
他力の奥にある仏の光 – 地域シリーズ 北陸 | ザ・リバティWeb/The Liberty Web
(英語の画像&翻訳は、チャットgptです。)
地域シリーズ 北陸
他力の奥にある仏の光
信心深い北陸の地。「この世とあの世を貫く幸福」を手にするために──。
北陸は浄土真宗の信仰が盛んで、「真宗王国」と呼ばれる。飢饉や疫病などに大勢の人々がおののいていた鎌倉時代に、浄土真宗の開祖・親鸞聖人が説いたのが、「絶対他力」の教えだった。阿弥陀仏の救済の力を信じ、その名を呼んでいれば(念仏)、臨終を迎えた時、阿弥陀仏は大勢の菩薩を引き連れて迎えに来て、極楽浄土(天国)に連れて帰ってくれると教えた。
北陸に浄土真宗が広がるのは、中興の祖・蓮如上人が越前(福井県)の吉崎に至り、北陸で布教したためだ。
浄土真宗に熱心な家に生まれ育った福井県の高田久代子さんは、「月に一度、ごえんさま(浄土真宗の住職)の御法話のために場所を提供しているような家でした。そして、私が嫁いだのは浄土真宗のお寺でした。お仏壇には毎朝手を合わせましたし、『念仏を唱えようと思った段階で救われる』という教えはずっと耳にしていました」と語る(本誌57ページにインタビュー)。
偉大なる仏を信じることの大切さ
宗教において、信仰によって救われるという「他力」は非常に大切なものだ。
大川隆法・幸福の科学総裁は2016年、富山県・高岡市民会館での法話で、「浄土真宗の教義そのものは、オリジナルな仏教、仏陀の説いた仏教の教えから見ると、極端に離れているところまで行っている他力信仰ではあるのです。ただ、幸福の科学は、『これも仏教の一宗派として容認する』という立場を取っています。本願寺系のトップあたりも、『仏教に入れてくれて、ありがとう』と、お礼を言ってくださっています」と述べた(*)。
(*)『世界を導く日本の正義』
※文中や注の特に断りのない『 』は、いずれも大川隆法著、幸福の科学出版刊。
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「正信偈」が伝える仏の偉大さ
「念仏地獄」は実在する
阿弥陀仏はエル・カンターレの慈悲の側面