(5/28-1)148『釈迦の八正道』 ⑪正定―正信から正念までの点検作業―南の頓悟禅、北の漸悟禅

『釈迦の八正道』

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

72 「オタク」と「プロ」との違いは、世間の「信頼感」である。
76 民主主義は厳しい制度だ。現状維持即脱落だ。

【大川隆法 箴言集『人生への言葉』より抜粋】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

五月研修がただいま支部で開催されています。
オーダーも開催も致しますので、ご希望の方は支部までお問い合わせください。

5/29(水)に秋田田沢湖正心館の弓削館長が来館「地獄の法」公演研修―来世幸福編をしていただきます。館長研修を受けることできる機会は滅多にございませんので、この機会に研修にご参加ください。絶対おすすめです。開催概要は以下のとおりです。

<開催概要>
開催日:5月29日(水)
場所:伊勢支部礼拝室
研修:『地獄の法』公案研修-来世幸福編- 研修(3000円目安の植福)
講師:東北・田沢湖正心館 弓削和人館長
《プログラム》
11:00 館長と懇親会 ”テーマ「妖怪性の払拭・本物の信仰を深めるためには」”
13:00   『地獄の法』公案研修-来世幸福編-  (13時の「復活の祈り」含む)
16:00  「茶話会」「面談」等

7月7日は主の御生誕日です。7月7日13時より、別格本山・聖地エル・カンターレ生誕館より中継します。当日の本会場の別格本山・聖地エル・カンターレ生誕館に全国・海外支部の代表者が参集し、全国・海外の中継会場を結んで、主への御生誕への感謝と「復活の祈り」を捧げる最大の式典とさせていただきます。7/7(日)~7/15(月・祝)まで、「御生誕祭」を開催致します。

7/14(日)は、御生誕祭期間の後半における信仰心の結集の機会として、「『地球を包む愛』セミナー」を開催し、全国・海外の主要な精舎・支部にて、導師団を結成し、一同にて御生誕祭版「復活の祈り」を捧げると共に、「主の願われる夢の実現」に向けて救世運動を前進させ、全世界にエル・カンターレ信仰を打ち立てる誓いを捧げてまいります。

御生誕祭に合わせて発刊予定の『地球を包む愛』ならびに、楽曲CD「天御祖神の夢/天御祖神の降臨―Renewal 
ver.」を通して、すべての人の心を救済されようとしている主の大いなる愛を学び取り、エル・カンターレ信仰を深めると共に、天御祖神様の御名を全国・全世界に伝える決意を固めます。

この聖なる日に向けて、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

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さて、ここからは、仏教精神に立ち返るべく、教典『大悟の法』から第三章の「仕事能力と悟り」を共に振り返ってまいります。主におかれましては、法シリーズ七巻目の本書において「仏教の根本命題である「上求菩提・下化衆生」の一念を、この書に託した渾身の一冊として仏弟子に開示いただいています。神秘性と合理性、仏陀とヘルメスの併せ持つ力を日々の救世活動に生かし、「上求菩提・下化衆生」の両輪で、主の御手足としての使命を果たすために、しっかりと学んでまいります。経典をお持ちでない方は、支部や精舎、全国の書店でお求めください。仏弟子必携の一書です。【税抜き2000円】
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■仕事能力と悟り
○南の頓悟禅、北の漸悟禅

そのあと、弘忍の寺では、先生が全然、説法に出てこないので、弟子たちは、「おかしい。何かあったのではないか」と思い、弘忍の所へ行きます。すると、弘忍は、「わしは、もう引退した」と言うのです。弟子たちが、「引退したとは、どういうことですか」と訊くと、弘忍は、「衣鉢(えはつ)は、もう慧能に譲った」と言うわけです。

それで、「これは大変だ。あの米つき男が衣鉢を持って逃げた。神秀は跡を継ぐべきものを、米つき男に衣鉢を譲ってしまったとは、先生はぼけたのに違いない。これは許せない」ということで、弟子たちは慧能の跡を追いました。弟子のなかに、かつて将軍をしていた慧明という人がいて、衣鉢を取り戻しに行ったのです。ところが、逆に折伏されてしまい、取り戻せませんでした。

しかし、慧能は師の弘忍から、「南へ行って、二十年ぐらい、山の中に潜んでおれ」と言われていたので、しばらくは世に出られませんでした。これについては諸説あって、「十五年ぐらい潜んでいた」という説もあります。(四から言われたのも、実際に潜んでいたのも、三年説、五年説あり)。逃げたときが二十四歳ぐらいなので、四十歳ぐらいの年齢になって、やっと出てきたわけです。そして、以後、南宗禅が始まるのです。

一方、神秀のほうも、その後、北宗禅として非常に栄え、則天武后(そくてんぶこう)など三帝の尊敬を受け、「大通禅師」という諡号(しごう)まで賜りました。ただ、普寂(ふじゃく)、義福(ぎふく)という大物を出したものの、後がそれほど続きませんでした。

そのようにして、「南頓北漸(なんとんほくぜん)」「南の頓悟禅、北の漸悟禅」というかたちになったわけですが、その後、南のほうが強くなり、頓悟禅が中国禅の主流になりました。そのため、日本に伝わってきたのは、みな頓悟禅のほうなのです。

【※頓(とん)=時を移さずその場で。立ちどころに。とみに。臨機に。「頓智(とんち)・頓才・頓死」特に仏教で、修行の階梯(かいてい)を経ずただちに悟りを開くことに言う。

漸(ぜん)=だんだんに進むこと。度合がしだいに加わって進むこと。特に仏教で、程度の低い教えから程度の高い教えへと漸次に導いていくもの。】

【大川隆法『大悟の法』第三章「仕事能力と悟り」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。皆様の祈りの結集をお願いいたします。

さて、ここからは、私たち仏弟子の生命ともいえる、「仏説・正心法語」について共に考える機会を得たいと考えています。本日は、『仏説・正心法語』第五の経文である『解脱の言葉「仏説・八正道」』の前に、「お釈迦様の八正道」を共に学んでまいります。復刻版で経典『真説・八正道』が再販されていますか、これは、主が現代の時代に合わせて再整理されたものです。その意味では八正道の現代応用ともいえる尊い経典なのですが、これを学ぶ前段階として仏教オリジナルの八正道を共に学んでまいりたいと考えています。

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正念―正定―正信から正念までの点検作業
八番目に「正定」―正しく定に入るということがあります。
正定とは、もともとは座禅そのものを指します。確かに、日常生活のなかで、電話をかけたり、人と話したり、事務仕事をしていたりすると、この三次元世界から心を遊離させていくことが非常に難しいのです。

その意味で、部屋の中でも別なところでも結構ですが、外部から邪魔されない環境において、自分の独りの静かな時間をとって、澄みきった湖水を通して湖底の貝殻や小石を眺めるように、自分自身を静かに眺めていく必要があります。座禅のポーズそのものに、それほどこだわる必要はありませんが、静かな瞑想的な時間をとって、正信・正見・正思・正語・正業・正命・・・と点検していきます。この点検作業そのものが、実は正定になっていくのです。

これをずっと行っていくことにより、だんだん禅定が深くなってきて、心が三次元から遊離してくるようになります。そうすると、心の中のモヤモヤ、イライラといったものから離れることができるようになります。また、悪霊波動からも離れることが可能になってきます。心が非常に落ち着いて、精妙な気分になってきます。

そのときに、身体が温かくなって、何ともいえない幸福感が満ちてきます。この幸福感は、この世的な幸福感とは取り替えることができないものです。このしみじみとした悟りの幸福感、悦び、魂の自由さ―これは、この世的に値打ちがあるといわれる他の何物にも替えがたいものなのです。

この正定の体験をすることによって、人は実在世界との交流をすることが可能になり、本来の自己のあり方というものを知るようになっていきます。

かくして、正見から正定までがつながってくるわけです。

もともと八正道は、正しい宗教的信条に基づく見解を持って、「ものごとを見る」「考える」「語る」「行為をなす」「生活をする」「精進(努力)をする」「精神の統一をなす」「静かに瞑想状態に入る」ということをしていきます。・・・

「解脱」とは、この世的なる束縛、軛(くびき)から離れることです。それによって解脱します。解脱によって得られる境地が、「涅槃」の境地です。解脱による涅槃の境地は、自由自在の境地、生きながらにして実在界に遊ぶ境地です。

すなわち、この世は間違いが非常に多いですから、間違った価値観・行為観・道徳観によって、人々は動いています。八正道とは、これを正して、実在界の心が我が心とした自分を取り戻す修法なのです。

ですから、正見から正定までの論理プロセスをたどっていくなかで、自分自身の心の垢を落としていき、本来の自己を確認し、人生観を深めていくことによって、八正道の最終目標である。十正道の最後の「正解脱」―正しい解脱に到ることができるということです。

【大川隆法『仏陀の証明』幸福の科学出版 より抜粋】
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それでは、続いて、別の経典『釈迦の本心』から八正道の「正定」についての主の解説をご覧いただきます。

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〇正定
最後に、「ただしく定に入る」ということを簡単に説明しておきましょう。

結局、これは宗教の根本にかかわるものなのです。すなわち、「どのようにして精神統一をするか。いかにして、異次元世界にある高級諸霊や、その奥にある仏の心を感じ取るか。いかにして、仏の心と自分の心とを同通させるか」ということに関係しているのです。

「正定」の部分を通過しなくては、ほんとうの意味で「精神的に目覚めた」とは言えません。また、本当の意味で「世界を実感した」とも言いかねるのです。

人間は、自分の過去世や未来世をしることはなかなかできません。しかし、正しく定に入ることによって、高級霊たちの感応を得て、みずからの心の偉大さに気づいたときには、一つの大いなる体験をするようになります。

結局、正定の最終目的は、真実の智慧の獲得と、智慧の力による、この世的な束縛からの解脱にあります。

正定のもう一つの目的は、自己の内部を掘り下げていくことです。自己をどこまでも深く掘り下げていくことによって、内なる守護・指導霊たちと交流できるような境地に達するのです。

知識というものは、霊的な裏打ち、仏法真理の裏打ちが無ければ、本当のものとは言えません。それゆえ、さまざまなことを知的に学んできた人であっても、正定をともなわなければ、人格が完成することはありません。また、霊的に偉大に人間となることもありえないのです。

一方、必ずしも宗教に没頭した人でなくても、偉人といわれる人は、みずからの心を見つめるための時間を、どこかでとっていたことが多いのです。ある人は散歩、ある人は思索というように、なんらかのかたちで正定に入っています。それは、大宇宙の遍満するエネルギーと交流していたということなのです。

正定に至って初めて、人間の可能性は無限となるのです。生きている人間の知力には限界がありますが、正定に至るとその限界は突破され、全宇宙の叡智を自分のものとすることができるようになっていきます。

それゆえ、正定に基づく反省の観点は、結局、「宇宙的自己、宇宙の一員としての自己、仏の創られた世界の一部としての自己を、どれほど確認しえたか」というものとなるのです。正定まで至って初めて、みなさんの修業も完成に至ると言えます。

「正見」「正思」「正語」「正業」「正命」「正念」「正定」のすべてが完成されたときには、すくなくとも阿羅漢の境地に達することができます。そして、次なる行動の段階において、菩薩へと進化していくことが可能となるです。

そうした修行方法として、また、希望の原理、進化の原則として、八正道があるということをしていただきたいと思います。

【大川隆法『釈迦の本心』第2章「八正道の発見」より抜粋】
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正定とはもともと、禅定のことであり、

『結局、これは宗教の根本にかかわるものなのです。すなわち、「どのようにして精神統一をするか。いかにして、異次元世界にある高級諸霊や、その奥にある仏の心を感じ取るか。いかにして、仏の心と自分の心とを同通させるか」ということに関係しているのです』

と教えていただき、禅定における正定の要諦を学びました。これは、知識ではなく、日々の実修にて身につくものです。反省・瞑想・祈りの正定にかかわるものはすべて修慧です。

禅定は、心静かに「正信」から「正念」までを振り返ることが基本であることを教えていただきました。そして、正しく禅定に入り「八正道」の修法を繰り返し実践した上に現れるのが、魂を束縛する地上世界の軛を断ち切り、本来の姿に調和され、心が平和となり、自由自在となることでした。そこには一切の苦しみがなく、安らぎだけの境地になります。これが仏教で有名な「涅槃」の境地であり、「解脱」した結果現れる心の姿であることを学びました。

このような体験を私はしたことがありませんが、皆様とともに八正道の実践を習慣にできるようにともに頑張りたいと思います。八正道は、中道の道です。中道の道からあらゆる善きもの、正しいものが生まれます。それが仏の御心そのものだからです。「正しき心の探究」心の探求を通して、ともに「四諦・八正道」の道を歩んでまいりましょう。人生の問題集を解く鍵が必ずあります。

禅定の基本は、経典『沈黙の仏陀』にて、「五停心観」が説かれていますので、ぜひお手に取ってごらんください。詳しく学びたい方は精舎限定経典『「五停心観」講義』に詳しい解説がございますので、ぜひご拝受ください。

禅定の応用編として、主より「四禅定」をいただいていますが、経典『大川隆法 
東京ドーム講演集』の第三章に収められています。ぜひ経典をお求めください。そして、
ありがたいことに、この奇跡の御法話を頂けるようになりました。これは人類の宝であると断言できます。
また2022年御生誕祭記念CD・DVDとして『イニシエーション秘義伝授』を賜りました。
本気で、悟りを得たいと考える方は全国の精舎からご拝受ください。

幸福の科学で教える「人生の問題集」の解き方の基本は、「四諦・八正道」の一言に尽きます。人生の諸問題を解決するプロセスには4つあります。それが「苦・集・滅・道」の四聖諦です。そこで示された解脱(滅諦)への道、つまり悟りへの道とは「八正道」による中道の道です。「八正道」は主からいただく光―法力にバランスを与えてくれます。八正道こそが仏教の奥義にあたる修法です。修慧は、知識(聞慧)や、考えを深める(思慧)を習慣化すること(修慧)によって得られる法力です。繰り返し習慣化できるまで共に粘り強く頑張りましょう。

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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。
この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。   その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

【神戸正心館建立祈念―エル・カンターレ像開眼祈念植福―植福のご案内】
「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」は、一口十万円目安から承ります。また、本植福の貢献者の皆様方は、神戸正心館建立時に芳名板を設けて、そのご貢献を顕彰させて頂きます。

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。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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TEL:0596-31-1777
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FAX:0596-31-1778
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文責:蒲原宏史 

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