(7/15-1)196『正義の言葉「仏説・降魔経」を読む ⑬悪魔の軍隊 十 自己をほめたたえて他人を軽蔑する心―会の規模や教え相応に変化してきた、幸福の科学の信仰形態

正義の言葉『仏説・降魔教』

43 判断や行動に異常性がある人には、高級霊がかかってくることはない。

【大川隆法 箴言集『人格への言葉』より抜粋】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

7月7日は68回目の主の御生誕日でした。伊勢支部では7月15日まで連日、10時・13時・19時の三回、「御生誕祭」を開催いたします。全国全世界の仏弟子が参集し、主への御生誕への感謝と「復活の祈り」を捧げる最大の期間とさせていただきます。皆様重ねてご参集ください。本日エル・カンターレ祭期間最終日です。主の復活の祈りにまだ参加されていない方は、是非本日参拝ください。

御生誕祭に合わせて発刊予定の『地球を包む愛』ならびに、楽曲CD「天御祖神の夢/天御祖神の降臨―Renewal 
ver.」を通して、すべての人の心を救済されようとしている主の大いなる愛を学び取り、エル・カンターレ信仰を深めると共に、天御祖神様の御名を全国・全世界に伝える決意を固めます。

楽曲CD「天御祖神の夢/天御祖神の降臨―Renewal 
ver.」は、皆様の熱い信仰心の結集させていただきました。献本・献CDをとおして、主と天御祖神の御名を知らしめてまいりましょう。引き続き、楽曲CD拝受・購入に皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。

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さて、ここからは、主の御教えを世界へと広げるために、教典『信仰の法』から第5章の「地球神への信仰とは何か」を共に振り返ってまいります。主におかれましては、二〇一〇年十一月二日に、原題「エル・カンターレ信仰とは何か」として説かれた御法話です。エル・カンターレとは、「地球神」を認める信仰であることを明らかにしたうえで、新しい地球創世記の時代を生きる人間に対する信仰のあり方が説かれています。経典をお持ちでない方は、支部や精舎、全国の書店でお求めください。仏弟子必携の一書です。【税抜き2000円】
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■地球神への信仰とは何か―新しい地球創世記の時代を生きる
○会の規模や教え相応に変化してきた、幸福の科学の信仰形態

今、私は、「幸福の科学では、信仰の段階が、以前の状態から脱皮し、進化し、次第に変化しつつあるのではないか」と考えているところです。

そもそも幸福の科学は、一九八六年に、東京都の杉並区で六畳一間の小さな仮事務所から始めたわけですが、それから現在までの約三十年間に、【※説法当時2010年時点】やはり、会の規模や教え相応に信仰の形態は変わり、その信仰の内容も変化を遂げてきたのではないかと思うのです。

霊言集の刊行は『日蓮の霊言』(一九八五年刊。現在は『大川隆法霊言全集』第1巻・第2巻〔宗教法人幸福の科学刊〕所収)から始まりましたが、初期においては、まだ、霊のほうがこの世の人間よりかなり偉いように感じていたので、その霊の言葉を受けて活動してもいました。

しかし、霊人たちはそれぞれ個性が違うため、多様な霊人たちの言葉を聴くだけでは、教団として信仰を一本化するのが難しい面もあったのです。

その後、一九九四年ぐらいからは、「信仰をもう少しシンプル化しよう」という理由で、「仏陀・ヘルメス中心型の思想」に移行してきました。そのころ、霊言集の発刊をいったん止め、理論書中心の流れに変えたわけですが、会員たちには、まだ戸惑いもあり、その段階で、ついて来れない人もいたのではないかと思います。【一九九五年より会内にて三宝帰依体制が確立】

最近では、また霊言集もずいぶん出ています。「七百人を超える霊人がでてきている(二〇一七年十一月時点)とのことであるので、「単に昔返りをしたのか」という見方もあろうかと思いますが、そうではありません。

前述したように、私は過去にも霊言集を出していたのですが、霊言集を発刊しなくなってから時間がたったため、今の若い人たちのなかには、霊言現象を知らない人や、当会が霊言集を出していたことを知らない人も増えてきました。

また、この世の中には、「霊的存在や霊界について教えてほしい」というニーズ自体は、やはり、いつの時代にもあり続けると感じています。

そこで、新しい信者層を惹(ひ)きつけつつ、彼らが霊界に関心を持ち、自分自身の心の探求をしていくためにも、今、再び霊言集を出しているのです。【※霊言は2010年1月6日坂本龍馬の霊訓より再開】

これは、ある種の「遠心力」が働いているところだと思います。つまり、入り口がまたたくさんできようとしているわけですが、こうした「遠心力」が働いているときであるからこそ、「求心力」も同時になければ、教団としては、その方針、方向性を保つことができないのではないかと考えています。

【大川隆法『信仰の法』第5章「地球神への信仰とは何か」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。

さて、ここからは、私たち仏弟子の生命ともいえる、「仏説・正心法語」について共に考える機会を得たいと考えています。本日は、『仏説・正心法語』第七番目、最後の経文である『仏説・降魔経』についてです。

『正義の言葉「仏説・降魔経」』は、『仏説・正心法語』の最後を飾るお経であり、今までにない経文だと言われています。悪魔との対決についても、「幸福の科学」の基本教義として、明確に根本経典の中に入っています。それでは、引き続き経典『仏陀の証明』より主の御解説をご紹介いたします。
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●悪魔の軍隊 ⑩ 自己をほめたたえて他人を軽蔑する心
これも自己保存の心です。正しい宗教と思っていても、あまり度が過ぎると、「自己以外に正しいものはない」となってきます。あるいは修行者でも、「自分以上に悟った人間はいない。われこそが最高に悟った存在だ」と思いはじめると、だんだん慢心が起きてきます。そして、他から学ばなくなってきます。

ですから、自己をほめたたえて他人を軽蔑することも、宗教修行者に割によく出てくるパターンです。慢心してくる。自惚れの心が出てくる。人の意見を聴かない。客観的な在り方を見ない。これは特に、「独り修行」をする人たちに多いのです。山中で修行したり、ヨガ系統の行をするような人、あるいは仙人・天狗系統の人に非常に多いのです。

このように、仏陀は悪魔の軍団を十種類に分けて、「これがおまえの攻撃軍だ。汝の軍勢だ。これでお前は攻めてくるだろう」と言っているのです。これは現代でも通用するものだと思います。

【大川隆法『仏陀の証明』幸福の科学出版 より抜粋】
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悪魔の軍団の第十は「自己をほめたたえて他人を軽蔑する心」でした。
これは、「天狗の心」と言い換えることができます。天狗の心から生まれる心が、魔の軍団の一つであることをこの経典が発刊された1995年当時、すでに明らかにされていました。

これはいわば、「自己顕示欲」と「嫉妬」の問題であると考えられます。
どちらも、他者に対する配慮が欠けており、愛が不足している状態です。やはり、「自己をほめたたえて他人を軽蔑する人」が周りにいたら、その人には近づきたくない気持ちになりますが、本人は全くそれに気がついていないところが、とても気の毒でもあります。やはり、これは地獄に通じる心でもありますので、気をつけなければなりません。

自己顕示欲の問題に対しては、経典「幸福への道標」の第2章「プライドと自己顕示欲」に詳しく説かれていますので、お持ちの方はご覧ください。これに対する処方箋として「惜福・分福・植福」の考え方を人生に取り入れることが勧められています。

天狗は山の頂上に登っては、他の人が低きにいることを蔑み、自らを自慢します。実力がない場合は、自分の周りに堀をつくって、自分が高いところにいるのではないにもかかわらず、周りの穴を見ては、それを軽蔑して、あたかも自分が高きにいるようにも振舞います。この情景を思い浮かべると、本当に気の毒な状況ではあるのですが、本人は大まじめに周りをランク付けして、自らを頂点に評価します。

このような傾向性を持つ人の特徴は、この世的な尺度や権威に非常に弱いことが挙げられます。自他の高低差をつけるために、この世的な尺度を使うしか方法がないからです。結局慢心も相対的な、この世的人生観の上に生まれる哀れな心です。人には、名誉欲、出世欲、金銭欲、などがありますので、この欲の部分をくすぐって、人を慢心させて、人を孤立させて、魔境に落とすのが悪魔の常とう手段です。

箴言集「妖怪にならないための言葉」の53番目にはこのように説かれています。
『「天狗」は何らかの長所を持った人間として生まれることが多い、謙虚さと反省の大切さを学び、仏法真理を学習することで、長い成功を収めることができる。』

天狗が、本物の信仰心を持つためには、「謙虚」に加えて、仏神と仏法真理に対する「従順」と「服従」が必要です。

宗教修行を重ねる私たちにとっても、慢心は最後の最後まで、自ら諫めるべき心の状態です。謙虚さと精進の心で、この慢心を戒めてまいりましょう。そして魔を降して「惜福・分福・植福」による本物の幸福を創造しましょう。

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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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◆「天御祖神 感謝報恩植福」について

・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。

・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。

日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。

・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福として、1 
口 10 万円からお受けいたします。

・本植福に参加された方には、「『天御祖神 
感謝報恩の誓い』奉納書」を拝殿の基壇部分に御奉納させていただき、大きな貢献をされた方につきましては、記念碑建立時に銘板をもうけ、そのお名前を記名し、顕彰させていただきます。

・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)

(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)

・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。 
(『現代の武士道』)

・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
 (「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)

日々のご支援に心より感謝申し上げます。

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―天御祖神とともに―
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文責:蒲原宏史 

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