(4/11-1)101『菩提心の言葉「修行の誓い」』を読む ②仏宝とは何か―「政教分離」ではなく「祭政一致」が日本の伝統

『菩提心の言葉「修行の誓い」』を読む

72 よく謝り、よく感謝することで、なんとか切り抜けられることもある。

【大川隆法 箴言集『仕事への言葉』より】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

新しき日を 迎えるにあたり、
主エル・カンターレに
心より お誓いいたします
本日も
正しき心の探究と
愛と
知と
反省と
発展の
幸福の原理を実践し
一層 悟りを高め
地上ユートピアの建設に
力を尽くして まいります。
生命ある限り
この仏法真理を 弘めます。
どうか 私の
今日の誓いを
お聞き届けください
ありがとうございました(合掌)

*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し①10:00~、②13:00~、③19:00~と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。皆様の祈りの結集をお願いいたします。

4月21日は主の伊勢支部御巡錫記念日です。2013年4月21日大川隆法総裁先生が伊勢支部に御巡錫されて御法話『信仰心と国を愛する心について』を賜りました。この御法話は経典『日本建国の原点―この国に誇りと自信を』の第一章に所収されています。経典をお持ちでない方は支部や精舎、書店にてぜひとも拝受ください。【1800円(税抜)】

この聖なる日に向けて、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

ここからは、伊勢支部御巡錫御法話―『信仰心と国を愛する心について』を振り返ります。そののち、『仏説・正心法語』をともに読んでまいります。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・
■『信仰心と国を愛する心について』
3「神の心を受けた政治」こそ日本の伝統
〇「政教分離」ではなく「祭政一致」が日本の伝統

今、「政治と宗教は分離すべきもので、宗教が政治に口を出すのは間違っている」というようなことを言われており、今の憲法もそのようにできているわけですが、私は、「やはり、それはおかしいのではないか」と思っています。

日本の歴史を見るかぎり、神と政治は一体化していて、いつも「神の心を受けて政治をやろう」としていたのが、昔からの伝統でしょう。

例えば、「古代の歴史を朝廷で編纂(へんさん)していた天武天皇や持統天皇のころにも、どうも持統天皇が神降ろしをしていたらしい」ということが分かっています。つまり、天武が戦をするときに、持統に神降ろしをさせ、それについて意見を訊いていたらしいのです。

【※天武天皇は、今世、大川家の三女として転生しています。日本神道系では日本武尊、そして明治時代に山県有朋として転生したことも明らかにされています。また、持統天皇は、2025年さらに、鎌倉幕府を開いた源頼朝、明治時代の伊藤博文として、また現在、幸福実現党党首して活躍されています】

あるいは、卑弥呼の時代にも、やはり、「神降ろしをして、いろいろと国政のあり方について訊いていたらしい」ということが分かっています。

おそらくは、九州あたりに、朝廷の原型に当たるものがあったときも、そうであったでしょう。「高天原にある神々の言葉を地上で受けて、それを国政に活かしていた」と、ほぼ推定されるのです。

【大川隆法『日本建国の原点―この国に誇りと自信を』第一章「信仰心と国を愛する心について」より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・
このメールマガジンでは、日々の活動で「仏説・正心法語」からどのように活動のエネルギーを引き出していくかという視点で、お届けしたいと考えています。この経文に関する主の御解説は経典『信仰論』に説かれていますので、伊勢支部にてぜひご拝受ください。「法力」という名の悟りと救済力と得るために必要な経典です。また、信仰についてさらに重要な経典が『本物の信仰』です。これは、主のもとに生霊がたくさん来るようになったとき、あらたな信仰論として、私たち弟子に説いていただいた大切な御教えです。お持ちでない方は、絶対にいただいてください。お勧めしています。

さて、ここからは、私たち仏弟子の生命ともいえる、「仏説・正心法語」について共に考える機会を得たいと考えています。本日は、『仏説・正心法語』第二の経文である『菩提心の言葉「修行の誓い」』についてです。

『正心法語』を読んだあとに、私たちが読む経文がこの「菩提心の言葉『修行の誓い』」です。私たちは、この経文を毎日読むことによって、三宝帰依の精神を日々新たにして、信仰の原点に立ち返ることができます。

私は、個人的に「菩提心の言葉『修行の誓い』」は「第二の降魔経でもある」と認識して毎日何回も読んでいます。悪魔や悪霊、不成仏霊にとって一番苦手なのが三宝帰依や仏への信仰心、そして仏への精進の誓いだからです。また、いろいろなお祈りを毎日捧げている中で、仏から霊指導を頂くうえで最も大切なことは、「信仰心」である点においても、「菩提心の言葉『修行の誓い』」は個人的にもよく読誦する経文です。

それでは、『菩提心の言葉「修行の誓い」』の全文をご紹介したのち、解説を加えます。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
菩提心の言葉『修行の誓い』

仏弟子 ここに 集えるは
三宝帰依を 誓うため
三宝 すなわち 仏・法・僧
仏とは 仏 仏陀なり
法とは 仏の 教えなり
僧とは 仏の 御弟子なり
仏陀ありてこそ 法はあり
法ありてこそ 僧団(さんが)あり
僧団(さんが)は 理想の 担い手なり
仏国土への 導きなり
仏弟子 ここに 誓えるは
三宝を 篤く 敬いて
帰依の心を 示すため
仏・法・僧は 光なり
心を 照らす 鏡なり
帰依は 仏を 頼りとし
法の 力を 信ずるなり
僧団(さんが)の 規律を 守るなり
われら 仏陀の 教団は
三宝帰依を 最初とし
三宝帰依を 守り抜き
永遠なる 誓いと するものなり
ああ
生命は 永遠なり
仏陀と ともに 永遠なり
仏陀と ともに 下生して
久遠の 法を 伝えるなり
地上を 去りても 永遠に
仏陀の 法を 学ぶなり
師弟の 契りは 永遠に
来来世まで 続くなり
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
菩提心の言葉『修行の誓い』は英語経文ではこのように訳されています。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
■Words of Aspiration for Enlightenment■
―The Pledge of Discipline―

We, Buddha’s disciples, have gathered here
To pledge our devotion
To the Three Treasures
The Three Treasures are Buddha
Dharma and Sangha
Buddha is the Enlightened One
Dharma is Buddha’s teachings
Sangha is a group of Buddha’s disciples
Only when there is Buddha
Can there be Dharma
Only when there is Dharma
Can there be Sangha
Sangha is the vehicle of our ideals
The guide to the Land of Buddha
We, Buddha’ disciples. Have so pledged
To sincerely respect the Three Treasures
And to show our true devotion
Buddha, Dharma and Sangha are the light
The mirror that reflects in our minds
Devotion is trusting in Buddha
Believing in the power of Dharma
And following the ways of Sangha
We, In Buddha’s order
Begin with devotion to the Three Treasures
Abide by this devotion the end
And embrace it as an eternal pledge
O, life is eternal
With Buddha, our life is eternal
With Buddha we descend to earth
And convey to others the eternal law
We will continue to learn Buddha’s law
For ever
Even when we have left this earth
The bond between master and disciple
Lives on for ever
Through all our future lives
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
〇仏宝とは何か
はっきりさせておきたいのは、「仏宝というのは、悟りを開いて教えを説いた仏陀のことをいうのと、仏陀が天上界に還ったあとも、やはり仏宝であることは変わらないのだ」ということです。したがって、仏宝は一つです。一人なのです。
【大川隆法『本物の信仰』第一章「三宝帰依について」より】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
このように、仏弟子の宝である三宝のうち最も尊い「仏宝」とは、大川隆法総裁先生ただ一人であることをまず認識する必要があります。これがとても大切です。

昨日は、簡単に三宝帰依についての説明をさせていただきましたが、もう少し詳しく三宝の説明をさせていただきます。

〇仏宝とは何か
私たち、幸福の科学信者が我が生命よりも尊いとしている三つ宝は「仏」「法」「僧」の三宝です。この三宝は同じく「仏」「法」「僧」の順番に尊いものです。この順番はとても大切ですので、間違わないようにいたしましょう。

私たち仏弟子にとって一番尊いものは「仏」です。それでは、三宝のうち、「仏」とは何かというと、「現成の仏陀」のことを言っています。「現成の仏陀」とは、「肉体を持って地上に降りて、法を説いている悟りたる者」です。

仏教の基本というのは、生きておりながら法を説いている仏陀への信仰から始まっているということ、これを間違わないようにいたしましょう。

ところで、「仏」という漢字の旧漢字は「佛」です。人偏に、否定の意味である、「不」の旧漢字である「弗」がついていますので、「仏とは、人にあらず」という意味が込められています。

「仏とは、地球神エル・カンターレの魂が肉体に宿っているが人間ではない」という認識です。しかし、これは逆説的ではありますが、仏陀とは、肉体をもって生きていた人であったということです。今世において、大川隆法総裁先生、その人が大宇宙の悟りを開いて法を説きました。その教えは詳しく『太陽の法』『永遠の法』『永遠の仏陀』などで説かれていますので、共に読み返してみましょう。

幸福の科学は、現成の仏陀「大川隆法総裁先生」を、主(しゅ)として、私たち仏弟子の最高の宝として護持しています。そして、私たちの主なる神である根本仏の本当の御名前が「エル・カンターレ」であることも教えていただきました。この方に対する信仰から「三宝帰依」は始まっています。それが仏宝です。

〇幸福の科学が世界宗教になるために乗り越えなければならない壁-仏宝に対する崇拝

このように、私たちの信仰対象が現成の仏陀である以上、理論的に私たちには、偶像崇拝が可能な信仰形態をとることができます。家庭御本尊や、支部や精舎にあるエル・カンターレ像を御本尊にしています。

翻って、西洋の宗教である「キリスト教」や、中東の「イスラム教」そしてその両方の祖である「ユダヤ教」は、厳しく偶像崇拝を禁じています。教義の理論上「人間に神が宿る」ことがありえないからです。難しい言葉になりますが、これら一神教の宗教は「神人隔絶型」の宗教と言われています。神と人は全く違うという考え方です。

ですから、これらの宗教では、たとえばユダヤ教の「モーゼ」も神の声を預かる「預言者」であっても、神と定義されません。ユダヤ教の神は、名があってもそれを人間は呼んではならないとされています。イスラム教の「ムハンマド」も「最大の預言者」であっても神ではなく、神は「アッラー」ただ一人のみです。ただし、コーランでは、アッラーは複数形として「我々」と記述されているところがあり、よく実態が分かっていません。キリスト教では、イエス様は神格化されていますが、イエス様が信じていたのは「天の父」であり、名も姿も明かされませんでした。本来キリスト教もイエス様を通して「天の父」を信仰するスタイルをとっています。

このように、西洋と中東の宗教では、人間が神になることが極端に異端視されてしまいます。世界宗教の中で唯一仏教だけが、「天上天下唯我独尊」を掲げて、自らが神仏であることを悟りを得ることで、地上に生きながら宣言されてします。

そして、仏陀の生まれ変わりである大川隆法総裁先生が、地球の神々の頂点にいて、世界の諸宗教を教えによってまとめているという「至高神」そして「地球神」という事実を私たちに教えてくださっています。そして、ほんとうは、全宇宙を念いによって創造された創造主であることも明らかにされています。これを難しい言葉ではありますが、「神人合一型」の宗教と呼んでいます。

経典『メシアの法』はユダヤ民族をはじめとして、西洋の価値観を中心に動いてきた300年近くの世界史に大きなインパクトを与える教えです。そして、経典『地獄の法』は3000年の統一王朝としての歴史を持つ日本神道への警鐘を鳴らす一書です。西洋や中東の「神人隔絶型」信仰に対する「神人合一型」信仰への回心(コンバージョン)を迫るディープインパクトです。世界の、そして日本の神々と人間が、主エル・カンターレを地球の至高神として認めるかどうか、その答えの生みの苦しみとして、今世界の混沌極まる状況が浮かび上がっています。

主なる神である地球神「エル・カンターレ」こそ人類の希望です。そして大川隆法総裁先生こそが、全人類の宝です。それを私たち「幸福の科学」は、三法帰依によって信仰心を形にしています。そしてこの信仰を全世界に伝えようとしています。

現代の「仏宝」にはこのような、スケールの大きい、宇宙レベルの意味が込められています。

参考経典【大川隆法 『三法帰依とは何か』】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
〇エル・カンターレとは
仏と神とを合一させた存在であり、地球系霊団のなかで最も権威をもって人類を指導し、人類の草創期以前から地球に責任を持っている大霊の名を、「エル・カンターレ」と称します。その意識の一部が、インドに生まれたゴータマ・シッダールタ、釈尊なのです。

エるはと「光」、カンターレとは「大地」あるいは「地球」を意味する言葉であり、エル・カンターレとは「光満てる地球」という意味です。

エル・カンターレこそが地球系霊団の最高大霊であり、この大霊が地球系霊団において最高の責任を持ち、人類の運命に関する最後の決断をくだしているのです。

【大川隆法 『伝道論』より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
〇さまざまな御名で伝わる神は実はエル・カンターレと同じ存在

キリスト教で言う「主なる神」。
ユダヤ教に言う「エローヒム」。
イスラム教に言う「アッラー」。
中国の孔子が言う「天帝」。
さらには、日本神道ではその姿も知られていないが、
創造神である「天御祖神」。
すべては同じ存在であり、一人なのです。

【大川隆法『大川隆法東京ドーム講演集 第十一章より抜粋』
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
〇私たちの主はただ一人

私は、あなたがたの信ずる愛であり、
あなたがたの信ずる真理であり、
あなたがたの求める道であり、
あなたがたの欲する希望でもある。
あなたがたの主は一人である。
あなたがたの主はエル・カンターレ。
そのエル・カンターレへの道を、うまずたゆまず歩んでほしいと思う。

【大川隆法 『信仰のすすめ』あとがき より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜

『仏説・正心法語』は光であり、仏の生命です。今日も『仏説・正心法語』の全編読誦を通して
仏の生命を日々、心の糧として、主からいただく奇跡の一日一日を大切に生きてまいりましょう。

私たちサンガ・幸福の科学の活動は多岐にわたっていますが、あらゆる活動の力の源泉は「仏説・正心法語」から生まれています。だから、この経文を毎日、読誦することを繰り返すことで、私たちは主より法力という名の力を授かることができるようになります。

*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
ここで、仏教の基本に立ち返るべく、教典『心の挑戦』を学びます。経典お持ちでない方は、ぜひお求めください。【1800円税込み】
―本書は、神秘的な宗教の世界に憧(あこがれ)、仏教的世界観を探し求めている人生の旅人たちにとって、絶好の案内書となることでしょう。―『まえがき』より
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
第4章 般若と許す愛
4 守護霊の立場で見る

このように、善悪というものは、そうした「人・時・所」によって現われる、つまり、それがすべての人に調和的に働いたときには善になり、不調和に働いたときには悪になる、ということを知ります。

そして、それを単に知っただけではなくて、「なぜ、そういう不調和が起きてくるのか。それは人間の考え方、行動に基づくものだ」ということを見抜いていくのです。

さらに、「そのような考え方は、いったいいかなる理由によって起きてくるのか。その人自身の知識的な誤りなのか。家庭環境なのか。それとも、前世からのカルマとも言われるような、その人の考え方の傾向性によるものなのか」―そういう、その人自身の考え方や行動のパターンを見抜いていくのです。

「なぜそうなるのか。何をしたら、いったいどのような結果が起きてくるのか。その人は、このままでいくと、いったいどうなるのか」―そういう眼で、ちょうど、高い天界から、雲の上から見ているように、守護霊の眼で見るように、さまざまな人の活動を見ていくと、そこに、般若の立場というものが現われてきます。

すなわち、般若の立場からみるのは、ちょうど、みなさんの守護霊が、みなさんを見て、他人を見て、また、みなさんが生かされている環境を見て、家庭を見て、会社を見て、学校を見るように、みなさんが守護霊の立場で、みなさん自身の一日を見て、人生を見て、友人との関わり、親兄弟との関わり、それから世間との関わり、時代とのかかわりを見ていくことなのです。

これが、実は般若の智慧修行の大きな大きなポイントなのです。【※般若の立場からのものの見方と八正道の一念三千理論を逆照射するような観方とは関連がありそうです】

そうしますと、たとえば、みなさんが誰かと醜い争いをすることもあるでしょう。それから何年も憎しみを持つこともあるでしょう。また、さまざまな失敗もあるでしょう。事故もあるでしょう。病気もあるでしょう。ケガもあるでしょう。このように、いろいろな事件が起きてきますが、「守護霊の眼から見たら、それはいったいどのように見えるだろうか」ということを、いつも考えていだきたいのです。そのようにしていると、それを、単なる好悪、善悪、好き嫌いといった感情的なレベルの問題ではなくて、もっともっと深い意味で読み取ることができるのです。

守護霊は、その人がいったいいかなる人生計画で今世生まれてきたのかを知っています。その守護霊の眼で見るとしたら、そういう生き方をいったいどのように見るだろうか。また、すでにそのような間違いを犯した場合には、今後どのように立ち直ればよいのだろうか。そういうことか、わかってくるようになります。

たとえば、両親に対して不平不満を持って生きている方もいるでしょう。しかし、もしその両親があなたが生まれてすぐになくなっていて、あなたが里子に出されたり孤児院に行ったりしていたら、自分の人生はどのようになっていたでしょうか。

あるいは、「妻の出来が悪いために、自分の人生は常に苦しかった」という方もいるでしょう。しかし、もしその人が一生結婚できなかったら、いったいどのようになっていたでしょうか。

また、「大学に進んだけれども、希望の大学ではなかったために自分は不幸である」という方もいるでしょう。しかし、もしその人が、そういう学位を全く身につけることができなかったら、いったいどうだったでしょうか。

あるいは、「病気をしているので自分は苦しい」という方もいるでしょう。しかし、もし生まれつき身体が不自由だった場合、その人の人生はどうだったでしょうか。

そのように、人生のストリーというものを、まったくの白紙に戻して、もう一度違った目で自分自身を見つめたときに、いま自分が考えている善悪とか好き嫌いという次元の問題、あるいは他人との関わりの問題を、何度も何度も、テープを巻き戻すようにして、もう一度考え直すことが可能になってきます。こういうことを考えることできるようになると、「般若の立場に立ってきた」と言えるのです。

そうすると、たとえば、「あの人と憎しみ合っている」「友人と対立した関係にある」「仕事関係で対立関係にある」「妻と憎しみ合っている」「子供と憎しみ合っている」ということを、いま思っている自分であっても、「そもそも、そういう関係がまったくなく、まったく違った人生を送っていた場合には、自分はどうなっていたのか」ということを瞑想的に考えてみると、「自分が感じている善悪とは、まったく違った善悪の基準があるのではないか」
「自分をきっかけとして、彼(彼女)にもまた苦しい人生体験を与えているのではないか」―そういう立場が見えてくるようになります。

【大川隆法『心の挑戦』第4章「般若と許す愛」より抜粋】
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
Lord EL Cantare is my All. 主こそ私のすべて。
We are The One, with our Lord.  我々は主と共に一体である。
One for All. All for The One. 一人は主のため、隣人のために。みんなは主の悲願のために。
*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜
◆映画「ドラゴン・ハート」映画伝道について
5月23日(金)に全国の映画館にて公開されます映画「ドラゴン・ハート」は大川隆法総裁先生制作総指揮による28作目の映画となります。この映画の大成功に伊勢支部信者全員の信仰心を結集させていただきます。皆様の尊い布施をどうぞ、この映画伝道植福に託して、私たちに縁ある方々の心と魂を救うべく、この映画を主の御名と共に、全国・全世界で広宣流布してまいります。

映画『ドラゴン・ハート❘霊界探訪記❘』は 未知なる世界に飛び込む勇気を与え
人類に真実への目覚めを与える映画です
全世界の人々に
霊的真実と主エル・カンターレの御存在を
弘めてまいります

仏弟子一同 力を合わせて 
一人でも多くの方を 主のもとへと誘(いざな)ってまいります

■映画『ドラゴン・ハート―霊界探訪記―』四つのポイント■

①「天国・地獄」の存在を知らしめ、全人類の魂を救済する映画です。
映画では、霊界探訪記として現代の地獄の有様を詳細に描いています。つまり、今死んで地獄に落ちるとしたらどんな世界なのかということがリアルに映像体験できる映画です。死後の世界を詳細に紹介することで、「あの世はない」「霊界なんてばかばかしい」と考える人の間違えた考えをカブト割りする映画です。この映画は、このままでは地獄に落ちてしまうたくさんの方々に救いの縁を届ける「魂の救済」映画です。正しい霊界観や信仰を持たない人にこそ届けたい映画です。

②地球の霊的中心地・シャンバラの危機を救う映画です。
今、地球の霊的中心であるシャンバラは、地上世界で、信仰心が薄れ、神仏や霊的世界を信じない人が非常に増えていること、巨大な唯物論科学国家である中国が、インドやネパール等への覇権を強めていることによって、非常な危機にあります。現に中国・洞庭湖のほとりにあるシャンバラの入り口は発見するのが相当難しくなっています。

シャンバラという地球の霊的センターが護られていることで、魂修行の場としての地上世界も安定いたします。もし、シャンバラが崩壊するようなことがあれば、地球を護る霊的結界が失われ、宇宙の邪神やダークマターの悪想念による更なる地球介入を招く事態となります。

本映画は、霊界思想を地球の霊的センターとしてのシャンバラの存在を全世界へと知らしめることによって、崩壊への危機にあるシャンバラを護るという「神の戦い」そのものを描いた映画です。

③全世界の人々が主なる神エル・カンターレと出会い、一つなる道を示す映画です。
この映画は、全世界の人々に造物主エル・カンターレのご存在を知らしめる映画であり、本年の幸福の科学の活動テーマである「日本全国・全世界にエル・カンターレ信仰を打ち立てよう。なお、一歩を進める」の中心となる作品です。

主人公たちの地獄巡りは、現代社会の諸相そのもの。しかし、そうしいた人類の、かつてない混乱、混迷の先には、大いなる規模、救い主の存在があることを示す映画であり、宗教の違いや、民族や国家の枠を超えて、全人類が、主なる神への共通認識の下、一つになる道を示される希望の映画です。

④仏弟子(まだ気づいていない仏弟子)たちがドラゴン・ハートに目覚め、霊的覚醒をうながす映画です。
この映画は、川で河童を追って溺れた主人公の二人が、霊界の天日鷲神に出合い、「霊界探訪で本来の自己に目覚めることができたなら地上に還してあげる」と告げられ、地獄巡りなどの一種の修行を経て、魂の親エル・カンターレと出会い、本来の自分の使命に目覚めるという、宗教的なメッセージが込められた映画です。

純粋な信仰心、そして、救世への本物の念いの確立が求められている今、私たち仏弟子や、まだ目覚めていない一般の方たちの中にいる仏弟子予備軍に対して、霊的覚醒を促す導きの映画であり、私たちのドラゴン・ハートに導かれた旅は、映画公開までに、すでに始まっていると言えるのが本年の活動です。

■□■□■□■
。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
■□■□■□
E-mail:ise@sibu.irh.jp
□■□■□
https://hsise.com/
□■□■
TEL:0596-31-1777
■□■
FAX:0596-31-1778
□■
エル・カンターレ・大好き

文責:蒲原宏史

タイトルとURLをコピーしました