(6/20-1)171『無限の言葉「仏説・伝道経」』を読む ③仏教における伝道論―伝道の前提―仏教の基本が理解されれば、自ずから宗教の正邪は定まる

『無限の言葉「仏説・伝道経」』

19 楽しい時は、幸福だ。しかし、一時的なものであることが多い。

【大川隆法 箴言集『人格への言葉』より抜粋】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

本日20日は津支部にて13:00~天御祖神記念館の臼田館長をお招きして、三重県本部大会を開催いたます。主エル・カンターレの御名と天御祖神の御名を日本に世界に告げ知らせることは三重県本部、伊勢支部の聖なる使命です。この日皆様津支部に参集して、共に天御祖神記念館の建立事業を盛り上げてまいりましょう。

7月7日は主の御生誕日です。7月7日13時より、別格本山・聖地エル・カンターレ生誕館より中継します。当日の本会場の別格本山・聖地エル・カンターレ生誕館に全国・海外支部の代表者が参集し、全国・海外の中継会場を結んで、主への御生誕への感謝と「復活の祈り」を捧げる最大の式典とさせていただきます。7/7(日)~7/15(月・祝)まで、「御生誕祭」を開催致します。

7/14(日)は、津支部にて御生誕祭期間の後半における信仰心の結集の機会として、「『地球を包む愛』セミナー」を開催し、全国・海外の主要な精舎・支部にて、導師団を結成し、一同にて御生誕祭版「復活の祈り」を捧げると共に、「主の願われる夢の実現」に向けて救世運動を前進させ、全世界にエル・カンターレ信仰を打ち立てる誓いを捧げてまいります。

御生誕祭に合わせて発刊予定の『地球を包む愛』ならびに、楽曲CD「天御祖神の夢/天御祖神の降臨―Renewal 
ver.」を通して、すべての人の心を救済されようとしている主の大いなる愛を学び取り、エル・カンターレ信仰を深めると共に、天御祖神様の御名を全国・全世界に伝える決意を固めます。

この聖なる日に向けて、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

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さて、ここからは、主の御教えを世界へと広げるために、教典『大川隆法 
東京ドーム講演集』から第10章の「未来への選択」を共に振り返ってまいります。主におかれましては、一九九五年に、未来は、仏教の縁起の理法の寄る辺に従い、私たちの心と行動を変えることによって、世界を変えることができること。宗教は公器であり、正しい宗教である「幸福の科学」の教えが世界に広がることによって、人類は真なる幸福を得ることができることを、全世界に伝えるべく、獅子吼されました。経典をお持ちでない方は、支部や精舎、全国の書店でお求めください。仏弟子必携の一書です。【税抜き1800円】
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■未来への選択
○仏教の基本が理解されれば、自ずから宗教の正邪は定まる
今年(※説法当時一九九五年)の前半、「解脱」という言葉を安易に使った、問題のある宗教団体がありました。しかし、解脱とは、心の平和をもたらす行為であり、殺人思想とは関係のない考えであります。

およそ、仏教の基本が正しく理解されているのならば、自ずから宗教の正邪は定まります。そして、邪教に迷わされる人も出なくなるのです。

いま述べたように、「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」、これが三法印といわれる仏の教えの旗印であり、これを失った仏教は、仏教としては正統ではなく、異端であるか、あるいは、はるかに中身の薄い教えを奉じていると言わざるをえません。

このように、私他たちが、今、住んでいるところの、縦・横・高さの三次元世界を借りの世界と見て、その仮の世界における、仮の肉体的存在なるわれを、「真なる存在ではない」と見抜き、そして、「この世において、実在界に生きていたときと同じ心でもって生きることが悟り」であり、仏教の求めるところであり、布教の目的でもあるのです。

【大川隆法『大川隆法 東京ドーム講演集』第10章「未来への選択」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。皆様の祈りの結集をお願いいたします。

さて、ここからは、私たち仏弟子の生命ともいえる、「仏説・正心法語」について共に考える機会を得たいと考えています。本日は、『仏説・正心法語』第六の経文である『無限の言葉「仏説・伝道経」』についてです。

『無限の言葉「仏説・伝道経」』は、仏陀の伝道宣言にあたる経文です。私たちが日々、主の教えを学び、主への信仰を深めているのは、伝道のためであるといっても過言ではありません。この経文を毎日読誦することで、私たちの使命が伝道であることを確認することができます。主の願いは、主の言葉、教えが日本中に、そして世界中に広がることです。
それでは、この経文の主の解説を主の経典『仏陀の証明』から以下ご紹介いたします。
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●仏教における伝道論
①伝道の前提
ここで言いたいことは、出家者が総勢わずか六十一人の段階で、伝道宣言をなしているということです。ですから、釈迦教団というのは教学だけやっていたとか、禅定だけやっていたなどと考えるのは、歴史的にいって間違っています。その段階で伝道宣言をなして、現実に伝道しているのです。

その伝道宣言の内容を見てみると、仏陀は「修行僧たちよ。私は神および人間たちのあらゆる束縛から自由になった」と言っています。これは「解脱した」という意味です。

「人間たちの束縛から自由になった」という表現がありますが、これは、親や兄弟、親戚、友人など、この世でのいろいろな身分関係、このようなものの一切から自由になるということです。これは分かります。この世の職業仲間とか、親や兄弟、親戚、このようなものの支配下にあったのでは、出家修行はできません。やはり自由にならなければ、独立しなければ無理です。

さらに、「神々から自由になった」というのはおもしろい表現です。「神々」とはなにかというと、これは、当時のインドの神々のことです。「神々から自由になった」というのは、伝統的なバラモン教学から自由になったことを意味しています。古い教え、バラモンの教えに囚われない、あるいは、バラモン教徒たちの祀っているインドの神々に囚われないことです。

また、「梵天勧請(ぼんてんかんじょう)」があって、最初の説法である初転法輪がなされていますから、仏陀はすでに霊能者になっていました。ですから、梵天など高級霊たちの支持をいろいろともらっていたけれども、「これからは、彼らの言うとおりにするのではなくて、自分の法に基づいて行動する」という態度を決したことも意味しています。当会で言えば、「霊言集の時代、方便の時代が終わった。これからは、仏陀の思想のもとに、伝道していくのだ」ということに近いかもしれません。ですから、神々の束縛からも自由になっているのです。

そして、その説法を聴いた弟子たちも自由になりました。「基本教義というものをマスターし、それに照らして、あらゆる宗教的信条や霊的現象などを看破し、自分なりの自主的な判断で考え、行動し、人を導ける段階になった」ということを、この場合の「解脱」と呼んでいるのです。

【大川隆法『仏陀の証明』幸福の科学出版 より抜粋】
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教団の歴史を振り返ることができるエピソードでした。
幸福の科学の創設当時(1986年)は、多数の霊言集を発刊して、天上界の神々の考え方を世に広く伝えていましたが、1991年ごろから方便の時代は終わったとして、霊言集の刊行を一度中止しています。幸福の科学に集まる500人を超える指導霊たちの考えではなく、大川隆法総裁先生の教えを中心に、主の教えを中心とした著書(経典)が多数発刊されるようになりました。

そのご、再び霊言集が再び発刊され、地上にまだ生のある著名人の守護霊リーディングなどが刊行されて、霊界の証明が続々とされています。昨今では、主の教えが宇宙レベルに達して、数多くの宇宙人リーディングも刊行されており、地球と宇宙の関係も明らかにされています。このように地球・霊界・宇宙と主の教えのスケールが広がり続けています。

また、もう一つの論点は、解脱ということは、あらゆることから独立しているという点です。2022年の御生誕祭で賜りました御法話「甘い人生観の打破」においては、
英語の副題が「Independent and 
strong」【自立と強さ】でした。「自立していないと人を救うことができない」という言葉が大変印象的でしたが、今回の主の解説から、解脱するということと、あらゆるものから自立しているということが成り立つのではないかと個人的に考えました。解脱することと、自立していることに深い関連があるのではないかと考えました。
皆様はいかがでしょうか。

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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。

この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。   その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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文責:蒲原宏史 

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