〇【正見】正しく人を見るための判断基準―③相手を相手の立場から見る
そして、第三段階は、「自分の感じたその姿は、相手の立場に立ってみたら、どうなるか」ということです。こういう判定基準があるのです。
例えば、自分はその人を「きつい人だな。厳しい人だな」と見た。しかし、こういう見方について、その人の立場に立った意見を聞かされたら、どのように感じるだろうか。自分の見方を、その人は「正当だ」と思うだろうか。「半分ぐらいは当たっている」と感じるだろうか。「まったく当たっていない」と感じるだろうか。
こうしたことを推測し、忖度する必要があるのです。
この推論をしてみるだけで、「自分とは意見のズレがあるだろう」と思える人がいることに気づきます。
「自分は、『この人はこういう人だ』と思うが、この意見については、たぶん、この人も納得するだろう」と言える見方もあれば、逆に、「この人は、たぶん、そうは思っていないだろう。きっと『自分はそうではない』と思っているだろう」という見方もあります。このように、いろいろなズレのあることが分かるのです。
ピッタリと一致することもあれば、まったく外れてしまうこともありますし、ある程度、重なっているところもあります。いろいろあるはずです。
【大川隆法『真説・八正道』第二章「正見」60p】
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こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。
皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。
三宝帰依を寄る辺として、主エル・カンターレへの信仰を貫くために、一日の始まりを希望と共に『エル・カンターレへの祈り』と『仏説・正心法語』で始めました。
そして日中は主のため、世のため、隣人を救うために、地上仏国土ユートピアの実現のために「六波羅蜜多」の実践をなすべく、私たちは御仏の御手足として働きました。本日も本当にお疲れ様でございます。
引き続き、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。
そして一日を感謝と反省で締めくくるために、常に主の御言葉と「八正道」と共にありましょう。
今日の一日を振り返りつつ、1991年7月に説かれました『永遠の仏陀』を振り返ります。
そののち、仏陀の教えに原点回帰すべく『釈迦の本心』を共に学びます。
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第二章 真実の人となれ
〇仏弟子の本懐
多くの人々は、
飽食の時代のなかにあって、
しかもまだ飢えているのだ。
この世には、さまざまな食物があふれているというのに、
しかし、この時代にこそ、
人々は飢え、苦しんでいるのだ。
飢えているのは、心が飢えているのだ。
心が、魂が、
糧を求めているのだ。
魂の糧を探しているのだ。
あそこにも、ここにも、
飢え死にしてゆく人たちが跡を絶たない。
魂の糧は、まだまだ足りないのだ。
心の糧は、まだ、
全地球に供給するほどはないと言ってよいであろう。
さすれば、仏弟子であるおまえたちは、
日夜、この魂の糧を、心の糧を、
生み出し、届けることに、専念せねばなるまい。
この仕事に終わりということはない。
しかし、仏のこの地上にある時に、
この仕事に邁進できる者たちは、幸いである。
それは、真昼の中を歩く旅人にも似て、
その道を過つことがないからだ。
真昼のなかを歩く者たちは、
間違いなく目的地に到達するであろう。
しかし、闇のなかを歩む者は、
やがて足を滑らせて、
その道より谷に落ちることになるであろう。
光ある時に、
真実の生き方に目覚め、
真実の人として生きてゆくことを、
誇りに思わなくてはならない。
その時にこそ、
仏弟子としての本懐が
遂げられるというものであるのだ。
おまえたちは、正直に、
真実の人間として、世を生きてゆきなさい。
懐かしい日のために、
また共に手を取り合って喜び合える日のために、
その名を隠して、
愛のために生きてゆくのだ。
【大川隆法『永遠の仏陀』第二章「真実の人となれ」より抜粋】
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続いて、仏陀の教えに原点回帰すべく『釈迦の本心』を共に学びます。
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第二章 八正道の発見
5 正語
それでは、「正しく語る」とはどういうことでしょうか。
正見のところでは、間違った見解を形成することは心に毒をつくるということを述べましたが、人間は、「語る」ということを通しても、心に毒を受け、毒を売り、毒を広げることが多いのです。「人々の苦しみの大半は言葉に起因している」とも言えるでしょう。
他人から発せられた言葉が自分を不幸にすることもあれば、自分の発した言葉が他人を不幸にすることもあります。言葉は人間の幸・不幸と非常に関係があり、ある意味では、「言葉の調律」ができれば、地上は理想社会となっていくことが可能なのです。
霊天上界においては、高級霊界に近づくほど、言葉の調律ができるようになります。高級霊界には、他人に対して悪しき言葉をはく人はいません。ときどき批判めいたことを言うことはなきにしもあらずですが、その場合は、その人をよくするため、善導するためであることが原因であり、心底から他人を嫌った言葉を発する人は高級霊にはいないのです。
したがって、言葉というものは、その人の人間性を評価するための大きな目安、基準となります。自分の言葉がどういうものであるかは、反省の項目として非常に特徴的であり、わかりやすいチェックポイントだと言えます。
正語の反省においては、「きょう一日、自分はどのように語ったか」ということを具体的に思い出してみます。言葉というものは、たいてい、他人の存在を前提としているので、「どういう人が自分の前に現れたか。その人に対して、どう語ったか」ということを、一つひとつ点検してみるのです。
気分や体調がすぐれないとき、また、悩みのなかにあるときには、たいていの場合、他人に対して否定的な言葉を数多く出していると思います。否定的な言葉とは、相手が幸福にならないような言葉、相手を傷つけ、不安に陥(おといい)れ、前途を真っ暗に感じさせるような言葉のことです。
否定的な言葉を出すことは、不幸の拡大再生産をしているのと同じです。自分が暗い感情に囚われているのは自分ひとりの責任ですが、それを言葉に出して語ることによって、その病原菌が他の人びとにうつっていきます。そうした言葉を一日の比較的早い時点で浴びてしまった人は、不愉快な一日を送ることになり、その人の不愉快さが、また他の人にも伝染していくことになるのです。
したがって、言葉の調律は非常に大事な修行です。よい言葉を出す。正しい言葉を出す。仏の心にかなった言葉を出す。こうして言葉を正していくうちに、言葉のもととなる部分、すなわち思いへも、反省の作業が深く深く進んでいくようになるのです。
言い換えれば、「真実語」を常々語り、「悪口・あっく」(人の悪口)、「妄語・もうご」(うそ)、「綺語・きご」(おべんちゃら・へつらい)の、「両舌・りょうぜつ」(人を仲たがいさせる言葉)を避けることです。
【大川隆法『釈迦の本心』第二章「八正道の発見」より抜粋】
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明日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。
【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。
災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。
この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする 信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。
【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。 その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。
【神戸正心館建立祈念―エル・カンターレ像開眼祈念植福―植福のご案内】
「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」は、一口十万円目安から承ります。また、本植福の貢献者の皆様方は、神戸正心館建立時に芳名板を設けて、そのご貢献を顕彰させて頂きます。
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100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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https://hsise.com/
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TEL:0596-31-1777
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FAX:0596-31-1778
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文責:蒲原宏史
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