(9/20-1)【基礎教学通信】263幸福の科学入門43『正しき心の探究の大切さ』―「悟りの挑戦」「愛別離苦」「怨憎会苦」「求不得苦」「五陰盛苦」【八苦】―『黄金の法』光り輝く者・アポロン

幸福の科学入門

3 仕事に行き詰まったら、常に整理整頓をやりなさい。

【大川隆法 箴言集『コロナ時代の経営心得』より抜粋】
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さて、私たち、幸福の科学の信者の幸福とは「悟りの幸福」です。私たちは、「正しき心の探究」を通して「愛と悟りとユートピア建設」をこの地上に実現するための使命を仏から与えられ、その実現のためにすべてを既に与えられました。

ここで、お釈迦様の教えである仏教的精神を振り返り、私たちの幸福を全世界に述べ伝える原動力となすべく、教典『悟りの挑戦(上巻)』を共に学びます。経典をお持ちでない方はこの機会に是非ご拝受ください。【税込み1800円】
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■『悟りの挑戦(上巻)』第3章「苦・集・滅・道」
3 「悟りの挑戦」「愛別離苦」「怨憎会苦」「求不得苦」「五陰盛苦」―八苦

ですから、地位がある、財産がある、健康がある、というような人に対して、「あなた、人生は苦悩なのですよ。苦しみなのですよ。それを知っていますか」と問い詰めたならば、相手は「なぜですか」と聞き返すでしょう。

そこで、こう答えます。

「生老病死の苦しみがあります。あなたはこれから逃れることができますか。あなたの家族は逃れることはできますか。たとえ財産があっても、たとえ身体が大きくても、たとえ美男美女であろうとも、家柄がよくても、学歴があろうとも、そんなことに何の関係もなく、生老病死から、誰もがみな逃れることはできないのですよ。それだけではありません。『生まれたとは、もう過ぎ去ったことだから関係ない。老いていくことは、老いたとき考えればよい。死ぬときのことは、死ぬとき考えればよい。病気はまだなっていないから関係ない』という方もいるでしょう。

それならば、四苦八苦の八苦も語ってみましょう。

愛別離苦(あいべつりく)―愛する者と別れる苦しみ。怨憎会苦(おんぞうえく)―いやな人、嫌いな人、と会う苦しみ。求不得苦(ぐふとっく)―求めても得られない苦しみ、求めても求めても、欲しい欲しいと思っても得られない苦しみ。五陰盛苦(ごおんじようく・五蘊盛苦・ごうんじょうく・ともいう)―肉体煩悩が燃え盛って、その肉体の欲求を抑えられない苦しみ。こういう苦しみがあなたにはありませんか」

このように言ったら、これは否定できないはずです。

生老病死のところを否定しても、愛する者と別れる苦しみ、これは誰もが経験していることです。恋人、友人、両親、それから子供、いろいろな者と別れる苦しみがあります。

それから、いやな者、嫌いな者と出会う苦しみ、これもほとんどの人が経験しています。「こんな人はいやだなあ」と、向こうも思っているし、自分も思っている、そういう嫌な人と出会う苦しみがあります。

求めても得られない苦しみ、これは現代にはたくさんあります。求めても求めても得られない苦しみは、山のようにあるはずです。これなどは、ほとんどみなさんの苦しみの根源でしょう。

それから、肉体の欲もあります。これが燃え盛ってくると、抑えることができません。辛いことです。「人間は魂だ。霊的な存在だ」と思っていても、この肉体の欲望を抑えられないのです。お昼になればお腹が空く。夜になったら晩ごはんを食べたい。それから眠くなってくる。朝は起きたくない。異性を見たら煩悩がくすぐられる。いろいろなことがあって、「ああ、これが自分の本当の魂の声なのだろうか」と驚くような、そんな思いが去来します。そうした肉体から出てくる思いというものを否定することはできません。

この四苦八苦を挙げられたら、これから逃れられる人はいないのです。ほとんどが、その通りです。どれかには必ず当てはまりますし、原則的には、全部当てはまるものなのです。

「どうだ、人生は苦であるということが分かったか。わかったならば、いまから心を入れ替えよ、改めよ」ということです。そして、「真理を学びなさい」ということになっていくわけです。これが「苦」の教えであったわけです。


【大川隆法『悟りの挑戦(上巻)』第3章「苦・集・滅・道」より抜粋】
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さて、ここからは、幸福の科学の基本書3部作『黄金の法』を通して、エル・カンターレの歴史観を共に学んでまいります。『黄金の法』は、光の菩薩たちが主の悲願である地上仏国土ユートピア建設のためにどのような活躍をなしたのかを記すものです。人類の歴史に隠されていた地球神を、光の天使・菩薩たちはどのように実行したのか、その一端を学びます。経典をお持ちでない方は、是非この機会に拝受ください。【税抜2000円】

『エル・カンターレが観た歴史観であるとともに、エル・カンターレが立案したところの、地球的仏法真理の大河の鳥瞰図でもあります』(「『黄金の法』まえがき」より)
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第5章 愛の押し寄せる時
3 光り輝く者・アポロン

アポロンは、ゼウスの息子です。アポロンは、母(ギリシャ神話では母をレトとする)の容貌を受け継いで、光り輝くばかりの美少年であり、王宮内はもちろんのこと、国内全域に、その天使のごとき立居振舞(たちいふるまい)が評判になっておりました。

アポロンには、三歳年上の姉アテナ(ギリシャ神話では父をゼウス、母を思慮の女神メティスとする。近代ではオーストリアの女帝マリア・テレジアとして生まれた。※その後の霊査で、大川家三男として転生しています。マリア・テレジアの転生に関してはその後の霊言で、少し疑問が残っています。)がおります。アテナは、小さい頃から男まさりで、十六歳の頃から、早くも鎧兜(よろいかぶと)に身を固め、自ら部隊を率いて、戦場に繰り出す勝気な女性でした。アテナが二十三歳、アポロンが二十歳のとき、彼らの父ゼウスが四十七歳の生涯を閉じます。ゼウスの死は、戦場で流れ矢を左脇腹に当てたことが原因です。その傷が化膿し、三ヵ月ほどの病の床についた後、亡くなりました。

ゼウスの死後、重臣たちも動揺します。長女アテナは、いくら勇敢だといっても、まだわずか二十三歳の女性です。一方、二十歳になったアポロンは、政治や軍事にはさほど関心もなく、心の世界の探求に日々を費やしている、優美さをたたえた青年でした。結局は、姉のアテナが全軍を取り仕切ると宣言、重臣たちがアテナに忠誠を誓うことによって、一件落着したのです。

そして、二十歳の青年アポロンは、王宮を出て、神々が集うというオリンポスの山に登ります。ここで、彼は、出家者のごとく、洞窟を寝床として、修行を始めたのです。彼は、現在の坐禅のように、禅定をして、反省と瞑想の日々を送りました。彼は、愛された幼かった頃のこと、姉アテナとよく喧嘩したこと、重臣たちのなかには、心清く忠誠を尽くす人もあれば、陰謀をたくらんでいる人もいたこと、平民の子供のように、自由には遊べなかったこと、霊現象を見て神秘感に打たれたことなどを、ひとつひとつ思い出しては、善意なる第三者の立場で、反省してゆきます。

アポロンが禅定を始めて、一ヵ月の月日が過ぎ去ろうとした頃のことです。ある星のきれいな夜、アポロンが半眼を閉じて瞑想していると、目の前に、亡くなったはずの父ゼウスが現われます。そして、ゼウスは、アポロンに、こう語ったのです。

「アポロンよ、私は今、地上を去って、はるか彼方の黄金郷に住んでいる。ここに住んでいる人たちは、みんな、心がきれいで、たいへん調和のとれた生活をしている。私が生きていたとき、人間は、魂と肉体という二つの部分からできており、この両者の調和こそ大切であると思っていたが、こちらに還って来てみると、人間は、そのような二つのものからできているわけではなく、魂がすべてなのだと気がついた。

肉体は魂の影であり、永遠の生命から見るならば、地上に生まれている間の、ほんの一瞬の乗り物にしかすぎない。この一瞬の乗り物を自分の実体だと思い、肉体の快楽欲、保存欲のままに生きている人々の、なんと哀れなことか。戦いというものは、むなしいものだ。勝者も、自分の肉体を護るために戦っているのだが、その戦いは、実を結ぶことのなか戦いなのだ。たとえ勝者となったとしても、やがては死んでゆく身であるならば、争いのままに一生を送ったことを、こちらの世界に還ってから後悔することとなろう。

アポロンよ、私たちの王家も、ここ数十年のうちに滅びてゆくだろう。やがては、宮廷も滅び、アテナも戦いに敗れる日がこよう。しかし、お前は、心動かすな。お前は、今日を境にして、霊能力を授かることになろう。高級霊たちとよく相談して、自分の道を切り拓きなさい。そして、父ができなかった分まで、世の人々を救ってゆく、心の教えを説きなさい」

アポロンは、その後、確かに霊能力を授かり、天上界の高級霊たちと会話ができるようになりました。そして、オリンポスの山を出発して、デロス島やデルフォイを中心に宗教的集団を拡張してゆきました。

アポロンは、実在界では、七大天使のひとりで、天使長のミカエルと呼ばれている人です。今から三千六百数十年前、ギリシャに生まれて、光を中心とする教えを説いております。さらに、イスラエルの王ヨアシの子・ヤラベアム王の時代に、預言者アモスとして出ております。【※その後の霊査で、アポロンは現代に大川家長男として転生しており、地上で、時々覚鑁と共にいることが分かっています。新たな霊査で大川家長男の転生に楊国忠もいて、「欲界にいる」(『唐の盛衰と「九尾の狐」(下)』)ことが分かっています。また、アポロンとミカエルは別の魂であることが明かされています。『地球を守る「宇宙連合」とは何か』参照】

【大川隆法『黄金の法』第5章「愛の押し寄せる時」より抜粋】
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幸福の科学は、この地上に真のユートピアを建設するために、日夜努力しています。私たちが「正しき心の探究」として「愛・知・反省・発展」の四正道の教えの実践と四正道の全世界への布教に向けて伝道しているのは、「仏国土ユートピア建設」のためです。
ここからは、経典『正しき心の探究の大切さ』より、「愛」「知」「反省」「発展」の四正道ついて主より教えていただきます。

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■『正しき心の探究の大切さ』第1章「未来へ」
〇宗教としては珍しく「発展」の教えを説く幸福の科学

さらに、「四正道」の四番目には、「発展の教え」を説いています。
これは、「幸せな人の輪を広げましょう。幸福な人々を増やしましょう。地上を天国に近づけましょう」という「この世天国化運動」であり、「この世を仏国土ユートピアにしていきましょう」という運動なのです。

「天上界」はユートピアの世界であり、光り輝く世界です。みなが親切で明るく、正しく生きようとしている世界、お互いにほめ合う人びとが生きている世界なのです。

一方、「地獄界」は、その正反対であり、人をいじめたり、苦しめ対するような世界、人の悪口を言って自分も苦しんだり、追いかけ回されたり、迫害や差別をされたりする世界です。

このように、あの世の世界は、「天国」と「地獄」とに分かれていますが、実は、この世が「悪い状態」なので、あの世の地獄界が広がっているのです。

そのため、私たちは、この世において「天国の領域」を広げ、この世自体を「天国に変える」ことによって、死後、地獄に堕ちる人口を減らし、地獄界の勢力を小さくしていこうといています。

地獄に堕ちた人たちは、この世に出てきて、地上の人々に取り憑き、悪さをして、地獄に引きずり込み、仲間を増やそうとしています。

そうした動きに対する、一種の現代的革命として、私たちは、ユートピア運動を起こしているわけです。

この世が地獄的になったのには幾つか理由がありますが、その一つに、「唯物論思考」があります。これは、「物しかない」という物中心の思想であり、「心」や「霊」、「精神」というものに対しての理解が、非常に低い思想です。

実際、この世は物で溢れていますし、それが有用であることも事実ですが、それだけにとらわれてはいけません。それはあくまでも、「道具」にしかすぎないのです。

確かに、人間が幸福に生きるための「道具」として、さまざまな物が開発され、それによって便利になってはいますが、「本心」のところ、つまり、心の本当に大事なところを奪われてはいけません。私は、そういうことを繰り返し教えています。

つまり、それは、「あの世に還るときには、すべてを捨てて還らなければいけません。その覚悟はいつもありますか」「全てを捨てる覚悟はありますか」ということを、みなさんに問うているわけです。そういう気持で、ユートピア創りをしていく必要があるでしょう。

こうした意味において、幸福の科学は、宗教としては珍しく、「発展」ということを説いているのです。

二千年前、三千年前の古い宗教には、発展的な教えがないことも多いのですが、私は、あえて、現代に適合する教えとして、「発展の教え」を説いています。それは、企業社会に生きている人びとにとって、非常に役に立つ教えにもなるでしょう。

幸福の科学は、「心清き人が繁栄することは、よいことである」という思想を根本にもっています。そうであるからこそ、勇気をもって会社で働けるはずであり、勇気をもって、社長業の繁栄をめざすことができるはずです。

心清く、神の道、仏の道を極め、この世をユートピアにしようとする人が、発展・繁栄して力を持つことはよいことであり、そういう人にこそ、出世していただきたいと思っています。どうか、平社員を言わず、社長になって、大勢の部下を使い、社長訓示として仏法真理を垂れてください。

社員の前で、「私が社長になれたのは、四正道を実践したからです!」と言い切ってほしいと思います。そのために、ぜひ偉くなってください。

そして、会社も、どうか赤字企業にならないでください。黒字企業になって、利益の一部をお布施することも大事ですが、他の部分は、会社がさらに発展するための投資に使ったり、世の中のために還元したりしてください。赤字など、つくっては駄目です。黒字を大きくして、社業を繁栄させてください。それが大事です。

【大川隆法『正しき心の探究の大切さ』第1章「未来へ」より抜粋】
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続きまして、経典『幸福の科学とは何か』より、与える愛について学びを深めます。
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〇菩薩の愛
愛について、その段階を語ってまいりましたが、私は重点的に、「菩薩の愛」について、もう一度話をしておきたいと思います。

宗教において愛が大切であると言われている、その中心部分は、この菩薩の愛のところにその教えがあります。どのような宗教であっても、人びとをよくする方向性を含んでいるものは、その中心に菩薩が活躍していることが多いのです。

この菩薩というのは、人助けを専門にしている魂だと言ってよいでしょう。人を導き助けること、利他に生きている人びとと言ってよいでしょう。これはやはり、魂の奥底から溢れ出してくる感情なのです。人間は、教えられて他の人に親切にすることはできましょうが、これであってはまだ、菩薩の愛とは言えません。魂の奥底からこんこんこんこん湧いてきて、人びとにもらい水を許すような愛、これが菩薩の愛でしょう。こうした人は、つねに人に良かれという思いでもって生きており、その心に嘘がありません。偽りがないのです。ほんとうに、人のために生きることが、自分の喜びであるのです。

この菩薩の愛の段階には、女性でも到達している人は数多くいます。歴史に名前が残らないことはあったとしても、そのような生き方をしている人は多いのです。インドで活躍しているマザー・テレサという修道女がおりますが、彼女も、傷つくまで他の人びとを愛する、ということを唱道しています。それは、イエスの十字架の精神を体して、とにかく自己というものを捨てて、奉仕に生きるということでしょう。この奉仕の愛こそが、菩薩の愛でありましょう。

もちろん、こうした奉仕の愛は、菩薩の悟りに到らなければ発揮できないかといえば、そういうものではありません。「生かす愛」のなかにも奉仕の芽はあり、また、「愛する愛」のなかにもあります。親子、あるいは家族の愛のなかにも、奉仕の愛はあります。その芽生えは、各段階にあるということなのです。

結局、愛というものも、何重もの花びらからなっている、ひとつのつぼみのような構造だと言えましょうか。幾重にも幾重にもなっているのです。やがて、次第しだいに芽が大きくなって、花が咲いていくのだと考えてもよいでしょう。

如来の愛と言われるようなものは、花が百花繚乱に咲いているその姿を言うのかもしれません。菩薩の愛というもの、五分咲き、あるいは七分咲きの花のことを言うのかもしれません。神界の「生かす愛」というのは、まだつぼみの段階を言うのかもしれません。本来そうした素晴らしいものが内包されているのだけれども、それが開花していく段階が違うのだと考えればよいでしょう。少なくとも、この菩薩の愛というものを目標として生きてゆくことが、人間にとってとても大切なことであると、私は思います。

みずからが、この菩薩の愛に目覚めているか否かは、自問自答すればよくわかります。即ち、あなたは人に奉仕したことがありますか。人に協力したことがおありですか。人を真に理解しようとしたことがありますか。導こうとしたことがありますか。どの程度そのことを思いましたか。自分を利することばかり考えていたのではないですか。そうした観点から、よくよく自らを振り返ることです。そうしたときに、あなたの愛が純化され、菩薩の愛として結晶していくのは、時間の問題となるでしょう。

【大川隆法『幸福の科学とは何か』第4章「愛の基本」より抜粋】
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伝道の原点は、「四正道」を簡単に伝えることであることを本日学びしまた。
これは大切な点です。
経典『地獄の法』の第五章「救世主からのメッセージ」では、
「正しき心の探究」としての「現代の四正道」を実践することの大切さが説かれています。
主におかれましては、「信仰心を持って生きることを、大きな意味において『正しき心の探究』といいます。そして、その『正しき心の探究』の中身とは何であるかといえば、「愛・知・反省・発展」という「現代の四正道」に、今は集約されています」と説かれています。

そして、経典『「正しき心探究」の大切さ』では、
『(伝道において)では、何を伝えてほしいかというと、原点に返れば、「愛・知・反省・発展」の「四正道」です。まず、「四正道を、どれだけ簡単に伝えられるか」ということが原点になります』と説かれており、伝道において、「四正道」分かりやすく伝えることが大切である、と教えていただいています。

本日の学びである四正道の最後「発展」を主はこのように説かれています。

『これは、「幸せな人の輪を広げましょう。幸福な人々を増やしましょう。地上を天国に近づけましょう」という「この世天国化運動」であり、「この世を仏国土ユートピアにしていきましょう」という運動なのです。

「天上界」はユートピアの世界であり、光り輝く世界です。みなが親切で明るく、正しく生きようとしている世界、お互いにほめ合う人びとが生きている世界なのです。

一方、「地獄界」は、その正反対であり、人をいじめたり、苦しめ対するような世界、人の悪口を言って自分も苦しんだり、追いかけ回されたり、迫害や差別をされたりする世界です。

このように、あの世の世界は、「天国」と「地獄」とに分かれていますが、実は、この世が「悪い状態」なので、あの世の地獄界が広がっているのです。

そのため、私たちは、この世において「天国の領域」を広げ、この世自体を「天国に変える」ことによって、死後、地獄に堕ちる人口を減らし、地獄界の勢力を小さくしていこうといています。

地獄に堕ちた人たちは、この世に出てきて、地上の人々に取り憑き、悪さをして、地獄に引きずり込み、仲間を増やそうとしています。

そうした動きに対する、一種の現代的革命として、私たちは、ユートピア運動を起こしているわけです』

このように、幸福の科学の発展の教えは地上仏国土ユートピア実現に向けての発展であることが分かります。幸福の科学は、人間は本来霊であり、肉体ではないと、目に見えない霊や魂や心の大切さを説いていますが、目に見える物や形あるものをおろそかにしているわけではありません。それはユートピア実現の材料として、心の教えや悟りの世界を支える道具としての存在であることを認めています。

だから、地上世界の繁栄・発展を心の平和と自由をもとにして実現することも目指しています。幸福の科学の説く幸福論は、あの世とこの世を貫く幸福を教えています。そのユートピア世界を創造する担い手が、菩薩や天使です。

本日の学びではこのようにありました。

『この菩薩というのは、人助けを専門にしている魂だと言ってよいでしょう。人を導き助けること、利他に生きている人びとと言ってよいでしょう。これはやはり、魂の奥底から溢れ出してくる感情なのです』

天子や菩薩は、主なる神をマスター(主)として、自らをサーバント(奉仕者)であることに喜びを感じる存在です。神仏から頂いた無限の愛を隣人を救い助けるために、愛を他に利他として与えきるのが菩薩・天使です。主は私たちにも菩薩や天使の働きをこの地上に為すことを期待されています。そしてそれが、私たちの使命でもあります。

この地上を神様・仏様が喜ぶような理想郷をつくること、仏国土ユートピアの実現が幸福の科学の目指す「発展」の教えです。私たちが、主の名と教えを広げるための伝道活動をするのも、本当に幸福な人を増やすためです。ほんとうの幸福とは、本物の神様・仏様を信じる幸福です。

本日も愛と天使の働きをなすために、そして私たちの隣人を助けるために、主の教えと信仰心の大切さを伝え、入会・三帰へと導いてまいりましょう。そして、私たちは、人の不幸を呪うのではなく、人の幸福を祈る者になりましよう。

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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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Lord EL Cantare is my All. 主こそ私のすべて。
We are One, with our Lord.  我々は主と共に一体である。
One for All. All for The One. 一人は主のため、隣人のために。みんなは主の悲願のために。
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。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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文責:蒲原宏史 

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