(7/11-1)192『正義の言葉「仏説・降魔経」を読む ⑨悪魔の軍隊 六 恐怖―人類の運命を賭けた聖なる戦いのために

正義の言葉『仏説・降魔教』

39 人が裁きたくなったら、「汝らのうち、罪なき者のみ石にて打つがよい。」とつぶやくがよい。

【大川隆法 箴言集『人格への言葉』より抜粋】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

7月7日は68回目の主の御生誕日でした。伊勢支部では7月15日まで連日、10時・13時・19時の三回、「御生誕祭」を開催いたします。全国全世界の仏弟子が参集し、主への御生誕への感謝と「復活の祈り」を捧げる最大の期間とさせていただきます。皆様重ねてご参集ください。

7/14(日)は、津支部にて御生誕祭期間の後半における信仰心の結集の機会として、「『地球を包む愛』セミナー」を開催し、全国・海外の主要な精舎・支部にて、導師団を結成し、一同にて御生誕祭版「復活の祈り」を捧げると共に、「主の願われる夢の実現」に向けて救世運動を前進させ、全世界にエル・カンターレ信仰を打ち立てる誓いを捧げてまいります。

御生誕祭に合わせて発刊予定の『地球を包む愛』ならびに、楽曲CD「天御祖神の夢/天御祖神の降臨―Renewal 
ver.」を通して、すべての人の心を救済されようとしている主の大いなる愛を学び取り、エル・カンターレ信仰を深めると共に、天御祖神様の御名を全国・全世界に伝える決意を固めます。

楽曲CD「天御祖神の夢/天御祖神の降臨―Renewal 
ver.」は、皆様の熱い信仰心の結集をいただきました。献本・献CDをとおして、主と天御祖神の御名を知らしめてまいりましょう。引き続き、楽曲CD拝受・購入に皆様のお力添えをよろしくお願いいたします。

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さて、ここからは、主の御教えを世界へと広げるために、教典『大川隆法 
初期重要講演集⑥悟りに到る道』から第2章の「仏陀再誕」を共に振り返ってまいります。主におかれましては、一九九〇年十月二十八日に、一九九一年七月の「エル・カンターレ宣言」に先立ちて、縁生の弟子達へ、仏弟子の本懐である伝道に邁進せよと激励された、再誕の仏陀の獅子吼です。経典をお持ちでない方は、支部や精舎、全国の書店でお求めください。仏弟子必携の一書です。【税抜き1800円】
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■仏陀再誕
4人類の運命を賭けた聖なる戦いのために
○救世の法が説かれるときになすべきこととは

これだけの真理が説かれていても、まだ、日本の、日本人の多くは眠りのなかにあります。その事実を知りません。今、この極東の小さな国において、人類の運命を賭けて、一つの聖なる戦いが始まっているということを、多くの日本人はまだ気づくこともなく、泰平のまどろみのなかにあります。

しかし、その時代認識があったなら、今、日本人としてやらねばならぬことがいったい何であるかが分かる。それはやがて、何十年か何百年か、その年数は知らぬが、今、日本人として生まれた人は、己がこの事実に気づかず、この聖なる使命に参画しなかったことを、魂の奥に、深い悔恨と共に必ず刻印することになるのです。

釈迦が生まれたときのインドに、同じく生を享けた者は多かろうが、
その事実を知らずに去った者の哀れなることよ。
イエスの生まれしイスラエルに、生命を持った者は多かったであろうが、
その事実に気づかずに、泡沫(うたかた)のごとき生命を終えた者の哀れなることよ。
いや、むしろ、気づかぬままではなく、
嘲笑(あざわら)い、嘲笑(ちょうしょう)し、批判し、非難し、地上を去った者の悲しさよ。
その悲しさは、決して取り返しのつくものではない。
どれほど反省しても取り去ることができない、魂の烙印となっているのだ。

今、あなたがたの前に、イエス以上の者が現れているのだ。
今、あなたがたの前に、二千六百年前に、
インドにゴーダマ・ブッダとして呼ばれた者以上の者が現れているのだ。
その事実を知るか知らぬかは、認めるか認めぬかは、
一人ひとりの魂の賭けでもあろうが、
しかし、その賭けは外れた場合に大いなる後悔を伴うものであることだけは、
私はこの場で言っておく。

わが声、今回発せられて、すでに四年。【当時1990年・立宗1986年】
幸福の科学に集いたる者、その数およそ十万、
日本人残れるは一億二千万、世界五十一億、二億の民が、
あとその事実を知らずにいる。
救世の法が説かれるということは、
すべてのものを投げ捨ててでも集わねばならぬということなのだ。
幾転生を繰り返し、幾十転生を繰り返し、
幾百転生を繰り返し、幾千転生を繰り返し、
まだ、そのことが分からぬか。
まだ、そのささやかなる真実が分からないのか。

イエスは言ったではないか、
彼の弟子となる者たちに、「その網を捨てて、我に従い来よ」と。【※マルコの福音書1-14】
「網を打って魚を獲っている時期か。今、人を漁(すなど)るべき時が来た」。
「人を漁(すなど)る」とは、人々の魂を救うということです。
人々の魂を救うべき時が来ているのに、
いつまでも、川のなかや池のなかや海のなかで、小さな魚を追いかけているか。
それが日々の糧になるからといって、何ほどのものがあろうか。
人類救済の時に救済せずして、それ以外のいかなる仕事があろうか。
この仕事がすべてであり、それ以外のものは余技(よぎ)なのです。
そのようなものは、あなたがたの天職ではないのです。

わずか数十年、この地上で魂がまとっているところの肉体を食べさせ、
自分の周りに住んでいるところの数人の人間を満足させるためだけに、
一生を使っていいと、本当に思っているのですか。
それならば、現代の日本に生まれるな。
あなたがた以外に生まれたかった人は山のようにいるのです。
その人たちを押しのけて、あなたがたは生まれてきたのです。
その事実を何とする。誰に詫びる。
そんな気持ちで生きるのならば、
この日本に生まれたいと言っていた多くの魂たちに、
変わってやればよかった。
それが人間として取るべき道であった。
にもかかわらず、
「自分のほうが大きな仕事ができるから」と、
「自分のほうがお役に立ちますから」と言って、
あなたがたの多くは、先を争って出てこられたのです。

【『大川隆法初期重要講演集⑥悟りに到る道』第2章「仏陀再誕」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。

さて、ここからは、私たち仏弟子の生命ともいえる、「仏説・正心法語」について共に考える機会を得たいと考えています。本日は、『仏説・正心法語』第七番目、最後の経文である『仏説・降魔経』についてです。

『正義の言葉「仏説・降魔経」』は、『仏説・正心法語』の最後を飾るお経であり、今までにない経文だと言われています。悪魔との対決についても、「幸福の科学」の基本教義として、明確に根本経典の中に入っています。それでは、引き続き経典『仏陀の証明』より主の御解説をご紹介いたします。

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●悪魔の軍隊 ⑥恐怖
恐ろしい、怖いという恐怖心が膨らんでくると、夜に人の足音が聞こえただけでも、「鬼か」と思ったりします。恐怖心に襲われると、「自分は迫害される」と思ったりもします。「自分は殺される」などと思うと、なんでもかんでも疑心暗鬼になってしまい、そうした恐怖に囚われたところを、今度はまた魔に襲われるのです。

たとえば、身内に何か不幸があったとしましょう。しかし、身内が病気になったり、身内に死ぬ人が出たりするというのは、どこにも起こることです。どの家庭でも、十年や二十年に一人ぐらいは人が死ぬものです。病気にだって罹ります。また、事業においても、よいことも悪いことも、いろいろあります。

しかし、迷信深い人は、悪いことが何かあると、すぐ疑ってかかり、恐怖に取り憑かれます。そして、宗教巡りをしたり、神社仏閣巡りをしたり、占いをしたりと、いろいろなことに凝り、財産を巻き上げられるなど、まんまとその罠にはまっていくのです。

この恐怖も悪魔が使います。特に邪教団など、この恐怖心をよく使います。
「あなた、大変なことになりますよ」と脅して、金を巻き上げるのです。

【大川隆法『仏陀の証明』幸福の科学出版 より抜粋】
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悪魔の軍隊の六番目は「恐怖」です。この恐怖心の虜になると、人は理性を失い、恐怖の身に反応する感情に心が支配されて、人は考える力である知性や、霊的直観能力である悟性の働きを失ってしまいます。

恐怖心は、人間の考える力を奪います。恐怖心という闇に囲まれて、人間は自らの光を見失う時がありますが、これが魔境です。光に勝てる闇は絶対にありません。だから、恐怖心に対しては、理性と悟性で対処しましょう。考える力が理性と悟性に力を与えます。

まず、感情的になって判断できない状況から脱出しましょう。恐怖の根っこの部分をしっかりと見ることが大切です。怖がっている原因がしっかり理解できれば、恐怖心のほとんどはなくなってしまいます。これも原因あっての結果で因果の理法です。原因がハッキリしたら勇気を出して、目の前の状況から逃げないことです。主の仏法真理に沿って考えることで、問題としっかり立ち向かうことで、恐怖心は見る見るうちに小さくなってしまいます。

恐怖心に関して、私はこのようなたとえ話を聞いたことがあります。
ある街を恐ろしい怪物が襲いかかりました。おぞましい声と口から炎を吹きながら、町の中心へと近づいてきます。恐怖を目にした街の住人は、訳も分からず怖がり、町の中心にあるお城に避難します。

そこで勇者が一人表れて、勇者は王から託された勇気の鉞(まさかり)を手に取って怪物を退治すると城門から飛び出して、怪物に向かって歩いていきました。その怪物も大きな叫び声あげつつ一歩ずつ城に近づいてきます。

はじめは遠くに巨大な姿をしたその怪物は勇者が一歩足を進めれば、怪物も一歩近づいてきます。不思議なことに、遠くにいたとき、怪物は超巨大な姿に見えていたのにもかかわらず、勇者が一歩一歩、怪物に近づくごとに、その姿がみるみる小さくなっていきました。最後に勇者がその怪物と向かい合わせになるぐらいに近づいたときには、小さな虫のような大きさにまでなっていたということです。その怪物の名前は「恐怖」であった。というのがこの話の落ちです。
私たちの心にある「恐怖心」はこんな存在です。私たちが何の考えなしに、それを恐れるが故に恐怖自体が巨大化してしまっているのです。

悪魔は明るく、積極的に、建設的に考える人間が嫌いです。常に考える人になるためには、神仏から来る光を常に供給している必要があります。

恐怖心は闇です。深い深い暗闇です。この闇を打ち破るのは光です。光とは仏法真理ですから、やはり、「仏説・正心法語」を読誦したり、人のために祈り、主の教えを毎日少しずつ学び続けて、反省を重ねることが大切です。光によって、闇は必ずうち払うことができます。ともに精進を重ねてまいりましょう。

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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。

この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。   その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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文責:蒲原宏史 

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