日本語だけでも読んで主についていきたい皆様

こんにちは
いよいよ映画「ドラゴン・ハート」が公開されましたね。
皆様も、ご自分の鑑賞を深めたり、友人・知人をお連れしたりして、何度も劇場に足を運んでいらっしゃることと思います。
実は、大川隆法総裁先生が若き日にご覧になり、重要な感想を述べられているアメリカ映画「風と共に去りぬ」も今週の30日(金)から、全国の劇場(66か所)で上映されます。
しかも、この映画は『黒帯英語』にも出てきますので、今回、取り上げてみたいと思います。
1939年に公開され、今もハリウッドの歴史を代表する名作とされる本作は、南北戦争前後のジョージア州アトランタを舞台に、上流階級の娘、スカーレット・オハラがたどる波乱万丈の人生を壮大なスケールで描いたスペクタクル・ロマン。
ヴィヴィアン・リー演じる美しく情熱的なヒロインは、今も時代を超えて魅力的。アカデミー作品賞ほか全10部門に輝いたアメリカ映画史に名だたるテクニカラー超大作です。
総裁先生は、京都で大学受験の予備校に通っていらした時期に、街の映画館でこれを鑑賞された思い出を、何度か語られています。
たとえば『小説 永遠の京都』には、主人公の鏡川竜二がこれを観た感想が、こう綴られています。

「映画は圧巻で、様々な賞を獲るだけの、アメリカ映画のスケール感があった。
南北戦争で焼け野原になった故郷『タラ』の地で、スカーレット・オハラがもう一度、南部の復興を目ざして立ち上がろうとするところなど、後年の女性解放運動を思わせて、感動させるところがあった。
しかし、竜二には疑問もあった。この南北戦争論では、鬼のような北軍が、黒人奴隷を使って、優雅な貴族的暮らしをしていた南部の財産を根こそぎ灰にしたかのようだった。
その北軍の最高軍事司令官はリンカンである。リンカンはアメリカ合衆国の分断を避け、黒人を奴隷として、財産権を主張する南軍を、心を鬼にして敗ったのではなかったか。
暗殺されてなお、彼が神の如くまつられているのは、彼に神の心が流れ込んでいたからではなかったのか。
竜二は、政治の世界における正義とは何か、神の正義とは何かを考え始めていた。」
そもそも総裁先生は、黒帯英語シリーズの出発点である、『黒帯英語への道①』のまえがきで、シリーズの編集方針の一つとして、「英語で映画がわかるようになること」を挙げられています。そして、続く『黒帯英語への道②』では、次の二つの項目でこの映画を取り上げていらっしゃいます。


#876 A Civilization gone with the wind
(一つの文明が)風と共に去りぬ。
※(映画の)解説序文。『映画』の題は“Gone with the wind”「風と共に去りぬ」。
A Civilizationは南部アメリカの奴隷を使った優雅な暮らしのこと。(the)windは南北戦争のこと。
#929 Tomorrow’s another day. 明日がある。
※小説「Gone with the Wind」の最後に引用されている諺。
ですので、「英語で映画がわかるようになる」ための第一歩としても、また、高校を卒業したばかりの青年に、ハリウッドの圧倒的大作を「神の正義」の視点から批判する鑑賞眼があったことの凄さを実感するためにも、この映画を観ておくことは意味があると思います。
総裁先生が京都でこれをご覧になった1975年から50年目の今、この映画が、劇場の大スクリーンで上映されているのも、偶然ではないかもしれません。
主よ、尊い英語教材である黒帯英語シリーズをお与えくださり、まことにありがとうございます。

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