29 その人が妖怪かどうか知るには、その裏表をよく知ることである。
【大川隆法『妖怪にならないための言葉』より抜粋】
67 ある時、キリスト教の軍隊とイスラム教の軍隊が、砂漠地帯で戦うのを見た。十字軍戦争だ。
熱砂の擂(す)り鉢に、両軍吸い込まれた。空に、三十メートルもある翼竜が現われて、口から炎を吹きつけると、両軍の兵士とも黒焦げになった。
【大川隆法『地獄へ行かないための言葉』より抜粋】
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こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。
皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。
三宝帰依を寄る辺として、主エル・カンターレへの信仰を貫くために、一日の始まりを希望と共に「四弘誓願」を立て、『エル・カンターレへの祈り』と『仏説・正心法語』で始めました。
そして日中は主のため、世のため、隣人を救うために、「正しき心の探究」と「地上仏国土ユートピアの実現」のために「四正道」と「六波羅蜜多」の実践をなすべく、私たちは御仏の御手足として働きました。本日も本当にお疲れ様でございます。
引き続き、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。
『主エル・カンターレよ、
主のため、世のため、隣人を救い助けるために、
仏国土ユートピア建設のために、
われらの今世の使命を、光の使命を果たすために、
主への道に立ちはだかる、あらゆる障害を取り除きたまえ。
あらゆる悪霊・悪魔を遠ざけたまえ。
われらを真なる幸福へと導きたまえ。』
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はじめに、今日の一日を振り返りつつ、天御祖神が始まりとされる武士道について、経典『現代の武士道』から学びます。
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■『現代の武士道』
第1章 武士道の根本―武士道の源流―
2 『古事記』『日本書紀』に見る武士道精神
〇武士道的なものを感じさせる、熊襲建(くまそたける)の死に際の言葉
また、昔の大和朝廷は九州にあり、その後、奈良に移っていたのだと思うのですが、熊襲建(くまそたける)が抵抗していたために、日本武尊は九州にも征伐に行っています。
『ホツマツタヱ』などによれば、それころの日本武尊は、「小碓尊(おうすのみこと)」と呼ばれていたらしいのですが、熊襲建が宴会をやっているところに、女装して単身乗り込んでいき、熊襲建を斬り殺しています。これは宮本武蔵並みでしょう。一人で女装して敵の真ん中に入っていき、宴会をしているときに斬り殺しているので、宮本武蔵並みの腕がないと、これは無理ではないかと思います。いくら何でも多勢に無勢ですし、女装して入ったとしても見つかる可能性もあり、そうなったら逃げられません。
それで、熊襲建が、「見事である。その胆力はすごい。おまえに、わしのタケルという名前をやるから、これからはヤマトタケルと名乗るがよい」と言って、タケルという名前を譲られ、「ヤマトタケル」になっています。
このあたりの会話でも、自分は斬られて負けている熊襲建が、死ぬ間際に、「タケルという名前をお前に譲るから、そう名乗りなさい」と言ったりしているのを見ると、やはり、何か武士道的なものを感じることは感じるのです。敵味方で戦っているだけではなく、相手の「勇猛果敢さ」というか、その「すごさ」というか、「目的を遂行し、達成することの力量」を認めて、「おまえのような勇者に倒されるなら、武士として本望だ」という気持を感じます。
そうしたものを感じるので、やはり、武士道精神は、このころに既にあったのではないかという感じは、どうしてもします。
【大川隆法 『現代の武士道』第1章「武士道の根本―武士道の源流―」より抜粋】
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今日の一日を振り返りつつ、教典『真説・八正道』より反省の本質を学びます。妖怪性からの脱却をはかり、「反省からの発展」さらに「中道からの発展」を目指しましょう。
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■『真説・八正道』
4天上界における意思統一【正思】
〇五百人の大霊団が幸福の科学を指導
幸福の科学の指導霊団は五百人ものたいへん大きな指導霊団です。地上で事業を起こす際に、かつてこれだけの大霊団がチームを組んだことはありません。あの意味では、天上界の霊にとってもまったく新しい経験であります。それともう一つ、天上界においてもお互いに面識のなかったような高級霊たちが、この幸福の科学の活動を縁として面識を持つことができているという事実もあります。
そのようななかで、最初は意見が違うところもあったものの、指導霊団の主な意見は一致してきました。最初は寄り集まりの観を呈していたところから、次第しだいに意識の統一を図ってきました。それは、幸福の科学という運動が本格化していくに当たって、彼らの意識の確立が必要となってきたからです。一つの方向を出さないと、地上にいる人間が混乱します。それため、エル・カンターレを中心として天上界における意思の統一が行われていったのです。そして、一つの考えを地上で成就するために、多くの者たちが協力し合うという姿勢を敷いてきたわけです。
したがって、私の力は、必ず、もっともっと大きくなっていくはずです。
「正しき心の探究」にはもっと大きな意味もありますが、八正道の領域のなかでの「正思」を取ってみた場合、やはり、「根本は神仏の心である」という視点を忘れてはなりません。自分流の心ではないのだということです。これを間違えてはなりません。
【大川隆法『真説・八正道』第3章「正思」104pより抜粋】
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今日の一日を振り返りつつ、1991年7月に説かれました『永遠の仏陀』を振り返ります。
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■『永遠の仏陀』
第四章 跳躍の時
〇魂が跳躍する時
さあ、数多くの真理は、すでにあなたがたに与えられた。
そのなかで、
「自分をつくってゆくならば、
正思ということが大事だ」と言った。
「正しく思うということは、
正しく考えることだ」と言った。
「正しく考えることの基(もとい)は、
己の心をまず清らかにすることだ」と言った。
「そのためには、日ごろ、
心のなかに降りかかる砂塵を払うことだ」とも言った。
そうして、
偉大な真理を学び続けてゆくなかに、
偉大な真理をつかんで、
これを実社会に生かしてゆくなかに、
そこに、前代未聞の光景が広がってゆくのだ。
あなたがたは、真に力強い自分の姿を見るであろう。
「これが自分か」と思うような、
そのような自分の姿を見ることとなるだろう。
それが素晴らしいのだ。
魂の跳躍の時は、悦びとして明らかに分かる。
自分が向上していると感じる時こそ、
真に魂は悦びを感ずることができるのだ。
魂が飛躍している、その確認は、
あなたがたが見る、周りの景色となって、
はね返ってくるであろう。
魂が跳躍する時、
人々の顔に、明るさが見えるであろう。
人々の顔に、希望が見えるであろう。
人々のなかに、善性が見えるであろう。
人々のなかに、仏の子の光が見えるであろう。
そして、
我がここに生き、彼がそこに生きるということを、
限りなく愛するようになるであろう。
また、
与えられた食物、与えられた環境、大自然、
すべてのものに、感謝の思いが込み上げて、
光に満ちた気持ちになるであろう。
この魂の歓喜を味わえ。
跳躍した後には、このような悦びがあるのだ。
この悦びを自分のものとせよ。
修業は苦しいのみではない。
真なる修業は真なる悦びを伴うのである。
この魂の悦びを携えればこそ、
永き旅も、軽く感じられるのだ。
永き旅も、また、快いものと思われるのだ。
我と共に、この道を歩むのだ。
【大川隆法『永遠の仏陀』第四章「跳躍の時」より抜粋】
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続いて、仏陀の教えに原点回帰すべく『釈迦の本心』を共に学びます。
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■『釈迦の本心』
第三章 六波羅蜜多の思想
10 六波羅蜜多の現代的意義
以上で、六波羅蜜多の六つの徳目についての思想的説明をしました。
最後に、「釈迦の六波羅蜜多の思想を、現代にどのように生かすか」という観点で、まとめをしてみましょう。六波羅蜜多は八正道と重なる部分も多いので、それとは少し違った角度からまとめてみたいと考えます。
「布施波羅蜜多」については、「愛の実践」という言葉で説明したいと思います。これを現代的には「与える愛」という言葉で呼びたい、与える愛の実践としてとらえたいのです。
「持戒波羅蜜多」の精神を現代に生かすとするならば、「ストイシズムの復権」ということになるでしょう。「みずからの生活を単純化し、シンプルで平坦ななかに、知的なものや精神的なものを求めていく」というストイックな生き方、ストイシズムのなかに、「持戒波羅蜜多」の生き方がありうると思います。
高い目標を持ち、道に精進している人にとっては、人生のつまらない飾りは余計なものなのです。したがって、自分のいちばんやりたいこと、自分の本業と思えることに全力を投入し、それ以外のものへの関心は淡泊であるという生き方が、現代的ストイシズムであると解釈できるでしょう。
「闡提(せんだい)波羅蜜多」について述べると、これは「時間を待つ」「時を待つ」という考え方です。自らの力を蓄えながら、時を待つことが必要なのです。
「悩みのときには、いたずらに右往左往するのではなく、甕(かめ)のなかに水を一滴一滴ためていくように、みずからの内に力を蓄えながら、時節到来を待つ」という考え方として解釈したいと思います。
「精進波羅蜜多」は努力ということですが、現代的には、「仏法真理の探究、学習」ということに置き換えられるでしょう。
「禅定波羅蜜多」については、「八正道の復活」と考えたいと思います。私は今後も、八正道をさまざまな角度から分かりやすく説明していきたいと思いますが、内省的な時間、沈黙の時間を取って、みずからの内を振り返り、反省することが大事なのです。これは、幸福の科学が説く四正道のなかの「反省」として完成することになるでしょう。
最後の「般若波羅蜜多」は智慧の完成ということですが、これは四正道のなかの「知」にあたります。私は霊的な知恵の集大成をしたいと考えており、実在界にある叡智を、仏法真理の書籍として提示していきたいと思います。
また、みなさんの個人レベルでの体験においても、心の窓を開いて、みずからの守護霊の声を聴くという現象が出てくることもあるでしょう。みずからの心の曇りを取り除いた証明として守護霊からインスピレーションが与えられるようになるだろうと思います。
そのように心の窓を開いた人が、その後おかしくならないための方法論として、他の五つの徳目があるのだと考えます。すなわち、「与える愛」「ストイックな生き方」「耐え忍び」「学習の継続」「内省的な時間をとる」ということが、心の窓を開いた人間を守るために、大切な役割を果たすのです。
以上で、「六波羅蜜多」の現代的解釈とします。
【大川隆法『釈迦の本心』第三章「六波羅蜜多の思想」より抜粋】
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明日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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■伊勢支部精舎の理念■
100 パーセントエル・カンターレ信仰
―天御祖神と共に―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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・「信仰心と国を愛する心」という問題について言えば、やはり国民の信仰心がなくなったら、その国は衰退に入っていくし、いずれ滅びると私は思います。
・みなさんには、どうか強い信仰の思いを全国に発信していただきたいと思います。
―「信仰心と国を愛する心について」 ―2013 年4月21 日 伊勢支部精舎御巡錫―
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■伊勢支部の行動指針■
【菩薩の本懐である六波羅蜜多を推進して妖怪性を払拭する】
私たち、伊勢支部信者は、エル・カンターレ信仰をキチッと確立して、天御祖神の武士道精神のもと、仏教的精神を打ち立て、伝道に邁進し、隣人を救い、私たちの愛する街に、必ず仏国土ユートピアを建設します。
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大宇宙の根本仏 唯一なる 主エル・カンターレよ
伊勢支部精舎は、今年落慶16周年を迎えました。
2009年1月24日、日本の中心とも言われる伊勢の地におおいなる光の灯台を賜りましたことを仏弟子一同・伊勢支部信者一同心より感謝申し上げます。
そして、2013年4月21日に、伊勢支部精舎に御巡錫を賜り、御法話『信仰心と国を愛する心について』をお説きくださいました。主の御慈悲に心より感謝申し上げます。
私たち伊勢支部信者一同、主への純粋なる信仰の下、「主の復活の祈り」を通して
エル・カンターレ信仰を確立し、「愛」と「知」と「反省」と「発展」の四正道を日々実践し、主の御名と御教えを伝えます。
そして、われらが愛する、この伊勢の地を、三重の地に主の悲願である仏国土ユートピアを必ずや建設いたします。
私たち、伊勢支部信者は、菩薩の本懐である六波羅蜜多を推進して、自らの心に巣くう妖怪性を払拭します。そのために、三宝を熱く敬い、「愛」「知」「反省」「発展」の四正道に帰依して、エル・カンターレ信仰をキチッと確立し、「天御祖神」の武士道精神のもと、仏教的精神を復活させて、伝道に邁進し、隣人を救い、私たちの愛する街に、必ず仏国土ユートピアを建設するために、以下のことを改めてお誓いいたします。
①私たちは、主から頂いた仏性を輝かせ、自らの善きものを隣人に分け与え、一切のみかえりを求めません。主から頂いた教えを必ず伝え伝道します。【布施波羅蜜多】
②私たちは、自らの戒を持ち、戒を守り、仏法真理の教学に力をつくします。
そして法友の育成・養成に力を尽くします。【持戒波羅蜜多】
③私たちは、主の御心を実現するために、目標を明確に持ち、実現するまで計画を実行しつづけます。【せん提波羅蜜多】
④私たちは、主の御手足となる本物の菩薩になるために、救世活動を日々の精進として積み重ねます。【精進波羅蜜多】
⑤私たちは、常に主を信じ、主を愛し、主と一体となるために反省と瞑想を重ね、祈りの生活を送ります。【禅定波羅蜜多】
⑥私たちは、主から既にすべてを与えられていること、主から愛されている自分を発見し、エル・カンターレ信仰さえあれば、あとは何もいらないという絶対幸福をえて、隣人と分かち合います。【般若波羅蜜多】
私たちは、主への報恩として 日本に 全世界に 「天御祖神」と共に、エル・カンターレ信仰を弘め地球ユートピアを実現してまいります。
主よ、私たちの信仰心が主の復活の力となり、主から預かりました伊勢支部精舎が、光の灯台として、一人でも多くの方に主の光を届けることができますよう、お導きください。主よ、まことにありがとうございました。
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71 頭脳や手足のおかげで、自分の人生に、何と豊富な可能性があったことか。
【大川隆法『病のときに読む言葉』より】
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。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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TEL:0596-31-1777
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エル・カンターレ・大好き
(5/1-2)30『永遠の仏陀』を読む―跳躍の時―魂が跳躍する時―六波羅蜜多の現代的意義
