(12/21-2)【基礎教学通信】355『太陽の法』を読む88「太陽のメッセージ2」真理文明の流転と黄金の時代2―『悪魔の嫌うこと』怨霊の体験―『真実を貫く』二〇五〇年ぐらいまでに決着はつく」と思っている

『太陽の法』

95 嘘をつかない政治家、嘘をつかない経営者。百歳でも、そう言われたいものだ。

【大川隆法 箴言集『コロナ時代の経営心得』より抜粋】
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さて、降魔成道記念日を迎えて、あらためて「悪魔」とは何かを、主の御教えから振り返ってまいります。本日は経典『悪魔の嫌うこと』より降魔についての学びを振り返ります。経典をお持ちでない方は、この機会に是非ご拝受ください。【税抜き1600円】

―本書には、エル・カンターレの説く、悪魔の嫌う三箇条が明らかにされている。精読の上、くり返しお読み頂きたい。その価値は無限で、国民全員に、そして、全世界の人々に読んでほしいと痛切に願っている。

大救世主降臨を知らずして、今、知るべきことはない。求めよ、さらば与えられん。真実の智慧を体得するがよい―「まえがき」より
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■『悪魔の嫌うこと』第2章「怨霊の発生」
2 怨霊の体験
〇私の両親の結婚に大反対をしていた母方の祖母

怨霊について、簡単に話をしようと思います。

具体的なことを言ったほうがわかりやすいので、過去にも触れたことのある話ですが、私自身の体験で話をします。

それは、私がすでに霊能力を持っていたころの話ですが、おそらく、今からもう三十五年以上前になると思います。学生時代はもう終わっていて、社会人になり、お盆のころに里帰りをしていたときのことです。母方の祖母が亡くなって一年後ぐらいの最初のお盆だったような気がします。

母が法事で実家に帰ったか、帰らなかったかは、ぼんやりしていて、もう分らなくなっているのですが、お盆の時期だったことだけは確実です。

母方の祖母には、私の家とは疎遠な部分が若干ありました。というのは、父の善川三朗と母が結婚する際に、祖母がかなり反対したからです。

当時、二十代だった父は、三年ぐらい学校の教員をしていたものの、「面白くない」と言って辞めてしまい、政治運動をやっていました。実際上、無職で住所不定の活動家であったので、「ずいぶん年下の母の現金収入を狙って結婚したに違いない」と母の実家は思っていて、大反対を繰り広げたのです。

祖母には八人ぐらいの子どもがいて、男が二人で、あとは女性ですが、徳島県の川島町に母が徳島市内から嫁に来て以降も、女きょうだいが母を取り返しにくるようとするなど、あまり実家との関係はよくありませんでした。

ただ、私の両親が結婚して二十年ぐらいたつと、祖母は「どうやら川島がいちばん成功したようだ」と言うようにはなっていました。祖母は、うちのことを「川島」と呼んでいたのです。うちには孫(私と兄)も二人いたので、たまに来るような関係にはなっていました。

〇祖母は超能力のようなものを持っていた
祖母は口の回転が非常に速い人でした。私の母もよくしゃべる人なのですが、祖母が来ると、母は一言もしゃべれない状態に陥るのです。祖母が三倍速ぐらいでしゃべるので、母が一言も返せないうちに、祖母は次のことをしゃべっているような感じでした。

祖母は早く死んだわけではないので、子供たちが大きくなるところまで生きていたのですが、口が悪かったために、子供たちに嫌われたようです。子供の所に引き取られましたが、たらい回しにされ、結局、「面倒なので」ということで、老人ホームの代わりに病院へ入れられたのです。

ただ、祖母はちょっとした超能力のようなものを持っていたようです。

病院にいて、子供たちの誰それに会いたいと思うと、当時は携帯電話がありませんので、「○○、来い」と会いたい子供の名前を書き、それを「こより」にし、ベッドの策に縛りつけておくのです。

そうすると、その子供は頭が痛くてしかたがなくなり、「これは、ばあちゃんが『来い』と言っているに違いない」と思って病院に行くのですが、案の定、そのとおりで、祖母が「来たか!」と言っていました。そして、祖母に「こより」を説いてくれるようお願いし、祖母がこよりを説くと、子供の頭痛が治るわけです。

このようにして、祖母は子供を呼び寄せることができました。”いい念力”かどうかは知りませんが、そういうことができたのです。頭が痛くなり、締め上げてくるので、子供たちは、「呼ばれている」とすぐに分かったようです。

そうした話を聞いたことがあるので、祖母にはそのような資質が少しあったのかと思います。

〇祖母の家の隣には、犬神に憑かれた人がいた
これも以前に話をしたことがあるのですが、祖母の家の隣には”犬神”に憑かれた人がいたようです。

昔、祖母の家は「庄屋」で、小作農たちの取りまとめをしていました。代官のところに年貢を納めるとき、どのくらいにするとか、そのような話をしたりする役割もあって、今でいえば村長のようなものかもしれません。そういう仕事をしていたので、近所の世話役でもあったわけです。

その実家には私も何度か行ったことがありますが、左隣に醤油屋がありました。醤油を売っている店ですが、そのこの奥さんといいますか、おばあさんのことを、うちの祖母は、犬神が憑いている。犬神憑きだ」と言っていました。

「阿波の犬神」は結構有名ですが、犬神のついている人が、うちの実家の近所にもいたわけです。

その人の家の場合、「そこの家に上がって、ご飯を食べて帰ると、犬神を連れて帰る」と言われていました。確かにそういうところがあって、家族とそこに行き、ご飯などを食べて帰ってきたら、夜中に発熱したりするのです。

また、面白いことに、物理現象として、首や手、足などに、犬の歯型、噛み型のようなものが残り、「翌朝に見たら、歯型が残っている」というかたちで、物証が出るわけです。

このように、母の実家では、「隣の人は犬神憑きだ。あそこに行ってご飯を食べてはいけない」と言われていました。

もう一つ聞いたのは、次のようなことです。

私の実家として川島町の生家がありますが、そこの二軒隣ぐらいのところの奥さんも「犬神憑き」と言われていました。

今はそこにはいないのですが、当時、その人のところに赤ちゃんなどを連れていくと、「まあ、かわいい、かわいい」と言って、赤ちゃんの手や足、首などを嚙むので、「あの人も犬神憑きだ」と言われていたのです。

このような人は、けっこういたのかもしれません。どこかに発生源があったのではないかと思いますが、犬神憑きの人の家を、二ヵ所聞いたことがあるのです。

川島町のほうで犬神憑きと言われた人は、川島神社の鳥居をくぐったとき、四つん這いで這いはじめたそうです。川島神社にそんな力があるのかどうかは知りませんが、当時は、そういうことがあった時代ではあります。

祖母の家があるのは、徳島市のなかでも蔵元というところに近いあたりで、蔵元駅前のほうです。

「隣の醤油屋の犬神を連れて帰った」というときには、「これを追い払わなくてはいけないということになりますが、どうするかというと、その家の樋(とい)を伝って雨だれが堕ちるところの石を拾ってきて、それを七輪の上の金網に置き、火を燃やして、その石を焼くのです。

そうすると、おばさんかおばあさんか知りませんが、醤油屋の女性が、「体が焼ける熱い、痛い、痛い」と言って転げまわるという現象が起きて、「誰かが何かをしているらしい」と言っていました。

密(ひそ)かに「犬神を追い払う儀式」をやっていたわけですが、実際にそう言っていたので、祖母はやや念力系の能力を持っていた方ではないかと思います。

〇お盆の時期には地獄の門が開く
その祖母が亡くなりまして、おそらく真言宗のお坊さんを呼んで法事をしたはずですが、法力がなく、効き目はなかった模様です。

そのため、一年後ぐらいのお盆に私が里帰りをしたときに、次のようなことがありました。

法事のあとだったか、その時期だったのかはわかりませんが、元気に晩ごはんの準備などをしていた母が、急に具合が悪くなって、生汗をだらだらと流し始め、ハアハアハアハアという息をし出したのです。そして、とうとうソファに横になりましたが、熱も出てきたようでした。

現象だけ見れば、一般には心不全か、心不全プラスアルファの病気を発病したような感じに視えました。

父が、「わしが追い払ってやる」と言って、お経か何かを呼んだのですが、まったく効き目がなかったので、「では、私がやりましょうか」ということで、私が話しかけてみたところ、確かに霊が来ていることがわかりました。

そして、「こちらに呼んで話をしよう」ということで、私のなかに霊を入れて話をしてみたら、きていたのは一年前に亡くなった祖母だったのです。

お盆のことについて、亡くなって一年ぐらいの人に話を訊いたのは、私としても初めての経験だったのですが、「なぜ来たのか」ということを訊いたところ、祖母は、「地獄の鬼たち、すなわち、刑務所というか、昔の代官所の牢のようなものの番人が、お盆には夏休みになるので、そのときだけ、閂(かんぬき)を抜いて門を開けてくれる。それで出られるようになるのだ。ただ、それはお盆の間だけであり、お盆が終わったら帰らなくてはいけない。お盆の間は門が開くので、それで出てこられた」ということを、明確に言っていました。

そして、「死後一年たったけれども、実はまだ成仏できていないのだ」ということだったのです。

〇祖母が成仏できなかった理由
それを突き止めたのですが、「なぜ祖母は成仏できなかったのか」というと、やはり「口が悪かった」ということも原因にはなっていました。

それ以外にも、子供に関し、「きょうだいのうち、年が下の子をかわいがり、子供が見舞いに来ても、下の子にお小遣いを多めにやって、上の子にはあまりやらない」というような不公平があり、「えこひいきをする」ということで、子供たちから嫌われていたようです。

また、「わがまま」ということもあります。子供のところを何件か回ってたけども、面倒を見てもらえなくなり、病院に入れられたところを見ると、わがままだったのでしょう。

それ以外のことに関しては、若いころからどうだったのか、よくは知りません。

あるいは、私の父と母の結婚に反対して、疎遠であったことについて、父と母が結婚しなければ私は生まれてこられないので、それに対する罰もあったのかもしれませんが、よくは分かりません。

とにかく、お寺のお坊さんの読経では全然救われていないので、私が話をし、だいたい、「このように考え方を変えなさい」と言って生前のことを反省させ、一時間ぐらいで天上界に還らせたのです。

それをしているうちに、ソファで寝てハアハア言っていた母が、スクッと立ち上がり、終りのころには、台所仕事を平気でできるような状態になっていました。

これ以外にも、もう一件、違うケースで同じようなことをやったことがあります。そのときは、私は東京にいたまま電話で行ないました。

その方は霊体質だったと思われるのですが、悪霊に憑かれて呼吸困難のような状態になっていたので、しかたかく、東京から電話でお祓いをしたのです。

そうしたら、ハアハア言っていた人が、スクッと起き上がって動き回れるようになり、医者が往診に来る前に治ってしまいました。

そういう例もあります。

【大川隆法『悪魔の嫌うこと』第2章「怨霊の発生」より抜粋】
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さて、ここからは、「幸福の科学」の原点に立ち返り、幸福の科学が全世界に広げようとし
ている教えを共に再確認させていただきます。幸福の科学に入会・三帰されて間もない方や、これから、新しい方を伝道するに当たって、幸福の科学の教えをどのようにお伝えしたらよいのか。ヒントになれば幸いです。

今日も経典『太陽のメッセージ』を引用しながら、幸福の科学の基本書である『太陽の法』の大切さを共に学びます。本書は1998年の年末に『太陽の法』の講義としていただいたものです。【現在は絶版となっています】
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■『太陽のメッセージ』Part2
第2章「真理文明の流転と黄金の時代」
4 ゴンダアナ文明(※ガーナ文明)と霊文明
①真・大陸移動説
ゴンダアナ大陸(※現在の『太陽の法』ではガーナ大陸・ガーナ文明と表記されているため、ガーナで以後統一します)とは、九十六万二千年前に、海底火山の爆発の後に隆起してできた大陸です。現在のアフリカ大陸と南米大陸とを結ぶ海域がその位置していた場所です。そして今から七十三万五千年前に大陸の分裂移動という前代未聞の大事件により、ひとつの大陸が消え、二つの大陸が出現をみたのです。過去に、こうしたことが、ほんとうにいろいろと展開しており、大陸が浮かんだり、沈んだりしていたわけです。

現在、大陸移動説というものが地球物理学のほうでも提出されています。プレートテクトニクス理論というものですが、彼らの理論からいえば、すべての大陸が一つになっていた時期を三、四億年前と考えていて、それが徐々に今のように広がっていたと考えているようでありますが、実際はそうではありません。やはりその間にものすごい変転があったのです。それは数十万年単位で浮上したり沈んだり分裂したり、けっこう変化に富んだおもしろい推移があったのです。

ですから、アフリカの、今のエジプトあたりの土地はかなり古いのですが、あのあたりにしても、ずいぶん上がったり下がったりしています。山脈のようになったこともありまして、いったん海底に沈んだこともあり、また今のようになったこともありまして、いろいろと変わっています。

このガーナという大陸(ゴンダアナ大陸)はそうとう大きな大陸で、主として南米とアフリカが一つの大陸であった時代のことをいっているわけです。それ以前に他の大陸とくっついていた時代もありましたが、百万年前はねそのような状態にありました。そして、大陸の分裂移動という大事件が起きたのです。

今の大陸移動の考え方では、マントルの対流によって、浮かんでいる大陸が動くという説明をしています。そこでは、プレートと呼ばれる固い岩石の僧が地球の表層を、一年間に何センチずつか動いていくというのです。たとえばハワイにある島は一年に、二、三センチくらいずつ日本のほうに近づいてきています。そして日本海溝のほうは、何センチかずつやはり沈没していっているのです。このままでどんどんいけば日本列島が沈み、あちらのハワイのほうの島がだんだんと日本のほうに寄って来るであろうというような説明をしているのです。

ただ、そのいどのう 速度をはかっているのは現在の観測結果です。しかし、これはやはり変わります。地球自体が生きているからなのです。地球は一つの肉体であり、マントルの対流というものも、これは地球自体の血液のようなものなのです。ですから地球という、生命体に異常事態が起きたときには、これはそうとう激しく動きます。したがって、マントルの対流の速度にも、いろいろな変化の時期があります。今のマントル対流がこのような状態であるから、同じようにずっと来たのかといいますと、そのようなことはありません。やはりいろいろな変動をしているのです。

②男女間の超能力の違い
さて、このガーナ文明が栄えたのは、今から七十六万年前から、大陸消滅までの訳二万五千年の間くらいの期間でありましたが、ここは超能力を中心とする文明でありました。

当時は男性の身長が二メートル一〇センチ、女性が一メートル八〇センチくらいが標準であり、かなり大きな体格でした。特徴の一つは、男性には第三の眼が眉間のところにあったということです。ヨガで、チャクラとよく言いますが実際に、肉体にもそこに眼があった時代であったのです。

現在は、二つ目だけで見ているような気もいたしますが、感覚的に見ても、霊視などができたりするため、やはりこの眉間のあたりで見ているような感じが、私はそうとう強くします。この時代の痕跡があるのだろうと思います。

この眼は超能力を発揮するときだけ開いたということですから、一つ目小僧のようでありますが、普段は閉じていて、いざ超能力を発揮するときにだけパッと開くのです。そうしますと、女性はそれが怖くてパッと逃げるわけです。そういうことで女性が従たる立場に置かれた、ということも言われています。

しかし、ガーナの末期の神話として語られているものとして、「神は、人間の男女を平等につくられた。その証拠に、男性は、自分の身をまもり、一族の安全をまもるために、第三の眼が与えられ、女性は、一族の繁栄のために子宮を与えられた。」ということもあります。

これはおもしろい平等意識であると思います。この第三の眼によって超能力を男性は持っているが、女性も超能力期間を持っている。それは、一族の繁栄のための子宮であるというわけです。そして、この超能力期間によって、女性は霊天上界と交信ができて、子供となるべき霊を見に宿す前に面接試験ができたというのです。そして、両者合意のうえ、宿したということですから、現在のような人口流産もなかったようです。

私の家内もガーナの時代に生まれていたようです【※最初の妻K氏】。子供が生まれてくる前に、子供話をしていました。その会話もテープに収録してあります。一九八七年の四月くらいであったでしょうか。そのときには、すでに生まれてくるのが分かっていました。生まれる本人が「私がこれから出ます。」というので、その準備期間中のことであったようです。

それは、だいたい一ヵ月と少し前くらいから生まれる準備を始めるらしいのです。そして、どのような人生を送るのかをテープに全部吹き込ませてあります。ですから、この計画と実績のズレを、これから分析することができるわけです。本人の計画と実際の人生がどうなるのか、これはまさに実験をしているのと同じで全部分かってしまいます。【※1989年当時
これは2025年現在において非常に興味深い論点です。】

約三十分くらいの時間をかけて自分の人生の予言をしております。本人に言わせれば、”自分は勉強はあまりしたくない、だから、詰め込み教育はやめてほしい、しかし私は早熟の天才なるであろうなどと、いろいろと言っておりました。このようにして一生を予言しております。今後、彼の人生をたどっていくとおもしろいと思っております。【※これはご長男の宏洋氏のことであると思われますが、36年たった現在、ほぼ予言どおりの人物像となっていることがわかります】

実際に宿るときはどうなるかということについてでありますが、肉体に宿る直前には、やはり交信ができない状態になるのです。生まれてくる前にカプセルのようなものに入るからなのです。

霊界には、そういった産卵場ではありませんが、何か生まれ変わりセンターのようなところがあって、そこにいき、やはりひとつのカプセルのようなもののなかに収まって、冬眠状態に入っていくのです。そして、霊体自体がひじょうにちいさなものになっていきます。

ですから、一か月と少しの間は話ができなくなりました。交信がほとんど不可能な状態になるわけです。そして、その後、魂が宿った時期がいつであったかということを計算すると、満九週目に入ったときでありました。家内はその時大きな白い犬が出てきて遊ぶ夢を見たのですが、どうやらそのときに入ったようです。

そして宿ったあと、一週間くらいは話ができました。そのときは私もずっと話をしていたのでありますが、まだこのときには本人も大人の意識で、あまり変わりはありません。二か月ちょっと、三か月にならない胎児でありましたが、ずいぶん難しいことを言っていました。

これがやがて「パブパブ」としか言えなくなるのかと、かわいそうだなと思っていたわけですが、一週間くらいはしっかりしていたのです。その後赤ちゃんみたいなことを言うかと思っていますと、急に難しいことを言いはじめたりするという一定しない状態が三か月目ぐらいの間続いていました。

そのうち意識的には、だんだんと赤ちゃんのようになっていきました。七か月ぐらいに入ったときには、赤ん坊としての意識として話ができるので、おもしろかったです。

ですから、ガーナのときはみんながこのようなものだったわけです。向こうの要求が分かりますし、こちらの話も通じるのです。

テレパシーでも話ができるのですが、おもしろいことに赤ん坊の霊言もできるのです。言いたいことがあれば、私の口を通じてしゃべることもができます。霊言自体は、大したことありません。「パフパフパフ」から始まって、何とかが痛いとか、欲しいとかが中心です。もう少し意識が目覚めていたときは、あまり勉強させられると困るというような内容でした。中国系の魂ですから、家内が論語などを読んでいると、系統が違うものですから嫌がったりして、自分は勉強が嫌いだなどと言ってきたりしていたのです。【※長男宏洋氏の魂のきょうだいに老荘思想で有名な荘子がいます】家内が自転車に乗ったときには、揺れて頭を打ったのでしょう、「自転車痛い、乗るのをやめて。」といわれたりして、それ以後家内は自転車に乗れ・


�くなったのです。そのようなことを要求してきたこともありました。

家内のほうも、霊道を開いていますので、家内の口からも言えるのです。魂が肉体に入っているので、普通の霊言とは少し違うようです。しかし、このような状況であると、普通のぢ上の肉体とは違って出入りがしやすいのでしょう。まことにおもしろいのです。胎児の言いたいことが、全部わかるのです。

ですから、ガーナのときも、実際こうだのだろうなと思います。胎教であまり英語はやらないでくれなどと、要求もいろいろするのです。みなさんも、もし女性でこれから出産される方で、霊道を開いたならば、お腹のなかの赤ちゃんと話ができるわけです。何が言いたいかが全部分かります。

それと、霊道を開いた場合の女性は、つわりがありません。家内の場合もまったくありませんでした。つわりの原因は、たいていの場合、母親の肉体意識があまりにも三次元化してきているためで、それで苦しいのです。赤ちゃんが宿るときというのは、この子宮という霊能機関に宿るわけで、ブレが起きるのです。超能力器官ではあるけれども、心が澄んでおらず、錆びついていると、その意識のずれがそうとう出てきます。このときに、つわりが起こるわけです。ですから吐いたり食べものの好みが変わったりするのも、このようなときです。なかなか合わないところに無理やり魂を押し込むので、それで何か変調をきたすわけです。

また、女性の霊意識が低いところに、もう少し高い意識を押し込むときにも、よくつわりが起きます。それで、霊道を開くとつわりがゼロになるわけです。まったくバイブレーションのズレが起きないのです。

このようにおもしろい結果をずっと分析しています。追跡調査をずっとしてみたいと思っています。本人の予言がどこまで当たるか、何十パーセント的中するのかを調べてみれば、たいへんおもしろいと思います。あと、三十年くらいすればそれを発表するかもしれませんので、みなさんには長生きをしていただきたいと思います。

③目の色と超能力
ガーナでは、八つの民族が入り乱れて覇を競っていたので、外敵から身を守る必要があり、第三の眼かひじょうに使われていました。この眼には、黄色、緑、紫、黒、灰色、茶色という色があり、民族によって超能力の発達の度合いが違っていたようです。この六つの色の眼のどれにも共通しているところ、いわゆる念力的な部分は、強弱はありますが、だいたいみな持っていました。つまり念による物理的な力で、相手を金縛りにして、身体を動かせなくなることくらいのことはできました。このように出口王仁三郎のような世界では、霊力の強いほうが相手を縛れるわけです。

黄色い眼の特徴を言うとすれば、読心力、マインドリーディングの力が非常に強かったようです。緑の眼を持っていた人は、音感あるいは音楽的な超能力にひじょうにすぐれていました。紫系統は嗅覚感覚が特に強く、黒い眼に特徴的なのは霊視能力で、いわゆるオーラが見えたり、霊体が視えたりする能力が強かったのです。さらに灰色は霊聴能力が中心で、茶色は予知能力でした。

このように中心的な念動力といいますか、それぞれ特徴のある最高パワーを持っていたわけなのですが、これ以外にも六大神通力に値するような部門をいろいろもっていて、技を競い合っていました。

各民族の秘伝の部分があって、そこの長がおりまして、その部族の霊能力や超能力を高めるべく競い合い、訓練に訓練を積むわけです。たとえば、霊視能力であれば、その能力を開発して、はるか地平線のかなたにいる相手を見えるようになるために訓練するわけです。もちろんそれは第三の眼でみているわけであって、しばらく見つめていると、拡大図のように近づいてきてその様子が分かるわけです。

こういう訓練をやっていますと、忍者のように千里先の針が堕ちた音が分かるというように、血に耳を伏せて遠くの音を聞いただけで、だいたい敵が何人ぐらいいて、どのような装備をしてきている、ということがわかるようになるのです。

④文明の盛衰と霊界への影響
このような時代も、それなりにおもしろかったとおもいますが、残念なことは「心」がなかったということです。そしてこの大陸消失後、これが仙人界、天狗界、魔術界などの源流になっていったということです。

霊天上界にはいろいろな世界ができているわけですが、このように一つの特別な世界ができる原因は、地上でやはり大量にそうした方面で生きた人が多くいて、それがまとまって天上界にあがったというところにあるようです。そして、その一つの世界が天上界にできると、そこでまた拡張力を発揮するわけです。そこでも、いろいろな新参者を連れてきて訓練させたりして、仙人の世界や天狗の仲間を増やしていきます。そして人数が増えてくれば、また地上に送り込んで地上の仲間を増強したりしてがんばっているのです。

以前の質疑応答において、幸福の科学で一生懸命に学んだ人が天上界に還れば、いったいどうなるかという質問を受けたことがあります。もしかすると、幸福の科学での教育がゆきとどいて、みなさんのように大量に学習に励むという傾向ができあがった場合には、幸福の科学を中心とした霊系団ができるかもしれません。それも黄色だけではなくて、何色もそろえ、白の分室、赤の分室、紫の分室というように全部集めた霊系団ができるかもしれません。あまりにも異常に大きな数の、同じような傾向性を持った魂が教育によってつくりだされた場合には霊界にもそのような影響が出てくるのです。

そして、やはりそういう集団がだんだんとどこかに場所を借りて住みはじめ、拡張しはじめます。そのようにしていろいろと変わっていくのです。霊界でも指導霊団の力、実績というものは変わっていきます。ですからイエス様が地上に出たときなどは白色系団がそのあと活動して天井界で邑(むら)をたくさんつくりました。そのあとに、また地上に出てキリスト教を広めたりして、よく教育していきますと、その教育を受けた人が、また広げていきます。他の霊系団、このような感じで活動しています。

みなさん方のなかにもだいぶこのガーナの時代にいた人がいらっしゃると思います。

⑤ガーナ文明の滅亡
「七十三万五千年前の秋の、ある夕暮れに大地からゴーというすさまじい地鳴りがしたかと思うと、ガーナ文明の中心都市のひとつであるエカーナという大都市の中心に、南北に亀裂が入り、みるみるうちに大地に断層ができてきました。最初の断層は、南北に百キロぐらいでしたが、やがて、海水が入りはじめて分裂の兆候を示してきたのです。第二段階の変化は、それから三日目におこりました。マグニチュード10ぐらいの、強烈な直下型地震です。約三十万人のエカーナ住人は、この日、死にたえました。」と『太陽の法』には説明されています。このエカーナがどのあたりにあるかというと、現在で言えば、やはり大西洋域になります。エクアドルの北東の方向で、ヨーロッパとの中間点のところにあったようです。

これは、文明の滅び方を見ればよくある話であるということが合わると思います。それから、ガーナの東南部にはエルミナという都市があって、そこに住んでいたエルミナ族は予知能力がひじょうに発達していたので、一部の人はあらかじめ逃げることに成功しました。そして南方にあった無人の大陸に逃れていきました。

このエルミナは、どのあたりに位置していたかといいますと、これが現在でいうとブラジルのサンパウロのもう少し北のほうで、やはり海域に相当しています。そして、この予知ができる部族が海路南に、逃げたわけです。

この南に無人の大きな大陸があり、この大陸が実は現在の南極大陸と八割くらい重なっている大陸で、いまの南極は寒帯にありますが、当時は地軸がずれていて、比較的温暖な大陸でありました。小麦によく似た穀物がひじょうによくとれました。そしてここにミュートラム文明という三十万年前から十五万三千年ぐらい前ころまで栄えた文明が出現しました。

【大川隆法『太陽のメッセージ』part2 第2章「真理文明の流転と黄金の時代」より抜粋】
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最後に2023年に説かれました経典『真実を貫く』から未来への希望を確認致します。
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〇二〇五〇年ぐらいまでに決着はつく」と思っている
そうした設計図を引くにあたりまして、世界人口は八十億を超えたところですけれども、「西暦二〇五〇年までに―今は二〇二三年ですから、あと二十七年ぐらいです―もしかしたら四十億人ぐらいまで減る可能性もあり」ということまでいちおう考えた上で、今、世界の方向性を変えようとしております。

私が講演を始めたときには「世界五十億人」と言っていたので、三十億人も増えたわけです。松下幸之助さんの本とかを読んでいたら、「世界三十億人」と書いてあったから、彼の時はまだ三十億人でした。それからだと五十億人も増えたわけです。

この増えた人たちが、地上だけが全世界だと思って、地上の陣地取りと地上での利便性と唯物論的な繁栄だけを求めるようになったら、「転生輪廻をして魂主義用をするという神の計画と」「地球という星の持っているところの宇宙的な意味合い」としては、地球は魂の教育をする場として非常に貴重な場であるので、地球人だけの勝手にはさせないという力も働いてくると思っております。

ですから、「二〇五〇年ぐらいまでには、決着はつく」と思っております。

ただ、そのためにはもうちょっとだけ時間がかかりますので、私は、家内から尻を叩かれながら、「最低、九十歳まで現役で働いてください。できたら九十五歳まで働いてください」と言われています。九十三歳まだ働けば二〇五〇年ぐらいが来るのではないかと思うのですが、「そのあとは、存在しているだけでもいいから百歳まで頑張ってください」とか言われているのです。

もしかしたら九十代は車椅子説法とかになっている可能性があるのですが、立ってしゃべっても、座ってしゃべっても、大して変わりません。頭だけしっかりしていれば、いけます。

私が粘っていたほうがいいのではないかと思うので、できるだけ粘ります。・・・

幸福の科学としてはインディペンデント(独立した状態)でなければいけません。自分たちである程度生きていけるようにしておかないと、言いたいことが言えないので、できるだけ独立していたいと思っています。・・・

〇『地獄の法』を中心に、間違った世の中を正すべく戦い続ける
そういうことで、今年(二〇二三年)は『地獄の法』を中心にいきますが、ちょっとは世の中を変えないといけません。

地獄があるかについては、たぶん二十パーセントも支持がないでしょう。しかし、これは間違っているのです。あるものは厳然としてあるので、間違っているなら正すべきだと思います。

教科書にも書いていないし、学校の先生に訊いても多分反対するし、文部科学省にしてももう全然分かっていない状態なのです。「宗教がつくっている学校で、霊言集が出ているから、学問ではない」とか言っているのはみんな、これはもう本来なら”死刑”に当たるようなものでしょう。”死刑”にしなければいけないのでしょうけれども、現代だからできないのです。

許しがたい世の中であるので、やはり、あと三十年でも四十年でも”弾”を撃ち続けなければいけないと思っていますし、外国でも支部はできていますが、まだまだ弱いので、もっともっと強くしていく必要はあると思っています。

たとえ、新宗教を含めて、キリスト教、仏教、イスラム教、そのた、伝統宗教までが滅びようとも、幸福の科学はやはり、まだまだ戦い続けると―。そのつもりで、みなさまがたの強い応援をお願いしたいと思います。

【大川隆法『真実を貫く』第三章「地球の危機を乗り越えるために―『地獄の法』講義」より抜粋】

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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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Lord EL Cantare is my All. 主こそ私のすべて。
We are One, with our Lord.  我々は主と共に一体である。
One for All. All for The One. 一人は主のため、隣人のために。みんなは主の悲願のために。
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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
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文責:蒲原宏史 

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