(7/7-2)7『永遠の仏陀』を読む―目覚めよ―仏陀との誓いを成就せよ―心の調和

『永遠の仏陀』を読む

〇まず「神仏の創られた世界のなかに生きている自分」を知る
「人間が神仏によって創られ、永遠の目的の下に生きている」という事実は、議論を許さない事実なのです。議論を許さない事実であるからこそ、これは「信じる」以外に手はないのです。信ずるということは、「一躍(いちやく)受け入れる」ということ、「握ってしまう」ということであって、それ以外には許されないわけです。

まず、これを始めることによって一つの契約が生じます。これが西洋的に言えば「神との契約」です。ここから本当に、「学ぶ」ということが始まってくるのです。

私は、幸福の科学において、仏法真理の「探求・学習・伝道」という三段階の方法論を説いていますが、これは決して「自然科学者のような探求」「顕微鏡で細菌を見ているような探求」を言っているのではありません。あるいは、「自分の都合のよいことは信じて、そうでないものは信じない」というようなことを教えているのではないのです。

根本において、まず、確固とした、「神仏の創られた世界のなかに生きているという土台」を認識するところから始まるのであって、そのあと、その神仏の世界のなかにおける、さまざまな仏法真理の探求や学習があるのだということです。「この根本を満たしていない者は、まず、仏法真理探究の世界に入ることは許されない。学ぶことが許されない。学ぶことが許される前提条件は神仏を信じることである」ということを知らなければなりません。

【大川隆法『真説・八正道』第一章「序章」37p】
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こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。
皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。

三宝帰依を寄る辺として、主エル・カンターレへ信仰を貫くために、一日の始まりを希望と共に祈りで始めて、日中は主のため、世のため、隣人を救うために私たちは働きました。本日もお疲れ様でございます。

引き続き、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

そして一日を感謝と反省で締めくくるために、常に主の御言葉と共にありましょう。

本日7月7日は主の御生誕日です。7月7日13時より、別格本山・聖地エル・カンターレ生誕館より中継いたしました。7月15日まで連日、10時・13時・19時の三回、「御生誕祭」を開催いたします。全国全世界の仏弟子が参集し、主への御生誕への感謝と「復活の祈り」を捧げる最大の期間とさせていただきます。皆様重ねてご参集ください。

この聖なる「御生誕祭」期間に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

今日の一日を振り返りつつ、1991年7月に説かれました『永遠の仏陀』を振り返ります。
そののち、仏陀の教えに原点回帰すべく『釈迦の本心』を共に学びます。

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第一章 目覚めよ
〇仏陀との誓いを成就せよ
あなたがたは知らねばならない。
仏陀の念いを。
仏陀の願いを。
それは、
この地上に生きている衆生一切を救うということであるのだ。
人々を一人残らず救うことであるのだ。
今世のみならず、来世の人々をも、
また、おくれて地上に生まれてくる人々をも、
救わんとすることが、
仏陀の願いであるのだ。

さすれば、仏弟子たちよ。
あなたがたの使命は、おのずと明らかであろう。
この道を共に歩む以外にないではないか。
その道を歩んでゆくために、
あなたがたには、
あなたがたの糧として、教えが説かれるのだ。
その教えは、あなたがたの魂の糧なのだ。
その教えを食べているかぎり、
あなたがたが道に倒れることはないのだ。
その教えを、魂の肥やしとし、糧として生きてゆくかぎり、
無限の力がわいてくるのだ。
無限の情熱がわいてくるのだ。
仏より流れ出すところの、一切の教えを、学ぼうと誓え。
仏より流れ出すところの、一切の真理を、学びつくそうとせよ。
そうであってこそ、
あなたがたは無限の力を得ることができるのだ。
遠き道を歩んでゆかんとするならば、
この力を身につけよ。
魂の糧を、一つ残らず、食べ尽くすのだ。
そして、永き道のりを、共に歩いてゆくのだ。

あなたがたは、
一切の衆生を済度(さいど)せんとして、
地上に降りたのである。
一切の不幸を地上からなくすために、
この地に、この時代に、生れ落ちたのである。
さすれば、仏陀との誓いを成就せよ。
仏と仏の弟子とが誓いしことは、
必ず成就されるのだ。

目覚めよ、目覚めよ。
強くあれ、強くあれ。
信じよ、信じよ。
道は開ける。
その道を、うまずたゆまず歩いてゆくのだ。
私は、あなたがたと共にある。
私があなたがたを背負って歩いているということを、
忘れてはならない。
【第一章「目覚めよ」完 合掌】

【大川隆法『永遠の仏陀』第一章「目覚めよ」より抜粋】
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続いて、仏陀の教えに原点回帰すべく『釈迦の本心』を共に学びます。
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第一章 菩提樹下の悟り
7 心の調和

こうして、ゴータマは「布施」を受ける決意をしました。そして、毎日、一定の時間、托鉢(たくはつ)に出ることに決めました。居住場所はウルヴェーラの森(といっても、木が涼しい影をつくっているぐらいの林ですが)だったのですが、一日のうち、早朝と夕方の二回、托鉢に出て、人びとの家を回り、心からの布施を遠慮なく受けることにしたのです。

布施を受けることに決めたとたん、ゴータマは心に一つの調和が生じるのを感じました。

それまでは、何ごとも「自分が、自分が」と思い、自分ひとりで解決しようとして、「食べ物の調達であろうが、何であろうが、すべて自分でやるのだ。他人の世話は受けない」と考えていました。

しかし、そうした心は強く締めた琵琶の弦のようなものだと考え、「中ほどでよいのだ。生活能力のない自分であるならば、力まず、見えを張らず、『食欲がない』などと自分をごまかしたりせず、修行者として人びとの布施を乞おう」と決めたのです。

当時のインドでは、「出家者たちに施しをすることは、天の蔵に宝を積むことだ」と言われていたので、信仰深いインドの人びとにとって、布施をすることは一つの習慣であり、功徳を積むための在家修行でもありました。そうした事情もあって、ゴータマは快く布施を受ける決意をし、残りの時間を使って、一生懸命、「悟りを得る」ということに打ち込むことにしたのです。

「自分が、自分が」という気張り、緊張した思いが去ったことによって、自分の顔に一つの余裕が生まれてきたことを、ゴータマは感じました。顔に笑みが戻って来たのです。そして、肋骨が透けて見えるような身体(からだ)にも肉が戻り、次第に力がみなぎってきました。

そして、「いままでの自分が、いかに弱気で消極的であり、否定的な思いに囚(とら)われていたか」ということを知り、また、「生きていくことに余裕が出てくると、いろいろな人のことがよく見えるものだな」ということを感じたのです。

結局、このとき、ゴーダマは次のように思ったのです。

「多くの人びとの生き方を見て、彼らに対して参考になる意見が述べられるような自分となりたい。また、自分自身に対しても的確な判断が下せるようになりたい。

そして、この世界や人生の意味を知り、多くの修行者たちが求めている悟りというものが名何であるかを実感してみたい。悟りたる者としての仏陀とは何か。仏陀の境涯とはいったい何か。それを体得してみたい」

やがてゴータマは旅に出ます。「古い生活と決別し、新たな道を開いていけ」という声が、心のなかから聞こえてきたような気がしたからです。

「布施に頼って生きていく以上、どこにいても困ることはない。いままでは、食するための木の実や草の根があるところで生活していたが、これからは布施を受けて生きていく以上、そうしたことを気にしなくてよいだろう。思うがままに世界を見、思うがままに人の心に触れ、悟りを深めていこう」

こう考えて旅に出たのです。そして何日かたち、ガヤーという町につきました。

【大川隆法『釈迦の本心』第一章「菩提樹下の悟り」より抜粋】
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明日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。
この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。   その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

【神戸正心館建立祈念―エル・カンターレ像開眼祈念植福―植福のご案内】
「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」は、一口十万円目安から承ります。また、本植福の貢献者の皆様方は、神戸正心館建立時に芳名板を設けて、そのご貢献を顕彰させて頂きます。

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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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TEL:0596-31-1777
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FAX:0596-31-1778
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文責:蒲原宏史 

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