『真説八正道』を読む

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(9/29-2)91『真説・八正道』を読む―総論―八正道の現代的意義―漏尽通力と観自在力

〇最後に、「おかめ」あるいは、「お多福」と呼ばれる妖怪についても書いておこう。下ぶくれした、おメン顔をした女性妖怪である。その本質は、「本質を悟られないこと」にある。おそらく妖怪の総大将を張る大天狗をも超える霊力を持っている。〇妖怪「お多福...
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(9/28-2)90『真説・八正道』を読む―正定―最初に『正心法語』を読誦してから、精神統一に入る―悟りと漏尽通力

99 妖怪の例は多すぎて書き切れない。おそらくは昔の信仰が、仏教や儒教、キリスト教らの思想の高さに裏側に追いやられて、天上界とも地獄界とも言いかねる「恐怖」と「こっけいさ」が同居した民間信仰として残ったのだろう。100 しかし玉藻前(たまも...
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(9/27-2)89『真説・八正道』を読む―正定―神仏と一体となる―漏尽通力とは

98 おそらく今は、河童が生息しているとすれば、高知県の四万十川ぐらいだろう。近くの徳島県の穴吹川に、妖怪「小豆洗い」の発祥地があるが、おそらく、平家の落人(おちうど)たちが隠れていたので、人が近づかぬよう、妖怪話を流していたのだろう。私の...
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(9/26-2)88『真説・八正道』を読む―正定―反省は呼吸法から―大調和への道

97 河童伝説は全国にある。UMA(ユーマ・未確認生物)か妖怪かは判別は難しいが、私は、ごく最近まで、ダムができるまでは、全国に住んでいたのではないかと思う。自分の体験としては、一九八八年頃、浜名湖のホテルで研修会をやった後、河童の霊が東京...
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(9/25-2)87『真説・八正道』を読む―正定―心の平静は幸福への第一歩―心の平安

96 徳島県では小松島市の金長狸(きんちょうだぬき)が、全国トップレベルの霊格を持つが、海運業で全国につながったこととも関係するだろう。また「犬神」信仰も中心的であるが、犬が、狐や狸を追い払うために飼われていたことも、関係あるだろう。【大川...
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(6/27-2)91『真説・八正道』を読む―総論―八正道の現代的意義

〇大乗仏教の中心は六波羅蜜多―⑥般若波羅蜜多(パンニャー・パーラミター)智慧の完成です。この智慧こそ、釈迦の教えの中核であり、釈迦の光は、黄金色に輝く知性の光線なのです。すなわち、釈迦は知性的に法の全体像、体系を説くことを使命としている光の...
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(6/26-1)90『真説・八正道』を読む―正定―最初に『正心法語』を読誦してから、精神統一に入る

〇大乗仏教の中心は六波羅蜜多―⑤禅定波羅蜜多(ぜんじょうはらみた)五 禅定波羅蜜多(ディヤーナ・パーラミター)これは、精神統一の完成です。いわゆる禅定により、実在世界との交流を目指す方法です。【大川隆法『黄金の法』より抜粋】*・゜・*:.:...
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(6/25-2)89『真説・八正道』を読む―正定―神仏と一体となる

〇大乗仏教の中心は六波羅蜜多―④精進波羅蜜多釈迦の教えの四番目の柱は、利自即利他の教えです。これは、いわゆる六つの完成といわれる六波羅蜜多(サス・パーラミター)の思想です。波羅蜜(パーラミター)とは、内在する叡智という意味であり、多とは、そ...
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(6/23-2)88『真説・八正道』を読む―正定―反省は呼吸法から

〇大乗仏教の中心は六波羅蜜多―③羼提波羅蜜多(せんだいはらみた)釈迦の教えの四番目の柱は、利自即利他の教えです。これは、いわゆる六つの完成といわれる六波羅蜜多(サス・パーラミター)の思想です。波羅蜜(パーラミター)とは、内在する叡智という意...
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(6/22-2)87『真説・八正道』を読む―正定―心の平静は幸福への第一歩

〇大乗仏教の中心は六波羅蜜多―②持戒波羅蜜多釈迦の教えの四番目の柱は、利自即利他の教えです。これは、いわゆる六つの完成といわれる六波羅蜜多(サス・パーラミター)の思想です。波羅蜜(パーラミター)とは、内在する叡智という意味であり、多とは、そ...