12 ほめられた時のみ信じ、否定されると、すぐに恨む、というのは真(まこと)の平凡人である。
【大川隆法 箴言集『人格への言葉』より抜粋】
おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。
7月7日は主の御生誕日です。7月7日13時より、別格本山・聖地エル・カンターレ生誕館より中継します。当日の本会場の別格本山・聖地エル・カンターレ生誕館に全国・海外支部の代表者が参集し、全国・海外の中継会場を結んで、主への御生誕への感謝と「復活の祈り」を捧げる最大の式典とさせていただきます。7/7(日)~7/15(月・祝)まで、「御生誕祭」を開催致します。
7/14(日)は、津支部にて御生誕祭期間の後半における信仰心の結集の機会として、「『地球を包む愛』セミナー」を開催し、全国・海外の主要な精舎・支部にて、導師団を結成し、一同にて御生誕祭版「復活の祈り」を捧げると共に、「主の願われる夢の実現」に向けて救世運動を前進させ、全世界にエル・カンターレ信仰を打ち立てる誓いを捧げてまいります。
御生誕祭に合わせて発刊予定の『地球を包む愛』ならびに、楽曲CD「天御祖神の夢/天御祖神の降臨―Renewal
ver.」を通して、すべての人の心を救済されようとしている主の大いなる愛を学び取り、エル・カンターレ信仰を深めると共に、天御祖神様の御名を全国・全世界に伝える決意を固めます。
この聖なる日に向けて、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。
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さて、ここからは、常に主と共にあるために、教典『大悟の法』から第5章の「常に仏陀と共に歩め」を共に振り返ってまいります。主におかれましては、法シリーズ七巻目の本書において「仏教の根本命題である「上求菩提・下化衆生」の一念を、この書に託した渾身の一冊として仏弟子に開示いただいています。主の御生誕祭に向けて、さらに神秘性と合理性、仏陀とヘルメスの併せ持つ力を日々の救世活動に生かし、「上求菩提・下化衆生」の両輪で、主の御手足としての使命を果たすために、しっかりと学んでまいります。経典をお持ちでない方は、支部や精舎、全国の書店でお求めください。仏弟子必携の一書です。【税抜き2000円】
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■常に仏陀と共に歩め
5伝道とは智慧を押し広げること
これまで述べてきたように、仏教には自由と平和という二つの特徴があり、悟りのなかには、その両方が入っています。この自由と平和を含めた悟りのことを智慧といいます。
この智慧は個人のものではありません。真実の智慧には普遍性があり、それは人類の共通財であって、公共のものなのです。
仏陀は、自分の悟りを自分ひとりのものとはせず、悟りの果実としての智慧を、他の人にも分け与えようとしました。「このようにすれば、悟りを得ることができる。あなたがたも、修行をすれば、仏神と一体の状態になれるのだ。その状態を目指しなさい」と、自らが得た知恵のあり方を教えました。
この智慧を押し広げていくことを伝道と呼んだのです。
そして、智慧を押し広げることは、同時に慈悲であり、多くの人々の苦しみや悲しみを取り除く行為です。それは、また愛の実践でもあります。慈悲にして愛、愛にして行動の原理が伝道です。これが大事なのです。
仏陀は、智慧を個人のものとせず、人類の共通財産、共通の宝として、他の人と共有しようとしました。これが伝道への熱意になったのです。
真理というものは、より多くの人に理解してもらう必要があります。なぜなら、真理は多くの人を幸福にするからです。
自分は幸福になる方法を知っているのに、それを他の人に教えないということは、やはり情けないことだと思います。
真理を知らない人は、ちょうど、「自分の家の庭を掘れば、そこから温泉がわいてくるのに、それを知らずに、洗面器を持ち、何百メートルもの長い距離を歩いて、風呂屋に通っている」という人にも似ています。多くの人々が、現にそのような状態にあるのです。
そのため、「庭の下には温泉があるのですよ。その掘り方を教えてあげましょう」と言っているわけです。
これが智慧と慈悲の関係です。
伝道、教化、布教といわれるものは、智慧の部分を押し広げていくことです。
それが仏弟子の仕事であると言ってよいのです。
【大川隆法『大悟の法』第五章「常に仏陀と共に歩め」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。皆様の祈りの結集をお願いいたします。
さて、ここからは、私たち仏弟子の生命ともいえる、「仏説・正心法語」について共に考える機会を得たいと考えています。本日は、『仏説・正心法語』第五の経文である『解脱の言葉「仏説・八正道」』についてです。
『解脱の言葉「仏説・八正道」』は、その名の通り、解脱に到るための道です。毎日読誦することで、心の浄化を図ることができます。禅定とは、本来、心静かに座禅して八正道を実習することであると教えていただいています。毎日、短い時間でも構いませんから、心静かに自分の心を見つめる時間をとってまいりましょう。
『解脱の言葉「仏説・八正道」』はこのように続きます。
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第五には 『正命』をこそ
反省せよ
正命とは
正思なる 意業と
正語なる 語業と
正業なる 身業の
三業を 統合したる 境地なり
すなわち
心を 正し
言葉を 正し
行いを 正した
生活なり
調和の とれた 生活なり
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「なる」というのは、「である」ということですから、要するに、「正思である意業、正語である語業、正業である身業」―この三つを統合したる境地が正命だということです。すなわち、「思い・言葉・行為」―この三つともを見事に調和した一日であったかどうかという反省が、正命です。
もちろん、正命とは、正しい生活態度、正しい生活方法、正しい生活様式ということなのですが、点検の仕方としては、正思・正語・正業を一つひとつ点検し、そのあと、それらを統合して、全部がバランスの取れた一日であったかを考えるとよいと思います。
「すなわち
心を 正し
言葉を 正し
行ないを 正した
生活なり
調和の とれた 生活なり」
ということです。
【大川隆法『仏陀の証明』幸福の科学出版 より抜粋】
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つづいて、経典「八正道の心」より抜粋をご紹介いたします。
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〇八正道の第五―「正命」
・規則正しい生活
これは、「正しい生活」ということです。現代的に言うと、一般的には、「規則正しい生活」と考えてよいでしょう。真理に則った生活です。
当会で言えば、「『仏説・正心法語』を読誦したり、反省をしたりしながら、規則正しく、きっちりと、社会人としての務めを果たしているか。だらしない生活をしていないか」ということです。お寺の生活で言えば、片付け物や掃除など、しなければならないことがいろいろあるでしょう。こういう規則正しい生活というのが、だいたい基本です。
昔のもののなかには、正業のところで述べた、職業にかかわることまで、この正命に含めているものもあります。
職業のなかでも、よく言われているのは、特に宗教に関係したものについてです。「邪命説法」といって、「間違った宗教で、ご飯を食べたりすることはいけない」ということが言われています。
間違った宗教の中に入られているものに、どういうものがあるかというと、例えば易や占いです。「駅や占いなどで生計を立ててはいけない」ということだったのです。・・・みなさんのなかには易者や占い師もいるかもしれませんが、心の教えもしっかり学んでください。
また、現代の霊感商法ではありませんが、「宗教で人を騙してご飯を食べることはよくない」ということが言われています。宗教の世界でも、食料を手に入れるために、いろいろと噓をつく人も出てくるので、「そういうかたちで生計を立ててはいけない」ということが言われていたのです。
【大川隆法 『八正道の心』より抜粋】
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昨日ご紹介した大乗仏教に十善戒も、八正道の正命の立場から、自らの心をコントロールすることを目指したものでした。正思から「無貪」(むどん)・「無瞋」(むじん)・「不邪見」の三つの項目。正語から「不妄語」「不悪口」「不両舌」「不綺語」の四つの項目。そして、正業から「不殺生」・「不偸盗」・「不邪婬」の三項目の全十項目が挙げられています。
このように、大乗の十善戒をしっかり守ることが、正思なる意業と、正語なる語業、正業なる身業の三業を、統合したる境地となり、一日一生で主と共に生きる、神仏と共に生きる正しい生活―正命―となります。
○大乗の十善戒
①「無貪」(むどん)―むさぼるように欲しがらない。逆に与えること、布施の心が大切。
②「無瞋」(むじん)―心の怒りを鎮めること。相手を裁くのではなく、理解し、許すことが大切。
③「不邪見」(ふじゃけん)―正しい信仰をもち、物の見方が偏らないこと。正しく見ること、観察すること。
④「不妄語」(ふもうご)―嘘をつかない、人をだまさない。素直で正しい言葉を使うこと。
⑤「不悪口」(ふあっく)―人の悪口を言わない。人のあら捜しをしない。祝福・感謝の言葉を使うこと
⑥「不両舌」(ふりょうぜつ)―他人を仲たがいさせるような言葉を使わないこと。
⑦「不綺語」(ふきご)―過ぎたお世辞、心にもないお世辞を言わないこと。
⑧「不殺生」(ふせっしょう)―殺さないこと、傷つけないこと。生命を大切にすること。
⑨「不偸盗」(ふちゅうとう)―盗まないこと。許されていないものを取らないこと。
⑩「不邪婬」(ふじゃいん)―ふしだらな不倫をしないこと。家庭ユートピアを大切にすること。
当会には、「一日一生」の考え方がとても強く出ていますが、この一日一生の考え方に、正命や、大乗の十善戒の考え方を取り入れると、一日を充実させるうえで、大変役に立つのではないかと思います。
幸福の科学で教える「人生の問題集」の解き方の基本は、「四諦・八正道」の一言に尽きます。人生の諸問題を解決するプロセスには4つあります。それが「苦・集・滅・道」の四聖諦です。そこで示された解脱(滅諦)への道、つまり悟りへの道とは「八正道」による中道の道です。それが、「正見」「正思」「正語」「正業」「正命」「正精進」「正念」「正定」の八つからなる仏へ道です。「八正道」は主からいただく光―法力にバランスを与えてくれます。八正道こそが仏教の奥義にあたる修法です。修慧は、知識(聞慧)や、考えを深める(思慧)を習慣化すること(修慧)によって得られる法力です。繰り返し習慣化できるまで共に粘り強く頑張りましょう。
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。
【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。
災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。
この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする 信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。
【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。 その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。
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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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文責:蒲原宏史
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