(9/2-1)245幸福の科学入門 ⑳真実への目覚め―人類に共通する「悟りへの入り口」とは―世紀末の思想を打破せよ

幸福の科学入門

92 いずれこの世は去るものと考え、日々に執着を薄めてゆけ。 

【大川隆法 箴言集『人格への言葉』より抜粋】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。
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さて、ここからは、幸福の科学の基本書3部作『黄金の法』を通して、エル・カンターレの歴史観を共に学んでまいります。『黄金の法』は、光の菩薩たちが主の悲願である地上仏国土ユートピア建設のためにどのような活躍をなしたのかを記すものです。神の計画を、光の天使・菩薩たちはどのように実行したのか、その一端を学びます。経典をお持ちでない方は、是非この機会に拝受ください。【税抜2000円】

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第二章 大地を駆ける
10 世紀末の思想を打破せよ

こうして、時代は二十世紀の末へと流れてゆくのですが、この二十世紀を鳥瞰(ちょうかん)して、真理の体現者としての思想家を何人か挙げてゆきましょう。まだ最初に、実存主義哲学の流れについて、言及しようと思います。

実存主義は、その思想の淵源(えんげん)を、デンマーク生まれのシェーレン・キルケゴール(一八一三年~一八五五年)に発しております。キルケゴールの思想は、『死に至る病』『あれか・これか』『不安の概念』などの著書に見られるように、生の不安に対する洞察を中心として、そこから発生しているのです。これは、ある意味での無常観であり、仏教思想との共通性を感じ取る方もいるでしょう。

それもそのはずで、キルケゴールの過去世は、インドの大乗仏教の最盛期を画した無着(むじゃく)と世親(せしん)の兄弟のうちの無着(三一〇年頃~三九〇年頃)だからです。

キルケゴールは、人生行路の初段階として、美的段階、理論的段階、宗教的段階を挙げておりますが、このときの彼の思想は、自己完成を目指す小乗仏教的であったと言えます。

この実存主義、すなわち、この世に投げ出された人間存在のあり方をめぐっての現代思想は、二十世紀に入って、一つの哲学の流れをつくってゆくのです。

まず、ドイツのカール・ヤスパース(一八八三年~一九六九年)がおります。『哲学』『現代の精神的状況』『理性の実存』などの主著で知られている人です。その思想の中核は、二点に要約できます。すなわち、第一点は、人間は限界状況に直面して、自己の真実の個別的な主体性を確立するのだということです。そして、第二点は、自己を超えた超越者(包括者)との交わりを持つことによって、一切の現実の制約を越えて、何ものからも人間は自由になれるのだということです。キルケゴールが菩薩、無着の再出であったように、このヤスパースも、過去世は仏教系です。中国に生まれて、インドから経典を持ち帰った義浄(ぎじょう・六三五年~七一三年)という人が、その過去世でした。義浄は、『南海奇帰内法伝』という著書���しており、菩薩界最上段階、すなわち梵天界の住人です。

さらに、実存主義の流れでは、マルチン・ハイデッガー(一八八九年~一九七六年)がおります。二十世紀最大の哲学者だとも言われるハイデッガーは、ローマ末期のキリスト教系哲学者アウグスチヌス(三五四年~四三〇年)の再来です。如来界の方でもあります。ハイデッガーがアウグスチヌスであった事実を追求されたい方は、『存在と時間』という主著の時間論を、アウグスチヌスの時間論と対比させて読むと、そのことがよく分かるはずです。

如来ハイデッガーは、人間の「現存在」を「世界内存在」とし、日常生活の可能性のなかに投げ出されながら(被投性)、未来の可能性に向かって、積極的に自分を投げ企(くわだ)ててゆく(投企する)存在とし、「非投的投企(ひとうてきとうき)という考えを示しましたるしかし、この程度の思想では、結局は、「運命論と自力」の域を出ておらず、如来の思想としては、もっと積極的に神の国、四次元以上の実相世界について説くべきであったと、天上界で、現在、ヘーゲルに批判されているようです。

この後、フランスには、サルトル(一九〇五年~一九八〇年)が出ます。サルトルは、六次元光明界の方です。サルトルの実存主義は、人間を、ものの存在のあり方(即自存在)と区別して、自分をつくり出し、自己を越えてゆく存在(対自存在)としてとらえています。しかし、この程度の悟りでは、真理に目覚めたものにとっては、かなり幼稚だと言えるでしょう。サルトルには、仏の世界創造、人間創造、人間・仏の子の思想をもっと勉強してもらいたいものです。

二十世紀のもうひとつの流れとして、実用主義哲学(プラグマティズム)があります。この哲学では、アメリカのウイリアム・ジェームズ(一八四二年~一九一〇年)が有名です。ジェームズの思想は、主著『プラグマティズム』で知られております。その思想を要約すると、「真理であるから有用であり、有用であるから真理である」ということです。しかし、有用性の哲学は、残念ながら、この世の進化に役立つだけものであり、真理全体の悟りの段階からすると、六次元光明界の悟りであり、六次元の哲学だと言えます。現にジェームズは、現在、六次元光明界の上段階に還っております。

プラグマティズムでは、さらにジョン・デューイ(一八五九年~一九五二年)が出ました。デューイは、「人間は一個の有機体であり、世界は人間のさまざまな思考活動のすべては、環境に適応するための『道具』にほかならない」と主張しております。これは、いわゆる「道具主義です」つまり、デューイは、思考を抽象の領域から現実的、日常レベルにまで引き降ろしたのでした。こうした「実験主義」の背後には、ダーウィン的唯物思考があります。デューイは、光明界下段階の方です。

二十世紀の思想は、実存主義にしてもプラグマティズムにしても、人間を仏の子の座から、盲目で、不安で、実利性のみを追求する存在にまで落としてしまいました。これは、断じて打破しなくてはならないことです。ですから、真理に基づいた本来の哲学に早く立ち戻らねばなりません。そのためにも、私は、真理哲学を打ち立ててゆこうと思っているのです。

【大川隆法『黄金の法』第二章「大地を駆ける」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。皆様の祈りの結集をお願いいたします。

9/28(土)朝10時〜10時45分 三重テレビ7チャンネルで2022年エル・カンターレ祭御法話「地球を包む愛」の放送が決定いたしました。「小さな地方局かも知れませんが、象徴的闘いでした。この勝利はとても大きい」

一般放送に当たっては、メディア支援植福という形で、テレビ放送の経済的支援を伊勢支部にて支えさせていただいています。法人での提供も募集していますので、詳しくは支部までお問い合わせください。主の奇蹟の復活を祈り続ける今、私たちの信仰心をこの植福に結集してまいりましょう。

幸福の科学は、この地上に真のユートピアを建設するために、日夜努力しています。私たちが「正しき心の探求」として「愛・知・反省・発展」の四正道の教えの実践と四正道の全世界への布教に向けて伝道しているのは、「仏国土ユートピア建設」のためです。

さて、ここからは、「幸福の科学」の原点に立ち返り、幸福の科学が全世界に広げようとし
ている教えを共に再確認させていただきます。幸福の科学に入会・三帰されて間もない方や、これから、新しい方を伝道するに当たって、幸福の科学の教えをどのようにお伝えしたらよいのか。ヒントになれば幸いです。以下2011年に発刊されました主の著書である、経典『真実への目覚め』を引用しながら、幸福の科学の教義をお伝えいたします。
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〇真実への目覚め―人類に共通する「悟りへの入り口」とは
・真実への目覚めは「人間が人間であることの条件」

今日の説法はブラジル正心館での二回目の説法です。・・・
私は、「幸福の科学の基本的な考え方を、海外の人々にもよくわかる形で遺したい」という気持ちをもってブラジルに来ました。・・・

ブラジルに来てからの説法について、みなさんに感想を書いていただき、それに私は目を通しましたが、「日本の信者に比べてみて、『真理の勉強が遅れている』ということは特にない」と確信しました。むしろ、非常に鋭い、論理的な考え方をしていることに驚きを感じました。

また、質疑応答では、私が日本で話をしたいと考えていたようなテーマについて、次々と質問が出されたので、ほんとうに驚きを禁じえませんでした。

地球のどちらが表で、どちらが裏かは知りませんが、「人間の考えること、悩むこと、求めることはそう大きくは変わらないものだな」と私は感じたのです。

みなさんの感想を読んで、「私が説いている教えは、日本以外の国の人々にも通じている」ということがよく分かりました。

そうでなければ、私の教えは、人類を救う教えとはならないはずです。

地域によって、いろいろな違いはありましょうが、「人間として、なさねばならないこと」「人間として、求めねばならないこと」は同じであると考えます。

今日、私がみなさんにお話しすることは、ある意味で、「人間が人間であることの条件」です。「人間が人間として生きていくことが許される条件」と言ってもよいでしょう。それを、私は「真実への目覚め」と題しました。

それは、小さな意味では、みなさん一人ひとりの悟りでもあります。そして、大きな目で見れば、人類に共通する「悟りへの入り口」の話しとなるでしょう。

【大川隆法『真実への目覚め』幸福の科学出版 より抜粋】
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続きまして、英文要点読解3『真実への目覚め』の主に日本語訳部分を箴言集風に抜粋いたします
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〇INTRODUCTION
・この聖なる使命を果たすには、忍耐が必要です。しかしこの聖なる試みのための努力こそが、仮の世であるこの世と、あの世の両方において永遠の喜びをもたらすものの本質なのです。本書籍は、人生と世界を統べる普遍の真理、神の真理へあなたを誘うでしょう。

・常勝思考によって、人生の敗北と挫折のなかにも成功の種子を探し出すことができるのです。この思考は単なる楽天主義や光明思想ではありません。現実を拒否することでもないのです。そうではなく、常勝思考とは、あなたが直面する障害や決して乗り越えられないかに見える失敗を、まず全面的に受け入れることなのです。

・Invincible thinking empowers you to find success within life’s defeats 
and setbacks.

・常勝思考によって、苦難や困難も姿を変えた神の愛であると捉えることができ、あなたはより豊かで実りのある人生へと導かれるのです。マスターは、苦難を受け止め、成功へと転じるための方法を説かれるのです。

Invincible thinking enables you to view your problems as God’s love in 
disguise,
pointing you to a richer and more fulfilling life.

・真実への目覚めの時、私たち全てが内なる神聖に気づき、天使として目覚めるときは今です。信仰と勇気を持った人々はこれまでも聖なる召命を受け止め、平和と愛と悟りを地上に実現するため、力を尽くしてきました。本書により、世界各地に伝道の火を灯してきた、力強い精神革命の一端を垣間見ることができるでしょう。

【大川隆法 英文要点読解3『真実への目覚め』introductionより抜粋】
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「真実への目覚め」とは、「人間が人間であることの条件」であり、「人間が人間として生きていくことが許される条件」であることを教えていただきました。
「幸福の科学」の教えは、「仏神から創られた人間の条件とは何かという問いに答える教えであることが分かります。この答えは、日本をはじめとする東洋でも、西洋においても変わりがないことありません。

『地域によって、いろいろな違いはありましょうが、「人間として、なさねばならないこと」「人間として、求めねばならないこと」は同じである』という言葉が印象的でした。

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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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◆「天御祖神 感謝報恩植福」について

・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。

・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。

日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。

・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福として、1 
口 10 万円からお受けいたします。

・本植福に参加された方には、「『天御祖神 
感謝報恩の誓い』奉納書」を拝殿の基壇部分に御奉納させていただき、大きな貢献をされた方につきましては、記念碑建立時に銘板をもうけ、そのお名前を記名し、顕彰させていただきます。

・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)

(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)

・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。 
(『現代の武士道』)

・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
  (「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)

日々のご支援に心より感謝申し上げます。

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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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文責:蒲原宏史 

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