(4/19-1)109『菩提心の言葉「修行の誓い」』を読む ⑩仏弟子に必要な7つの誓願【三帰誓願と四弘誓願】

『菩提心の言葉「修行の誓い」』を読む

88 子育ては、目玉焼きにも似て、焦がし過ぎても、生過ぎてもいけない。

89 後継者養成は一番難しい。何人か用意することも、間引くことも重要だ。

【箴言集『仕事への言葉』より】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

421日は主の伊勢支部御巡錫記念日です。2013421日大川隆法総裁先生が伊勢支部に御巡錫されて御法話『信仰心と国を愛する心について』を賜りました。この御法話は経典『日本建国の原点―この国に誇りと自信を』の第一章に所収されています。経典をお持ちでない方は支部や精舎、書店にてぜひとも拝受ください。【1800円(税抜)】

この聖なる日に向けて、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

本日からは、御法話『信仰心と国を愛する心について』でいただきました質疑応答を振り返ります。そののち、『仏説・正心法語』をともに読んでまいります。

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【質疑応答】神道に従事する人々へのメッセージ(前回の続き)

古代の日本では宇宙との交流があった?

なお、奈良時代以前の古代に関しては、埴派(はにわ)と古墳以外は何もないと思っている人も多いかもしれませんが、「実際は、高度な文化があった」ということを、いずれ何らかのかたちで証明できるのではないかと思っています。古代には、そうとう優れた神々が来ているのです。

例えば、天照大神に関する話のなかでも、「天磐船(あめのいわふね)が降りてきた」という、実に興味深い記述が文書に出てきます。これは、「UFO」と見てもいいような不思議な書き方で、当会のように、「宇宙人リーディング」をしていると非常に興味をそそられますが、「かつての日本では、宇宙との交流をしていた時期もあったのではないか」と思われる面があるわけです。そうした「ミステリー」を考えると、いろいろと出てきそうで、実に面白いところがあると思います。

少なくとも、いま、常識として固まった考えを引っ繰り返していかなければ、未知の部分を次々と開拓していくことはできません。私は、未知なるものや疑いを持たれているものを、一つひとつ蓋(ふた)を開けて調べていくことこそ、「科学」だと思っています。つまり、「幸福の科学」の名前に偽りがあるわけではなくて、本当に「科学」であると思っているのです。

やはり、「霊界を見たことがないから信じないし、調べもしないし、嘘だと思う」というのは、科学的態度ではないでしょう。「未知なるものは、しっかりと調べる。神が本当に存在するかどうかを調べていく」ということも「科学」であり、決して恥じることはありません。

【大川隆法『日本建国の原点―この国に誇りと自信を』第四章「質疑応答」より抜粋】

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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。皆様の祈りの結集をお願いいたします。

さて、

このメールマガジンでは、日々の活動で「仏説・正心法語」からどのように活動のエネルギーを引き出していくかという視点で、お届けしたいと考えています。この経文に関する主の御解説は経典『信仰論』に説かれています。また、信仰についてさらに重要な経典が『本物の信仰』です。これらは「法力」という名の悟りと救済力と得るために必要な経典です。お持ちでない方は、絶対にいただいてください。お勧めしています。

さて、ここからは、私たち仏弟子の生命ともいえる、「仏説・正心法語」について共に考える機会を得たいと考えています。本日は、『仏説・正心法語』第二の経文である『菩提心の言葉「修行の誓い」』についてです。

『正心法語』を読んだあとに、私たちが読む経文がこの「菩提心の言葉『修行の誓い』」です。私たちは、この経文を毎日読むことによって、三宝帰依の精神を日々新たにして、信仰の原点に立ち返ることができます。

私は、個人的に「菩提心の言葉『修行の誓い』」は「第二の降魔経でもある」と認識して毎日何回も読んでいます。悪魔や悪霊、不成仏霊にとって一番苦手なのが三宝帰依や仏への信仰心、そして仏への精進の誓いだからです。また、いろいろなお祈りを毎日捧げている中で、仏から霊指導を頂くうえで最も大切なことは、「信仰心」である点においても、「菩提心の言葉『修行の誓い』」は個人的にもよく読誦する経文です。

それでは、『菩提心の言葉「修行の誓い」』の全文をご紹介したのち、解説を加えます。

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「三宝というのは、三つの宝と書いてあります。三つの宝とは何であるか。「仏宝」「法宝」「僧宝」―この三つが三宝である、と言われています。なぜ宝であるかというと、これは世を照らす光だからです。世の人々を救う光、そういう尊いものであるという意味において、これが三宝と言われているのです。

参考経典【大川隆法 『三法帰依とは何か』】

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菩提心の言葉『修行の誓い』

仏弟子 ここに 集えるは

三宝帰依を 誓うため

三宝 すなわち 仏・法・僧

仏とは 仏 仏陀なり

法とは 仏の 教えなり

僧とは 仏の 御弟子なり

仏陀ありてこそ 法はあり

法ありてこそ 僧団(さんが)あり

僧団(さんが)は 理想の 担い手なり

仏国土への 導きなり

仏弟子 ここに 誓えるは

三宝を 篤く 敬いて

帰依の心を 示すため

仏・法・僧は 光なり

心を 照らす 鏡なり

帰依は 仏を 頼りとし

法の 力を 信ずるなり

僧団(さんが)の 規律を 守るなり

われら 仏陀の 教団は

三宝帰依を 最初とし

三宝帰依を 守り抜き

永遠なる 誓いと するものなり

ああ

生命は 永遠なり

仏陀と ともに 永遠なり

仏陀と ともに 下生して

久遠の 法を 伝えるなり

地上を 去りても 永遠に

仏陀の 法を 学ぶなり

師弟の 契りは 永遠に

来来世まで 続くなり

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大宇宙を念いによって創造された根本仏である大川隆法総裁先生は私たち仏弟子に『真理の言葉 正心法語』によって、「光りとは何か」を教え、

『菩提心の言葉 修行の誓い』によって、「信仰心と修行の始まりである三宝」を私たちに授けてくださいました。

思い返せば、私たちが仏・法・僧の三宝に三帰誓願をした時、

一番はじめに、エル・カンターレ像の前で読誦した経文が『菩提心の言葉 修行の誓い』であったかとおもいます。

この尊い経文を、じっくり読誦してみると、

「仏帰依」「法帰依」「僧帰依」の三帰誓願を誓うとともに、

仏弟子にとって、大切な誓願である「四弘誓願(しぐせいがん)」を誓う内容になっているのではないかと、私個人は考えました。

四弘誓願とは、修行中の菩薩や仏(如来)が、必ず達成したいと願って起こす大きな誓いのことです。救済の助力者として、仏の御教えを広げる伝道師としての誓いでもありまする。詳しくは、経典『沈黙の仏陀』第二章を参集ください。菩薩の修業論がまとめてありますので、修行者必携の一緒です。四弘誓願の内容を簡単にまとめると以下の通りになります。

(一)衆生無辺誓願度(しゅじょうむへんせいがんど)

四弘誓願の第一は、「数限りない人を救っていきたい、数限りない人びとを悟りの彼岸に渡そう」と誓うことです。すべての人を救うということですから、非常に大きな「愛」の心と言えます。

今、世界的な疫病、戦争、経済危機、天変地異などが続き、今後さらに厳しい時代が予想されます。経典『地獄の法』では、地獄界の増大と、地上の人たちの心の悪が蔓延しているため、「一人ひとりの心を救う」という使命を、各人が果たしてほしいと説かれています。「衆生無辺誓願度」という言葉を心に刻み、全ての人を救っていく決意を固めましょう。

(二)煩悩無尽誓願断(ぼんのうむじんせいがんだん)

四弘誓願の第二は、「煩悩は尽きることがないけれども、これを断じよう」「一切の煩悩を断とう」と誓うことです。

煩悩とは、心の迷い、迷妄、心の曇りなどの悪しき精神作用の総称のことであり、具体的には、「貪・瞋・癡」という「心の三毒」や、さらに、「慢・疑・悪見」を加えた「六大煩悩」があります。子の悪しき煩悩を断つ方法が「反省」です。具体的には「八正道」をお勧めてしています。経典では『真説・八正道』がございますので、ぜひ拝受ください。

(三)法門無量誓願学(ほうもくむりょうせいがんがく)

四弘誓願の第三は、「仏の教え(仏法真理)のすべてを学びとろう」と誓うことです。ともすると、「幸福の科学の教えは、たくさんあって学びきれない」と思う方もおられるかもしれませんが、主が説かれる教えは、全ての人を救わんとする「仏の慈悲」であり、「宝の山」です。たとえば経典『永遠の仏陀』では、「大宇宙の秘密」や「人間の秘密」を教えられ、「地上を離れた世界(霊的世界)がある」と確信した時の悦びは、「王侯貴族の位とも代えがたいものだ」「それは、人間として生まれて味わえる、最大の悦びであるのだ」「この事実は、何度繰り返しても、十分すぎることはない」と説かれています。

また、『地獄の法』では、地上での修行は霊界での修行の十倍に値すると教えていただいたように、目隠しをして手さぐりで生きるような地上生活のなかで、仏法真理に出会い、学べることは「最大の奇跡」でもあります。

(四)仏道無上誓願成(ぶつどうむじょうせいがんじょう)

四弘誓願の第四は、「仏道は無上なれども、成し遂げる」「この上ない悟りに到ろう」と誓うことです。この誓は、今世限りの誓いではなく、「何転生も持ち続けるべき誓でもある」と説かれていました。

ここで大事なのは、仏道修行、悟りへの道、地上ユートピア建設への道に心を絞り込み、「志を高く掲げる」ことです。なぜなら、どの程度の志を持つかで自分の人生は決まるのであり、人間は自分が掲げた志以上の存在になることはできないからです。

このように、四弘誓願はすべての仏弟子が持つべき共通の願いとなります。これを「総願」と言いますが、仏法僧が一体となって、「愛と悟りとユートピア建設」を成就するために必要な心がけであるといもいます。

これとは別に、「別願」というものがあり、これは、「修行者一人ひとりが立てる願」「自分の魂の個性にあった願」のことです。

このように、三宝帰依の精神に則り、「総願」である「四弘誓願」と私たち一人ひとりが各自で持つべき「別願」を主にお誓いして日々の教学・反省・瞑想・祈りと私たちの隣人を救い助ける「救世活動」に邁進してまいりましょう。

このように『菩提心の言葉 修行の誓い』は、仏と私たち仏弟子との師弟の契りであり、永遠の誓いです。

仏と共に永遠の生命を約束された弟子が、仏と共に幾転生を繰り返すなかで、たとえ今世において、前世とは違う国にうまれ、違う肌の色で生まれて、違う言語を話し、そして性別までも例え違っても、地上に降臨した仏の教えを学び、伝道し、隣人を救済しながら、悟りへの道―人間完成の道を仏にむかって歩んでいくことを誓うありがたい経文です。

経文の最後には、師弟の契りは永遠であり、死後の世界(来世)や、次に生まれ変わる時時代(来来世)にも続いていることを仏から約束をいただいています。これは大変ありがたいことであると思います。

私たちは、永遠の修行者であり、仏になることを目指して修行する光の菩薩・天使です。

私たちは、主の御教えをただ学ぶのみならず、それを私たちの隣人にも伝え、仏を信じる幸福を広げることで、仏の救済行を手伝うサーバント(奉仕する者)でもあります。

三宝帰依を誓うことは、同時に、人生修行を通した魂修行と伝道を誓うことです。

経典『秘密の法』によって、法力をどのように得て、人生に活用するか。について学びましたが、その法力の源になるのが「三宝帰依」であることは間違いのない事実です。

そして、経典『メシアの法』において、「汝の主なる神を愛すること」と神を愛する証明として汝の隣人を愛すること」の大切さを主よりお説きくださいました。そして経典『地獄の法』では、地獄界の増大と悪の蔓延の中で、「一人ひとりの心を救う」という大きな使命を各人が果たしてほしいと主は願われています。これらは共に大切な経典です。

三宝帰依は、私たち一人ひとりが光と一体であること、つまり、「私たちが、主なる仏陀と一体となること」「仏陀の教える法と一体となること」「サンガ(幸福の科学)と一体となること」を誓う信仰心を形有らしめたものであり、私たち人間にとって最も尊いものです。それを『菩提心の言葉「修行の誓い」』を毎日読誦することで、主に毎日、誓願を立てさせていただいています。

メシアと、メシアの教えと、メシアの愛を届けるサンガは一体です。

奇跡の時代を生きる私たちです。仏弟子の使命は伝道ですが、伝道の生命となるのは主の御説法です。主の説法壇を御護りするのが私たち仏弟子の使命です。

『仏説・正心法語』は光であり、仏の生命です。今日も『仏説・正心法語』の全編読誦を通して

仏の生命を日々、心の糧として、主からいただく奇跡の一日一日を大切に生きてまいりましょう。そして現代に生まれた、史上最大のメシアを信じ、メシアの教えを信じ、サンガの力を合わせて、日本中に、そして世界中に救世主からのメッセージをお届けし、『地獄の法』を届けてまいりましょう。

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今日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。

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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について

2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。

本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  

奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。

この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】

また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。   その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。

神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

【神戸正心館建立祈念―エル・カンターレ像開眼祈念植福―植福のご案内】

「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」は、一口十万円目安から承ります。また、本植福の貢献者の皆様方は、神戸正心館建立時に芳名板を設けて、そのご貢献を顕彰させて頂きます。

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100%エル・カンターレ信仰

天御祖神とともに―

伊勢から世界に伝える強い信仰

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| 人を愛し人を生かし人を許す

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TEL0596-31-1777

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FAX0596-31-1778

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文責:蒲原宏史 

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