(7/22-1)203『正義の言葉「仏説・降魔経」を読む ⑳悪魔の攻撃パターン2―エローヒムが説いた統治の原理とは

正義の言葉『仏説・降魔教』

50 大木のようにガッシリと大地に根を張れ。どのような風雨にも耐えよ。

【大川隆法 箴言集『人格への言葉』より抜粋】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

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さて、ここからは、主の御教えを世界へと広げるために、教典『信仰の法』から第5章の「地球神への信仰とは何か」を共に振り返ってまいります。主におかれましては、二〇一〇年十一月二日に、原題「エル・カンターレ信仰とは何か」として説かれた御法話です。エル・カンターレとは、「地球神」を認める信仰であることを明らかにしたうえで、新しい地球創世記の時代を生きる人間に対する信仰のあり方が説かれています。経典をお持ちでない方は、支部や精舎、全国の書店でお求めください。仏弟子必携の一書です。【税抜き2000円】
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■地球神への信仰とは何か―新しい地球創世記の時代を生きる
○エローヒムが説いた統治の原理とは

そのころには、宇宙から地球に飛来した宇宙人種もそうとうの数になっていたため、「価値観の多様性」という意味では、かなり複雑なものになっていました。それぞれの星には、やはり、進んだ部分と遅れた部分とがあるので、「それらを合わせて一つの価値観をつくる」というのは、なかなか難しいことです。

そのため、エローヒムは、善悪を教えると同時に、統治の原理として、「さまざまな違った意見を反映させながら、国を治め、世界を治めていく」という方向を示したのです。

【※これを機会として、大霊団を収容するために、地球五次元善人界が整備拡充されました。そして約一億五千万年前、エル・カンターレの本体が地上に下生し、巨大な光文明を建設しました。地球的仏法真理が確立され、他惑星人の指導教育が一層進みました。エル・カンターレへの帰依者も続出し、地球人としての共通意識ができてきました。『太陽の法』p61】

そこには、現代の民主主義のもとになる考え方が、政治思想としてすでに現れています。「いろいろな考え方に基づいて、自由な意見を出すことはよろしい。しかし、自由な意見を出し、十分に議論をして、その結果、合意を見たことについては、全員がそれに従いなさい」という、民主主義の原理に似たものを、当時、もうすでに打ち出していたのです。

そのなかには、現代の民主主義と同じく、「自由」と「平等」が両方ともありました。

「仏性において、すなわち、神の子、光の子としての尊さにおいては、地球人種も、宇宙人種も変わるものではない。平等である。

ただ、意見の相違は数多くあるであろうから、その意見を一元的に統一するわけにはいかない。自分の心を澄まし、よく心の内側に穿(うが)ち入って考え、自分が『正しい』と思うことを、各自、自由に述べてよろしい。

しかし、そのようにして話し合った結果、出た結果については、合意をもって、それを実行していくことをよしとしなさい。

また、あなたがた人間に判断がつかないことに関しては、きちんと天上界に祈りて神の声を聴き、それに基づいて大きな判断をしなさい。

あなたがたの自治に任された、この世的な事柄については、あなたがたの自由な意見で多数の合意を形成し、それを実行に移していきなさい。

それを超えたる大きなものと、人間心では変えることができない、そもそもの仕組みについては、神の心に従いなさい」

そのようなことを、エル、エローヒムは説いていました。

今、西欧のほうには「自由」と「民主主義」の考え方が出ています。

また、アメリカ合衆国憲法のもとになった独立宣言には、”all man are created 
equal”と書かれています。これは、「すべての人間は平等に創られている」ということですが、それは、もちろん、「神によって」です。神によって平等に創られているからこそ、自由の原理が働いてくるのです。

神によって創られていないものに自由を与えると危険ですが、エローヒムは、「神によって創られているものであるからこそ、平等の原理において、人間は、自由を求めて行動し、意見を述べ、活動しているのである。神の子である平等性において、自由からの繁栄を求めていけ」と教えていたわけです。

しかし、「分限として、『人間の力を超えた領域には神の領域がある』ということを相忘れてはならない。『宇宙の仕組み、宇宙を貫く法については、大いなるものに帰依する』という気持を忘れては相成るまい」とも教えました。

エローヒムは、そのようなことを主として説いていたのです。

【大川隆法『信仰の法』第5章「地球神への信仰とは何か」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。

さて、ここからは、私たち仏弟子の生命ともいえる、「仏説・正心法語」について共に考える機会を得たいと考えています。本日は、『仏説・正心法語』第七番目、最後の経文である『仏説・降魔経』についてです。

『正義の言葉「仏説・降魔経」』は、『仏説・正心法語』の最後を飾るお経であり、今までにない経文だと言われています。悪魔との対決についても、「幸福の科学」の基本教義として、明確に根本経典の中に入っています。それでは、引き続き経典『仏陀の証明』より主の御解説をご紹介いたします。
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●悪魔の攻撃パターン
宗教を確立するときには、悪魔との戦いがどうしても出てきます。まず、悟りを開く人自体の、悪魔との戦い。それから、その教えを信じている人たち、弟子たちの、悪魔との戦い。最後に、他の教団、あるいは世間のいろいろな人や政治勢力などの外敵を使って、悪魔は教団への攻撃を仕掛けてきます。このように、悪魔はだんだん外へ出ていくのです。そうした攻撃の仕方をします。

先ほど述べたとおり、仏陀は、「わたくしは、敗れて生きながらえるよりは、戦って死ぬ方がましである。命はどうでもよい。ある修行者たち・バラモンどもは、悪魔の軍隊のうちに埋没してしまって、姿が見えない。そうして徳行ある人々の行く道をも知っていない。しかし、軍勢が四方を包囲し、悪魔が象に乗ったのを見たからには、わたくしは立ち迎えて彼らと戦おう。わたくしをこの場所から退けることなかれ。神々も世間の人々も汝の軍勢を破り得ないが、わたくしは智慧の力で汝の軍勢を打ち破る」と言っています。

この決意を見ると、魔との戦いがどれほど大変かということがわかります。ですから、「仏教は戦わない」などというのは、とんでもない間違いであるということが、いま述べたことでわかると思います。

実は、魔との戦いから悟りは始まり、魔との戦いから、悟りの後の伝道も始まったのです。また、魔との戦いから、教団内の戒律もつくり、三宝帰依体制をつくっていったのです。

ですから、常に魔と戦い続けています。魔と戦って、体制をつくり、信用をつくり、教えを広げていったのです。そして、教えを広げる過程でも、常に魔との戦いが続いていたのです。

【大川隆法『仏陀の証明』幸福の科学出版 より抜粋】
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「降魔即悟り」―「降魔即伝道」
このつながりがよく理解できる御解説でした。
魔との戦いから悟りは始まり、魔との戦いから、悟りの後の伝道も始まりました。また、主におかれましては、魔との戦いから、教団内の戒律もつくり、三宝帰依体制をつくられています。

ですから、私たちは、常に魔と戦い続けています。魔と戦って、体制をつくり、信用をつくり、教えを広げていったのです。そして、教えを広げる過程でも、常に魔との戦いが続います。

魔は光の反対である闇や迷いを象徴するものです。一方は大宇宙の根本仏は光を生み出しました。光の副産物として、闇が生成されています。だから、魔においても、仏法真理を浮かび上がらせる舞台装置にしか過ぎないことがよくわかります。

「降魔成道」「破邪顕正」という言葉が象徴するように、
伝道と悟りは、降魔の後に続くものです。私たちも身の回りにある魔境を打破することで、智慧と主の教えを広げることができるようになります。

光を広げようとするとき、かならず私たちの前に立ちはだかるのは魔の存在です。
私たちは、魔を砕破して地の果てまでも主の教えを伝え広げなければなりません。
その意味において、魔の存在は仏法真理の尊さと逆証明する存在でもあります。魔の邪魔が入るということは、逆に私たちの活動が仏の御心に則っている証拠であるとも取れるのではないでしょうか。

巨大な光が天上界から降りる時、魔も競い立つことはいつの時代でも同じようです。1991年には「講談社フライデー事件」が起きました。フライデー事件とは1991年の秋に、マスコミに巣くう悪魔が幸福の科学に対して、嘘の記事によって、主を辱めようと大手出版社の講談社が、当時大衆雑誌フライデーという雑誌を使って、幸福の科学を攻撃をしてきた事件です。

1991年冬に主におかれましては、「『永遠の仏陀』講義」を説かれています。

この年は、多くの奇跡の法が降ろされる一方で、大手出版社である講談社が全国の書店や取次店へ圧力をかけて、書店での幸福の科学の書籍の取り扱いと、販売が激減して、教団においても非常に経済的に困窮したという経験があります。その意味で、1991年は奇跡の年であり、現代における宗教弾圧・法難の年でした。

近年においても、K氏の問題もあり、そして、主のご家族であったH氏や、また、S氏の問題も出てきました。

魔は正法が立つ時に必ず立ちはだかる障害です。しかし、この障害を乗り越えたときに私たちの信仰心も純粋化されることが分かります。そのような障害はあらかじめ予定されていたかのようにも思えます。

大切なのは、どのようなことがあっても、信仰心を磨き、高め、深め、純粋化させることです。すべての障害は私たちの魂を磨くための砥石となることも主から私たちは学んでいます。あらゆる経験を智慧に変えて、悟りの力に変えてゆくことが私たち仏弟子には求められています。

悪魔に対するには、嘘や偽りに騙されることなく、正しい情報や知識を得ることがとても大切になります。知は力です。何も知らないと、まわりの虚言に巻き込まれてしまいます。無知や無明は、魔に利用されるという点においても罪となります。私たちは常に仏法真理による光明を、日々の教学によって得なければいけません。

その点でも、悪の波動を断ち切るために「正義の言葉『仏説・降魔経』」は常に読誦したい経文であると痛感いたします。

主と共に光を高く掲げて無明の闇を共にてらしてまいりましょう。

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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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◆「天御祖神 感謝報恩植福」について

・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。

・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。

日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。

・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福として、1 
口 10 万円からお受けいたします。

・本植福に参加された方には、「『天御祖神 
感謝報恩の誓い』奉納書」を拝殿の基壇部分に御奉納させていただき、大きな貢献をされた方につきましては、記念碑建立時に銘板をもうけ、そのお名前を記名し、顕彰させていただきます。

・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)

(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)

・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。 
(『現代の武士道』)

・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
 (「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)

日々のご支援に心より感謝申し上げます。

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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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TEL:0596-31-1777
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文責:蒲原宏史 

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