(7/20-1)201『正義の言葉「仏説・降魔経」を読む ⑱チャンチャー事件―アルファは地球的真理の方づけを行った

正義の言葉『仏説・降魔教』

48 神を見ることができる人は、「心清き人」が第一である。

【大川隆法 箴言集『人格への言葉』より抜粋】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

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さて、ここからは、主の御教えを世界へと広げるために、教典『信仰の法』から第5章の「地球神への信仰とは何か」を共に振り返ってまいります。主におかれましては、二〇一〇年十一月二日に、原題「エル・カンターレ信仰とは何か」として説かれた御法話です。エル・カンターレとは、「地球神」を認める信仰であることを明らかにしたうえで、新しい地球創世記の時代を生きる人間に対する信仰のあり方が説かれています。経典をお持ちでない方は、支部や精舎、全国の書店でお求めください。仏弟子必携の一書です。【税抜き2000円】
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■地球神への信仰とは何か―新しい地球創世記の時代を生きる
○アルファは地球的真理の方づけを行った

一回目の本体下生は、地球人類の新しい文明実験のころ、すなわち、ちょうど他の惑星からも第一弾の集団が飛来し、新しい地球人類をつくろうとしているころであったと思います。

【※当時、地上には、恐竜などの巨大生物が徘徊しはじめていたので、地上に慣れない移住民たちが生命を奪われる恐れがありました。そのため、最初にマゼラン星雲から招来した人間に似た生物たちは、やや自己顕示欲と自我が優秀な、戦闘性の強い種族となりました。それでも、彼らは科学技術において高度なものを持っていたので、宇宙船に乗って地球にやってきました。『太陽の法』p58】

そのころは、まだ地球的価値観が充分に確立していなかったため、この世に下生し、「アルファ」という名で法を説いたのです。

最初に来ていたのはマゼラン星雲のゼータ星の人たちです。この星はベータ星ともいわれています。今も、「アルファ」「ベータ」「ガンマ」という言葉はよく使われています。

このゼータ星から、かなり多くの人たちが来て、地球でつくられた魂たちと混在して住んでいましたが、当時、最初の人類種的対立、あるいは世界戦争の危機、そうした危機的な状況が人類に起きたために、地球の価値観というものを打ち立てようとして、アルファが地上に下り、それを統一したのです。

今、幸福の科学では霊言集が数多く出ていますが、「どれが本当の教えか分からないので、いろいろなものを勝手に帰依すればよい」というような選択をされては、教団に混乱が起きてくるでしょう。

それと同じです。いろいろな星から人が来始めたとき、それぞれが持ってきた元の星のカルチャーを「地球文化」にしようとすると混乱が起きてくるので、「何が、地球における正しい真理であるのか」ということを説き、「地球的真理」というものを方向づける必要があったのです。

それが、「アルファの法」として説かれたものです。地球神としての立場から、「この教えに帰依しなさい。この教えに帰依することが、地球人になるための条件である」と述べ、地球生まれの地球人類と、宇宙から来た人たちとを、一つの法の下にまとめあげたのです。

それが、三億年以上昔の最初の下生です。

いずれ、詳しく説けるときが来るかもしれませんが、今は、とりあえず、「そういうことがあった」と述べておきます。(注。さらに詳しくは、『アルファの法』『アルファの時代』〔共に宗教法人幸福の科学刊〕参照)。

【大川隆法『信仰の法』第5章「地球神への信仰とは何か」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。

さて、ここからは、私たち仏弟子の生命ともいえる、「仏説・正心法語」について共に考える機会を得たいと考えています。本日は、『仏説・正心法語』第七番目、最後の経文である『仏説・降魔経』についてです。

『正義の言葉「仏説・降魔経」』は、『仏説・正心法語』の最後を飾るお経であり、今までにない経文だと言われています。悪魔との対決についても、「幸福の科学」の基本教義として、明確に根本経典の中に入っています。それでは、引き続き経典『仏陀の証明』より主の御解説をご紹介いたします。
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〇チャンチャー事件
もう一つ、チャンチャー事件というのがありました。

この事件でも、邪教団から仕込まれたチャンチャーという芸者風の女性が、夕方になると、きれいな格好をして祇園精舎のほうに出かけていきました。そして、周りの人から「どこへ行くんだ」と訊かれると、彼女は「ちょっと精舎のほうへ行く」と答えていたのです。彼女は、精舎の近くにある、邪教団の宿泊所に泊まり、明け方になると、祇園精舎のほうから帰ってくるふりをして、戻ってきます。こうしたことを、一か月ぐらい繰り返したのです。

まわりの人びとは、「どうしたんだろう。チャンチャーという女が、いつも祇園精舎のほうへ行き、夜明けになると帰ってくる」と言い合いました。そして、しばらくすると、今度は、「チャンチャーのお腹が大きくなった」「チャンチャーが懐妊した。どうやらゴータマの子供を宿したらしい」という噂が立ったのです。

実は、彼女は服の内側のお腹のあたりに、いろいろなものを入れて膨らませていたのです。そして、チャンチャーは、お腹を臨月風の大きさにして、仏陀の法座に出ていくと、みんながいるところで、いきなり立ち上がり、仏陀に対して、「あなたは、そんな偉そうなことを言っているけれども、このお腹の子はどうしてくれるの」と言ったのです。

ところが、その時、天上界の神様がネズミに化けて出てきて、チャンチャーの服のお腹の紐を食い破った。すると紐が解けて、お腹からお盆が転がり出てきた。それで満座の人は、「なんだ、これは詐欺だったのか」と、すぐわかった―。このように、仏典には神話的に残っています。

その説明の仕方は別として、これは事実としてあったことです。

そのころ、シュラーヴァスティー(舎衛城)の街のなかで、釈迦教団の名声が非常に高まってきていました。托鉢に出ても、釈迦教団にはお布施がたくさん来るわけです。しかし、一家の家計というのは、たいしたことがありませんから、釈迦教団にお布施が集中すると、他の教団が行っても、なにもくれなかったり、悪いものが出てきたりしました。あるいは、「私はすでに仏教へのお布施をしましたので、お宅はお断りです」というようなことを言われたりすると、面白くありません。

そして、スンダリー事件やチャンチャー事件のような攻撃が始まったのです。

【大川隆法『仏陀の証明』幸福の科学出版 より抜粋】
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2600年前のインドにおいては、釈迦教団も新興宗教の一つであったことがうかがい知ることができるエピソードでした。他の邪教団からの嫉妬による犯行で、教団が一時被害を受けた例です。

当時は、直接在家の皆様から托鉢を受けていましたので、教団の評判が落ちれば、托鉢を受けることができないために、即教団の死活問題に発展するわけです。それにしても、やはり魔の手口が、人の嫉妬をくすぐるところから始まる点は、今も昔も変わらないようです。嫉妬心によって心が乱れていないか、日ごろわが心を振り返る反省が必要です。

これは現代においても、当然起こりえる事件であると言えます。一つの教団が大きくなるということは、既存の教団の勢力が縮小することを同時に意味します。従来の既得権益を得ている教団においては、死活問題に発展しかねない問題にもなります。これは海外伝道において、さまざまな既存の信仰団体から、非常に激しい抵抗があることも実際に、インド・アフリカ・ブラジルなどにおいて起きています。ましてや、国内においてはなおさらです。

教団が大きくなるとき、立ち向かう魔も大きくなってきます。私たちは、これに対して根本仏に対する純粋な信仰によって、自らの信仰心を鋼のように鍛えなければなりません。すべての力をしなやかにはね返すことができる法力を日々の読経修行のなかから得ましょう。

スンダリー事件やチャンチャー事件のように、わが身が潔白でも、信仰の試しとしての苦難・困難はいつ何時においても起こり得ますので、その時こそ不退転の決意が必要となります。

現代においても、教団草創期の1991年にフライデー事件がありました。また、K氏の問題もあり、そして、主のご家族であったH氏や、また、S氏の問題も近年出てきました。

魔は正法が立つ時に必ず立ちはだかる障害です。しかし、この生涯を乗り越えたときに私たちの信仰心も純粋化されることが分かります。そのような障害はあらかじめ予定されていたかのようにも思えます。大切なのは、どのようなことがあっても、信仰心を磨き、高め、深め、純粋化させることです。すべての障害は私たちの魂を磨くための砥石となることも主から私たちは学んでいます。あらゆる経験を智慧に変えて、悟りの力に変えてゆくことが私たち仏弟子には求められています。

悪魔に対するには、嘘や偽りに騙されることなく、正しい情報や知識を得ることがとても大切になります。知は力です。何も知らないと、まわりの虚言に巻き込まれてしまいます。無知や無明は、魔に利用されるという点においても罪となります。私たちは常に仏法真理による光明を、日々の教学によって得なければいけません。

その点でも、悪の波動を断ち切るために「正義の言葉『仏説・降魔経』」は常に読誦したい経文であると痛感いたします。

主と共に光を高く掲げて無明の闇を共にてらしてまいりましょう。
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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◆「天御祖神 感謝報恩植福」について

・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。

・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。

日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。

・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福として、1 
口 10 万円からお受けいたします。

・本植福に参加された方には、「『天御祖神 
感謝報恩の誓い』奉納書」を拝殿の基壇部分に御奉納させていただき、大きな貢献をされた方につきましては、記念碑建立時に銘板をもうけ、そのお名前を記名し、顕彰させていただきます。

・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)

(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)

・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。 
(『現代の武士道』)

・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
 (「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)

日々のご支援に心より感謝申し上げます。

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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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文責:蒲原宏史 

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