(7/30-2)30『永遠の仏陀』を読む―跳躍の時―魂が跳躍する時―六波羅蜜多の現代的意義

『永遠の仏陀』を読む

29 その人が妖怪かどうか知るには、その裏表をよく知ることである。

【大川隆法『妖怪にならないための言葉』より抜粋】

67 ある時、キリスト教の軍隊とイスラム教の軍隊が、砂漠地帯で戦うのを見た。十字軍戦争だ。


熱砂の擂(す)り鉢に、両軍吸い込まれた。空に、三十メートルもある翼竜が現われて、口から炎を吹きつけると、両軍の兵士とも黒焦げになった。

【大川隆法『地獄へ行かないための言葉』より抜粋】
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〇「正思」に必要な三つの姿勢
②自助努力
第二に必要なことは「自助努力」の姿勢です。

私は「自力」ということの大切さについて、だいぶ強調していますが、この考え方は、人をミスリードしやすい、すなわち誤解に導きやすい面があるとも感じています。それは、言葉の解釈によって間違いが起きやすいということです。この自力ということを、もし「自我力」というように捉えるとするならば、神仏の世界に対するアプローチは全くのゼロとなります。それは、地上に生きている三次元人間が、自分の心から湧いてくるとおりに動けばよいということを意味するので、探求・学習というものがまったくありません。ですから、この「自力」という言葉は、”自助努力”と読み替える必要があります。

また、「他力信仰」に対するものとしての「自力信仰」というものはありません。「自力」とは修行の取り組み方、姿勢のことを言うのであって、信仰ではないのです。この点を間違えないでほしいと思います。

そこで、方法論としては、「自助努力」の姿勢があるか、それとも、そういうものも煩わしいものと無視し去って、大いなるもののなかに溶け込んでいくか、この意味での「自力」と「他力」とのちがいにすぎないわけですが、幸福の科学のアプローチとしては、「自助努力」は重視したいという考え方があります。

【大川隆法『真説・八正道』第二章「正見」107pより抜粋】
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こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。
皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。

三宝帰依を寄る辺として、主エル・カンターレへの信仰を貫くために、一日の始まりを希望と共に『エル・カンターレへの祈り』と『仏説・正心法語』で始めました。

そして日中は主のため、世のため、隣人を救うために、地上仏国土ユートピアの実現のために「六波羅蜜多」の実践をなすべく、私たちは御仏の御手足として働きました。本日も本当にお疲れ様でございます。

引き続き、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

そして一日を感謝と反省で締めくくるために、常に主の御言葉と「八正道」と共にありましょう。

今日の一日を振り返りつつ、1991年7月に説かれました『永遠の仏陀』を振り返ります。
そののち、仏陀の教えに原点回帰すべく『釈迦の本心』を共に学びます。
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第四章 跳躍の時 
〇魂が跳躍する時

さあ、数多くの真理は、すでにあなたがたに与えられた。
そのなかで、
「自分をつくってゆくならば、
正思ということが大事だ」と言った。
「正しく思うということは、
正しく考えることだ」と言った。
「正しく考えることの基(もとい)は、
己の心をまず清らかにすることだ」と言った。
「そのためには、日ごろ、
心のなかに降りかかる砂塵を払うことだ」とも言った。

そうして、
偉大な真理を学び続けてゆくなかに、
偉大な真理をつかんで、
これを実社会に生かしてゆくなかに、
そこに、前代未聞の光景が広がってゆくのだ。
あなたがたは、真に力強い自分の姿を見るであろう。
「これが自分か」と思うような、
そのような自分の姿を見ることとなるだろう。
それが素晴らしいのだ。

魂の跳躍の時は、悦びとして明らかに分かる。
自分が向上していると感じる時こそ、
真に魂は悦びを感ずることができるのだ。
魂が飛躍している、その確認は、
あなたがたが見る、周りの景色となって、
はね返ってくるであろう。
魂が跳躍する時、
人々の顔に、明るさが見えるであろう。
人々の顔に、希望が見えるであろう。
人々のなかに、善性が見えるであろう。
人々のなかに、仏の子の光が見えるであろう。
そして、
我がここに生き、彼がそこに生きるということを、
限りなく愛するようになるであろう。
また、
与えられた食物、与えられた環境、大自然、
すべてのものに、感謝の思いが込み上げて、
光に満ちた気持ちになるであろう。

この魂の歓喜を味わえ。
跳躍した後には、このような悦びがあるのだ。
この悦びを自分のものとせよ。
修業は苦しいのみではない。
真なる修業は真なる悦びを伴うのである。
この魂の悦びを携えればこそ、
永き旅も、軽く感じられるのだ。
永き旅も、また、快いものと思われるのだ。
我と共に、この道を歩むのだ。

【大川隆法『永遠の仏陀』第四章「跳躍の時」より抜粋】
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続いて、仏陀の教えに原点回帰すべく『釈迦の本心』を共に学びます。
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第三章 六波羅蜜多の思想
10 六波羅蜜多の現代的意義

以上で、六波羅蜜多の六つの徳目についての思想的説明をしました。

最後に、「釈迦の六波羅蜜多の思想を、現代にどのように生かすか」という観点で、まとめをしてみましょう。六波羅蜜多は八正道と重なる部分も多いので、それとは少し違った角度からまとめてみたいと考えます。

「布施波羅蜜多」については、「愛の実践」という言葉で説明したいと思います。これを現代的には「与える愛」という言葉で呼びたい、与える愛の実践としてとらえたいのです。

「持戒波羅蜜多」の精神を現代に生かすとするならば、「ストイシズムの復権」ということになるでしょう。「みずからの生活を単純化し、シンプルで平坦ななかに、知的なものや精神的なものを求めていく」というストイックな生き方、ストイシズムのなかに、「持戒波羅蜜多」の生き方がありうると思います。

高い目標を持ち、道に精進している人にとっては、人生のつまらない飾りは余計なものなのです。したがって、自分のいちばんやりたいこと、自分の本業と思えることに全力を投入し、それ以外のものへの関心は淡泊であるという生き方が、現代的ストイシズムであると解釈できるでしょう。

「闡提(せんだい)波羅蜜多」について述べると、これは「時間を待つ」「時を待つ」という考え方です。みがからの力を蓄えながら、時を待つことが必要なのです。

「悩みのときには、いたずらに右往左往するのではなく、甕(かめ)のなかに水を一滴一滴ためていくように、みずからの内に力を蓄えながら、時節到来を待つ」という考え方として解釈したいと思います。

「精進波羅蜜多」は努力ということですが、現代的には、「仏法真理の探求、学習」ということに置き換えられるでしょう。

「禅定波羅蜜多」については、「八正道の復活」と考えたいと思います。私は今後も、八正道をさまざまな角度から分かりやすく説明していきたいと思いますが、内省的な時間、沈黙の時間を取って、みずからの内を振り返り、反省することが大事なのです。これは、幸福の科学が説く四正道のなかの「反省」として完成することになるでしょう。

最後の「般若波羅蜜多」は智慧の完成ということですが、これは四正道のなかの「知」にあたります。私は霊的な知恵の集大成をしたいと考えており、実在界にある叡智を、仏法真理の書籍として提示していきたいと思います。

また、みなさんの個人レベルでの体験においても、心の窓を開いて、みずからの守護霊の声を聴くという現象が出てくることもあるでしょう。みずからの心の曇りを取り除いた証明として守護霊からインスピレーションが与えられるようになるだろうと思います。

そのように心の窓を開いた人が、その後おかしくならないための方法論として、他の五つの徳目があるのだと考えます。すなわち、「与える愛」「ストイックな生き方」「耐え忍び」「学習の継続」「内省的な時間をとる」ということが、心の窓を開いた人間を守るために、大切な役割を果たすのです。

以上で、「六波羅蜜多」の現代的解釈とします。

【大川隆法『釈迦の本心』第三章「六波羅蜜多の思想」より抜粋】
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明日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。
この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。   その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

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。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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TEL:0596-31-1777
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文責:蒲原宏史 

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