(7/5-1)186『正義の言葉「仏説・降魔経」を読む ③悪魔の軍隊の諸相―法を弘めるは弟子にあり

正義の言葉『仏説・降魔教』

33 氷多きに水多し。多くの間違いが、多くの救い道具を作る。

【大川隆法 箴言集『人格への言葉』より抜粋】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

7月7日は主の御生誕日です。7月7日13時より、別格本山・聖地エル・カンターレ生誕館より中継します。当日の本会場の別格本山・聖地エル・カンターレ生誕館に全国・海外支部の代表者が参集し、全国・海外の中継会場を結んで、主への御生誕への感謝と「復活の祈り」を捧げる最大の式典とさせていただきます。7/7(日)~7/15(月・祝)まで、「御生誕祭」を開催致します。

7/14(日)は、津支部にて御生誕祭期間の後半における信仰心の結集の機会として、「『地球を包む愛』セミナー」を開催し、全国・海外の主要な精舎・支部にて、導師団を結成し、一同にて御生誕祭版「復活の祈り」を捧げると共に、「主の願われる夢の実現」に向けて救世運動を前進させ、全世界にエル・カンターレ信仰を打ち立てる誓いを捧げてまいります。

御生誕祭に合わせて発刊予定の『地球を包む愛』ならびに、楽曲CD「天御祖神の夢/天御祖神の降臨―Renewal 
ver.」を通して、すべての人の心を救済されようとしている主の大いなる愛を学び取り、エル・カンターレ信仰を深めると共に、天御祖神様の御名を全国・全世界に伝える決意を固めます。

この聖なる日に向けて、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

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さて、ここからは、主の御教えを世界へと広げるために、教典『大川隆法 
東京ドーム講演集』から第1章の「信仰の勝利」を共に振り返ってまいります。主におかれましては、一九九一年七月十五日に、東京ドーム第一回大講演にて「エル・カンターレ宣言」をなされました。この聖なる日を魂のなかに刻印して、主とともに全人類救済の旅立ちの一里塚を私たち仏弟子は超えてきました。信仰の名の下に勝利以外の結果はないことを全世界に知らしめた主の救世の獅子吼です。経典をお持ちでない方は、支部や精舎、全国の書店でお求めください。仏弟子必携の一書です。【税抜き1800円】
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■信仰の勝利
5法を弘めるは弟子にあり

今後、ノストラダムス以下の予言者たちの戦慄の啓示を、
この予言を外れさせるか否かは、あなたがたの活動にかかっている。(※1991年当時)
そのすべてを変えることは、おそらくはできまい。
それはもう、変えることができないところまで来てはいる。
しかしながら、いかなるかたちによって、その恐怖の予言が成就するかは、
まだ変更の余地があるのだ。
それは、この真理の動きが、
どれほどの光と、エネルギーと、力を有するかによって決まるのである。

だからこそ、私はあなたがたに言う。
今、われわれは純粋なる念いでもって、神に誓願を立てようではないか。

法を説くは師にあり。
法を弘めるは弟子にあり。
弟子たちよ、覚悟せよ。
その使命、果たすことなく、
今世において、その生命を終えることは許されないのだ。
それは、あなたがたが、仏との誓いを破ったということになるのだ。

しかし、わが願いは、
かくのごとく小さく、有限の部分のものでは決してありえない。
私たちは、生きている人たちだけに責任を負っているのではない。
私たちの先輩であって、
すでに地獄というところに赴いているところの数十億の迷える人々を、
その煉獄の炎のなかから救わねばならないのだ。
今、地獄の扉を開け、彼らの罪を赦(ゆる)し、光の世界に導くは、
幸福の科学の光の戦士たちである。
あなたがたの仕事は、過去・現在・未来という、この地球世紀のなかにおいて、
最大に聖なるものであるのだ。
最大に尊いものでもあるのだ。

【大川隆法『大川隆法 東京ドーム講演集』第1章「信仰の勝利」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。皆様の祈りの結集をお願いいたします。

さて、ここからは、私たち仏弟子の生命ともいえる、「仏説・正心法語」について共に考える機会を得たいと考えています。本日は、『仏説・正心法語』第七番目、最後の経文である『仏説・降魔経』についてです。

『正義の言葉「仏説・降魔経」』は、『仏説・正心法語』の最後を飾るお経であり、今までにない経文だと言われています。悪魔との対決についても、「幸福の科学」の基本教義として、明確に根本経典の中に入っています。それでは、引き続き経典『仏陀の証明』より主の御解説をご紹介いたします。
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●悪魔の軍隊の諸相
そのあと、降魔の時に、仏陀は悪魔に対し、その正体を見破って、「おまえは、こんなことを考えて攻めてくるのだろう」と、悪魔の狙いどころを全部指摘しています。「お前の攻め方はこうだ。私は、おまえの手の内を全部知っている。悪魔の軍隊がどんなことをするか、私は全部知っているのだ」と言って、悪魔と法戦をしたのです。

その部分を、中村元氏の訳で、少し見てみたいと思います。

仏陀が悪魔の軍隊の種類を数え立てているのです。以下で「汝」(なんじ)というのは悪魔のことです。

「汝の第一の軍隊は欲望であり、第二の軍隊は嫌悪であり、第三の軍隊は飢渇であり、第四の軍隊は妄執と言われる。

汝の第五の軍隊はものうさ、睡眠(すいめん)であり、第六の軍隊は恐怖といわれる。汝の第七の軍隊は疑惑であり、汝の第八の軍隊は見せかけと強情と、

誤って得られた利得と名声と、また自己をほめたたえて他人を軽蔑することである」
(『ブッダの言葉』〔岩波文庫〕より)

このように、執拗に仕掛けてくる悪魔の軍隊として、十種類を認めたのです。「ナムチよ、これらは汝の軍勢である。黒き魔(Kamha)の攻撃軍である。勇者でなければ、彼に打ち勝つことができない。(勇者は)打ち勝って楽しみを得る。このわたくしが、ムンジャ草を取り去るだろうか?」(前掲書)

この「ムンジャ草を取り去る」というのは、当時の諺で、「敵に降参してしまう」という意味です。(座禅の時の敷草を取り去ることは、すなわち、修行を放棄することを意味する)。

「この場合、命はどうでもよい。わたくしは、敗れて生きながらえるよりは、戦って死ぬほうがましだ。
ある修行者たち・バラモンどもは、この(汝の軍隊)のうちに埋没してしまって、姿が見えない。そうして徳行ある人々の行く道をも知っていない。

軍勢が四方を包囲し、悪魔が象に乗ったのを見たからには、わたくしは立ち迎えて彼らと戦おう。わたくしをこの場所から退けることなかれ。

神々も世間の人々も汝の軍勢を破りえないが、わたくしは智慧の力で汝の軍勢を打ち破る。―焼いてない生の土鉢を石で砕くように。」(前掲書)

こうした言葉が遺っています。現代に遺っているものとしては、霊界の真実をかなり正確に述べていますので、釈尊が語っていたことを相当正確に伝えていると思います。これを少し解説してみます。

釈尊は、悪魔が「バラモン教学に基づく、伝統的な宗教修行をしろ」と言ったのを退けたあと、この悪魔に対して、「お前の魂胆を知っているぞ。言ってみようか。お前の軍隊、悪魔の軍隊が攻めてくるやり方を知っている。十種類の軍隊をお前は持っている」と言っています。その十種類について説明します。

(次回につづく)

【大川隆法『仏陀の証明』幸福の科学出版 より抜粋】

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悪霊や悪魔の攻撃、または生霊の攻撃に対しても、まず相手の正体を見破ることが降魔や呪い返しに必要であることがよくわかるエピソードであると思います。明日からは詳しく悪魔の十の軍隊についてさらに学んでまいります。

仏陀在世時に悪魔が、当時のインド宗教界の代表であるバラモン教に入り込んでいたことがよく分かります。現代においても、悪魔が一部の宗教団体に入り込み、邪教が跋扈して、正しい宗教とその教えが広がりにくい精神土壌を日本中につくっています。これらと闘うのが幸福の科学という名の私たちサンガと、エル・カンターレの御教えと、主なる神・根本仏であるエル・カンターレです。

本日の引用にありましたように、

『法を説くは師にあり。
法を弘めるは弟子にあり。
弟子たちよ、覚悟せよ。
その使命、果たすことなく、
今世において、その生命を終えることは許されないのだ。
それは、あなたがたが、仏との誓いを破ったということになるのだ。

しかし、わが願いは、
かくのごとく小さく、有限の部分の者では決してありえない。
私たちは、生きている人たちだけに責任を負っているのではない。
私たちの先輩であって、
すでに地獄というところに赴いているところの数十億の迷える人々を、
その煉獄の炎のなかから救わねばならないのだ。
今、地獄の扉を開け、彼らの罪を赦(ゆる)し、光の世界に導くは、
幸福の科学の光の戦士たちである。
あなたがたの仕事は、過去・現在・未来という、この地球世紀のなかにおいて、
最大に聖なるものであるのだ。
最大に尊いものでもあるのだ。』

この言葉を我々は魂に刻み、信仰・伝道・植福に、今日もいま一歩、前に踏み出してまいります。

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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。

この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。   その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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TEL:0596-31-1777
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文責:蒲原宏史 

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