(7/31-1)212『進歩と調和への挑戦』 ⑤幸福とはなにか(後半)―宗教について触れない学校教育

進歩と調和への挑戦

59 善なるお金を、自助、自立、正当な自由のために使え。

【大川隆法 箴言集『人格への言葉』より抜粋】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

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さて、ここからは、一年を通して非常に霊的な季節である「お盆」を迎えるに当たり、教典『信仰のすすめ』から第2章の「死後の世界について」を共に振り返ってまいります。主におかれましては、経典『信仰のすすめ』のまえがきに、「手ごろなかたちで、幸福の科学の教え、その方向性をまとめたものであり、また、宗教書としてとても良心的な内容になっていると思う。一人でも多くの方に本書を読んでいただけることを切に願っている」と語られており、幸福の科学の信仰論の手引書ともなっています。本経典をお持ちでない方は、支部や精舎、全国の書店でお求めください。仏弟子必携の一書です。【税抜き1500円】
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■死後の世界について
○宗教について触れない学校教育

「死後の生命がある」ということ自体が、なかなか信じられない人や、そういうものを信じないように人々を扇動している人から見れば、宗教の世界は、おそらく、遠い”昔話”に見え、『日本霊異記(にほんりょういき)』のような、おどろおどろしい世界、平安時代の怨霊の世界に見えるでしょう。

あるいは、宗教は、縄文時代や弥生時代のような古い時代の人間の思想に見えるかもしれません。宗教の祖師たちも、そうした古い時代、日本で言うとだいたい弥生時代のころの人が多いので、その程度に見えるのでしよう。

あるいは、宗教は、縄文時代や弥生時代のような古い時代、日本で言うと、だいたい縄文時代から弥生時代のころの人が多いので、その程度に見えるのでしょう。火を起こしたり土器をつくったりできる科学技術と、ちょうど同じくらいのレベルのものとして、宗教の祖師たちの霊界観を捉えているわけです。そのため、「現代人から見ると、なかなか理解しがたいものだ」と考えているのです。

そういう人が、どちらかといえば多数であると思います。その理由は、「宗教について、学校教育で、一切、触れていない」ということにあります。

宗教について、学校教育では、中学までの義務教育でも触れませんし、高校でも大学でも、まったくと言ってよいほど触れません。

大学の一部では触れることもありますが、宗教学においても、むしろ信じない方向へ行くことが多いのです。「研究の対象とする以上は、信仰は立てずに、できるだけ、論理的、客観的にやろう。感情を交えずに分析的にやろう」という雰囲気が強いわけです。そのように、フィールドワーク風にやろうとしていて、あまり熱心にやると信仰心がなくなっていくような研究の仕方をしています。

インド哲学も、ほとんど唯物論になりかけていて、現代の西洋哲学と”いい勝負”になってきているので、ほんとうに情けない限りです。

超能力などの研究をしているところも一部ありますが、それは、「そこで学んでも、卒業後に就職先がない」と思われる、非常にマイナーなところです。そういうところでしか教えてもらえないのが実情です。

【大川隆法『信仰のすすめ』第2章「地球神への信仰とは何か」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。

御生誕祭に合わせて発刊されました経典『地球を包む愛』そして、『地球を包む愛』CD&DVDは今一番大事な主の御教えですので、皆様必ず拝受ください。また、楽曲CD「天御祖神の夢/天御祖神の降臨―Renewal 
ver.」を通して、すべての人の心を救済されようとしている主の大いなる愛を学び取り、エル・カンターレ信仰を深めると共に、天御祖神様の御名を全国・全世界に伝えてまいりましょう。

本日は、幸福の科学が目指すユートピアについて、ともに考えてまいりしましょう。
幸福の科学は「愛と悟りとユートピア建設」を旗印に毎日活動をしています。

幸福の科学は、この地上に真のユートピアを建設するために、日夜努力しています―経典『ユートピア創造論』にあるように、私たちが「正しき心の探求」として「愛・知・反省・発展」の四正道の教えの実践と四正道の全世界への布教に向けて伝道しているのは、「仏国土ユートピア建設」のためです。

そこで、ここからは、私たちが日々取り組んでいるユートピア活動の原点に立ち返り、幸福の科学がどのようなユートピアを目指しているのかを改めて確認する機会とさせていただきます。本日は、前回の続きをお届けします。
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〇幸福とは何か(後半)
③消極的幸福と積極的幸福
幸福のとらえ方には、古典的な考え方が二つあります。
一つは「満足」の面を中心に考えるものです。これはわりとポピュラーな考え方です。

たとえば、汗を流して一日じゅう働き、家に帰ってお茶を一杯飲みながら、「今日もよく働いたなあ」と思って満足するという幸福があります。あるいは、子供が毎日すくすくと育っていくのを見て、うれしく感じる幸福もあります。

このように、「満足」というものを中心とした幸福は、人びとのあいだに根強く浸透してきました。

一方幸福というものを、もっとドラスティック(過激)に、もっとダイナミックにとらえる人たちも、歴史上、数多くいました。このような人たちは、圧倒的な善念と光を持って、他の人びとをぐいぐいと引っ張っていくようなリーダーだったと思います。

このようなリーダーたちは、歴史の転換点においてそそり立ち、「人間の幸福は停滞のなかにあるのではない。人間の幸福は、向上を目指す、より積極的で力強いもののなかにあるのだ」と獅子吼してきたのです。

この「進歩・向上」の面を中心とする幸福は、きわめて力強いものがあります。その結果、各時代において、人類の幸福の水準そのものを引き上げてきた面があることは否めないと思うのです。

「足ることを知る」という意味での消極的な幸福が、真なる幸福の科学なのか。それとも、「発展・成長を喜ぶ」という意味での積極的な幸福が、真なる幸福なのか。

この選択を巡り、みなさんは人生の途上において、何度も逡巡してきたに違いありません。いや、現在ただいまにおいても逡巡(しゅんじゅん)し、迷っているに違いないのです。

しかし、古来から、「真理は中ほどにあり」と言われています。二つの相対立するものがあって、どちらにも強く心ひかれるならば、必要な面がどちらにもあることを認めなければなりません。すなわち、幸福の二つの側面は、車にたとえると、アクセルとブレーキの意味を持っているのです。

人はともすれば過熱し、無我夢中の人生を生きることがあります。そうした人は、ときおり、ブレーキ役としての「足ることを知る」という幸福を知る必要があります。

熱に浮かされたように夢中で生きているなかにおいては、実は他の人びとの幸福を吸い上げてしまい、その人たちを悲しませていることも多いのです。

ところが、自分の夢にだけ夢中になっていると、そことが分かりません。自分の夢を実現することばかりに心を置いていると、そのあおりを受けて他の人が苦しんでいることがある、ということを忘れてしまうのです。

このような人は、人生においてときおり挫折を経験し、「現在ただいまのなかにある幸福」というものを発見しなければならなくなります。そうした自動調整装置が働くようになってくるのです。

逆に、足ることを知り、毎日、堂々巡りの人生を生きている人、その日暮らしの人生を生きている人に対しては、次のようなアドバイスが必要になります。

「それだけではだめです。人生にはアクセルも大事です。アクセルを踏むことを忘れては、車は前に進みません。

停まっていれば自分は安全だと思っているのかもしれませんが、あなたがいる道路を、どこだと思っているのですか。単なる田舎道だと思っているのですか。しかし、そこは高速道路かもしれませんよ。あるいは、都会の道路かもしれませんよ。

自分は停車していて、それで事足れりと思うかもしれませんが、あなたの後ろに続いている車をどうするのですか。後ろの車があれだけ警笛を鳴らしているのが、まだわからないのですか」

こうしたアドバイスがあてはまる人もいます。これもまた、ある意味でのエゴイスト(利己主義者)なのです。

他の人たちが積極的人生を養成し、より一層の発展を願っている時に、自分主義というか、「自分には自分の生き方がある。人は人、われはわれ」と、「ゴーイング・マイ・ウェイ」(わが道を行く)の人がいるのです。

それもひとつの生き方ではあります。しかし、車のたとえで述べたとおり、迷惑のかからないところに駐車していればまだしも、都会の一番交通の激しいところに車を止めておいては、五秒ともたないのが現実です。ましてや、一分、二分、三分、・・・と停めておいて、おいて、いったいどうしますかということです。

以前、『レインマン』という映画を観たことがあります。アカデミー賞を受賞した映画ですが、そのなかに、ダスティン・ホフマン演ずるレイモンドという人物が出てきます。彼は完全主義というか、非常に杓子定規な生き方をしているのです。

その映画には次のようなシーンが出てきます。レイモンドが道路を横断している途中で、目の前の信号が変わり、「ドント・ウォーク」(歩くな)という言葉が表示されると彼は立ち止まってしまいます。そして、横の車が参加に警笛を鳴らしているのに、「歩くなと書いてある」と入って動かないのです。

観ていておかしかったのですが、このような人が世の中にはたくさんいます。これが、「足ることを知る」という幸福の科学にひたっている人です。

信号が変わり、「歩くな」という表示が出たからといって、歩行者が横断歩道の途中で立ち止まってしまえば、横の車は通れません。その場合、歩行者は足早に駆け抜けなければいけないのです。

これと同じく、みなさんはともすれば横断歩道の途中で立ち止まっていることがあります。しかし、自分が立ち止まることが、他の人に迷惑をかけることもあるのです。

結局、集団の一員として人生行路を渡っていくためには、ブレーキとアクセルの両方がぜひとも必要だということです。人間の生き方を一律に決められないのは、ここに理由があります。

道路の混みぐあいを見ながら、アクセルを踏まなければいけない時もあれば、ブレーキを踏まなければいけない時もあるのです。同じ道路であっても、車が渋滞している時もあれば、車の量が少なくて非常に速く走れる時もあり、日によって、あるいは時刻によって、走行の仕方は違ってきます。

同じように、数十年の人生のなかでは、いろいろな環境に合わせて、自分の操縦方法を変えていく必要があるのです。この観点を決して忘れないでいただきたいと思います。

④宇宙を貫く黄金の道―仏法真理
【※経典『ユートピア創造論』】第一章第一節では、さらに、「いろいろな時代に説かれた仏法真理、あるいはユートピア論は、つまるところ、私的幸福と公的幸福の大調和の実現に目的があったのです」と書いてあります。これは一つの発見です。

みなさんがいま受け入れている道徳観、あるいは「人間はこう生きるべきだ」という考え方は、宗教や哲学を学んでいなくても、成人する過程で身につけてきたものでしょう。

たとえば、「契約を破ってはいけません」「人のもとを盗んではいけない」「他人に暴力を加えてはいけない」など、基本的な教えはいろいろあります。それらは、世界各国で法律に定められていることからも分かる通り、ある程度、人類のコンセンサス(合意)の部分です。

実は、こうしたものの源流はすべて仏法真理にあります。これは結局、地上に生きている数多くの人間が、最大多数の幸福を享受できるための方法論であり、導きだったのです。そのように理解してください。

すなわち、宗教的真理ともいうべき本来の教え、仏法真理は、人間の心や頭脳の片隅にだけ置かれていてよいものでないのです。これは人類の目の前に広がって伸びている堂々たる
大道路であり、黄金の道なのです。これが実は中心の道だということです。

みなさんのなかには、まだ趣味や興味などから仏法真理を学んでいる人がいるかもしれません。しかし、これは人生の大道、いや宇宙の大道であり、宇宙を貫いている黄金の道そのものなのです。

つまり、仏法真理が中心にあったうえで、それ以外のものが脇に分散し、発展しているにすぎないのです。この根本を忘れてはなりません。

そして、仏法真理が宇宙の常識であり、人類史の常識でもあるということを知らしめるために、幸福の科学が活動をしているわけです。

これが根本の道であり、すべてのものは、この道を中心にして、発展・繁栄していかなければならないのです。

その意味では、本書によってユートピア論を学んでいることに誇りを持ち、それが黄金の道を歩むことでもあることを知っていただきたいと思います。

【大川隆法『ユートピア創造論』より抜粋】
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本日も経典『ユートピア創造論』の第一章「ユートピア創造論」の講義となります。
まず③の「消極的幸福と積極的幸福」では、私たちの幸福には、「消極的幸福」としての「足ることを知る」というものがあり、一方で、「積極的幸福」として、無限の「進歩・向上」を目指して自己実現を求めていく幸福があることを教えていただきました。

すなわち、幸福の二つの側面は、車にたとえると、アクセルとブレーキの意味を持っているということを教えていただきました。

このアクセルとブレーキを両方織り交ぜる生き方、結局、集団の一員として人生行路を渡っていくためには、ブレーキとアクセルの両方がぜひとも必要であることを学びました。

そして、④の「宇宙を貫く黄金の道―仏法真理」では、「いろいろな時代に説かれた仏法真理、あるいはユートピア論は、つまるところ、私的幸福と公的幸福の大調和の実現に目的があったのです」という発見から、このように最後まとめられています。

「すなわち、宗教的真理ともいうべき本来の教え、仏法真理は、人間の心や頭脳の片隅にだけ置かれていてよいものでないのです。これは人類の目の前に広がって伸びている堂々たる大道路であり、黄金の道なのです。これが実は中心の道だということです。

みなさんのなかには、まだ趣味や興味などから仏法真理を学んでいる人がいるかもしれません。しかし、これは人生の大道、いや宇宙の大道であり、宇宙を貫いている黄金の道そのものなのです。

つまり、仏法真理が中心にあったうえで、それ以外のものが脇に分散し、発展しているにすぎないのです。この根本を忘れてはなりません。

そして、仏法真理が宇宙の常識であり、人類史の常識でもあるということを知らしめるために、幸福の科学が活動をしているわけです。

これが根本の道であり、すべてのものは、この道を中心にして、発展・繁栄していかなければならないのです。

その意味では、本書によってユートピア論を学んでいることに誇りを持ち、それが黄金の道を歩むことでもあることを知っていただきたいと思います」

このように、私たち幸福の科学の会員は、「仏法真理」が宇宙の常識であり、人類史の常識でもあるということを、全世界に知らしめるために、幸福の科学が活動をしています。

これは、何ゆえに私たちが「仏法真理」を学び、世に広げようとしているのか。「幸福の科学」の原点を学ぶうえで最重要の内容です。共にしっかり学んでまいりましょう。

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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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◆「天御祖神 感謝報恩植福」について

・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。

・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。

日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。

・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福として、1 
口 10 万円からお受けいたします。

・本植福に参加された方には、「『天御祖神 
感謝報恩の誓い』奉納書」を拝殿の基壇部分に御奉納させていただき、大きな貢献をされた方につきましては、記念碑建立時に銘板をもうけ、そのお名前を記名し、顕彰させていただきます。

・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)

(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)

・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。 
(『現代の武士道』)

・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
 (「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)

日々のご支援に心より感謝申し上げます。

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―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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TEL:0596-31-1777
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文責:蒲原宏史 

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