(8/10-1)222『天使の条件』 ⑮地獄的なものを遠ざける―③転落の原因―悪しきプライド―霊界を論理的に証明することはできない。

天使の条件

69 「天の蔵に富を積む」という思想は、異端・邪説でもなく、消費者契約とも違うものである。

【大川隆法 箴言集『人格への言葉』より抜粋】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・
さて、ここからは、一年を通して非常に霊的な季節である「お盆」を迎えるに当たり、教典『信仰のすすめ』から第2章の「死後の世界について」を共に振り返ってまいります。主におかれましては、経典『信仰のすすめ』のまえがきに、「手ごろなかたちで、幸福の科学の教え、その方向性をまとめたものであり、また、宗教書としてとても良心的な内容になっていると思う。一人でも多くの方に本書を読んでいただけることを切に願っている」と語られており、幸福の科学の信仰論の手引書ともなっています。本経典をお持ちでない方は、支部や精舎、全国の書店でお求めください。仏弟子必携の一書です。【税抜き1500円】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・
■死後の世界について
6霊界を論理的に証明することはできない
○霊界では「過去・現在・未来」が同じ空間に存在できる

死後の世界で過去の人生を見る際に体験することは、「時間の観念が、この世とは全く異なる」ということです。昔の場面のなかに自分が入り込んだような感じで見えることがあるわけですが、「霊界では、『過去・現在・未来』が、あるようで、ない」というのは、こういうことを言っているのです。

過去のことであっても、現在ただいまのことのように見え、ちょうど映画のスクリーンの中に飛び込んだような感じで、その場面を体験することができます。事実上、タイム・トリップ(時間旅行)をして過去の時代に行くのと同じです。

実は、一部の人には未来も明らかにされることがあります。未来のことが、まだ起きていないのに、起きているかのように見えます。「このままでいけば、このようになる」という未来はあるので、未来の世界を体験することもできるのです。

その未来は、「いまの流れでいけば、このようになる」ということので、「すでに起きている未来なのに、それを変えることもできる」という、不思議な不思議なことがありえます。

「バック・トゥー・ザ・フューチャー」という映画のなかでは、「この時点で、この二人が結婚しないと、未来が変わってしまう」という話があり、そのターニングポイント(転換点)でどうなるかによって、墓碑銘が変わったり、写真の画像が変わったり、いろいろなことが起きました。ちょうど、あのような感じで未来が変わるのです。

未来はあるのですが、変えることができます。「このままであれば、こうなる」という未来があり、その未来はすでに起きていて、その未来を体験することが可能です。ところが、それを変えることもまた可能なのです。そういう、まことに不思議な世界です。

したがって、霊界における「過去・現在・未来」は、地上の時計で計るような時間としては存在していないのです。「過去・現在・未来」が同じ空間に存在することが可能なのです。

だた、「どちらが先で、どちらがあとか」という順序はあり、親と子が逆になるようなことはありません。「どれからが先か」という順序は分かるのです。

霊界は、そのような世界です。

○霊界には「因果の理法」以外に論理的なものはない

科学教育を受けた人は、「科学的に実証できないものは信じられない。論理的に説明できないものは信じられない」などとよく言うのですが、あの世へ行くと、その論理的なものがありません。霊界は、まったく論理的ではない世界なのです。

論理的ではない世界を論理的に証明することは不可能です。それは、本章の一節でのべたように、三十センチ物差しで空の広さを測ろうとするようなものであり、測ることはできないのです。

霊界で、唯一、論理的なものがあるとすれば、当会でも教えている「因果の理法」、すなわち、「因・縁・果・報」の法則です。何事にも原因があり(因)、それに何らかの条件が加わり(縁)、結果が出て(果)、その結果によって影響が出てきます(報)。こうした「因・縁・果・報」の順序は論理的に存在します。「物事には必ず原因があり、何らかの条件が加わり、結果が出て、その影響が出る」という因果関係は存在します。しかし、これ以外には、論理的なものは、まったく存在しません。

あえて、理解可能な説明をするならば、テレビやラジオなどの電波の世界に似ていると言えます。あるいは、どちらかというと、学術書よりも小説の世界、フィクションの世界に近いのです。小説であれば、「何でもあり」で、いろいろなことが可能です。そういう、小説の世界のようなものなのです。

小説は論理的には書かれていません。登場人物がさまざまに絡み合って、いろいろなドラマが行き当たりばったりのような感じで起きてきます。霊界は、それとよく似ているのです。

あの世の世界は論理的ではありません。非現実的と言えば非現実です。「こんなことがあるのだろうか」と思うようなことが現実に起きます。時間や空間は全く関係のない世界です。

霊界では、「知っている」ということが力です。知っていることは、起こすことができるのです。

さらには、現実感のあるもの以外に、象徴として現われてくるものかあります。「直接的に映像や姿が見えるのではなく、一種の象徴として何かが現われてきて、それを解釈しなければいけない」ということがあるのです。それはファンタジー(幻想)に近いものであり、論理性はまったくありません。そのため、同じものを見ても、人によって、見ているものが違うこともあります。その人の理解度によって、違う世界が見えてくることがあるのです。

「象徴として見える」というのは、どういうことでしょうか。「臨死体験者は、お花畑を見る」という話をしましたが、それも一種の象徴なのです。それはおそらく、美しい世界の象徴でしょう。川の底にも、宝石のようにきれいな石がたくさんありますが、これも、いろいろなものの象徴であり、その他のさまざまな景色も象徴なのです。

これは、いわく言いがたいものがありますが、子供が描いた想像画のようなものだと言ってもよいでしょう。「想像で、いろいろな絵を描くと、それが現実のものとして現われてくる」というようなことなのです。その意味では、魔法使いの世界に近いかもしれません。

そういう霊界の感覚を知った人は、この世に戻ってきて、他の人が「科学的思考で測れないものは信じられない」などと言っているのを聞くと、頭がクラッとくるような感じがするでしょう。

たとえて言えば、「どろどろの寒天のようなものが、二十五メートルのプールいっぱいに入っていて、そのなかに釘が一本落ちている。彼らは、その釘で、何かを測る、何かをするなどと言っている。彼らの言っていることは、周りの世界とあまりに違いすぎて、理解できない」という感じなのです。

現代医学を見ると、あまりにも脳に重きを置きすぎていて、何もかも、すべてのことの原因を脳にもっていこうとします。人間の魂の存在も、脳の作用によるものにしようとしています。

臨死体験についても、「臨終期に脳内モルヒネが出て、その作用で恍惚感が出るのだ」と言ったりします。しかし、肉体が火葬場で焼かれたあとでも、お花畑もあれば三途の川もあるので、脳内モルヒネは関係ないのです。

【大川隆法『信仰のすすめ』第2章「死後の世界ついて」より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。皆様の祈りの結集をお願いいたします。

9/28(土)朝10時〜10時45分 三重テレビ7チャンネルで2022年エル・カンターレ祭御法話「地球を包む愛」の放送が決定いたしました。「小さな地方局かも知れませんが、象徴的闘いでした。この勝利はとても大きい」

一般放送に当たっては、メディア支援植福という形で、テレビ放送の経済的支援を伊勢支部にて支えさせていただいています。法人での提供も募集していますので、詳しくは支部までお問い合わせください。主の奇蹟の復活を祈り続ける今、私たちの信仰心をこの植福に結集してまいりましょう。

幸福の科学は、この地上に真のユートピアを建設するために、日夜努力しています―経典『ユートピア創造論』にあるように、私たちが「正しき心の探求」として「愛・知・反省・発展」の四正道の教えの実践と四正道の全世界への布教に向けて伝道しているのは、「仏国土ユートピア建設」のためです。

そこで、ここからは、私たちが日々取り組んでいるユートピア活動の原点に立ち返り、幸福の科学がどのようなユートピアを目指しているのかを改めて確認する機会とさせていただきます。ここからは1991年5月5日、三重県鈴鹿サーキットランドで説かれました五月研修―「天使の条件」について、その教えを再確認させていただきます。

私たち仏弟子の使命は、私たちが、天使や菩薩となって、この地上を仏国土ユートピアにすることです。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
〇天使の条件―転落の原因―悪しきプライド
まず、「地獄的なものを遠ざける」とはどういうことかについて、考えてみましょう。

みなさんの心のなかにある地獄的なものとは何でしょうか。幸福の科学の数々の書物や講演で、読んだり聞いたりしたことを材料として、自分の心のなかにある地獄的なるものを見出すことができるでしょうか。

みなさんは「自分は非常に複雑な人間である」と思っているかもしれませんが、心のなかにある地獄的なものを紙に書き出してみると、意外にシンプル(簡単)なものになってしまいます。箇条書きにしたとすると、せいぜい十項目か二十項目のなかに入ってしまうでしょう。右か左にしか切れない自動車のハンドルのように、人間の考え方や行動というものは一定の性質を持っているものなのです。

したがって、間違いの多くは割と簡単なところに原因があるので、そうした原因をあらかじめ自覚していることによって、間違いを避けることができるようになります。

以下では、間違いの原因となる性質や考え方のうち、代表的なものをいくつか検討してみましょう。
(ここから前回の続き)

③転落の原因―悪しきプライド
地獄的なものの一番目として、他人を責める傾向について述べましたが、二番目はプライドの部分です。これはどうしても述べておかねばなりません。

といっても、プライド自体は自尊心から出ているものなので、本来は決して有害なものではありません。自尊心を持つことは大切なことです。

自尊心とは、「自分は立派な人間だ」と思いたい気持ちのことであり、そう思いたいからこそ、向上心も湧いてくるのです。自尊心が根本にあるものは、「人間は仏の子である」という思想であり、「仏に近づきたい」という気持ちだと思います。したがって、プライド自体が悪いわけではありません。

ただ、プライドが人間の自然な感情から離れて、自分の顔に張りついた仮面のようになってくると、これが一つの独立した存在として仕事をしはじめ、本来の素直な心から遊離していきます。これが非常に怖いことなのです。イエスが「幼子のごとくでなければ天国には入れない」(マタイによる福音書18.3)と説いた理由もここにあります。

人間は数十年の人生を生きてくると、地位や収入、評判などによって、自己確認をするようになってきます。ところが、名刺に書いてある会社名や役職名が、しだいに自分そのものになってくる場合があります。

こうなると怖いのです。自分が自分でなくなってくるからです。ある意味では、自分というものが、値札をつけて棚に並べられている商品のようになってきているのです。それではいけないわけですが、本人はなかなか気づきません。

この数十年、私はいろいろな人を見てきましたが、途中で転落していく人は、ほとんどがプライドのところに原因がありました。単純なこの一点で転落しています。柔軟な心があれば、そうはならないのに、柔軟な心を持ち続けることができないのです。

いろいろな事態が起こっても、常に自分を変えていくという、柔軟な心を持っていればよいのですが、そうした心がないと、顔に塗ったパックがガチガチに固まって取れなくなったようなものを、「これが自分自身だ」と思うようになってしまいます。

素肌というものは弾力性があって柔らかく、変化に富むものですが、これをパックで固めてしまうと、ガチガチになってしまいます。そして、それを「自分だ」と思うようになるのです。しかし、そうであってはいけません。

すべてのものは変化し、変転していきます。その変化のなかで、竿を巧みに使って川下りをするからこそ、人生の喜びはあるのです。変化にともなう、そうした喜びを知らねばなりません。自分で自分を固めて、それ以外には変化できない自分をつくってしまってはいけないのです。

実は、プライドが原因で転落していく人のほとんどは、ブライドと能力のあいだに、だんだんギャップ(隔たり)が生じ、それが埋められなくて、そこに魔が入ってくるという傾向が非常に強いのです。

会社でも発展期には、「現状維持は即脱落」となりやすいものです。組織の拡大に応じて役職者の実力も向上していかなくては、必ずギャップができてくるものなのです。

現在の自分の実力と要求されているものとのあいだに、差が開いてきたことが見えず、自分の地位や役職にこだわっていると、完全に転落への道になります。過去、そうした姿をいくつか見てきた人もいるでしょうが、「それは自分の将来の姿かもしれない」ということを、よくよく知っておいてください。

その意味では、発展には罪なところもあります。しかし、発展を選ぶ以上は、覚悟しなくてはなりません。

【大川隆法『ユートピア創造論』より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
本日も経典『ユートピア創造論』の第三章「天使の条件」となります。

天使・菩薩になる条件としてまず第一に挙げらるのが、「心のなかに巣くう地獄とつながる思いを取り除くこと」でした。
そして、「人を責める思いと地獄霊」を取り除くこと、「粘着型を克服する」ことを学びました。

本日の論点は「転落の原因―悪しきプライド」でした。
自尊心にも良いものと悪いものがあり、天狗の高転びと言われる現象もだいたい過ぎたプライドが問題になっています。

本日の教えで印象的だったのは、
『すべてのものは変化し、変転していきます。その変化のなかで、竿を巧みに使って川下りをするからこそ、人生の喜びはあるのです。変化にともなう、そうした喜びを知らねばなりません。自分で自分を固めて、それ以外には変化できない自分をつくってしまってはいけないのです。

実は、プライドが原因で転落していく人のほとんどは、ブライドと能力のあいだに、だんだんギャップ(隔たり)が生じ、それが埋められなくて、そこに魔が入ってくるという傾向が非常に強いのです』

悪しきプライドを持つ者は、環境の変化についていけない人であることが分かります。これは意外な論点で、変化を受け入れることができないからこそ、自らをプライドの仮面で偽り、仮面がはがれたときに一気に転落するパターンをくり返してしまうことで、修行者である私たちも気をつけなければいけません。

これに関して、箴言集『妖怪にならないための言葉』に妖怪性の問題点が明らかにされていますので、併せて読み込んでこの傾向性を克服してまいりましょう。

まず魂のなかに存在する天国的なものに反する思いを取り除くことが大切であることを教えていただきました。これは四正道のなかの反省の法門、「八正道」にも大きく関わりのある教えです。本物の天使・菩薩となるためにしっかり学んでまいりましょう。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜

◆「天御祖神 感謝報恩植福」について

・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。

・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。

日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。

・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福として、1 
口 10 万円からお受けいたします。

・本植福に参加された方には、「『天御祖神 
感謝報恩の誓い』奉納書」を拝殿の基壇部分に御奉納させていただき、大きな貢献をされた方につきましては、記念碑建立時に銘板をもうけ、そのお名前を記名し、顕彰させていただきます。

・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)

(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)

・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。 
(『現代の武士道』)

・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
 (「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)

日々のご支援に心より感謝申し上げます。

■□■□■□■
。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
■□■□■□
E-mail:ise@sibu.irh.jp
□■□■□
https://hsise.com/
□■□■
TEL:0596-31-1777
■□■
FAX:0596-31-1778
□■
文責:蒲原宏史 

タイトルとURLをコピーしました