(7/27-2)27『永遠の仏陀』を読む―跳躍の時―金貨を探し出せ―精進波羅蜜多

『永遠の仏陀』を読む

26 妖怪は流行神(はやりがみ)の陰にもかくれている。「人気」や「フォロワー数」の裏にある邪気を感じ取れ。
【大川隆法『妖怪にならないための言葉』より抜粋】

70 東京大空襲をしたB29や、広島や長崎に原爆を落とした爆撃部隊が、「英雄の町」と書かれた地獄の町で、新しい核爆弾を落とされて、「大焦熱地獄(だいしょうねつじごく)」と「阿鼻叫喚地獄(あびきょうかんじごく)」を体験するのを見た。近未来ビジョンも入っていたと思う。
【大川隆法『地獄へ行かないための言葉』より抜粋】

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〇【正思】多様性の意味―信仰心とは「神仏の世界を知るための鍵」
信仰心とはいったい何でしょうか。それは「神の世界を知る力です」信仰心なくして、この世界を知ることはできないのです。信仰心は「神仏の世界を見るための鍵」なのです。

すなわち、信仰心とは、「自分たちよりも上位にあるものたちの考えを、謙虚に学ぼうとする心」なのです。「上位にあるものたちの心や考えを、謙虚に学ぼうとする心」のことを信仰心というのです。

この気持ちがないと、いろいろと段階差のある考えも、平面的にしか翻訳されないわけです。そのため、神様のさまざまな考えについても、地上にいるさまざまな人の考えの違いと同じようにしか受け止められなくなってきます。それがどういう位置づけにあるかがわからなくなるわけですが、ここには非常に危険な面があります。

私は、これまでにさまざまな霊人の考えを出すなかで、そのことを感じてきました。私が高い次元から観て言っていることも、人々はその正しい位置が分からないために、違うところから見て解釈しなおしてしまいます。

そういった意味で、高次元の視点からこれまでに出したものを、もう一回まとめ直していこうと考えています。そうしなければ分からないからです。私の立っているところからは、ほかの教えの位置がよく観えても、地上の人間の位置からは必ずしも見えません。この点を間違えないでください。

【大川隆法『真説・八正道』第二章「正思」98pより抜粋】
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こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。
皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。

三宝帰依を寄る辺として、主エル・カンターレへの信仰を貫くために、一日の始まりを希望と共に『エル・カンターレへの祈り』と『仏説・正心法語』で始めました。

そして日中は主のため、世のため、隣人を救うために、地上仏国土ユートピアの実現のために「六波羅蜜多」の実践をなすべく、私たちは御仏の御手足として働きました。本日も本当にお疲れ様でございます。

引き続き、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

そして一日を感謝と反省で締めくくるために、常に主の御言葉と「八正道」と共にありましょう。

今日の一日を振り返りつつ、1991年7月に説かれました『永遠の仏陀』を振り返ります。
そののち、仏陀の教えに原点回帰すべく『釈迦の本心』を共に学びます。

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第四章 跳躍の時 
〇金貨を探し出せ
しかし、人生の晩年において、
己の魂の性質に初めて気づいた者は、
なかなか大変なものが、そこにあると思わなければならない。
金貨を、夕暮れ時に探すならば、大変な焦りを伴うものだ。
まもなく日が暮れるという時に、
金貨は、探せども探せども、見つからないことがある。
やがてとっぷりと日が暮れることもあるであろう。
そのような時には、カンテラの灯をかざせ。
カンテラの灯をかざしたならば、
たとえ、草むらのなかに金貨が眠っていても、
その金貨は必ずや光をはね返し、
どこにあるかということを、おまえたちに教えるであろう。

このように、
人生のたそがれ時において、
初めて仏法真理を知った者は、
その仏法真理を、
カンテラのごとく、高く掲げることが望ましい。
すなわち、ここにおいて、
決死の覚悟をし、志を高く置き、
どこまでもどこまでも高く、仏法真理を求めるのだ。
幸いにして、おまえたちには、
尊い経験というものがある。
また、知識というものがある。
この、経験と知識とを土台として、
高みにのぼるのだ。
櫓(やぐら)にのぼるのだ。
そして櫓の上で、
仏法真理という名のカンテラを掲げるのだ。
さすれば、落とした金貨が見つかるであろう。
その金貨とは、
おまえたちの善性であり、仏性である。
ダイヤモンドの心である。
おまえたちの良心である。
これを探し出すのだ。
そして、その金貨に、もし汚れがある時は、
この汚れを速やかに取り除くことだ。
これが大事なこととなる。

さて、そうして、一枚の金貨を手に入れたならば、
大切にしなさい。
夕暮れ時に見いだした金貨は、その価値は高い。
この金貨を無駄に使うことなく、
真実、大切なもののために使え。
真実、世の役に立つもののために使うのだ。
そうであってこそ、
おまえたちは、真に仏法真理を学ぶ人として、
その資格を認められることとなるのだ。

いずれにしても、
この仏法真理に気づいた時、
おまえたちの心は変わる。
おまえたちの人生は変わる。
いや、変わらざるをえないのだ。
そうであるならば、
この書を手に取って読んだ時のことを、
決して忘れてはならない。
これからが、魂が跳躍してゆく時なのだ。
わが教えにふれてよりのち、
魂の堕落は許されないのだ。
すべての魂は、ただ向上を目指すのみなのだ。

【大川隆法『永遠の仏陀』第四章「跳躍の時」より抜粋】
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続いて、仏陀の教えに原点回帰すべく『釈迦の本心』を共に学びます。
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第三章 六波羅蜜多の思想
7 精進波羅蜜多

「精進波羅蜜多」は、別名「努力の完成」ともいわれます。これは「努力する」という徳を説いているのです。

努力に関しては、八正道にも「正精進」という項目があり、意味するところは同じですが、精進波羅蜜多の場合は、具体的な行動目標を明確に打ち出して実践することであり、より実践に重きがかかっていると言えます。すなわち、不言実行ではなく、自分の努力目標を設定し、それに向けて実践行を行っていくのです。

たとえば、布施や禅定について言っていの目標を持ち、それを実行に移して、その成果を他の人にも確認してもらうということを、日々、努力していくことです。また、学びについても、どれだけの学びをしたかという蓄積を確認していくことです。こうした具体的努力のことを「精進波羅蜜多」といい、釈迦の弟子たちはこれを実践していたのです。

釈迦教団の特徴の一つは、非常によく勉強する団体だったことです。これが同時代の他の教団との違いでした。他の教団では、超能力施行に陥り、「他人ができないようなことをして尊敬されたい」と思う人たちが多かったのです。

これに対して釈迦教団では、異次元世界、霊的な世界と交流するという面を持つ半面、常識人として練れており、非常に的確な判断ができて、どこに出しても恥ずかしくない人材であることが要請されていたのです。それゆえ、教団自体の学習意欲、仏法真理を学び続けることに対する意欲が、非常に高かったと言えます。

こうした学習意欲の効果としては、仏法真理に基づいた常識を高め、練れた人格を築いていくという点がありました。

「一生懸命に学習した人は偉くなっていく」とよく言われますが、学習は決して特定の知識を得ることにだけ効果があるのではありません。目標を持って努力する姿勢のなかで、偉大な人格が築かれていく面があるのです。そのため、学問の対象を問わず、学習する者には一定の人格向上が見られるのです。

したがって、仏法真理という最も大切なものの学習を続けた人は、人格が非常に光り、一流の人物となっていくのは、当然のことだと言えます。

この「努力」という徳目も釈迦の教えの中軸であり、「努力なくして悟れる」「祈ればお陰がくる」などという考えは一蹴されていたのです。「努力の蓄積が釈迦仏教の法の高みをつくっていた」ということは、忘れてはならない視点だと思います。

【大川隆法『釈迦の本心』第三章「六波羅蜜多の思想」より抜粋】
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明日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。
この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。   その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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TEL:0596-31-1777
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文責:蒲原宏史 

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