79 経営者には、異性の誘惑は多かろう。ただ、男の魅力は、最終結論は間違わない自信から来ることを知れ。
【大川隆法 箴言集『コロナ時代の経営心得』より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
12月8日は降魔成道記念日です。主エル・カンターレ
大川隆法総裁先生が、1985年12月8日に名古屋の地(降魔成道館)にて、救世主として法を世に説くことを決意しようとしたとき、これを何としても阻止せんと、悪魔が総攻撃をかけてきました。降魔成道記念日とは、この悪魔を打ち倒して、仏法真理の流布に立ち上がったことを記念する聖なる日です。
主は、ただ一人往くという不退転の決意によって魔を下し、降魔成道をなされ、救世主として立たれたことに心からの感謝を捧げると共に、大川隆法総裁先生のご復活を心より祈念し、全世界の信者一同で、「降魔成道記念日」感謝式典版「復活の祈り」を執り行います。
主のご復活を妨害する悪霊・悪魔・妖怪・妖魔・闇宇宙・唯物論の勢力といった悪しき者たちの呪いを打ち祓い、主がこの地にて「エル・カンターレの法」を再びお説きいただけるための、結界を皆様と共につくってまいります。皆様ぜひご参加ください。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
さて、私たち、幸福の科学の信者の幸福とは「悟りの幸福」です。私たちは、「正しき心の探究」を通して「愛と悟りとユートピア建設」をこの地上に実現するための使命を仏から与えられ、その実現のためにすべてを既に与えられました。
ここで、お釈迦様の教えである仏教的精神を振り返り、私たちの幸福を全世界に述べ伝える原動力となすべく、ひきつづき教典『悟りの挑戦(下巻)』を共に学びます。経典をお持ちでない方はこの機会に是非ご拝受ください。【税込み1800円】
―本書をていねいに精読するならば、『悟りの挑戦』が、仏陀自身の仏教解説であることがわかることだろう―上巻「あとがき」より
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
■『悟りの挑戦(下巻)』第6章 仏性と成仏
7 道元の疑問
ところが、これに対する、『法華経』を中心とする一乗思想というのは、前述の中国における如来蔵についての考え―「皮がちょっと被っているだけで、これをパラッと払えば如来がポコッと出てくる」というような考え方に極めて近いわけです。(日本神道もそのようなところがあります)。
【※1993年の発刊時に、日本神道の問題点もすでに主は指摘されています。日本で発展した天台本覚思想の最澄を政治的に後押ししたのは、桓武天皇であり、桓武天皇の魂のきょうだいに天御中主命がいます。現代、大川家三男に転生しています】
「みんなちょっと被っているだけで、風呂敷ひとつとれば、ポコッと如来が出てくるのだ」と思えば、「そんな区別をしているなんて、なんとばかなことをするか。そんな議論のための議論、詮索のための詮索、人に差別を教えるような考え方は間違いだ」と、現代でもこのような議論はありそうなことです。こういうものがぶつかっていたわけなのです。【生長の家の創始者・谷口雅春氏の仏教解釈も同様の解釈がされています】
このような対立がありましたが、歴史の流れとしては比叡山のほうが優勢になり、勝っていくのです。それは、後あと優秀な弟子たちが出てきたということが大きいと思います。
それから、鎌倉仏教すなわち当時の新仏教の開祖たちも、この比叡山で学んだ人は多いのです。法然にしても、親鸞にしても、日蓮にしても、道元にしても、栄西にしても、この比叡山に縁があって、勉強した方ですから、根本には一乗思想を持ってはいるのですが、比叡山で修行した後、みな疑問を持つのです。「何かおかしいのではないか」と疑問を感じて、そして当時の新宗教を興していくのです。どうも考え方に納得できないということで、自分でやっていくのです。
鎌倉時代は、戦乱は多いし、飢饉は来るし、飢え死にする人も出るし、頻繁に殺し合いはするし、「世のなかを見てみると、これで本当にみんなが如来の種を宿していて、みんなそのまま成仏するなどということが信じられるか」というのが素朴な疑問です。「それはおかしい。これでは地獄に堕ちるというのが本道ではないのか。と疑問を持つのは当然です。そのように、当然出るべき疑問が出てきたわけです。それで、それぞれの方が、だんだん自分の考え方をまとめて新宗教を興していくのです。
その代表的な人に道元がいますが、道元も疑問を持つわけです。比叡山で本覚思想を学んで、「どうみてもおかしい」と思うのです。
比叡山の僧侶は「本覚」―「もともと悟っている人間―生まれてくる前から悟っているし、生まれたときからすでに悟っている人間が、成仏するのに何の疑問があろうか」という思想を唱えています。(これを「本来本法性、天然自性身(ほんらいほんぽっしょう・てんねんじしょうしん)」の説という)。
それに対して道元は、「しかし、それだったら、釈迦が修行して悟ったというのはいったいどうなるのですか。それから修業論というのはいったいどうなるのですか。坊さんというのは、昔からあちこちで修行をしているけれども、この修業論はいったいどこへ行ってしまうのですか。もともと悟った人間が成仏するだけなら、いらないのではないのですか。『悉皆成仏』―一切の修行が全部成仏することが決まっているのだったら、それでは修行は全然いらないではないですか。おかしいではないですか」と、このように訊きましたが、比叡山の僧侶は誰一人答えることができなかったのです。
その疑問に対して、「留学でもして勉強してこい」と言われ、それで宋に留学して勉強してきました。その結果、「やはり修行を通してこそ、悟りは得られるべきである」ということで、彼は曹洞禅というものを興して修行したのです。
また、浄土教などもやはりそうだと思います。一乗思想を根底に持ってはいるけれども、「人間は地獄へ堕ちるのではないか」と思って、「そこから逃れるためにはどうするか」を考えます。そして、道元たちの修行としての坐禅ではありませんが、「要するに、信心を通して救われるのだ。因・縁・果のの縁がなければ成仏できないのではないか」と考えます。その縁の部分を、「たとえば、念仏を称えること(称名念仏)、あるいは信仰心、阿弥陀仏を信ずることによって、仏が引き上げてくれる。それで救われるのではないか。何もなかったら救われるわけはない」と考えたのです。要するに、信心でこの縁のところを埋めようとするのが浄土系統です。特に法然は、天台宗の絶対的一元論を、相対的二元論に解釈し直そうと努力し・
・います。つまり、人間の持つ闇の部分にも率直に目を向けたのです。
【※この指摘は、日本天台本覚思想のみならず、日本神道系の光一元の考え方に対しても重要な問題提起となっています『不成仏の原理』―霊界の最澄に訊く―を参照】
一方、日蓮は日蓮で、また少し別な考え方があって、法然の「『南無阿弥陀仏』を唱えたら救われる」という教えを邪教であるとして激しく攻撃しながら、自分はその法然のやり方をまねて、「『南無妙法蓮華経』を唱えることで救われる」という教義を打ち出していきます。
そのように、縁あって比叡山で勉強しながらも、それに疑問を持って新しい宗派を興したものが鎌倉仏教であって、そこには宗教改革が当然入っているとともに、最澄からのもともとの間違いも同時に流れていたのです。この頃には、もはや三乗思想などということを信じている人は誰もいなくなり、みな一乗思想になっていますから、そのような流れも入っていたことは事実なのです。
【大川隆法『悟りの挑戦(下巻)』第6章「仏性と成仏」より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
さて、ここからは、「幸福の科学」の原点に立ち返り、幸福の科学が全世界に広げようとし
ている教えを共に再確認させていただきます。幸福の科学に入会・三帰されて間もない方や、これから、新しい方を伝道するに当たって、幸福の科学の教えをどのようにお伝えしたらよいのか。ヒントになれば幸いです。
今日も経典『太陽のメッセージ』を引用しながら、幸福の科学の基本書である『太陽の法』の大切さを共に学びます。本書は1998年の年末に『太陽の法』の講義としていただいたものです。【現在は絶版となっています】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
太陽のメッセージPart1
第2章「魂の世界とその真実」
1 多次元世界の呼称
天地の創造というのは、実は高次元のものがだんだんに下次元を創ってきたという歴史であったのです。高次元から下次元へと、九次元の宇宙界・八次元の如来界・七次元の菩薩界・六次元神界・五次元霊界・四次元幽界というものが完成されてきました。
各界の呼び方はいろいろとあり一定はしておりませんが、それぞれ順番に太陽界・金剛界・聖天上界・光明界・精神界・精霊界および地獄界とも呼ばれることがあります。ですから、「幸福の科学」では、各界の呼び方を、統一していますが、この呼び方が通用しない人たちもそうとうたくさんおられるようです。たとえば、高級霊のなかでも六次元神界という呼び方をしても分からない人もおりまして、なかには光明界とよんでいる方もおられます。また五次元霊界を精神界という呼び方をされる方もいれば、それ以外に善人界という呼び方をされる方もおられるのです。
七次元の菩薩界も、聖天上界という呼び方がありますが、これもかなり、使われているようです。八次元は、金剛界とも呼ばれ、この金剛界上段階あたりは胎蔵界と呼ばれていることがあります。
2 太陽界
九次元の世界は、太陽界と呼ばれることがあります。この太陽界という呼び方には二義性があり、九次元世界の全体を太陽界であるとする広義の呼び方と、さらに、これをもう少し区切ったかたちで八次元の上段階の部分を太陽界と設定する狭義の呼び方があります。これは、たとえていえば、梵天界という世界が七次元と八次元の間にあるという場合と同じような呼び名を使い方です。また、これと同じように、各界にもこのような部分があるのです。これは、階層建築における中二階といったような呼び方なので、みなさんにとっては、非常に難しいと感じると思います。
八次元の最上段階にある狭義の太陽界という世界には、本来的に、九次元に入ろうと思えば入れるぐらいの霊格の方がいます。会社で言えば役員という方がおりますが、その数が決まっていて、ひらの取締役が何人、常務何人、専務何人というようになっています。同じように、地球系でもだいたい役員の数が決まっているわけなのです。九次元世界にはその構成員が十人いますが、これが役員の数であると考えれば、このポストが空くか、あるいは増員が決められなければ、この世界に上がってはこれないのです。
このような意味で、霊格的にこの段階に入ろうと思えば入れるくらいの方がいらっしゃいます。たとえば、天使長といわれるミカエルであるとか、・・・あるいはソクラテスやプラトンといった方も、この狭義の太陽界にいらっしゃいます。ですから、やがては上の世界に上がってゆくかもしれませんが、現時点においては八次元世界の役割を担われております。
3 梵天界
梵天界という世界は、七次元と八次元の間にあるといわれています。この世界におられる方も、霊格的には本来、如来の霊格を持たれていると考えてよいのです。この本来は如来の霊格を持たれながらも、仕事の役割として、菩薩の役割を中心に担われており、現時点においては、いわゆる七次元領域にいらっしゃるという方が、この梵天界なのです。仕事としては、菩薩の仕事をされているのです。
たとえば、日蓮上人という方も梵天界にいるいわれていますが、それは彼が『日蓮の霊言』あるいは『日蓮聖人霊示集』で語っている内容を見ていただければわかると思います。彼の現時点の仕事は、人生の悩みを説くということが中心であり、これは彼の意味のところの仕事であるのです。この人生の悩みを解く、あるいは問題集を解いたり、人の悩みに答えてゆきながら、人々を導いていくのは、基本的には菩薩の仕事であります。この菩薩の役割を現在中心的に担われているので、日蓮上人は今、梵天界で活躍されているのです。
霊格的には同じような人で、空海という方がおりますが、この方も如来の卵で、現在は八次元領域におられます。彼は八次元の如来なのですが、さらに大きな大如来になるために、いま八次元の領域の勉強をされているのです。『空海の霊言』のなかで、「私は法そのものを研究している」と言っておられます。これは実は仕事が違うのであって、どちらが偉いというわけではありません。
ただ空海は今、本格的な如来となるために、法そのものの研究を八次元領域で行っているのです。ですから、八次元領域にいる梵天とも言えるわけです。七次元領域にいる梵天というのは、霊格的には如来であるけれども、現在は菩薩の仕事をしているということなのです。
このように二つの次元にまたがってはいるけれども、一応このあたりが日蓮聖人や空海の例で説明される「梵天界」であるということができます。そして、この梵天界における七次元と八次元の境界線は、自由に行き来することができます。狭義の太陽界においても同じで、八次元領域ではありますが、九次元と行き来して、お互い話をすることができるのです。このような段階があります。【※主の御尊父である善川三朗顧問先生もご帰天後、梵天界に還られたとされています】
4 諸天善神・阿羅漢
同じことは六次元の上段階の諸天善神が住んでいる世界においてもいえます。阿羅漢というまだ菩薩になっていない段階です。彼らのいるところとしては菩薩に非常に近い六次元の上段階にいるのですが、まだ菩薩に上がっていないので、修行が終わらないと七次元には上がっていくことができないのです。
菩薩あるいは如来が降りてきて、修行のために阿羅漢を七次元領域に連れて行って勉強させたり、見聞きさせるということはあるのですが、一般的に自力で上の次元を見てくるということは、できないことになっています。
ところが、諸天善神界のなかには霊格的に高い方もおり、菩薩の方や如来の方もいらっしゃいます。六次元神界のいろいろな役割分担、専門家としての仕事がありますが、やはり、そこに必要があって駐在しているのです。不動明王や、摩利支天、大黒天などさまざまな役割がありますが、このような人のなかには、実は菩薩、如来の霊格を持っている方が少なくないわけです。光を落とすとよく言いますが、彼らは光が強すぎるので、絞りをかけて、六次元くらいの光だけが外に漏れる程度にまで落とし込んでいるのです。このような修行をしています。
5 実在界での漏尽通力
太陽界、梵天界や諸天善神界の例で説明いたしましたように漏尽通力というのは、けっして三次元だけのことではなくて、実在界でもあるのです。本来、如来である方が、諸天善神界で仕事をする場合には、その光度を落として六次元の人間のように生活しなければならないのです。
たとえば、本来大学生の人がいるとします。高校の過程を終わって、大学で専門的な勉強をしている人が、高校生の体格が大学生とあまり変わらなくなってきているので、学生服を着て、高校生の気分で高校二年生や三年生に入って級長さんをやっているような感じです。それで、しかも大学生であるということを気付かれないように高校生に徹していて、大学で習う専門知識は出さずに高校の範囲のなかで、ほかの人々を導くことをしているのです。
このように漏尽通力の勉強は実在界にもあるのです。そのために階層建築における中二階というような立場の世界があると思ってください。そして、「幸福の科学」から出されている本を勉強された方は、すでに十分知っておられると思いますが、私達が魂、あるいは、ある意味で神と呼んだりするような存在も、実は根源の神というものが、その現われ方を変え、次元のレベル差を出して現れている存在にすぎません。神の自己表現の現れ方の一部にすぎないというように理解していただきたいと思います。
6 魂の創造的性質
ここでは、魂の性質として二つの性質を説明したいと思います。第一番目は創造的性質です。また、第二番目は神の光の集中発散中軸としての機能です。もちろんほかにもいろいろな機能があるわけですが、代表的なものとしては、これをあげておいたほうがよいと思います。
このあたりは、よく勉強しておられる方は、『黄金の法』のことを思い起こされるかもしれません。この『黄金の法』のなかでは、「仏光物理学」という考え方があって、仏の光の三つの性質について触れてあります。
一つ目は「仏の光は親和性を感じるもののところへ来れば増幅して、排他性があるところへいけば遠ざかる、避けて通る」そのような性質がある。
二番目は「仏の光は凝集・拡散により、創造と破壊を行う」という性質がある。
三番目には、「仏の光は周波性を持つ」ということです。
このような仏の光の三つの性質についての解説があったと思います。ですから、魂も、もちろん仏の光からできているのでありますから、基本的には似たような性質があるわけです。この創造的性質、集中・拡散の性質なども似たようなところがあると考えていいと思います。
さて、一番目の創造的性質について説明いたしますと、『太陽の法』においては「魂は、自分の意思によって、自由自在に自分をつくりかえていく性質が与えられています。つまり、どのような思いを持った意識体であるかを、自分自身で決定できるということです。」と定義されています。そして、愛を最高度に発揮することもできれば、自由を最高度に発揮することもできる。心の思いによって、どちらにも向いていくことができるのだというように説かれています。
これは言われてみて、また、このような書物を読んでみれば、そのとおりであり、そういうものかなとも思うのですが、わかっているようで案外気がつかれていないことなのです。そして日常性のなかで、だんだん惰性というものに流され、あるいは完成のなかで生きているのが大部分の人間ではないでしょうか。自分自身の主体性というものを失い、運命の主人公が自分であるということを忘れて、いつの間にか流されていく、このような人が大多数であろうと思います。
ところがいったんこの事実に気がついてみると、まさにそのとおりであり、この部分についての修行は、実に無限界であることがわかります。人間には限界があるということがよく言われますが、この心のコントロールの部分については、ほとんど無限に近い自己改善の余地と進化の余地があるといって間違いありません。このことは霊道を開いてみますと自分の心というものがいっそうはっきりと分かるようになります。自分の心がその思いによってどのように違てくるのか、また念の性質によってどのような世界に通じていくのか、または通じなくなるのか。これが切実にわかるようになってくるのです。
みなさんは「心のくもり」という言葉を聞かれて、たとえとしてはとらえることができても、実際上、「心のくもり」とは何であるかということがストレートにはわからないことでありましょう。しかし霊道をひらいてみると、この「心のくもり」というものは、はっきりと実体あるものとしてあらわれてくるのです。「くもり」があると、まさしく不調和な現実が起きてくるのです。
心の透明感が強くなり、より上のほうというか、仏の方に向いてまいりますと、その心の透明度に応じて、素晴らしい現象がはっきりと出てくるわけです。まことに不思議なことですが、この不思議はいくら探究しても探究しきれない、不思議さであります。
たとえば、これは魂の性質、あるいは仏の光の性質にかかわることですが、一九八八年に浜名湖畔において、約二百人くらいの参加で研修「愛と悟りを考える」を行ったのですが、その研修会で、かなりの量の金粉が降ったようなのです。講義中であったかどうかは詳しくは知らされておりませんが、手のひらのなかに金粉が降りた方が数名におよび、この現象について、いろいろと私に報告される方もおられました。
この現象なども、仏の光の創造的性質と関係があるのです。仏の心の創造的性質のうちで、自分自身の心をいろいろと変えることができるという部分です。この現象が起こった理由は、この研修会において、講義などを聞いていた人の心が、仏の心あるいは高級霊、守護霊や指導霊の心のリズムと波長が合ったからなのです。このように周波数に合いはじめて、器ができてきますと、霊天上界のほうから投げかけてきた光がいろいろなことを現象として起こしはじめるのです。そしてときには、その悦びの表現として実際に金粉を降らしたりするわけです。
このような現象は過去に何度もありましたし、今後もおそらくたくさん出てくるだろうと思います。「ぼちぼち出始めたな。」というのが私の感想です。たぶんこれらかも研修会や講演会などさまざまなところで、このような現象が起こるでありましょう。それは、守護霊や指導霊がこのような現象を実際に起こして、心の本質について人びとを気づかせ「思いというのはそれほど大きな力があるのだな。」とうことを実感させるためなのです。
あるいは自分の心が、修行、勉強によってそれだけ進んできており、よい方向にも向いているときに、「やはり、守護霊さんは私の心の状態を知っているのだ。」と、あらためて知らせるためでもあります。けっきょくのところ、金粉が降る状態というのは、守護・指導霊がひじょうに喜んでいて、その合図として降らせているということなのです。
金粉が降らなくても、光が入ってくることを実体験された方もいます。別の研修会「悟り原点を探る」においても、答案にそうとう多くの方が書かれていました。研修会の最後に一時間ほど、「祈願文」講義を行ったわけでありますが、読み上げているあいだに、「さーっと光が入ってきて、血管のなかで血が煮えたぎってくるようになった。」ということを書かれたいるのです。これなども仏の光が入ってきている現象なのです。
このような瞬間というのは、いうなれば自分の守護霊と自己の三次元的な魂が一体化してきて、通常ある「ずれ」がまったくなくなってきているということを示しているのです。ですから、このような現象が起きる方は、霊道が開けるのは、もはや時間の問題だと考えてほぼ間違いありません。守護霊が合図を送ってきているのです。やがて機会があれば、開いていくようになるでしょう。守護霊の声が聞こえたり、あるいは霊言、自動書記、そうしたことも起きてくるでしょう。
【※原書では「神」とある表現を、現代の状況に鑑み、「仏」と置き換えて表記しています。
例 神光物理学→仏光物理学 等】
【大川隆法『太陽のメッセージ』第2章「魂の世界とその真実」より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・
続きまして、幸福の科学の基本三法の一つ、経典『永遠の法』を振り返ります。
人生の真理を網羅した、法の巨大な体系【※太陽の法】、数千年以上の視野をもって、諸如来、諸菩薩たちの活躍を語る時間論【※黄金の法】、そして、この世を去った実在界の次元構造を明確に説明し尽くす空間論【※永遠の法】、その三本柱が、エル・カンターレの法を特徴づけるものです。本書は、『太陽の法』(法体系)、『黄金の法』(時間論)に続いて、空間論を開示し、基本三法を完結する目的で書き下ろしたものです。これでエル・カンターレの法の輪郭が見えてきたことでしょう。―まえがき―
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
■『永遠の法』第6章 九次元の世界
10 そして、惑星意識の世界へ
このように、十人の指導霊たちが主として九次元で活躍しているのです。
では、九次元で七色に分けている光は、いったいどこから来るのでしょうか。実は、この光は十次元で七色に分けている光は、いったいどこから来るのでしょうか。実は、この光は十次元世界から来るのです。
十次元の世界というのは、惑星意識といわれる人びとの世界です。人びとというのは語弊があるのかもしれません。人霊としての特色を持っているのは九次元の霊までであって、十次元の霊は人霊ではないからです。彼らは肉体をもったことがありません。地上に出たことがないのです。
十次元の惑星意識は、地球には三体います。
最初の惑星意識を大日意識といいます。大日意識とは、積極性を司っていて、地球の進化を促している霊です。
次に、月意識というものがあります。月意識は、地球の優美さ、芸術性、潤い、陰の部分、こうしたものを司っています。
そして、大日意識の陽と、月意識の陰とが組み合わさって、地球に二元論的な世界が展開しているのです。
陽の世界であれば本来は存在しない陰の世界も、月意識の影響によって現れています。すなわち、男性に対する女性、光に対する影、昼に対する夜、山に対する海、こうした優しい面を主として担当しているのが、月意識なのです。
もう一つ、地球自体の生命体として、地球を四十六億年の長きにわたりはぐくみ、地球の生物をもはぐくんできた、地球意識という存在があります。これは地球そのものの生命体であって、この生命体のなかに万物が生きているのです。つまり、造山活動、火山活動、地殻変動、植物の繁茂、動物の育成、こうした具体的なことを行ってきたのが地球意識なのです。
この三体が主として地球というものを長年にわたってはぐくみ、地球に大いなる影響を与えてきたのです。
そして、十次元世界に上には、十一次元世界である太陽系世界があります。太陽の意識体が十一次元にはあるのです。これは恒星意識です。
その上には、十二次元としての銀河系意識があり、十三次元には、銀河系を超えたさらに大きな宇宙に、大宇宙の意識があります。こうして、人間には分からない、偉大なる根本仏のの世界へと続いていくのです。
このように、人間は無限の目的地を持ち、無限の進化を歩みながら生きています。そして、そのなかで進歩と調和を実現しようとしています。これが、人類を取り巻く世界であり、人類の生きていく道標であり、その目的でもあるのです。
私は、この『永遠の法』という全六章の書物を通して、主として四次元から九次元までの世界について話をしてきました。「これが世界のほんとうの姿である。三次元という地上世界だけがあるのではない。人類がその本質である霊として生きていく世界は、こうした世界なのだ」ということを語ってきました。
そして、「こうした真理の知識をもととして、生きていくための勇気として、大いなる人生を開拓していっていただきたい」と、私は切に願っているのです。 (完)
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
〇あとがき
十年前、本書の初版本を世に出して以来、幸福の科学は奇跡の大躍進を果たしました。宗教としての発展の原動力は、法のスケールの大きさにあったと、私は考えています。それは、本書が真実の書であり、絶対的真理(真如)から伝えられたものであることの証明であると同時に、それを伝えている私自身が、真理の体現者であることの証明であります。
本書が、まさしく『永遠の法』であることは、今度、幸福の科学的仏法真理が、いかに幅広く受け入れられるか、そして、いかに永く後世に伝えられるかによって証明されることでしょう。
そして、心の眼が開けた者にとっては、本書が、九次元世界の根源に位置するものにしか説けない教えであることが理解されることでしょう。禅の悟りが、庭の築山だとするなら、本書に説かれている悟りは、ゆうにエベレスト山を越える高さを示しています。本書は人類の秘宝であり、エル・カンターレから現代人類に贈る最大の慈悲でもあります。
一九九七年 七月 幸福の科学総裁 大川隆法
【大川隆法『永遠の法』幸福の科学出版 より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
本日の『永遠の法』は、本日最終節となりました。気の遠くなるような高次元世界についての学びでしたが、人間の姿で魂を宿すことができるのは、九次元までであり、その上の十次元世界では、大日意識、月意識、地球意識の三体で構成されていること。そして以下の言葉がとても印象的でした。
『大日意識の陽と、月意識の陰とが組み合わさって、地球に二元論的な世界が展開しているのです。
陽の世界であれば本来は存在しない陰の世界も、月意識の影響によって現れています。すなわち、男性に対する女性、光に対する影、昼に対する夜、山に対する海、こうした優しい面を主として担当しているのが、月意識なのです。
もう一つ、地球自体の生命体として、地球を四十六億年の長きにわたりはぐくみ、地球の生物をもはぐくんできた、地球意識という存在があります。これは地球そのものの生命体であって、この生命体のなかに万物が生きているのです。つまり、造山活動、火山活動、地殻変動、植物の繁茂、動物の育成、こうした具体的なことを行ってきたのが地球意識なのです。
この三体が主として地球というものを長年にわたってはぐくみ、地球に大いなる影響を与えてきたのです。』
地球の歴史や思想のなかにある二元論的な考え方は、十次元存在の大日意識と月意識の影響を大きく受けていることが分かります。また、文明の興隆・消滅に地球意識が大きくかかわっていることも分かりました。
地球における魂の進化計画は十次元意識の影響を九次元大霊のリーダーであるエル・カンターレ意識が受けて、他の九人の九次元大霊と共に地球文明の方向性が決められていることが分かりました。そして、その上の階層に十一次元の太陽系意識、十二次元の銀貨系意識、また、それ以上の十三次元意識ともエル・カンターレ意識はつながっていることも他の経典で明らかにされています。
これ以上の大宇宙の教えについては、主の復活後に説かれるであろう「宇宙の法」や「エル・カンターレの法」を待たなければなりません。主の復活を確信して、お祈りを重ねさせていただきたいと思います。主は必ずご復活されます。来る宇宙時代のために、私たち人類が向かうべき方向性を必ず主が再びこの地上にて指し示される日を、主へのの純粋な信仰と、伝道による報恩の誓いともに捧げさせていただきます。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
Lord EL Cantare is my All. 主こそ私のすべて。
We are One, with our Lord. 我々は主と共に一体である。
One for All. All for The One. 一人は主のため、隣人のために。みんなは主の悲願のために。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
■□■□■□■
。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
■□■□■□
E-mail:ise@sibu.irh.jp
□■□■□
https://hsise.com/
□■□■
TEL:0596-31-1777
■□■
FAX:0596-31-1778
□■
文責:蒲原宏史
■
(12/5-1)【基礎教学通信】339『太陽の法』を読む72「太陽のメッセージ」魂の世界とその真実1―『永遠の法』そして、惑星意識の世界へ
『太陽の法』
