(7/24-1)205『正義の言葉「仏説・降魔経」を読む ㉒教団組織は悪魔に対する正規軍―すべての宗教の中心に「地球神信仰」を

正義の言葉『仏説・降魔教』

52 お金がこの世で一番大事と考えている者は、あの世でお金を使わないのに驚く。

【大川隆法 箴言集『人格への言葉』より抜粋】
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おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

新しき日を 迎えるにあたり、
主エル・カンターレに
心より お誓いいたします
本日も
正しき心の探究と
愛と
知と
反省と
発展の
幸福の原理を実践し
一層 悟りを高め
地上ユートピアの建設に
力を尽くして まいります。
生命ある限り
この仏法真理を 弘めます。
どうか 私の
今日の誓いを
お聞き届けください
ありがとうございました(合掌)
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。皆様の祈りの結集をお願いいたします。

8月3日(日)音楽祭「響感2025―主なる神を愛する―」が名古屋正心館を本会場に全国の支部・拠点にて衛星中継されます。

幸福の科学 大川隆法大臣 作詞・作曲の音楽は、ロックやバラード・ポップス等、緩やかなジャンル、その数は450曲以上にのぼります。
主なる神は、全ての人を愛してます。その愛のために生まれた美しい天上の界の調べを是非、ご体感下さい。皆様のご来館をお待ち申しあげています。

8月10日(日)~ 8月12日(火)まで、お盆の供養大祭を開催いたします。この期間、
ご家族やご親戚の「個人名」でも、「〇〇家」の先祖への供養でもお受けいただけます。

大宇宙の創造主 にして地球神 であられる 主エル・カンターレへの信仰のもと、縁ある諸霊の供養を行い、故人への伝道、最大の報恩の機会とします 。

【お盆の幸福供養】
○幸福供養 先祖供養……仏説・願文『先祖供養経』
※ご家族やご親戚の「個人名」でも、「〇〇家」の先祖への供養でもお受
けいただけます。

○個人供養……仏説・願文『先祖供養経』
※友人・知人など、縁ある故人への供養。
○水子供養……仏説・願文『愛児・水子供養経』
※四正道を説いても少し難しいと思われる小さなお子様への供養。
(参照:『仏説・願文「先祖供養経」講義』
※各1 万円目安。(学生 3 千円)

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さて、ここからは、主の御教えを世界へと広げるために、教典『信仰の法』から第5章の「地球神への信仰とは何か」を共に振り返ってまいります。主におかれましては、二〇一〇年十一月二日に、原題「エル・カンターレ信仰とは何か」として説かれた御法話です。エル・カンターレとは、「地球神」を認める信仰であることを明らかにしたうえで、新しい地球創世記の時代を生きる人間に対する信仰のあり方が説かれています。経典をお持ちでない方は、支部や精舎、全国の書店でお求めください。仏弟子必携の一書です。【税抜き2000円】
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■地球神への信仰とは何か―新しい地球創世記の時代を生きる
3 すべての宗教の中心に「地球神信仰」を
○「人類の危機」と「宇宙からの介入」の可能性

今、地球レベルで、次なる「価値観の対立」、新しい冷戦の起きそうな気配が出てきています。

それは、「いったん死滅したかに思えた、唯物論や無神論の国家が、再び力を持ち、復活してきている」ということです。

そして、「平等」「自由」「民主主義」「繁栄主義」に基づく国家のほうに、現在、やや衰退していく危険性が出てきているのです。

ただ、私としては、「いかなることがあっても、やはり、神を認めない唯物論という、誤てる信仰のもとにおける国家経営、あるいは世界経営を、断じて許すわけにはいかない」と思っています。

軍事力を背景にした世界皇帝的な者がまた出てくる可能性が高い時期が近づいているので、そうした者のなかに、もし悪魔が宿った場合には、悲惨な時代が生まれる可能性もあると考えています。

光が闇に沈まないように、光を高く掲げなければ、ならない時期が来ているのです。

今、そうした「人類の大きな危機」が近づいてきていますが、それと同時に、おそらくは、次なる新しい流れとして、宇宙から地球への、また新たな干渉が起きてくるであろうと推定しています。

「この地球文明は、滅びに至るや否や」「この地球文明を、このまま放置してよいのかどうか」ということが、現在、宇宙レベルで議論されています。「場合によって、どこかで地球文明に介入をかけなければいけないのではないか」という話がなされているところです。

それを判断するに当たっては、「エル・カンターレ信仰に基づくエル・カンターレ文明が、望みどおりに成就するか否か」ということが一つの条件なのです。

この「エル・カンターレ信仰に基づくエル・カンターレ文明」が、地球において勝利を収めたならば、「宇宙は、地球を観察し、見守る立場を保ちつつ、地球への干渉・介入は最小限にとどめる」という方針は従来どおりなのです。

しかし、もしこのエル・カンターレ文明なるものが、蜃気楼に終わり、掛け声だけに終わった場合には、宇宙から新たな介入がなされてくると思われます。

そうなると、今後、地球と宇宙を交えた混乱が起きてくる可能性があるので、「当初の『アルファの時代』とも似たものが、また到来するのではないか」と考えています。

【大川隆法『信仰の法』第5章「地球神への信仰とは何か」より抜粋】
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さて、ここからは、私たち仏弟子の生命ともいえる、「仏説・正心法語」について共に考える機会を得たいと考えています。本日は、『仏説・正心法語』第七番目、最後の経文である『仏説・降魔経』についてです。

『正義の言葉「仏説・降魔経」』は、『仏説・正心法語』の最後を飾るお経であり、今までにない経文だと言われています。悪魔との対決についても、「幸福の科学」の基本教義として、明確に根本経典の中に入っています。それでは、引き続き経典『仏陀の証明』より主の御解説をご紹介いたします。
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●教団組織は悪魔に対する正規軍

「仏陀は この世の 光なり
しかして 宇宙の 生命なり」

仏陀の教えは、宇宙の理法です。そして、人間を創って、この世に生かしめようとする方向性そのものです。ですから、三宝を誹謗して攻撃してくるということは、もう存在根拠(レーゾンデートル※(raison 
d’être)は哲学用語、フランス語で「存在理由」や「存在意義」を意味する言葉です。具体的には、あるものが存在することを正当化する根拠、またはそのものが存在する理由や価値を指します。)そのものがなくなることを意味しており、本来、生かしておいてよいことではないのです。

「宇宙の 叡智に 刃向かいて
逃るる すべは なかりけり」

このあたりは、釈尊と孫悟空の話を思い浮かべたらよいと思います。一時期、悪魔が戦いに勝利したように見えても、最後は必ず滅ぼされることになっているということです。

地獄そのものが、もはや釈尊の手の中にあるのです。あるいは、地獄そのものが、すでに天上界から隔離されているということです。悪魔は、天上界に上がることはできないのです。

ただ、悪魔は、天上界の菩薩や天使たちが、苦しんでいる人たちを助けに地獄に行っている時に、悪さをします。菩薩たちが地獄の霊たちに説教をして、彼らを救おうとしている時に、必ず邪魔をしにくるのです。そのようなことを相変わらずやっています。悪魔は天上界に来ることはできなのです。「地下室」から出られません。しかし、菩薩たちが地下室へ行って人を救おうとしていると、そこへ邪魔をしにきます。

あの世でのこうした戦いは、常に続いています。ただ、すでに悪魔たちは、自分自身がその地下室で苦しんでいるのです。自分自身が苦しんでいることを、彼らは認めなければいけないのです。

「これより後
悪魔は 法剣に 打たるべし
地上の 悪魔は 撃退せん
地下の 悪魔は 粉砕せん」

強い決意です。あの世の世界は念のみの世界ですから、こちらが強い念を持てば、大砲で撃退して、砲弾を撃ち込んでいるのと同じなのです。逆に、こちらの念が弱いと、悪魔は弱いところを攻め込んでくるのです。

しかし、悪魔の軍隊というのは、たいして組織化されていません。悪魔は「自由主義」であって、たいして組織性はないのです。それぞれ勝手に動きます。

数は非常に多いので、全部が共同して当たってきたら大変な勢力だと思いますが、悪魔というのは個人主義でバラバラなのです。お互いに協力し合わないで、バラバラ攻めてきます。ですから、正規軍としての力はないのです。

これは、ありがたい話です。逆に、三宝帰依体制をつくり、教団を組織として固めるのは、正規軍をつくるのと同じなのです。ゲリラは、やはり正規軍には勝てません。そうした意味では、悪魔はゲリラで来ますから、ありがたいのです。

オオカミが羊を狙う時には、子供の羊を狙ったり、病気の羊を狙ったり、群れからはぐれている羊を狙います。悪魔は、方法論的には、この方法しか使えないのです。これは、戦力として大きくないことを意味しています。そのかわり、弱いところを集中して攻めてきます。ですから、こちらは組織で戦うべきです。

【大川隆法『仏陀の証明』幸福の科学出版 より抜粋】
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Buddha is the light of the universe
For those who oppose
The wisdom of the universe
There is no escape
From now on
Devils will be stuck
By sword of Dharma
Let us drive back the devils living on earth
Let us vanquish the devils
Living underground

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本日の引用箇所は、「降魔」の上で大変重要な教えが詰まっていますので、繰り返し読み返してまいりましょう。

悪魔は常に私たちの心の隙を狙っています。彼らには私たちの心の隙しか見えていないのかもしれません。だから、仏教の教えの旗印として、三法印があります。「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」の三つの教えは、すべて心に隙を作らないようにするための法力の源泉です。空と無我による心の平和が悪魔を退けていきます。

嫉妬を祝福に変え、他に愛を与え、心の怒りを抑えて笑顔であること、仏の教えを学んで、原因結果で物事を考えることで、宗教磁場をしっかりつくり、あらゆる悪から家族や地域を本物のエル・カンターレ信仰によって、純粋な三宝帰依によって守ってまいりましょう。

「降魔成道」「破邪顕正」という言葉が象徴するように、
伝道と悟りは、降魔の後に続くものです。私たちも身の回りにある魔境を打破することで、智慧と主の教えを広げることができるようになります。

光を広げようとするとき、かならず私たちの前に立ちはだかるのは魔の存在です。
私たちは、魔を砕破して地の果てまでも主の教えを伝え広げなければなりません。
その意味において、魔の存在は仏法真理の尊さと逆証明する存在でもあります。魔の邪魔が入るということは、逆に私たちの活動が仏の御心に則っている証拠であるとも取れるのではないでしょうか。

巨大な光が天上界から降りる時、魔も競い立つことはいつの時代でも同じようです。1991年春に幸福の科学が宗教法人格を取得した後、夏に初の東京ドーム講演の「信仰の勝利」にて「エル・カンターレ宣言がなされたのち、その年の秋に、「講談社フライデー事件」が起きました。フライデー事件とは1991年の秋に、マスコミに巣くう悪魔が幸福の科学に対して、嘘の記事によって、主を辱めようと大手出版社の講談社が、当時大衆雑誌フライデーという雑誌を使って、幸福の科学を攻撃をしてきた事件です。

1991年冬に主におかれましては、「『永遠の仏陀』講義」を説かれています。

この年は、多くの奇跡の法が降ろされる一方で、大手出版社である講談社が全国の書店や取次店へ圧力をかけて、書店での幸福の科学の書籍の取り扱いと、販売が激減して、教団においても非常に経済的に困窮したという経験があります。その意味で、1991年は奇跡の年であり、現代における宗教弾圧・法難の年でした。

近年においても、K氏の問題もあり、そして、主のご家族であったH氏や、また、S氏の問題も出てきました。

魔は正法が立つ時に必ず立ちはだかる障害です。しかし、この障害を乗り越えたときに私たちの信仰心も純粋化されることが分かります。そのような障害はあらかじめ予定されていたかのようにも思えます。

大切なのは、どのようなことがあっても、信仰心を磨き、高め、深め、純粋化させることです。すべての障害は私たちの魂を磨くための砥石となることも主から私たちは学んでいます。あらゆる経験を智慧に変えて、悟りの力に変えてゆくことが私たち仏弟子には求められています。

悪魔に対するには、嘘や偽りに騙されることなく、正しい情報や知識を得ることがとても大切になります。知は力です。何も知らないと、まわりの虚言に巻き込まれてしまいます。無知や無明は、魔に利用されるという点においても罪となります。私たちは常に仏法真理による光明を、日々の教学によって得なければいけません。

その点でも、悪の波動を断ち切るために「正義の言葉『仏説・降魔経』」は常に読誦したい経文であると痛感いたします。

主と共に光を高く掲げて無明の闇を共にてらしてまいりましょう。
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ここで、日本が1945年8月15日に敗戦を迎え、今日、戦後80年を超えるにあたり、過去の教訓を未来に生かす歴史観を経典『奇跡の法』第二章「繁栄への道」より学びます。本御法話は1997年3月7日宗教法人設立記念日講演として賜ったものです。『奇跡の法』は全国の書店・支部や精舎で購入できます。(税抜き1600円)
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■『奇跡の法』―第2章「繁栄への道」―過去の教訓を未来に生かす歴史観
3 第二次世界大戦の霊的側面
○日本の敗戦がもたらしたもの

霊的な面から観たとき、もう一つ問題となるのは、「他の高級霊たちは日本神道の神々に同調していたのかどうか」という点です。

日本では明治以降、国家神道が採用されたため、神道以外の宗教はかなり弾圧を受け、寺院などは廃仏毀釈の憂き目にあいました。そのため、先の戦争が終わるまでのあいだ、仏教勢力は非常に肩身が狭く、穴蔵生活をしているような状況でした。正当な立場にはなく、小さくなっていたのです。

しかし、日本の敗戦を契機に、日本神道系の力が相対的に弱まったため、押し込められていた仏教系は解放されました。また、戦後、それ以外のさまざまな新しい宗教も数多く生まれることができたのです。

そういう意味では、戦争に負けることが、よい結果をもたらす場合もあります。敗戦は非常につらいことではありますが、それは一つの大きなイノベーションでもあって、それまで支配していた価値観が崩れ、新しいものが出てくる、あるいは、従来は抑圧されていたものが解放されるという、よい面もあるのです。

国家神道を中心とした支配体制が敗戦によって崩れなければ、幸福の科学も世に出られなかったのではないかと思います。出た場合には、初期のキリスト教徒のように、剣で追われ、逃げ回っていたに違いありません。幸いにして、そういう生活をしないで済んでいるのは、敗戦があったからでもあるのです。

そして、もっと大きなマクロの(巨視的な)眼で観ると、「戦後、アジアやアフリカから植民地がほとんどなくなった」ということが指摘できます。

日本は先の戦争を「大東亜戦争」と称し、「アジアにある欧米列強の植民地を解放する」という理想を掲げていました。それは日本神道の神々から出ていたものであり、戦争が終わった段階で確かに達成されました。しかし、それと同時に、日本も敗戦によって植民地が持てなくなりました。

その意味では、両者、痛み分けです。欧米列強も日本も植民地を失い、共に植民地支配ができなくなってしまったのです。

このように、日本がアジアから欧米列強を追い払い、そのあと負けたことによって、結果的に、アジアやアフリカから植民地がほとんどなくなりました。

これは、日本の民族神より、もう一段上の賢い神がやらせたことです。「白人による植民地支配の歴史を終わらせる」ということが、天上界の大きなところでの総意だったのです。ただ、黄色人種による支配ももちろんよくないので、日本人が植民地的な支配をすることも許されませんでした。日本の民族神としては、白人にとってかわりたかったのでしょうが、そこまでは許されなかったのです。

【大川隆法『奇跡の法』第2章「繁栄への道」より抜粋】
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72 日本の神々は、戦争責任を取らなかった。高天原は、妖怪の巣窟と化し、国民と軍人は、何十年と、火炎と飢餓のなかを逃げまどった。

【大川隆法『地獄へ行かないための言葉』より抜粋
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日本の神々の戦争責任について、重ねて『救世の法』から学びます。
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『救世の法』第4章「宗教国家の条件」
○先の大戦での日本の敗因は、聖徳太子以来の国体に背いたこと

私は、幸福の科学を私一代で終わるような宗教にはしたくありません。そして、「幸福の科学の教えは、二千年、三千年と続いていってほしい」と思いますが、その前段階として、まずは千年王国を目指します。すなわち、千年は繁栄が続くような宗教の基礎をつくり、立派な宗教国家を建設したいと思っています。

宗教立国をなし、日本をほかの国の模範としたいのです。「日本を見習いなさい。日本のようにすれば、周期秘境戦争も終わるのだ」ということを示したいと考えています。諸宗教のよいところを取り入れ、諸宗教が仲良く融和する、「宗教を尊重する国家」をつくりたいのです。

今、日本では、諸宗教の融和については、すでにある程度できていると思います。

ただ、宗教に対する尊敬がまだ十分ではないと思います。唯物論思想が強く、宗教への尊敬の気持ちがやはり足りません。何としても、宗教への尊敬を勝ち取る必要があるのです。

宗教が尊敬を勝ち得ていない理由としては、やはり、先の大戦における敗戦が大きいでしょう。

ただ、「先の大戦に蹴る日本の敗戦原因は、結局、聖徳太子以来の国体に背いたことにある」と、私は思うのです。聖徳太子以来、仏教と神道が融和しながら、この国を運営してきました。「外側は神道、中身の教義は仏教」というかたちで、助け合ってやってきたのに、明治以降は国家神道となり、ほかの宗教は弾圧されました。

明治維新では、天皇を押し立てて革命を起こしたため、日本の国を、もう一段、一神教風にしたかったのでしょう。天皇を「現人神(あらひとがみ)」にし、仏教に対しては、「廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)」と言って、仏を廃し、お寺や仏像を打ち壊すことを始めました。

そのように仏を軽んじた”祟り”が、やはり、第二次大戦の敗戦のもとになったのではないかと思います。他の宗教への寛容の姿勢を失わなければ、あそこまで、ひどくて醜い間違いはなかっただろうと思うのです。日本神道を一神教として立てて、ほかの宗教を排除しようとしたことの”祟り”が、先の敗戦の原因であり、日本の神々の驕りが少し戒(いまし)められたのだと見るべきです。

その結果、戦後は、いろいろな宗教が出てきて、それらが繁栄し、切磋琢磨し合っている状況に戻りました。日本神道は存在していますが、戦前のように独裁的な神道ではなくなり、元の姿に戻っています。

日本神道が元のスタイルに戻ると、教えの中身が必要になりますが、昔の仏教に変わって、その中身をつくるのが、幸福の科学の仕事であると思っています。

私自身は、天皇制を廃止したり、天皇家の人たちをギロチンにかけたりするような血なまぐさいことは、好きではありません。昔の”日本方式”で構わないと思うので、文化的象徴としての皇室は存在しても結構ですし、私は皇室を尊敬してもいます。

ちなみに、わが家の五人の子供たちのうち、三人が「魂の兄弟」(過去世)のなかに、天皇家と関係のある魂を持っています。【※大川家長女・次男・三男が過去世に日本の天皇であった転生があることが明らかにされています】「日本を幸福の科学の聖地とするための”場所代”として、神道系の魂を三人引き受けた」という感じです。これは、「当会が裏切って日本神道を滅ぼすことがないようにするための担保として差し込まれた」ということでしょう。

自分の子供たちのなかに、過去世で天皇家と関係があった神道系の魂がいると、「天皇制反対。天皇家を廃止して皇族をギロチンにかけよ」などとは言えません。日本を聖地として活動するにあたり、”場所代”、あるいは担保をきちんと取られているわけです。

したがって、日本神道と融合してやっていくしかありません。日本神道は公称で二千六百年間も続いているものなので、かたちとしては尊重したいと思いますが、教えの中身がないので、その部分は幸福の科学の教えで埋めたいと考えています。

【大川隆法『救世の法』第4章「宗教国家の条件」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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Lord EL Cantare is my All. 主こそ私のすべて。
We are One, with our Lord.  我々は主と共に一体である。
One for All. All for The One. 一人は主のため、隣人のために。みんなは主の悲願のために。
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■お盆の幸福供養大祭の意義

幸福の科学の「お盆の幸福供養大祭」は、創造主にして地球最高の神・主エル・カンターレの供養の御光が、帰天されたご家族やご先祖などに直接臨む、奇跡の大祭です。

お盆は、故人へ思いが向きやすい期間であり、あの世の霊も地上にいる子孫に思いが向き、この世に帰ってきやすい期間でもあります。そのような時に、供養を執り行うことは、縁ある故人へ、エル・カンターレの御光を手向ける絶好のチャンスです。

現代では、「人生はこの世限りのものである」「あの世や霊はない」という唯物論的な考えが蔓延し、お墓やお葬式、供養も必要ない、と考える人が増えています。

しかし、人間は、死んだら終わりではなく、永遠の生命を持っています。経典『正しい供養 まちがった供養』では、「お墓には一種の“アンテナ”のような役割があります」「そうした供養のスタイルを取ることによって、天上界や地獄界にいる亡くなった方と心が通じる交差点になるところがあるのです」(p.134)と説かれています。お盆や「先祖供養」の伝統は、亡くなった方々に、思いを届け、光を手向ける機会となるので、大切にしていかなければならなりません。

供養は、一般の方にも受け入れられている宗教行事であり、関心を持っている方は多いものです。日頃なかなか支部に来られない信者の方や、ご家族・ご親戚の方にも、この機会に供養大祭にお誘いしてみることをお勧めします。折を見て、映画『ドラゴン・ハート』に描垂れている死後の世界「生き通しの人生」について語り、「あの世はあるんですよ!」とお伝えすることもできる絶好の機会です。

お世話になった方への最大のご恩返しとして、お盆の幸福供養大祭にお誘いしてまいりましょう。そして、主やご先祖に対する感謝の念いを捧げてまいりましょう。

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。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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TEL:0596-31-1777
■□■
FAX:0596-31-1778
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エル・カンターレ・大好き

文責:蒲原宏史

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