〇大乗仏教の中心は六波羅蜜多―④精進波羅蜜多
釈迦の教えの四番目の柱は、利自即利他の教えです。これは、いわゆる六つの完成といわれる六波羅蜜多(サス・パーラミター)の思想です。波羅蜜(パーラミター)とは、内在する叡智という意味であり、多とは、その叡智があふれ出てくるさまをいいます。
四 精進波羅蜜多(ヴィールヤ・パーラミター)
いわゆる努力の完成です。この努力、精進とは、もちろん、修行者として真理を体得するための磨きであり、日々の積み重ねにあります。
【大川隆法『黄金の法』より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
○精進波羅蜜多
「精進波羅蜜多」は、別名「努力の完成」とも言われます。
これは「努力する」という徳を説いているのです。
努力に関しては、八正道にも「正精進」という項目があり、意味するところは同じですが、精進波羅蜜多の場合は、具体的な行動目標を明確に打ち出して実践することであり、より実践に重きがかかっていると言えます。すなわち、不言実行ではなく、自分の努力目標を設定し、それに向けて実践行を行っていくのです。
たとえば、布施や禅定、説法について一定の目標を持ち、それを実行に移して、その成果を他の人にも確認してもらうということを、日々、努力していくことです。また、学びについても、どれだけの学びをしたかという蓄積を確認していくことです。こうした具体的努力のことを「精進波羅蜜多」といい、釈迦の弟子たちはこれを実践していたのです。
【大川隆法『釈迦の本心』第三章「六波羅蜜多の思想」から抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。
皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。
三宝帰依を寄る辺として、主エル・カンターレへ信仰を貫くために、一日の始まりを希望と共に祈りで始めて、日中は主のため、世のため、隣人を救うために私たちは働きました。本日もお疲れ様でございます。
引き続き、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。
そして一日を感謝と反省で締めくくるために、常に主の御言葉と共にありましょう。
今日の一日を振り返りつつ、教典『真説・八正道』を振り返ります。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
第9章 正定
4 神仏と一体となる
○正定とは、限りなく神仏と一体になろうとする行為
次に、「正定」の具体的方法に入っていきたいと思います。「幸福の科学の信者として、具体的にどうすればよいのか。どうすれば、正定に入れるのか」ということです。
まず、心構えとして言っておきたいことは、「これは、限りなく神仏と一体になろうとする行為なのだ」ということです。よいですか。
「正定とは、自分独りが孤立される世界を目指すのではない。正定とは、限りなく神仏と一体の境地を目指すことである。限りなく神仏と一体の境地を目指すということは、実は如来の境地を目指しているのだ」ということです。これが、正定の目標としてあるものなのです。
○坐り方や手の合わせ方は、精神統一がしやすいスタイルで
では、「神仏と一体になる」ということを念頭に置いて、具体的にはどうすればよいのでしょうか。
私は、坐り方とか、手の合わせ方とかについてあまり難しいことは言いたくありません。というのは、かたちをあまりに重視すると、そちらのほうにとらわれてしまい、中身のほうがおろそかになってくるからです。問題は、やはり心の問題であり、かたちはその支えににしかすぎないのです。補助にしかすぎないので、その人にとって取りにくいような姿勢やスタイルを要求して、そのことばかりが気になってしまっては、元も子もないわけです。
ですから、人によっては多少の違いはあるでしょうが、背筋を伸ばすことぐらいだけは言っておきたいと思います。
あとは、呼吸がスーッと落ちてくるような姿勢です。息を吸い込めば、呼吸がスーッと極楽にお腹に下りてきて、また自然に出ていくような姿勢です。
脚のほうは、正座でもよいのですが、長く持たないのであれば、胡坐をかいてもよいし、女性は、横に脚を出しても結構です。
だだ、「猫背のような格好をつくると、精神統一は非常にしにくい」ということだけは言っておきたいと思います。
手のかたちについては、幾通りも流派があり、それぞれの意味があります。ただ、いちばんポピュラーなのは、やはり合掌のスタイルです。合掌のスタイルというのは、アンテナのかたちでもありますが、霊が非常に感応してきやすいスタイルなのです。というのは、手からも、かなり霊的な光が出ているのです。手は、霊的な光が非常に出てくるところで、「手当て」と言って、手を当てて病気を治したりしますけれども、特に右手のほうが強く、霊流が出るところがあるのです。手は、霊的な電気がいつも出ているところなのです。
したがって、合掌をすることによって、ここに一つの「磁場」ができます。合掌をして指先を上に向けることによって、放送電波を出していることと同じになるのです。これによって一つの誘い水が出てくるので、この誘い水に感応してくるわけです。これが最もポピュラーなスタイルです。
手の位置はどうするか。これも流派によって違います。口のところまで上げるところもありますが、その難点は、長持ちしないことです。あまり長続きしないという難点があるので、私はやはり、胸の前で十分だろうと思います。
これは、交霊、霊との交流を中心とするやり方ですが、単なる反省だけであるならば、手を挙げているということだけでも少し難点があると思います。やはり、出が上がっているということに意識が行ってしまうので、十分に考えが進まないのです。
そういう場合には、これ以外の方法として、合掌を解いていただいても結構です。合掌を解き、「膝の上に軽く置く」というかたちでもよいでしょう。ヨガをやっている人のなかには、手のひらを上にする人もいますが、普通の人は上にするとボケーッとして頭が抜けてしまうので、下にしても結構です。あまり無理をしない形でよいと思います。
結局は、「自分が精神統一をしやすいスタイルをつくる」ということです。本当はかたちはないのです。寝ていても、本当は大丈夫です。逆立ちしていても、本当は大丈夫です。お風呂のなかでも、本当は大丈夫なのです。ただ、やはり外見を整えないと、なかなかそういう気持ちになれないので、そうした仕切りをつくるわけです。「日常性から遊離した」という仕切りをつくるために、そういう方法をとるわけです。
【大川隆法『真説・八正道』第九章「正定」より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
◆「天御祖神 感謝報恩植福」について
・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。
・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。
日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。
・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福です。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)
(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)
・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。
(『現代の武士道』)
・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
(「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)
■□■□■□■
。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
■□■□■□
E-mail:ise@sibu.irh.jp
□■□■□
https://hsise.com/
□■□■
TEL:0596-31-1777
■□■
FAX:0596-31-1778
□■
文責:蒲原宏史
■