(4/7-2)10『永遠の仏陀』を読む―真実の人となれ―努力に比例した世界

『永遠の仏陀』を読む

「見る」という行為の反省で、出発点としてまず考えてよいことは「他人の姿」です。これが入り口としてはいちばん分かりやすいのです。

それは、人間が過ちを起こしやすい理由、心に間違いを起こしやすい理由の一つが、「他人の存在を理解できない」ということであるからです。「理解できない」というという言葉が不十分であるとするならば、「理解尽くせない」と言いかえてもよいでしょう。

【大川隆法『真説・八正道』第一章52p

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こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。

皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。

三宝帰依を寄る辺として、今日の始まりを希望と共に祈りで始めて、一日の終わりを感謝と共に反省にて終えるために、主の御言葉と共にありましょう。

そして、また明日への一歩を主のため、世のため、隣人のために踏み出すために「純粋な信仰」を主へ捧げるべく、共に「復活の祈り」を捧げましょう。

421は主の伊勢支部御巡錫記念日です。2013421日大川隆法総裁先生が伊勢支部に御巡錫されて御法話『信仰心と国を愛する心について』を賜りました。この御法話は経典『日本建国の原点―この国に誇りと自信を』の第一章に所収されています。経典をお持ちでない方は支部や精舎、書店にてぜひとも拝受ください。【1800円(税抜)】

この聖なる日に向けて、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

今日の一日を振り返りつつ、19917月に説かれました『永遠の仏陀』を振り返ります。

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第二章 真実の人となれ

〇努力に比例した世界

この中道から外れる生き方を起こさせるものに、

他の者への嫉妬心がある。

この嫉妬は、嫉妬する心は、

決しておまえたちを幸福にすることはない。

このことを知らねばならぬ。

嫉妬は、毒牙を持った一匹の蛇である。

この蛇が、心のなかに忍び込むや、

おまえたちは夜も眠れなくなる。

常に、他の人間がうらやましくて、

その心、落ち着く時がない。

心せよ。

かくのごとき毒蛇を、みずからのうちに引き入れてはならぬ。

嫉妬は、その芽のうちに摘んでしまわねばならない。

嫉妬の芽を摘むための考え方は、

これは、他の人に対する公平な評価にあると言ってよいだろう。

自分も、他人も、はるかなる昔に、

仏の子として、人間の生命を得たものであるが、

その時より、今日に至るまで、

幾千回、幾万回、

あるいは、それ以上の転生輪廻を重ねてきたのだ。

それだけ多くの回数を、地上生活として送ってきたのだ。

ある者は、他の人々の幸福のために生き、

ある者は、他の人々を多く害して生きてきた。

その両者が、もし同じ扱いを受けるとするならば、

仏の創った世界は、

なんと不公平に満ち満ちていることであろうか。

やはり、それだけ多くの転生を経てきて、

人間には、

それぞれの魂の器というものが、

でき上ってきているのだ。

そうした、転生の過程を経てかたちづくられたる、

魂の器というものを認めない考えは、

これは、他人の努力を認めない考え方であり、

暴君のような、暗い心に支配されていると言わざるをえない。

おまえたちも、

アリとキリギリスの話を聞いたことがあるであろう。

夏のあいだに、汗水を垂らして、

アリは、せっせせっせと、えさを運び、蓄えた。

そして、キリギリスに対して、

「キリギリスさん、あなたは歌ばかり歌っているが、

将来への備えはしなくてもよいのですか」と問うても、

キリギリスは、その日暮らしの楽しみのなかに生きて、

「先のことは先のことだ」と考えた。

やがて、木の葉が落ち、秋風が吹き、

冬将軍が訪れた時に、

夏のあいだに、せっせと働いたアリは、

そのえさを食べて、冬を過ごすことができたが、

夏のあいだ、遊び暮らしたキリギリスは、

その食料も尽き果てて、

惨(みじ)めに死んでゆくこととなったのだ。

このような話を、

単なる戯(ざ)れ言(ごと)と思ってはならない。

単なる比喩と思ってはならない。

これが人生の真実の姿であるのだ。

一生懸命に働いて蓄えたものとは、本当は食糧ではない。

それは、天の蔵に積まれた宝であるのだ。

それぞれの人が、一生を生きるたびに、

いくばくかの宝を手にすることができる。

その宝が天の蔵に積まれてゆくのだ。

そうして、幾転生、幾十転生、幾百転生をくり返して、

宝を山のように持っている者もあれば、

生まれ変わりの時、

いつもその宝をすり減らしてゆくものもある。

しかし、やはり、各人の努力に比例した世界が天界してこそ、

仏の慈悲は成就されると言わざるをえないのだ。

【大川隆法『永遠の仏陀』第二章「真実の人となれ」より抜粋】

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明日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。

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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について

2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。

本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  

奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。

この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】

また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。   その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。

神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

【神戸正心館建立祈念―エル・カンターレ像開眼祈念植福―植福のご案内】

「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」は、一口十万円目安から承ります。また、本植福の貢献者の皆様方は、神戸正心館建立時に芳名板を設けて、そのご貢献を顕彰させて頂きます。

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100%エル・カンターレ信仰

天御祖神とともに―

伊勢から世界に伝える強い信仰

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| 人を愛し人を生かし人を許す

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TEL0596-31-1777

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FAX0596-31-1778

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文責:蒲原宏史 

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