(6/30)181『無限の言葉「仏説・伝道経」』について考える ⑬伝道の心得 四 慈悲

『無限の言葉「仏説・伝道経」』

28 よく転ぶ者は、よく立ち上がる者でもある。 

【大川隆法 箴言集『人格への言葉』より抜粋】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

7月7日は主の御生誕日です。7月7日13時より、別格本山・聖地エル・カンターレ生誕館より中継します。当日の本会場の別格本山・聖地エル・カンターレ生誕館に全国・海外支部の代表者が参集し、全国・海外の中継会場を結んで、主への御生誕への感謝と「復活の祈り」を捧げる最大の式典とさせていただきます。7/7(日)~7/15(月・祝)まで、「御生誕祭」を開催致します。

7/14(日)は、津支部にて御生誕祭期間の後半における信仰心の結集の機会として、「『地球を包む愛』セミナー」を開催し、全国・海外の主要な精舎・支部にて、導師団を結成し、一同にて御生誕祭版「復活の祈り」を捧げると共に、「主の願われる夢の実現」に向けて救世運動を前進させ、全世界にエル・カンターレ信仰を打ち立てる誓いを捧げてまいります。

御生誕祭に合わせて発刊予定の『地球を包む愛』ならびに、楽曲CD「天御祖神の夢/天御祖神の降臨―Renewal 
ver.」を通して、すべての人の心を救済されようとしている主の大いなる愛を学び取り、エル・カンターレ信仰を深めると共に、天御祖神様の御名を全国・全世界に伝える決意を固めます。

この聖なる日に向けて、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

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さて、ここからは、主の御教えを世界へと広げるために、教典『大川隆法 
東京ドーム講演集』から第10章の「未来への選択」を共に振り返ってまいります。主におかれましては、一九九五年に、未来は、仏教の縁起の理法の寄る辺に従い、私たちの心と行動を変えることによって、世界を変えることができること。宗教は公器であり、正しい宗教である「幸福の科学」の教えが世界に広がることによって、人類は真なる幸福を得ることができることを、全世界に伝えるべく、獅子吼されました。経典をお持ちでない方は、支部や精舎、全国の書店でお求めください。仏弟子必携の一書です。【税抜き1800円】
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■未来への選択
○真なる宗教は公器であり、不毛な宗教議論は不要である

そして、その法を全世界に述べ伝えるべく、
集いき来たりたる諸菩薩が、あなたがたではないでしょうか。
菩薩とは、自らもまた仏に至る道を歩みつつ、
かつまた、
「数限りない多くの人々を幸福にしよう」と願ってやまない人々の存在です。
あなたがたも菩薩になることができます。
人は、生まれによって決定されるものではありません。
人は、その思いと行いによって、
「いかなる人間であり、いかなる人生を送ったか」
ということが決められるのです。
この世のなかにおいて、
あなたがたがこの宗教的真理のなかを生きるとき、
あなたがたは、この世の中にあって、
すでにこの世の中の存在ではありません。
実在界の諸如来、諸菩薩と一体になって、
この地球を救おうとしている存在であるのです。
下生した菩薩であり、「地涌(じゆ)の菩薩」であるのです。

さあ、私が説く法は、
形骸化された、漢文となった。人々に理解できない教えではありません。
今、現代語で、あなたがたに分かる形での教えを、
現在進行形で説いています。

あなたがたこそ、世界を変えていく力であります。
一人ひとりの力は小さくとも、結集した力は大きな大きなものとなります。
世界を変えていきましょう。
「幸福の革命」を起こしていきましょう。
幸福の革命を起こして、いったい誰がそれを否定するというのでしょうか。
一人でも多くの人を幸福にする、
そのための実践、慈悲の実践行こそ、真なる宗教の使命であり、
宗教が公(おおやけ)のものであることの証明であると思うのであります。
「来年以降、(説法当時1995年)不毛な宗教議論は決してさせまい」と私は考えています。
みなさん、宗教は公のものです。
公器です。
それは、人類を幸福にする結果によって実証されるのです。

われら、今、立ち上がらん。
われら、今、勇気を持って、
獅子吼せん。
伝道せん。
全世界に、全地球に―、この真理を宣べ伝えん。

共に希望の二十一世紀をつくっていきましょう。

【大川隆法『大川隆法 東京ドーム講演集』第10章「未来への選択」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。皆様の祈りの結集をお願いいたします。

さて、ここからは、私たち仏弟子の生命ともいえる、「仏説・正心法語」について共に考える機会を得たいと考えています。本日は、『仏説・正心法語』第六の経文である『無限の言葉「仏説・伝道経」』についてです。

『無限の言葉「仏説・伝道経」』は、仏陀の伝道宣言にあたる経文です。私たちが日々、主の教えを学び、主への信仰を深めているのは、伝道のためであるといっても過言ではありません。この経文を毎日読誦することで、私たちの使命が伝道であることを確認することができます。主の願いは、主の言葉、教えが日本中に、そして世界中に広がることです。

それでは本日の『無限の言葉「仏説・伝道経」』の解説は以下の通りです。
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●伝道の心得-④慈悲

「それ 伝道は 大悲なり」

「伝道というのは、忍耐でもあり、勇気でもあり、叡智でもあるけれども、それは無慈悲な折伏(しゃくぶく)行為ではないのです。伝道というのは慈悲なのです。仏の大悲、大きな慈悲なのです」ということです。

この「仏の慈悲」というのは、よく雲と雨にたとえられます。『法華経』にも出できます。インドは暑い国ですから、雨が降るのも、ひとつの慈悲なのです。バーッと雲が集まってきて、密雲(みつうん)―密度の濃い雲になり、そしてザーッと雨が降ってきます。それとともに温度が下がり、涼しくなって清涼感が出て、植物もみんな喜びます。植物も喜びますし、動物も喉を潤すことができます。人間も清々しい気持ちになります。このように、慈悲というのは、よく雨にたとえられるのです。

「仏の 慈悲の 法雲が
法雨と なりて 降り注ぐ」

伝道というのは、そのようなことなのです。これを支えるために、幸福の科学では、仏法真理の書籍を出版して、それらを流布していますし、あるいは、講演会やセミナーを、衛星中継まで使って開催しています。それらのビデオやカセット・テープも発刊しています。講師による直接の説法もあります。いろいろなかたちで慈雨を降らせています。これが伝道なのです。慈悲の雨なのです。

ですから、「信じない自由もある」というような言い方をされることがあるかもしれませんが、これは慈悲の雨を降らせているのです。「干天(かんてん)の慈雨」なのです。大地がひび割れて穀物が実らない。稲は枯れ、草木も枯れようとしている。山は火事になり、動植物はみんな困っている。このようなときに降る「干天の慈雨」なのです。仏法真理が見失われて久しいときに、雲となって慈雨を降らせているのです。

雲が雨を降らすときというのは、すごいものです。地上の広い範囲にザーッと雨を降らせていきます。西から東へザーッと雨を降らせていって、地を潤していきます。大変広い範囲です。日本列島全部に降らせていきます。そのぐらいやらなければ潤いません。そのように、日本全国、全世界を潤していく必要があります。「これは慈悲なのだ」ということを知っておいてください。幸福の科学は、自分たちの欲得のためにやっているのではない。折伏行為を重ねる団体の中には、自分たちの欲得のためにやっているところもありますが、私たちはそうではない。私たちは慈悲の念いでやっているのです。

「満山の 樹木 喜びて
生き物たちは 憩うなり」

満山の樹木や生き物たちまで、この慈悲の念いの射程に入っています。不殺生の心、すべてのものに仏性を見てとっていく心―そうした、この世の尊さもまた知っている心なのです。

【大川隆法『仏陀の証明』幸福の科学出版 より抜粋】
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伝道の心得の第四番目は「慈悲」でした。
主より、数々の教え、御法話が、経典(書籍・本)・CD・DVDなどに形を変えて私たちの乾いた心に、潤いを与えていただいています。主の経典は3500書を越えて、近年は小説などによって、新しい啓蒙書・教養書として発刊されています。これらすべてが、世界中の人々の心を潤す慈悲の雨です。主は、地球上のすべての国に住む、世界中の人々を救うために教えを説いていただいています。そしてこの教えは、時代を超えて、千年後、三千年後にいたるまで、遅れてくる仏弟子のためにも説かれる尊い教えです。

時空を超えて、ただただ無明の闇に苦しむ人々を救い助けるために教えを説く主の言葉を、私たちは、私たちの隣人を救い助けるために伝え続けなければならないと改めて感じました。伝道とは神・仏の慈悲です。私も肝に銘じてまいります。
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最後に大乗経典『法華経』の薬草喩品(やくそうゆほん)より、法雨の例えをご紹介いたします。
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○『法華経』薬草喩品

仏陀は次のようにお説きになる。
善いかな、善いかな、汝たちは仏陀の功徳を真実のままに説いた。しかし仏陀の功徳は限りないから、汝たちがいくら長いあいだ説いても、仏陀の功徳を説きつくすことはできない。仏陀は法の王であり、すべての法を正しく説き、すべての人を仏陀と同じように一切智の境地に到達させる。また仏陀はすべての生き物たちの性格を承知して、すぐれた方便の極致に達している。

たとえば、この三千大世界にはさまざまの草木があり、色も種類も名前も相異なっていて平地にも谷間にも成長している。時に黒雲が現れて三千大世界をおおい、到る所に同時に雨を降らせる。すると小さい根と茎と枝と葉と花弁とをもつ植物(※下根)も、中位の根と茎と枝と葉と花弁もつ植物(※中根)も、大きな根と茎と枝と葉と花弁とをもつ植物も皆すべてその大雲から降ってくる雨を受けて、それぞれの力と環境に従って水を吸い、同じ雲から降った一味の水(※仏乗一乗)によって成長し花を咲かせ実を実らせ、それぞれの別の名を持つことになる。同じ地上に生えて同じ水によってうるおわされた草木もさまざまに成長する。

仏陀がこの世に出現するのもそれと同じことである。大雲が現れるように、仏陀はこの世に現れて神々や人間やアスラの棲む世界にその声を鳴り響かせる。またたとえば大雲がすべての三千大世界をおおうように、仏陀はこの世界の前で宣言をする。「私は仏陀である。自分はすでに彼岸に渡り、人びとを彼岸に渡らせる。自分はすでに解脱し、人びとを解脱させる。自分はすでに安らかとなり、人びとを安らかにさせる。詩文はすでにネハンに入り、人びとをネハンに入らせる。私はこの世、後の世を正しく知り、一切智者である。一切見者である。皆は私のもとに来て法を聞くがよい。私は道を説く者、道を示す者、道を知る者、道を説き聞かせる者、道を詳しく知る者である」

それで多くの生きものたちが仏陀の法を聞くためにやって来る。すると仏陀は、彼らの性格や努力などの差異を知ったうえでそれぞれの法門を説く。それは多くのさまざまな、喜ばしい、有りがたい、ためになり、幸福をもたらす法話であって、それを聞いて、人びとはこの世において安楽であり、死後には良い所に生まれ変わり、そこで多くの快楽を受け、かつ法を聞くことができる。そしてこの法を聞いてから多くの障礙(しょうげ)を離れ、能力に応じ、環境に応じ、勢力に応じて一切智者の法に入ることができるようになる。

たとえば、大雲がすべての大千世界をおおって等しく雨を降らせ、ありとあらゆる植物を十分にうるおして、能力に応じ、環境に応じそれらの植物が水を吸収してそれぞれ各自の種類の大きさに成長する。それと同様にして仏陀が説く法はすべて一味の法(※仏乗一乗)である。すなわち、解脱の味、離欲の味、滅尽の味をもち、遂には一切智者の智に到らしめる。

仏陀の説く法を聞き、保ち、実践する生き物たちは、自分で自分のことを知らず、気づかず、さとらない。なぜかと言うと生きものたちが何物であり、どのようにであり、どういうものであり、また何を考え、どのように考え、何によって考えるのか、また何を実践し、どのように実践し何によって実践するのか、また何を獲得し、どのように獲得し、何によって獲得するのか、ということを知っているのはただ仏陀のみである。ただ仏陀のみは、それらの生きものがそれぞれの土地にあって、上中下のさまざまな植物のごとくであることははっきりとあからさまに知っている。

私はこの一味の法を知り、生きものたちを守るために、一切智者をむやみに解き明かすことはしない。汝たちは仏陀の独自の教えを悟ることができずに驚いている。なぜかと言うと仏陀の独自な教えはさとりがたいものであるから。・・・(中略)

「諸(もろもろ)の声聞(しょうもん)は皆、滅度(めつど)せるに非(あら)ず
汝らの行ずるところはこれ菩薩道なり
漸漸(ぜんぜん)に修学して悉(ことごと)く当(まさに)に成仏すべし」

【渡辺照宏 『法華経物語』大法輪閣 より抜粋】
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。

この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。   その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

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。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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https://hsise.com/
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TEL:0596-31-1777
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FAX:0596-31-1778
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文責:蒲原宏史 

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