(7/26-1)207『正義の言葉「仏説・降魔経」を読む ㉔最後の悪を撃ち砕かん―私は地球における最終責任を背負っている

正義の言葉『仏説・降魔教』

54 悪い目的のために、お金を使ってはならない。

【大川隆法 箴言集『人格への言葉』より抜粋】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

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さて、ここからは、主の御教えを世界へと広げるために、教典『信仰の法』から第5章の「地球神への信仰とは何か」を共に振り返ってまいります。主におかれましては、二〇一〇年十一月二日に、原題「エル・カンターレ信仰とは何か」として説かれた御法話です。エル・カンターレとは、「地球神」を認める信仰であることを明らかにしたうえで、新しい地球創世記の時代を生きる人間に対する信仰のあり方が説かれています。経典をお持ちでない方は、支部や精舎、全国の書店でお求めください。仏弟子必携の一書です。【税抜き2000円】
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■地球神への信仰とは何か―新しい地球創世記の時代を生きる
○私は地球における最終責任を背負っている

「アルファの法」のなかには、「そもそも、この地球霊団は、どのように創られたのか。どういう目的で創られたのか」ということも明確に入っていますが、「エローヒムの法」のなかには、「地獄が分かれていく際の、善悪二元の考え方」と、「地獄界の解消」という問題が入っていました。

今、私が行おうとしているのは、この地球と宇宙の創成にかかわる部分から、現時点での地球と宇宙の今後の在り方、かかわり方の方向を決定することですが、それと同時に、私には、「地球において、地獄領域の拡大を阻止し、天上界領域や天使の力を強める」という大きな役割があるのです。

私は、最初は「アルファ」と名乗り、次に「エローヒム」と名乗り、今は「エル・カンターレ」と名乗っていますが、その意味は基本的には同じです。それは、一なるものであり、始めなるものであり、根源的なるものであり、光であり、地球である」という意味です。

私は、この地球における最終責任を背負っている者なのです。

これが、「エル・カンターレ信仰」の拠って立つところです。

したがって、「かつて説かれた、さまざまな教えを乗り越えたものである」ということを知っていただきたいと思います。

この「エル・カンターレ信仰」の下に、さまざまな国における、さまざまな種類の宗教が、「地獄領域を拡大させず、天上界の拡大に寄与する」という方向において、その存在を許されているのです。他の宗教を全部否定する気持ちは毛頭ありませんが、この「地球神信仰」というものが、一本、中心にあって、他のさまざまな教えがあるわけです。

○「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」が、今、意味するもの
ブラジルはカトリックが非常に強い国ですし、インドではまだヒンドゥー教が強く、さまざまな神々がいます。中東でも、また違う神が信仰されたりしています。

しかし、「一(いつ)なるものがあるのだ」ということを教えなければならないのです。

クリスチャンも、まだ、それを十分には理解していません。『聖書』でイエスの言葉をいくら読もうと、イエスより上位にある、イエスが「父」と呼んだ存在が、この地球に存在することは明らかなのです。

インドでは、釈迦の在世当時には、帝釈天(インドラえている、さまざまな神々よりも、自分のほうが実は尊い存在である」ということを、はっきりと述べています。

これは、「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげゆいがどくそん)」という言葉の謂(いわ)れの一つでもあります。

この言葉は、ときどき誤解をされるかもしれませんが、今、その言葉の意味として、「実は、エル・カンターレという存在がある。その教えは、唯一なる、正当なる『始原の法』であり、また、エル・カンターレ信仰とは、地球神への信仰に基づくものである」ということを述べなくてはならないのです。

エル・カンターレの教えは、実は、地球に始まったものではありません。エル・カンターレは、その前に、「エル・ミオーレ」という、金星の統治者として、金星での人類文明の実験をしたものでもあります。【※詳しくは経典『太陽の法』参照】

また、「他の惑星から数多くの宇宙人類を地球に呼んだ」といっても、これは、「全然違う神の下にあった人たちを呼んだ」というわけではありません。

「他の星における、人類によく似た施行を持つ宇宙人の魂の創成にも、エル・カンターレがかかわっている」ということが、いずれ、明らかにされると思います。【※詳しくは、宇宙の四大メシアの宇宙人リーディング等参照】

「その真実が明らかにされるときが、一千億年の歴史が語られる時であろう」と考えています。

【大川隆法『信仰の法』第5章「地球神への信仰とは何か」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。

御生誕祭に合わせて発刊されました経典『地球を包む愛』そして、『地球を包む愛』CD&DVDは今一番大事な主の御教えですので、皆様必ず拝受ください。また、楽曲CD「天御祖神の夢/天御祖神の降臨―Renewal 
ver.」を通して、すべての人の心を救済されようとしている主の大いなる愛を学び取り、エル・カンターレ信仰を深めると共に、天御祖神様の御名を全国・全世界に伝えてまいりましょう。

さて、ここからは、私たち仏弟子の生命ともいえる、「仏説・正心法語」について共に考える機会を得たいと考えています。本日は、『仏説・正心法語』第七番目、最後の経文である『仏説・降魔経』についてです。

『正義の言葉「仏説・降魔経」』は、『仏説・正心法語』の最後を飾るお経であり、今までにない経文だと言われています。悪魔との対決についても、「幸福の科学」の基本教義として、明確に根本経典の中に入っています。それでは、引き続き経典『仏陀の証明』より主の御解説をご紹介いたします。
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●最後の悪を打ち砕かん

「これより後
如来の 法を 妨ぐる
悪は この世に 許すまじ
降魔の 剣を 降りおろし
最後の 悪を 撃ち砕かん」

「最後の悪を撃ち砕かん」と言っています。霊的に見れば、光の戦力がずっと広がって、悪は追い詰められているのです。「そのことを、あなたがたは知りなさい」ということです。毎日毎日、仏法真理の伝道が進むたびに、悪魔の勢力というのは追い詰められているのです。ですから、「念いのなかでは、最後の悪を砕くつもりで、そこまで追いつめて戦っているつもりでいきましょう」ということです。

悪を巨大化して考え、ものすごく怖い強大な存在だと思って恐怖心を持つと、向こうの思う壺ですから、そのように思ってはならないのです。恐怖心を起こしてはいけません。「こちらが追い詰めているのだ」ということを知っていなければいけないのです。

「最後の悪を撃ち砕く」―これが『仏説・降魔経』です。

「そんな戦いをするのは仏教らしくない。おかしい」という人がいますが、そのようにいう人のほうが「おかしい」のです。仏陀も、「非難すべきは非難すべし」と、きっちり言っています。「非難すべきものを褒めて、褒めるべきものを非難するというのは間違いだ」ということを、仏陀も言っているのです。非難すべきもの、間違っている者に対しては、「間違っている」と言わなければなりません。

ですから、仏教においては、「忍辱の姿勢」ということがよく言われますが、これをどうも悪用されているようです。あるいは、何もしないことの隠れ蓑にしているところが少しあります。

善悪を言えないような宗教というのは、宗教としての使命を果たしていないのです。間違っているものについては「間違っている」と教えなければ、人は救えません。

「悪でもよいのです」という姿勢で、どうしますか。正しいものが、「悪い」「間違っている」などと言われても、「いや、そうした考えもあるでしょう」「それも一つの考えです」などというようなことで済ませていて、世の中がよくなるはずがありません。

私たちは、「暴力をふるってでも、何とか人に言うことをきかせよう」とか、どこかの国の政治体制のように、「いうことをきかない人たちは、殺してしまう」とか、そのようなことをする気は全然ありません。あくまでも思想戦です。言葉で、思想で、戦うのです。「言葉で戦い、行動でもって教化する」という戦いですから、非常に平和的ではありますが、「正は正、邪は邪」として、やはり、言うべきものはきちっというという戦いです。これは、やらなければいけません。

これまで、仏教の錆落としをずいぶんやってきていますが、この「忍辱」の考え方のところにも錆があります。仏教が忍辱を説いているのは、仏教教団が小さな段階から次第に大きくなっていく過程で、既成のいくつかの大きな団体からの攻撃があったために、「彼らの悪口や罵倒に対して耐え忍べ」ということを、仏陀が言ったということであって、「悪魔を許容せよ」「悪に屈従せよ」などということを教えているのではないはずです。まだ勢力が小さいうちは、世間からのそうした攻撃に対して、耐えなければいけない時期があるということです。「そうした攻撃に耐えなさい」と言っているのであって、「悪を許容せよ」と言っているのでは断じてないのです。

【大川隆法『仏陀の証明』幸福の科学出版 より抜粋】
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『「最後の悪を撃ち砕く」―これが『仏説・降魔経』です』。この言葉がとても印象的でした。

正邪を分かつことは、仏法真理においては極めて大切なことです。この善悪・正邪を分かつ智慧が、主の説かれる仏法真理です。これがなくなると、悪を断じて、魔を砕破する根拠がなくなってしまいます。

魔を降すということは、この世において、「天国的なもの」と「地獄的なもの」を判断する必要があります。「光・菩薩・天使的なもの・祈り」と「闇・悪魔・生霊的なもの・呪い」をはっきりさせる必要があります。私たちの身の回りに起こるさまざまな事象に対しても主から学ぶ仏法真理によって、降魔して聖なるものを守りぬかなければなりません。

主の経典や楽曲が、私たちの暮らしている地域に広がることで、仏の光をおろし、魔を退けているということがよくわかります。だから、日々の布教誌の配布や、献本活動がとても大切です。

とりもなおさず経典『地球を包む愛』を一人でも多くの方にお勧めするのも、世に巣くう魔を降し、教典を読んだ方々に幸福になっていただくためです。主からいただいた慈悲の結晶である経典『地球を包む愛』や楽曲CD「天御祖神の夢/天御祖神の降臨―Renewal 
ver.」を通して、すべての人の心を救済されようとしている主の大いなる愛を学び取り、エル・カンターレ信仰を深めると共に、天御祖神様の御名を全国・全世界に伝えてまいりましょう。そして、一人でも多くの隣人を救うために、本日の引用箇所の、「降魔」について大変重要な教えが詰まっていますので、教典『仏陀の証明』を繰り返し読み返してまいりましょう。

世間においては、近年、旧統一教会に解散命令が法的に下されました。旧統一教会がこれまで犯してきた騙しの手段で多くの方々の心が傷ついていることに私たちも深い悲しみを覚えると共に、旧統一教会の方々が本物の信仰にたどり着くことを心から願います。

ただ、今回の国が特定の信仰団体に対して強制的に解散の措置を下せることに国家権力の一種の宗教弾圧を感じさせる一面もありました。これに対しては、私たちも十分警戒をしなければならないと考えます。悪魔は、一部の邪教団だけに巣くっているのではなく、政治・経済・教育・マスコミにも浸透しています。これらの悪に対して、正法をもって戦っているのが幸福の科学です。最後の悪を撃ち砕くまで私たちの戦いは終わりません。

光を広げようとするとき、かならず私たちの前に立ちはだかるのは魔の存在です。
私たちは、魔を砕破して地の果てまでも主の教えを伝え広げなければなりません。
その意味において、魔の存在は仏法真理の尊さと逆証明する存在でもあります。魔の邪魔が入るということは、逆に私たちの活動が仏の御心に則っている証拠であるとも取れるのではないでしょうか。

巨大な光が天上界から降りる時、魔も競い立つことはいつの時代でも同じようです。1991年春に幸福の科学が宗教法人格を取得した後、夏に初の東京ドーム講演の「信仰の勝利」にて「エル・カンターレ宣言がなされたのち、その年の秋に、「講談社フライデー事件」が起きました。フライデー事件とは1991年の秋に、マスコミに巣くう悪魔が幸福の科学に対して、嘘の記事によって、主を辱めようと大手出版社の講談社が、当時大衆雑誌フライデーという雑誌を使って、幸福の科学を攻撃をしてきた事件です。

1991年冬に主におかれましては、「『永遠の仏陀』講義」を説かれています。

この年は、多くの奇跡の法が降ろされる一方で、大手出版社である講談社が全国の書店や取次店へ圧力をかけて、書店での幸福の科学の書籍の取り扱いと、販売が激減して、教団においても非常に経済的に困窮したという経験があります。その意味で、1991年は奇跡の年であり、現代における宗教弾圧・法難の年でした。

近年においても、K氏の問題もあり、そして、主のご家族であったH氏や、また、S氏の問題も出てきました。

魔は正法が立つ時に必ず立ちはだかる障害です。しかし、この障害を乗り越えたときに私たちの信仰心も純粋化されることが分かります。そのような障害はあらかじめ予定されていたかのようにも思えます。

『釈迦の本心』では、耐え忍びの徳目として、
「修行者にとって、魔による妨害は避けがたい面があります。悟りたる人が出ると、悪魔たちは地上の人間に憑依することが難しくなって、彼らの生活領域が奪われていきます。そのため、できるだけ早いうちに、そうした光をつぶしておきたいという防御本能が働くのです。

そこで、魔の妨害に耐え、打ち勝っていくことが、どうしても必要になります。心を光らせていく修行は、非常に消極的に見えるかもしれず、彼らを一刀両断にしたい気持ちも出てくるでしょうが、忍耐に忍耐を重ねて、なんとか乗り切っていく努力が大切です。

芯に光に至るためには、真に悟りに至るためには、どうしても魔の試練を受けざるをえません。そのとき、修行者にとって、耐え忍びということがとても大切な徳目となるのです」(p122)と説かれています。

また、『信仰と情熱』では、「悪霊から身を守る」ことに関して、
『この悪霊との、ある意味での戦いは、自分自身との闘いであり、彼らが存在するのは、単に悪というよりも、みなさん自身に、「悟り」とはいったい何であるか、「正しき心の探求」とは何であるのか、また、「修行者の心得」とはいったいいかなるものであるかを教えんがために砥石として存在しているのだということを知らなくてはなりません』(p166) 
と説かれています。

大切なのは、どのようなことがあっても、信仰心を磨き、高め、深め、純粋化させることです。すべての障害は私たちの魂を磨くための砥石となることも主から私たちは学んでいます。あらゆる経験を智慧に変えて、悟りの力に変えてゆくことが私たち仏弟子には求められています。

悪魔に対するには、嘘や偽りに騙されることなく、正しい情報や知識を得ることがとても大切になります。知は力です。何も知らないと、まわりの虚言に巻き込まれてしまいます。無知や無明は、魔に利用されるという点においても罪となります。私たちは常に仏法真理による光明を、日々の教学によって得なければいけません。

その点でも、悪の波動を断ち切るために「正義の言葉『仏説・降魔経』」は常に読誦したい経文であると痛感いたします。

主と共に光を高く掲げて無明の闇を共にてらしてまいりましょう。
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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◆「天御祖神 感謝報恩植福」について

・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。

・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。

日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。

・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福として、1 
口 10 万円からお受けいたします。

・本植福に参加された方には、「『天御祖神 
感謝報恩の誓い』奉納書」を拝殿の基壇部分に御奉納させていただき、大きな貢献をされた方につきましては、記念碑建立時に銘板をもうけ、そのお名前を記名し、顕彰させていただきます。

・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)

(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)

・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。 
(『現代の武士道』)

・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
 (「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)

日々のご支援に心より感謝申し上げます。

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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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TEL:0596-31-1777
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文責:蒲原宏史 

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