(9/11-2)254幸福の科学入門Ⅱ ㉙真実への目覚め―「四正道」は全世界に共通する教え―愛と知の教え

幸福の科学入門

14 目だけの恋ほど愚かなものはない。

【大川隆法 箴言集『人生への言葉』より抜粋】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。
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さて、ここからは、幸福の科学の基本書3部作『黄金の法』を通して、エル・カンターレの歴史観を共に学んでまいります。『黄金の法』は、光の菩薩たちが主の悲願である地上仏国土ユートピア建設のためにどのような活躍をなしたのかを記すものです。人類の歴史に隠されていた地球神を、光の天使・菩薩たちはどのように実行したのか、その一端を学びます。経典をお持ちでない方は、是非この機会に拝受ください。【税抜2000円】

『エル・カンターレが観た歴史観であるとともに、エル・カンターレが立案したところの、地球的仏法真理の大河の鳥瞰図でもあります』(「『黄金の法』まえがき」より)
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第3章 悠久の山河
9 愛と知の教え

孔孟の儒教と老荘の道教は、以上を見てきても分かるように、中国の二大思想史の流れだと言えます。そして、この二つの大きな流れのようにはなりませんでしたが、春秋・戦国時代には、キラ星のごとく思想家が輩出しました。

まず、大きな光としては、春秋時代の思想家・墨子(紀元前四八〇年頃~同三九〇年頃)がおります。墨子は、孔子と同じ魯の国の人で、姓は墨、名は翟(てき)で、宋に任官して大夫となりましたが、孔子の思想に反対したことで有名です。

墨子の思想には、二つの核があります。一つが兼愛説であり、もうひとつは、非戦論です。墨子の兼愛説とは、ひとことで言えば、無差別の愛だといえます。墨子は、孔子の「仁」が愛の思想であるとしても、「仁」には愛の濃淡がある、すなわち、自らに近いもとそうでない者との間に差別のある愛だと考えたのです。
そして、これは「別愛」であると批判し、兼愛説の優位を説きます。あたかも自分が自分を愛するがごとく、他の者を愛さねばならない。国はお互いに攻め合い、家は奪い合い、人は傷つけ合っている。この原因は、結局のところ、人を愛さないからである。自分のことばかりを考え、自分ばかりを愛して、人や他の国を愛さないから、強者は弱者を押さえつけ、衆は寡(か)から強奪し、富(ふ)は貧(ひん)を踏みつけにし、貴は賤(せん)を圧迫する。すなわち、相手を兼ね愛し、相互に利するやり方に変えるべきである。

これが、すなわち、墨子の愛の基本的な立場です。墨子のこの考えが、イエス・キリストの隣人愛に似ていることにおどろく方が多いでしょう。しかし、それもそのはずです。墨子はイエス・キリストが、ナザレの地で愛を説く前の段階として、その生命体の一部が
八次元如来界レベルで肉体に宿り、中国に生まれたものだからです。もちろん、イエスとは個性が違いますが、生命体としては同じです。

墨子は、この愛の思想のもとに、非戦論を説きました。さらには、勤労を重んじ、不労所得を非難し、ぜいたくや華美をよくないものとしました。つまり、孔子の礼楽も形式主義だとして退けたのです。その思想の根底には、人間・神の子の思想があり、神の本質を愛だとする考えが流れておりました。

墨子には兵法家としての側面や、武器製造の技術者の側面という以外にリアリスティックな面もありましたが、基本的に人間の平等性の上に立っており、しかも、他人や他国もよきものと考えるオプティミスティックなものであったため、為政者の受け入れるところとはなりませんでした。やがて秦の始皇帝時代に「焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)」によって墨家の書物も打撃を受け、さらに漢の武帝の時代に儒教が国教となったため、かつて儒家と激しい対立関係にあった墨家はすっかりすたれてしまったのです。あの悠久の山河を誇る中国に、このような愛の思想があったということは、十分驚嘆に値するでしょう。

こういった墨家の兼愛の思想と対立される教えが、先述した性悪説を説いた荀子であり、また、荀子に学んだ韓非(紀元前二八一年~同二三三年)の思想だと言えます。韓非は、戦国時代末の法家の思想家です。商鞅(しょうおう・紀元前三九七年~同三三八年)の思想の影響を受け、信賞必罰をもって政治の要点と考え、韓王に進言したのですが、容れられず、発奮して、『韓非子』を書きました。その理論の中心は、官僚主義に基づく絶対専制君主制にあったと考えてよいでしょう。より分かりやすく言えば、君主の権力や威力を兄弟にするためには、すべての人民を君主に帰属させねばならないということです。そのためには法が必要で、この法は、人民を統制する力となるが、さらに、この法の運用をする臣下をも取り締まる方法・
・必要であるとされました。

この韓非は、後にイタリアのルネッサンス期に生まれます。すなわち、ニッコロ・マキャベリ(一四六九年~一五二七年)です。このときも、政治思想家として活躍し、『君主論』を書き、独特のマキャベリズムを展開しました。マキャベリは、手段を選ばぬ権謀術数政治の主張者として非難を受けましたが、その考え方は、内憂外患のイタリア政治を、冷静、かつ客観的に考察した産物であり、近代政治学の先駆とも言われております。

マキャベリは、韓非として生まれていた前世において、秦に使者として赴き、李斯(りし・紀元前二八二年~同二〇八年)にねたまれ毒殺された、潜在意識化の記憶もあります。また、イタリアの時代にも、フィレンツェ共和政府の要職にあったのに、メジチ家の復帰で失脚した経験もあり、やや人間不信のきらいがあったようです。マキャベリは、現在、六次元光明界で政治の研究をしています。

【大川隆法『黄金の法』第3章「悠久の山河」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。皆様の祈りの結集をお願いいたします。

9/28(土)朝10時〜10時45分 三重テレビ7チャンネルで2022年エル・カンターレ祭御法話「地球を包む愛」の放送が決定いたしました。「小さな地方局かも知れませんが、象徴的闘いでした。この勝利はとても大きい」

一般放送に当たっては、メディア支援植福という形で、テレビ放送の経済的支援を伊勢支部にて支えさせていただいています。法人での提供も募集していますので、詳しくは支部までお問い合わせください。主の奇蹟の復活を祈り続ける今、私たちの信仰心をこの植福に結集してまいりましょう。

幸福の科学は、この地上に真のユートピアを建設するために、日夜努力しています。私たちが「正しき心の探求」として「愛・知・反省・発展」の四正道の教えの実践と四正道の全世界への布教に向けて伝道しているのは、「仏国土ユートピア建設」のためです。

さて、ここからは、「幸福の科学」の原点に立ち返り、幸福の科学が全世界に広げようとし
ている教えを共に再確認させていただきます。幸福の科学に入会・三帰されて間もない方や、これから、新しい方を伝道するに当たって、幸福の科学の教えをどのようにお伝えしたらよいのか。ヒントになれば幸いです。以下2011年に発刊されました主の著書である、経典『真実への目覚め』を引用しながら、幸福の科学の教義をお伝えいたします。

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〇発展の原理―「四正道」は全世界に共通する教え

「愛」「知」「反省」「発展」という四つの教えを守って生きている限り、みなさんは必ず天上界に還ることができます。それは、何らかの他力によって救われるということではなく、
自分自身で天上界に還ることができるようになるのです。

この「四正道」を常に心に抱いて、毎日を生きていただきたいと思います。

そのなかにあって、「やがて、本来の世界が自分を迎え入れるのだ」ということを常に考え、神の目、仏の目を忘れることなく生きることが大事なのです。

人間は、このようにして、自分自身を変え、自分自身をつくり、自分自身の未来を夢のあるものに変えていくことができるからこそ、神の子であり、仏の子であるといわれるのです。これを、「神性」や「仏性」という言葉で称します。

したがって、私は、「みなさんのなかに、現在、もし悪なるものや心の曇りがあったとしても、本当は、みなさんのなかには、神の子、仏の子としての自覚があるのだから、それが目覚めたときには、自分で自分自身を救う力が出るのだ」ということを教えしたいのです。そして、「その自覚を促すことが私の仕事でもあるのだ」と述べたいと思います。

悪霊に憑依されている人が、こうした悟りを開くことによって、その悪霊が取れ、病気が治ることもあります。私が、その病気を直しているわけでも悪霊を取っているわけでもありません。みなさん自身が、自分の心を照らすことによって、悪なるものを自分から追い出すことができるのです。

みなさん一人ひとりが「自分を救う力」を持っています。これを強く信じていただきたいと思います。

今日は、幸福の科学的な教えとして、「正しき心探求」と、その具体的な方法としての「四正道」、すなわち、「愛」「知」「反省」「発展」の四つの原理についての話をしました。

最小限の教えを手に入れようとするならば、ここに集約して教えを求めてください。この教えを他の人に伝えてくだされば、最低限、幸福の科学の言おうとしていることは伝わります。その意味で、これは非常に基本的で大事な教えであり、全世界に共通する教えであると思っています。

【大川隆法『真実への目覚め』第二章 より抜粋】
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続きまして、英文要点読解3『真実への目覚め』の主に日本語訳部分を抜粋いたします。本日からは、ブラジル海外御巡錫での信者さんとの質疑応答をご紹介します。
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〇Chapter6-Q&A with Master Okawa
―質問②―2つの使命を感じている青年
現在、私は28歳です。真理の書籍を読み、「人生の終わりには、道は一つしか残らない。最後には、自分が最も望む一つの使命しか残らない」と解釈しているのですが、私の場合には使命が2つあるように感じるのです。2つの使命を持つことは可能でしょうか。

・年をとるにつれて、あなたの本当の使命や能力、才能は明確になってきます。だいたい40代ぐらいで一つに絞らなければいけません。「50歳になる前ぐらいには、自分の進むべき道が一本になっていなければならないのではないか」と思います。しだいに、自分の本来の使命というか、一つの才能が強く出てくるはずです。そして、道が一本になっていくわけです。最終的には、40代までに自分の道が固まれば、だいたいそれでよいのではないかと思います。

・もちろん、今は、かなり平均寿命が延びたので、70歳や80歳で、第2、第3の人生を歩む人もいます。そのように、今は例外が数多く出てきている時代ではあるので、「1つのことしか、してはいけない」という限定は、基本的にはありません。いくつかのことに手を出しても結構です。そういう人もいるでしょう。

・ただ、「人間の能力は数多くあるように見えても、最終的には、一つのことしか一流のレベルまでは行かない」ということだけは知っておいてください。2つ、3つ、4つと手を出すことはできますが、一流のレベルまで行けるのは1つだけであり、あとのものは、二流、三流、四流のレベルになることが多いのです。ですから、もしある分野で一流まで行きたければ、一つに絞らなければなりません。このことを覚えておいてください。

However, you must know that although people seem to have many abilities 
or skills, in the end, they will not reach the top ranks unless they 
concentrate on improving just one skill.

・今、流行っている小説を見ると、地獄文学が非常に多いのです。今の小説においては、地獄的なものが描かれていないと面白くないのでしょう。しかし、私にはそういう面白い地獄文学は書けないので、残念ながら、本は書けても小説家としては一流になれないだろうと思っています。やはり、「宗教に的を絞ったほうが世の中のためになるだろう」と考えているのです。

・一般論としては、「最終的には、一つの才能のところに生き筋を見つけるべきだと思いますが、若いうちは、まだまだ権利があります。試行錯誤しながら、いろいろなものにチャレンジしていき、「自分とは何なのか」ということを探求して、自分自身を知る権利があると思うのです。そうすることによって、隠された才能が出てくることもあるでしょう。

【※その後、主におかれましては、小説「地獄和尚」など、さまざまな教えを小説のかたちで出されています。】

【大川隆法 英文要点読解3『真実への目覚め』Chapter6-Q&A with Master Okawa より抜粋】
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天国に入る条件の第一は、「正しい信仰を持っている」ということでした。
そして、「幸福の原理」の第一は「愛の原理」でした。それは、人に愛を与える道ということでした。第二は「知の原理」では、霊的な人生観を持つ道を教えていただきました。第三は自分で自分を救うことができるという心の浄化として、「反省の原理」でした。そして「幸福の原理」第四の原理は、隣人を救い助け、利他に生きることで、地上をユートピア世界に変えていく「発展の原理」でした。

「愛」と「知」と「反省」と「発展」の「四正道」が幸福の科学の教えの中核です。

本日の教えでは、『「愛」「知」「反省」「発展」という四つの教えを守って生きている限り、みなさんは必ず天上界に還ることができます。それは、何らかの他力によって救われるということではなく、自分自身で天上界に還ることができるようになるのです。この「四正道」を常に心に抱いて、毎日を生きていただきたいと思います』

と教えていただいており、四正道の実践こそが仏神から人に与えられた救世の慈悲であることが分かりました。

また、
『人間は、このようにして、自分自身を変え、自分自身をつくり、自分自身の未来を夢のあるものに変えていくことができるからこそ、神の子であり、仏の子であるといわれるのです。これを、「神性」や「仏性」という言葉で称します』
この言葉が大変印象的でした。私たち一人ひとりには、神様仏様と同じ性質である「仏性」を心に宿されていて、本来尊い存在であることを教えていただきました。

そして、私たちが「仏性」を宿しているがゆえに、人は神の子、仏の子であることが言えます。これを根拠に私たちは、外見上は別々の存在に見えていても、本来は仏性を通して私たちは一体であるといえます。そして仏性を通して私たちは神仏とつながることができるので、「自分自身を救う力」を各人が持っています。これを強く信じることがとても大切であることも学びました。幸福の科学にとってはこれが基本的な考え方となりますので、伝道するときに、くり返し伝えていきたいと思います。

また、質疑応答の引用では、人生の使命の自覚は、50歳をめどに一つに絞るのを基本として、寿命が長い場合は、いくつかの使命もありうるということを教えていただきました。たくさんの使命を追っていても、それをすべて一流のレベルにまで行くにはとてもむずかしく、やはり最終的には一つの使命に絞るべきということでした。それぞれの年齢に合わせて人生の戦略があることを学びました。自らの使命を探し求める中で隠された才能、眠っている才能を掘り出し、仏の御手足となる働きを共になしてまいりましょう。

自らの使命を発見し、成就するために、つまり、主を愛し、私たちの隣人を救い助けるためには、主のみ教えを私たちがまず学び、その力で多くの人を救い助けなければなりません。

主のみ教えを私たちがまず学び、その力で多くの人を救い助けなければなりません。主なる神を愛すること、そして、私たちの隣人を愛することがとても大切です。

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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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◆「天御祖神 感謝報恩植福」について

・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。

・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。

日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。

・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福として、1 
口 10 万円からお受けいたします。

・本植福に参加された方には、「『天御祖神 
感謝報恩の誓い』奉納書」を拝殿の基壇部分に御奉納させていただき、大きな貢献をされた方につきましては、記念碑建立時に銘板をもうけ、そのお名前を記名し、顕彰させていただきます。

・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)

(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)

・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。 
(『現代の武士道』)

・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
 (「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)

日々のご支援に心より感謝申し上げます。

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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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文責:蒲原宏史 

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