『仏陀再誕』を読む

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(8/21-2)52『仏陀再誕』を読む―愚か者となるな―汝自身を知れ

58 役小角(えんのおづね)は、母、白専女(はくとうめ)を人質にとられたため、捕縛されたが、日本の仙人界では大きな力を持っている。飛鳥寺を本拠地としていた若き行基も、一時期、秘術体得のため、共に修行していたらしい。役の行者は奈良時代の修験道...
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(8/20-2)51『仏陀再誕』を読む―愚か者となるな―布施の心―悟りとは何か

57 仙人では、葛城山の役小角(えんのおづね)などが有名である。お経も併用した山岳修行は、様々な秘術を生んだが、彼自身は、出家得度(とくど)していない優婆塞(うばそく・男性の在俗信者)であった。一説では、富士山火口まで空中飛行して帰ったとも...
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(8/19-2)50『仏陀再誕』を読む―愚か者となるな―愚かさとは―仏国土建設の本義

56 仙人は、俗人との交流を好まないので、独り悟りが多く、本格的な菩薩になりにくい。仏教では、禅宗が、このヨーガ・仙人の系統を引いている。しかし、霊的な自覚に目覚めるための断食などは、ある程度、世界の様々な宗教に共有されている。【大川隆法『...
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(8/18-2)49『仏陀再誕』を読む―叡智の言葉―向上への道―天国の実態

55 仙人とは、インドのヨーガ霊界に多い存在である。世俗とのかかわりをできるだけ絶って、肉体生活を軽んじ、坐禅瞑想によって、何らかの霊的体験や、霊能力を持とうとする人が多い。出家後六年間の山林修行をした釈尊が、ウッダカ・ラーマ仙や、アララ・...
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(8/17-2)48『仏陀再誕』を読む―叡智の言葉―教養の道―天国の思想

54 「天狗」と「仙人」は、一種の霊能力、超能力を持ちやすいが、「仙人」の方が、「衣」「食」「住」についての欲が少ない。「仙人」は職人で成功する人が多い。「色欲」に執われると神通力を失うのは、「天狗」も仙人も同じである。久米の仙人などが有名...
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(8/16-2)47『仏陀再誕』を読む―叡智の言葉―謙虚さと感謝―地獄の実態

53 「天狗」は、何らかの長所を持った人間として生まれることが多い。謙虚さと反省の大切さを学び、仏法真理を学習することで、長い成功を収めることができる。【大川隆法『妖怪にならないための言葉』より抜粋】50 偉い立場で、多くの人々を苦しめた人...
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(8/15-2)46『仏陀再誕』を読む―叡智の言葉―中道―地獄の思想

52 「天狗」は、色・鉦・欲に弱い。僧職や官界、財界、学界、ジャーナリズム界にいて活躍していても、異性問題、金銭不正、脱法行為等で、中途挫折や晩節をけがすことが多い。うぬぼれが過ぎてわきが甘いと言うしかない。【大川隆法『妖怪にならないための...
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(8/14-2)45『仏陀再誕』を読む―叡智の言葉―心の糧―自由意志の本質

50 伝統的に、天狗は八ツ手の葉っぱを持っているとされる。風を吹かせて、風雲を巻き起こすのが大好きなのである。ただし、「勢い」が好きで、堅実な仕事、手堅い仕事、末永い成功を収めるのは苦手である。短期で成果を出して、賞賛を得るのが大好きである...
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(8/13-2)44『仏陀再誕』を読む―我、再誕す―我に従い来よ―運命論について

47 天狗は頭に黒い烏帽子をつけていることが多く、かつて山岳修行した山伏の経験がよくある。そのため「仙人」同様の超能力を持っているものが多い。48 その超能力の一つが「遠眼鏡」で、山の上に棲みながら、木の上から、町の中の人間のなりわいを眺め...
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(8/12-2)43『仏陀再誕』を読む―我、再誕す―蓮の華のごとく―業とは何か

46 特に、「カラス天狗」と呼ばれる一派は、知能も高く、カラスそっくりの口ばしをしている。口を開けば、自慢話か、他人をこき下ろすことに精力を使っており、「反省」ができないという特徴がある。高ころびして、挫折する以外に、自己の実像を知ることは...