(10/21-2)22『永遠の仏陀』を読む―仏の本願―報恩の道―思いと行動

『永遠の仏陀』を読む

21 妖怪も同情を示すことがある。もちろん、相手を格下と見下してからである。

【大川隆法『妖怪にならないための言葉』より抜粋】

77 地獄に堕ちないためには、神仏への正しい信仰が必要である。唯物論、無神論、科学万能主義では、天上界には還れない。

【大川隆法『地獄へ行かないための言葉』より抜粋】
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9 環境に対する視点【正見】
〇「心が変われば環境も変わって見える」「心に応じた環境が現れてくる」

ここに、環境に関する二通りの見方があります。第一の見方は、「心が変われば環境も変わって見える」という考え方です。これは、「三界は唯心の所現(しょげん)※」という考え方に近く、ある範囲まではこの通りに見ることができます。

いま一つの見方は、「心に応じた環境が現れてくる」という考え方です。第一の考え方と似ていますが、少し違います。前者は「与えられた環境をどう見るかに工夫をする」ということで、後者は「与えられた環境そのものが変わってくる」ということです。そういう違いです。この二通りが、環境に関してはあります。

そうして、見方を変えていくときに、どちらかの現象が起きます。環境を見る目を変えたとき、見方を変えていくときに、どちらかの現象が起きます。環境を見る目を変えたとき、まず、現に与えられた環境自体が違ったように見える場合と、環境に対する見方を変えたために新たな環境が与えられてくる場合と、この両者があります。どちらも真理です。時間的ズレはありますが、第一の場合から第二の場合へと移行していくことがほとんどです。

【※「三界は唯心の所現」 三界とは「欲界」「色界」「無色界」のことで、この三界に表れるすべてのものは、心から現れたものであり、心を離れては存在しないもので、個々のみが実在であるという意味】

【大川隆法『真説・八正道』第二章「正見」83p】
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こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。
皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。

三宝帰依を寄る辺として、主エル・カンターレへ信仰を貫くために、一日の始まりを希望と共に祈りで始めて、日中は主のため、世のため、隣人を救うために私たちは働きました。本日もお疲れ様でございます。

引き続き、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

11月23日は初転法輪記念日です。初転法輪とは、今から38年前の1986年11月23日に、主エル・カンターレ大川隆法総裁先生が、東京・日暮里の地(現初転法輪記念館)にて、初めての説法をされて、法輪を転じられたことです。この聖なる日に仏弟子相集い、心からの感謝を捧げるとともに、たとえ何があろうとも、主の御名と主の教えを地の果てまでも伝えていく伝道の発願を捧げさせていただきます。

今日の一日を振り返りつつ、1991年7月に説かれました『永遠の仏陀』を振り返ります。
そののち、仏陀の教えに原点回帰すべく『釈迦の本心』を共に学びます。
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第三章 不滅の力 
〇報恩の道
しかし、僧団の最大の願いは、
仏の生命(いのち)、この地にあるうちに、
仏の、その本願を成就するということなのだ。
仏、生命(いのち)あるうちに、
その仏の願いに応えて、
それを成就することこそ、
弟子の道としての最大のものであるのだ。
弟子は報恩の道を歩まねばならない。
その報恩の道とは、
仏法真理を与えられたことへの感謝なのだ。
仏法真理を説いてもらい、
生きてゆく道を示された事への感謝が、
報恩となってゆくのだ。
そして、その報恩は
仏の教えをくまなく宣べ伝えるということにおいて、
成就されてゆくのだ。
そのことを忘れてはならぬ。

見よ。
目を上げて、
まわりの姿を、世界を、人々の生業(なりわい)を。
ああ、そこにも、ここにも、
仏法真理に無縁に生きている人々がいる。
これらの人々が、
その生活の基礎を仏法真理に置いたとするならば、
どれほど素晴らしい世の中になるであろうか。
まず、各人が、己自身の心の問題を、
己自身で解決してゆけるようになるばかりか、
修業を進めて、教師としての役割を得たならば、
まだこれから学びを始めてゆく者たちに対して、
数限りない人生の指針を、宣べ伝えることができるのだ。
このように、己(おのれ)も素晴らしく生き、
己がすばらしく生きることによって、
他の多くの人々を教化し、そして教導してゆくことこそ、
真実、法が広がっていることの証でもあるのだ。

【大川隆法『永遠の仏陀』第三章「不滅の力」より抜粋】
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続いて、仏陀の教えに原点回帰すべく『釈迦の本心』を共に学びます。
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第三章 六波羅蜜多の思想
2思いと行動

第2章における八正道の説明では、人間の内側にある「思い」を中心に考察しました。しかし、釈迦の思想は、単に「内なる人」「内面の人」という観点だけで人間をとらえていたのではありません。「思い」と「行動」の関係や、その連続性、一体性を非常に重視していたのです。

ほんとうに心のなかで思ったことならば、それは外側にかたちとして現われてくるはずです。ほんとうに心に深く刻んだことならば、それは行為となって表われざるをえないのです。

すなわち、「悟り」を自らの内に求めたならば、悟りを得た結果は、必ず行動として現われてくるはずであり、その行動は、悟りの性質や種類そのものを表すことになるはずです。

したがって、思いと行動は断ち切れてるいものではなく、一つのものの両面なのです。つまり、仏法真理に即した人生を生きているか否かは、思いと行動の両面から規定され、計られるということです。仏教では、そうしたことが説かれているのです。

それでは、思いはどのような行動として出てくるのでしょうか。「八正道」における思いがどのような行動として現われるかを説明したものが、実は「六波羅蜜多」なのです。

六波羅蜜多と八正道とは、重なり合っているように見えるところもありますが、八正道は「思いをどのように規定するか」というテーマでとらえたものであり、六波羅蜜多は「その思いが行動の面に現われたとき、どのような現れ方をするのか。悟りたる人であるならば、どのような行動の型が現われてくるか」ということを示しているのです。

結局、真の修行者であるか否かは、内面である「思い」と、外面である「行動」の両方の検討を待って初めて確認できるのです。

修業というものを、どのようにしてとらえ、どのように評価するかは、釈迦仏教にとって非常に大切なことでした。これは古代インドの時代だけでなく、現代においても同様です。正しい宗教かどうか、本物であるかどうかの認定は、思いと行動の両者を確認しなければ、結論を得ることはできないのです。

口でどれほどよいことを言っても、人となりや行動が非常に疑わしいものならば、その宗教を信ずることはできません。信者には、よいことを説いていたとしても、中心にいる者たちの生活が乱れに乱れているようでは、どうしてそれが修行者の手本となりえましょうか。

修行者は、内面を整えているということを、外面において、すなわち行動における実績として、証明する義務を負っているのです。

【大川隆法『釈迦の本心』第三章「六波羅蜜多の思想」より抜粋】
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明日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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◆「天御祖神 感謝報恩植福」について

・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。

・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。

日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。

・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福です。

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・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)

(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)

・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。 
(『現代の武士道』)

・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。
 (「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)

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―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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文責:蒲原宏史 

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