(6/22-2)87『真説・八正道』を読む―正定―心の平静は幸福への第一歩

『真説八正道』を読む

〇大乗仏教の中心は六波羅蜜多―②持戒波羅蜜多

釈迦の教えの四番目の柱は、利自即利他の教えです。これは、いわゆる六つの完成といわれる六波羅蜜多(サス・パーラミター)の思想です。波羅蜜(パーラミター)とは、内在する叡智という意味であり、多とは、その叡智があふれ出てくるさまをいいます。

二 持戒波羅蜜多(じかいはらみた・スィーラ・パーラミター)
これは、戒を保つ完成とも言われています。戒とは、いわゆる五戒であり、不殺生、不偸盗、不邪婬、不妄語、不飲酒の五つの禁止事項を守ることです。曰く、殺してはならない、他人のものを盗んではならない、不倫を犯してはならない、虚言を言ってはならない、飲酒癖によって身を持ち崩してはならない。この五項目です。

【大川隆法『黄金の法』より抜粋】
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○持戒波羅蜜多
次なる修行方法、修行目的として、「持戒波羅蜜多」があります。これは「戒(いまし)めを保つ完成」とも呼ばれています。
修業というものに関して人びとがよく感じるのは、「戒律を必ずともなうのではないか。なんらかのストイックな生き方を意味するのではないか」ということです。こうした考えは、仏教だけではなく他の教えにもあります。・・・こうした戒律が何のために与えられるのかと言えば、修行者には地上的な誘惑が多いので、それから身を守るために一定のガイドラインを設けておくということなのです。
「正しい思い」「正しい行い」と言われても、凡人の頭ではなかなか理解できません。そのため、「少なくとも、こうしたことを守りなさい。この掟は破らないように」といった防波堤として、戒律があったのです。
釈迦は戒律を非常に大切なものと考えましたが、その理由の一つは教育効果という面にあります。ある程度のルールが与えられなければ、修行者たちは毎日の修行において、みずからを律していくことが困難なのです。

【大川隆法『釈迦の本心』第三章「六波羅蜜多の思想」から抜粋】
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こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。
皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。

三宝帰依を寄る辺として、主エル・カンターレへ信仰を貫くために、一日の始まりを希望と共に祈りで始めて、日中は主のため、世のため、隣人を救うために私たちは働きました。本日もお疲れ様でございます。

引き続き、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

そして一日を感謝と反省で締めくくるために、常に主の御言葉と共にありましょう。

今日の一日を振り返りつつ、教典『真説・八正道』を振り返ります。
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第9章 正定 
○心の平静は幸福への第一歩

「正定」に入ります。正定には極めて難しい部分があります。というのは、この世界においては、「方法論的確立」と「その結果・効果についての確認」ということが十分にできていないからです。「どのように定に入ったら、どのようになるのか」という部分が、各人の経験に任されてしまっていて、十分に追跡調査ができないからです。その意味で、極めて難しい面があると思います。

そして、「なぜ、正しく定に入るという項目があるのか」ということですが、それについて話をしていきたいと思います。

すると、結局、これも一つの「幸福のための技法」であると思えるのです。人間を不幸にする問題の一つは、「心が波立つこと」です。「苛(いら)立ち」、そして「不安定」です。

「心の安定」ということは、思いのほか大事なことです。心が波立っていて、あるいは”心に渦をつくって”いて、幸福な人はいません。不幸なのです。

ですから、「今、あなたの心はどうなっていますか」と問われて、非常に透明感があり、落ち着きがあるならば、少なくとも、「幸福への第一歩」は踏み出しているわけです。ところが、心境が上がったり下がったり、考えがあちらへ行ったり、こちらへ行ったり、揺れに揺れて夜も眠れない状況であれば、残念ながら、不幸といわれる現象になっているのです。

では、「水のように波立っている心を治めていく、静めていく方法として、どういう方法があるか」ということですが、これについては、以前、「心の針」の話をしたことがあります。

人間の心は、ある意味で、時計の針のようなものです。そして、心が乱れているというのは、針が、振り子のように、下のほうを揺れて動いているということです。これをメトロノームのように、上のほうをゆっくりと動くようにしてやる必要があるのです。

そのために、どうするか。今までは、主として、心の内の問題、思いの問題といった中身の問題について述べてきたわけですけれども、外側から入っていこうとするのが、この「正定」なのです。つまり、技法によって、一定の心境を取り戻そうとするわけです。

【大川隆法『真説・八正道』第九章「正定」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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◆「天御祖神 感謝報恩植福」について

・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。

・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。

日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。

・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福です。

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・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)

(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)

・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。 
(『現代の武士道』)

・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
 (「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)

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文責:蒲原宏史 

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