまったく知らずに生きています。そして、真理を知らないままに死んでいきます。そういう人たちは、あの世へ行ってから大変なことになります。

幸福の科学は、もっと伝道を頑張らないといけないのではないでしょうか。この程度の伝道でよいのでしょうか。地上には六十億人以上の人がいるのですから、【2002年説法当時】『数百万部のベストセラーだ。数百万人が読んだ』という程度では、真理が人々に届きません。ほとんどの人は救いの網に引っかからないのです。

あの世は先生のおっしゃる通りの世界なので、もっと多くの人に知らせなければいけません」

私は彼に、「あまり焦っても、この世にはこの世のルールがあるので、そう簡単にはいかないのだ」と答えたのですが、実際に真実を知った人は、「みんなに早く擦らせなければ大変だ。真理を知らない人が半分以上もいるのは不親切すぎる」と言います。

死後の世界は、苦しかったり悲しかったり、する世界ではありません。もちろん、悪い生き方をした人にとっては、そういう世界であることもありますが、まっとうに生きた人にとっては、この世より、ずっと美しく、ずっと安らいでいて、ずっと幸福感の強い世界です。「この世に帰りたい」と思う人は、ほとんどいないぐらい、ほんとうによい世界なのです。

しかし、この世の人生は一種の試験であり、一定の期間、さまざまな経験を積むと共に、盲目のままに”実験”をされているのであって、その結果次第では、あとで苦しい世界も待っています。

そのため、「真実を知らない」というのは大変なことです。その真実を、「非科学的な迷信である」「昔の人が信じていた、時代遅れのものである」などと多くの人が思っている現代社会は危険なのです。

現代では、仕事の世界を信じていない人が多いので、実際に、死後の世界はかなり混乱しています。

いまは人口も増えているので、「今回、初めて地上に生まれた」という人もたくさんいるようです。そのなかには、元は人間ではないものだった人もいます。人間ではないものとは、人間の近くにいる生き物です。また、宇宙からも数多くの魂が地球に来ており、「初めて地球で肉体を持った」という人もいます。そのため、かなり混乱が起きています。

その意味で、「生きているうちに、あの世のことを知り、信じていただきたい。さらに、あの世へ還ってから、自分で実体験をして、検証していただきたい」と思います。 

○あの世では宗教がなければ生きていけない。
私たちは、この世において救済の仕事をしていかなければなりませんし、死んであの世に還ってからも、その仕事の続きが待っています。

死んで、あの世に還ってみると、「宗教は、こんなに偉大なものだったのか」と感じます。この世では、宗教は見くびられたり悪く言われたりしていますが、あの世へ行くと、「宗教様々」です。

あの世の世界は、宗教が、ほとんどすべてを仕切っている世界です。そこでは、宗教がなければ生きていくことができません。その世界に存在することができないからです。

当会の教えを学んでいるみなさんのなかに、いまは貧しい生活をしながら修行している人がいたとしても、あの世では、光り輝く世界が待っています。この世では、どんなに苦難・困難や迫害などがあったとしても、あの世では、宗教はメジャーであり、すべてが宗教の世界なのです。

「宗教は信じられない。死後の世界は信じられない。魂は信じられない。天使も信じられない。仏も神も絶対信じられない」という人は、地縛霊となって、この世の人間や、会社や自宅などに執着して離れなかったり、墓石に抱きついて離れなかったりするか、あるいは、多くの人を惑わした”思想犯”が行く「無間地獄」へ行くか、そのどちらかになります。

ただ、地獄にも”信仰心”のある人たちはいます。それは悪魔を信じた人たちです。一部には、そういう間違った教えを信じる人もいるので、信仰心だけで、すべてを片づけられるものでもありません。そのように、間違った宗教が地獄界に及んでいる部分もあります。

しかし、「あの世は宗教が九十五パーセント以上を仕切っている」と言ってよいので、宗教の仕事は非常に大事な仕事なのです。

○反省や祈りは高級霊とつながる”携帯電話”
この世においては、宗教の戦力はかなり少なく、宗教者の仕事をする人が足りません。そのため、なかなか人々に真理を信じてもらえずに苦労をしています。前述したように、「三十センチの物差しで測って証明せよ」といわれ、それに対して反論ができずに苦しんでいるような状況です。

最終的には、死ねば全員が体験することなのですが、唯物論的な科学主義が、現代人を迷妄の底に落とし、無明の世界に落としているので、何とかして、そこから人々を救わなければいけません。

作家のK・Tさんが霊人として私のところを尋ねてきたときの話をしましたが、彼が言うようにね「数百万部のベストセラーなんて、まだ甘い」というのは、確かに、そのとおりなのです。地球の人口から見て少ないですし、私の著書を読んだ人でも、どこまで分かっているかは疑問です。

「死後に人生を回顧する」という話もしましたが、当会の信者は、反省教において、自分の過去のシーンを思い出して反省したり瞑想したりしているので、生きているあいだに、すでに人生の回顧を始めているわけです。

また、そういう静寂な時間を持たなければ、異次元との交流も始まりません。

みなさんが、万一、死後に、暗い世界へ行くことがあったときには、祈りを使ってください。祈りは電話と同じようなものであり、必ず届きます。

「生前、自分なりに反省したり修行したりしたつもりであったのに、生き方を間違ってしまい、光の世界に還れなかった」というときには、祈ってください。祈りは必ず届き、何らかの救いの手段が働きます。天使が救いにくることもあれば、何か救いの手立てが与えられることもあります。

祈りを忘れないことです。短い祈りであっても効きます。

したがって、「できるだけ多くの人に、私の著書を読むだけでなく、信者になって、霊界の知識を持つと同時に、生きているうちに、きちんと人生を反省していただきたい。また、祈りや瞑想を精舎などで経験していただきたい」と思います。

それが高級霊とのコンタクト(接触)のツール(道具)になります。そういう者を持っていることが大事です。反省や祈り、経文の読誦などは、異次元の高級霊界とのつながための”携帯電話”なのです。それを一人でも多くの人に経験していただきたいのです。

実在界、あの世を見ると、「この世の仕事には積み残しがずいぶんあるな」と感じます。それが、この世の難しいところでもあります。

その意味でも、幸福の科学の教えや活動を広げていきたいと私は思います。(完)

【大川隆法『信仰のすすめ』第2章「死後の世界ついて」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。皆様の祈りの結集をお願いいたします。

9/28(土)朝10時〜10時45分 三重テレビ7チャンネルで2022年エル・カンターレ祭御法話「地球を包む愛」の放送が決定いたしました。「小さな地方局かも知れませんが、象徴的闘いでした。この勝利はとても大きい」

一般放送に当たっては、メディア支援植福という形で、テレビ放送の経済的支援を伊勢支部にて支えさせていただいています。法人での提供も募集していますので、詳しくは支部までお問い合わせください。主の奇蹟の復活を祈り続ける今、私たちの信仰心をこの植福に結集してまいりましょう。

幸福の科学は、この地上に真のユートピアを建設するために、日夜努力しています―経典『ユートピア創造論』にあるように、私たちが「正しき心の探求」として「愛・知・反省・発展」の四正道の教えの実践と四正道の全世界への布教に向けて伝道しているのは、「仏国土ユートピア建設」のためです。

そこで、ここからは、私たちが日々取り組んでいるユートピア活動の原点に立ち返り、幸福の科学がどのようなユートピアを目指しているのかを改めて確認する機会とさせていただきます。ここからは1991年5月5日、三重県鈴鹿サーキットランドで説かれました五月研修―「天使の条件」について、その教えを再確認させていただきます。

私たち仏弟子の使命は、私たちが、天使や菩薩となって、この地上を仏国土ユートピアにすることです。
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〇天使の条件―新たなる使命―魔軍との戦い

地獄的なものを遠ざけたならば、次には、より優れた自分になっていくためのプラスアルファを見出していく必要があります。

天使の条件に関して、もう一つ述べておきたいことがあります。

地獄界というものは、最初からあったのではありません。地獄界は一億二千万年ほど前からできはじめました。その原因は人間にあります。地獄界は人間の間違いによってできたものなのです。

そのため、そのころから、天使には新しい仕事が加わりました。それは、魔界に堕ちた者たちと戦うという仕事です。聖なる戦いを遂行し、勝ち抜くという役割が、天使に要求されるようになったのです。

そして、その仕事を遂行するために、天使には勇気と決意が必要になってきました。また、魔界の者たちもそれなりに力を持っていて、弱い天使であっては人びとを守れないので、強力なエネルギーも必要になりました。天使には新しい要素が必要となったわけです。

このように、現在の天使の仕事には、魔界に堕ちたルシフェル以下の魔軍との戦いという使命も入っています。人間の目には見えないところで、彼らはいまも戦っているのです。

魔界の者たちは、仏弟子集団のなかに弱いところがあると、そこを攻めてぶ分的な混乱を起こすこともあります。しかし、それに巻き込まれて全部が混乱してしまったならば、魔軍に負けたことになります。断じて負けてはいけません。

もし一部に混乱が生じてきて、「これは魔軍の仕業だな」と思ったならば、断固として戦わなくてはなりません。また、心が揺れるようであってはなりません。心を一つにして、強くあらねばならないのです。

そうしたときには、まず原点に返ってください。原点とは何でしょうか。それが信仰ということなのです。

「信ずる心は仏への一本のロープである」ということを、過去、私は何度も語りました。信仰のロープを手に持っているかぎり、正しき修業の道に入っている仏弟子たちが、魔軍の虜になり地獄に堕ちるといことはないのです。

信仰のロープから決して手を放してはなりません。その手を離させようとして、猜疑心や不信感など、魔はさまざまなものをあおりたててきます。しかし、断じて手を放してはなりません。

夜のあいだは、いろいろなことが起きてきます。目くらましもあれば、幻覚もあるでしょう。しかし、一時期、そうした現象を起こしたとしても、魔性の者たちは必ず通り過ぎていきます。必ず夜は明けるのです。

したがって、信仰のロープを決して手放してはなりません。それを手放したならば、たとえ自分の目には草花が咲き乱れているように見えたとしても、その下は奈落の底です。深い谷に堕ちることになります。そして、いったんそこに堕ちてしまうと、そこからあがってくるのは並大抵のことではありません。

どうが、信仰を強く持ってください。信ずる心があれば、魔に勝つことができます。

信ずる心は自分自身の力を倍増します。なぜなら、天上界にいる光の指導霊たちの力を受けることができるようになるからです。このことを忘れてはなりません。信ずる心があればこそ、いろいろな苦難・困難があっても、戦い抜くことができるのです。

仏法真理の流布を邪魔しようとしている魔界の軍団があることは、明らかな事実です。これは戦(いくさ)なのですから、やわな心を持っていたらば負けてしまいます。断じて負けてはなりません。この戦いには勝たねばならないのです。

真実の者は勝たねばならない。
聖なる者は勝たねばならない。
仏の心を伝えんとする者は、
強くあらねばならない。
勇気を持たねばならない。
信仰心を手放してはならない。
たとえ自分がどのような立場に置かれようとも、
針のむしろに座らされようとも、
火であぶられようとも、
信仰心を捨ててはならない。

人間には永遠の生命があります。永遠の生命は、仏と一本につながるということこそ願っているのです。

迷いが起きたならば、初心に立ち返り、信仰心というロープをしっかりと握りしめ、もう一度、謙虚に精進の道を歩むことです。謙虚さと精進さえ忘れなければ、修行は永遠です。そして、みなさんの向上もまた永遠なのです。(完)

【大川隆法『ユートピア創造論』より抜粋】
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まず、心のなかから地獄的な要素を取り除いたのち、次になるべきは、正しい教えを取り入れることでした。

主より天使になる条件として、心をきれいにして、四正道をマスターすることが必要であることを学びました。

そして、その上で天使の第三の条件として挙げられたのが「魔軍との戦いでした」

「真理の言葉・正心法語」のなかにも

「地上に悪霊あるべからず
来世に悪魔あるべからず」

と説かれており、菩薩の使命として、地上と地下・今世と来世における地獄領域の解消がすでに最初から説かれています。

心を浄化して、正しい仏法真理を学び、魔軍との戦いに勝利することこそ天使の条件であることを主から教えていただきました。それが仏国土ユートピアづくりの基本ともいえる道筋です。本日まで学んだ「天使の条件」を心に刻んで、ともに精進を重ねてまいりましょう。

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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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◆「天御祖神 感謝報恩植福」について

・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。

・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。

日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。

・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福として、1 
口 10 万円からお受けいたします。

・本植福に参加された方には、「『天御祖神 
感謝報恩の誓い』奉納書」を拝殿の基壇部分に御奉納させていただき、大きな貢献をされた方につきましては、記念碑建立時に銘板をもうけ、そのお名前を記名し、顕彰させていただきます。

・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)

(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)

・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。 
(『現代の武士道』)

・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
 (「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)

日々のご支援に心より感謝申し上げます。

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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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https://hsise.com/
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TEL:0596-31-1777
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文責:蒲原宏史 

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