(1/3-2)3『永遠の仏陀』を読む―目覚めよ―魂の親を知れ―苦行

『永遠の仏陀』を読む

2 優劣で競わせる世界を、単に邪悪だと思わず、この世でのまともな人間になるための、魂修行だと思え。

【大川隆法『妖怪にならないための言葉』より抜粋】

98 たとえ、天変地異や大戦争に巻き込まれようとも、主への信仰を護れ、この世は仮の世である。信仰している自分を守り抜くことが、全てを守り抜くことになるのだ。

【大川隆法『地獄へ行かないための言葉』より抜粋】
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こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。
皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。

三宝帰依を寄る辺として、主エル・カンターレへの信仰を貫くために、一日の始まりを希望と共に「四弘誓願」を立て、『エル・カンターレへの祈り』と『仏説・正心法語』で始めました。

そして日中は主のため、世のため、隣人を救うために、「正しき心の探究」と「地上仏国土ユートピアの実現」のために「四正道」と「六波羅蜜多」の実践をなすべく、私たちは御仏の御手足として働きました。本日も本当にお疲れ様でございます。

引き続き、純粋なる信仰を「復活の祈り」と共に主に捧げると共に、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

『主エル・カンターレよ、
主のため、世のため、隣人を救い助けるために、
仏国土ユートピア建設のために、
われらの今世の使命を、光の使命を果たすために、
主への道に立ちはだかる、あらゆる障害を取り除きたまえ。
あらゆる悪霊・悪魔を遠ざけたまえ。
われらを真なる幸福へと導きたまえ。』
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はじめに、今日の一日を振り返りつつ、『天御祖神の経済学』の教えを確認します。
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■『天御祖神の経済学』
1お金が存在しない実在界における経済学とは
〇何らかのエキスパートで、役に立つ仕事をしている人がいる「六次元」

天御祖神
この六次元の世界においても、上段階まで行きますと、地上においては神社仏閣に祀られているような人たちも存在はしています。たいていの場合、地上に生きていたときに、何らかの新しい貢献をして、人々からその行為についての感謝が続いているようなことが多いと思われます。

例えば、「稲をより効率的につくる方法を考え出した人」とか、「水をどのようにして他に引いてくるかということにおいて新しい発見をなした方」であるとか、「堤防の決壊を止めるための工夫をした人」であるとか、「日照りをどのようにしてか調整して食糧不足を防ぐようにした人」であるとか、「船を改造して、どうすればより多くの魚を獲れるようにしたかというような方」であるとか、あるいは「魚を釣る仕組みをつくり出した人」であるとか、あるいは「今までなかった作物をつくり出した人」であるとか、あるいは「機織りの機械を生み出した方」であるとか、「解雇の糸を紡いで絹にする方法を編み出した方」であるとか、こうした専門技術的なものにおいて、地上の在世当時と、去ってから後に、地上にの人々の感謝・

�念が残るような仕事をなされた専門の方々が、”ある種の神”として存在していることは多いといえます。

日本霊界においては、このレベルの神が、かなり数が多いということが言えますし、また、裏側であるところの天狗や仙人、竜神、その他、西洋的には魔法使いにあたるような方々も存在するわけですけれども、こういうような人たちは、この地上において霊的現象を起こしたりするのに協力したりしている人が多いです。

ですから、ある意味で、普通の人間が天上界に上がったかたちとはかなり違ってはおります。まあ、西洋であれば、カード占いから始まってさまざまな魔術的な指導がございますが、日本においても、霊的な形式を用いて、何らかの、例えば、方位・方角とか、姓名判断とか、ある種の儀式を用いて邪悪なるものを寄せつけない方法とか、こういうものを、流派を受け継いでいるような者を指導している方もおります。

さらに、例外的ではありますが、まあ、本来ならば地獄界で苦しまなければいけない面もある方々ではあるけれども、単に心が邪悪なだけではなくて、超能力へのめり込みが激しいために特殊な能力に依存している人たちが、妖怪・妖魔のたぐいとして一部存在はしています。それを容認しているのは、そういうものもいなければ、この世がほんとうに完全な唯物論世界になってしまうからです。そういうことで、人々を驚かすような霊能力を地上に降ろすともあります。

そして、この六次元のいちばん上のほうにあたるのが、諸天善神といわれている方々の存在で、「神」を名乗ることもありますが、西洋的な意味での「ゴッド」ではもちろんありません。それぞれの「匠」ということです。「専門職のマスター」ということになります。

さらには、そうした霊能力のほうでも、この世での小さな教祖とか、霊能者として信仰を集めているような方になっている場合もありますし、実は動物霊界にもやはりそれを操っている存在が必要ですので、稲荷大明神的な存在がここにも存在しております。

もちろん、稲荷大明神を名乗っても地獄的なものもありますので、これは一緒にはいきませんけれども、そうでないかたちでの、この地上における”霊的兵法”を示す者たちがいて、一定の信仰を集めてもいます。それは現世利益的な面が、ある意味では多いといえると思います。

【大川隆法 『減量の経済学』第2章「天御祖神の経済学」より抜粋】
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今日の一日を振り返りつつ、教典『真説・八正道』より反省の本質を学びます。妖怪性からの脱却をはかり、「反省からの発展」さらに「中道からの発展」を目指しましょう。
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2人間とはどういう存在か

かつて、はるかなる昔に、神仏の意識体の一部が散乱し、大いなる「人間を創るという理念」の下に、個性化して現れてきたみなさんです。「そうした生い立ちがあり、いろいろな星において肉体を持ち、魂修行をしてきた」という歴史があるわけです。

なぜ、「地球だけの転生」と言わず、「惑星を超えた転生」がありえるのでしょうか。そうした経験を通して、神仏はみなさんに、いったい何を与えようとしているのでしょうか。これを考えなければなりません。

そこで、この「宇宙創造の秘密」と「人間創造の秘密」があるのであり、「この両者の秘密について深く考える」という視点なくして、みなさんは人間であることを許されなくなってくるわけです。

したがって、「人間である」という事実そのものを、まず、みなさんが受け入れるかどうかを考えていただきたいのです。

「自分が人間として生まれ、かつ生きている、考えている、現に生かされている」ということを発見し、認めるということは、それ自体、いったい何を意味するのでしようか。

それは、みなさんが「創られた存在である」ということを、まず知らなければならないということです。「創られた存在である」と同時に、「目的性を持った存在である」ということを知らなければならないのです。

みなさんは、単に創られたわけではありません。椅子や机というような、その程度の目的のために創られたのではないのです。「創られた存在であっても、その創られたもの自体が、一つの大きな課題をもって永遠の生命を生きている。そのような魂の流れのなかにあるのだ」ということを知らなければならないのです。

そうした事実を考えた時に、もう一つの視点が浮かんできます。

【大川隆法『真説・八正道』第一章「序論」p30】
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今日の一日を振り返りつつ、1991年7月に説かれました『永遠の仏陀』を振り返ります。
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第一章 目覚めよ
〇魂の親を知れ
そう、当然のことでもあろう。
生まれてきた赤子は、自分の父がだれであり、母がだれであるかを、
知ろうとするではないか。
父母なるものを知ることなくして、
人間として生まれ、育つことは、
この上なく悲しい事実である。
教えられなくとも、
小さな小さな赤子は、
母を求めて泣くではないか。
そうして、父の名を呼び、母の名を呼び、
自分を庇護(ひご)するものが、いったい誰であるかを、
知るではないか。
それは教えられてではない。
生きているということ自体が、
生きてゆくという行為そのものが、
生かされているということを知ること自体が、
みずからの親がいったい誰であるかを、
知ろうとするのだ。
そうであるならば、
川に流るる流木ならばいざ知らず、
生命(いのち)ある、血のかよった人間であるならば、
自らの生命が、だれによりて与えられたものであるかを、
知りたいと願うのが当然であるのだ。

そして、魂の親である仏を知った時に、
もはや、子供である人間は、
その親の名を呼ばずして、生きてゆくことはできなくなるのだ。
したがって、目覚めたる人間たちは、
「仏よ、仏よ」と、
毎日、その名を呼びて、やむところがない。
まるで、赤子が、毎日、父母の名を呼ぶように、
「仏よ、仏よ」と呼びて、
そして、その言葉を語ることに飽きることはないのだ。

あなたがたも、
この地球という小さな星に生れ落ちたる、
ささやかな生命(せいめい)たちではないか。
そうであるならば、
求めよ、求めよ。
あなたがたの魂の親に、
求めるがよい。
すべてのものを求めるがよい。
すべてのものが与えられるであろう。
いや、与えられているであろう。
あたえられていることに気づくには、
親の存在を知ることだ。
仏の名を呼ぶことだ。

【大川隆法『永遠の仏陀』第一章「目覚めよ」より抜粋】
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続いて、仏陀の教えに原点回帰すべく『釈迦の本心』を共に学びます。
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3苦行
ゴーダマは師を求めることから離れ、一人静かに林のなかに入りました。そして、「自分の力で、何らかの悟りを得たい」と思ったのですが、その方法論が見つかるまで、「どうしたらよいものか」と、あれこれ考えていたのです。

毒蛇の棲(す)む林のなかで考えていたこともあれば、夜明けにナイランジャナー河(ネランジャラー河)のほとりで考えていたこともあります。眠れぬ夜もあれば、昼に汗を流して坐っていたこともあります。こうして、あるときは密林のなかで木の葉を眺め、あるときは洞窟のなかで坐禅を組み、あるときは川面を眺めながら、静かに静かに、その方法論を模索していたのです。

わずか一年足らずではありましたが、ゴータマが、「無所有処定(むしょうしょじょう)」を教えるアーラーラ・カーマーマ仙人【※現代において高橋信次を霊指導した仙人】や、「非想非非想処(ひそうひひそうじょう・非想非非想処定)を教えるルドラカ・ラーマプトラ(ウッダカ・ラーマプッタ)仙人の門をたたいて感じ取ったのは、結局、「精神統一が大事である」(目的としての精神統一)ということだったと言えます。

ただ、ゴーダマは精神統一の結果、「心の平安」という「心理的」果実を手に入れる実修方法は身についたものの、本来「論理的」性格を持つ、「真理」そのものを獲得することはできず、禅定を超えた「智慧」を求めて、二人の師のもとを去ったと言ってよいでしょう。

ゴータマは最初、「この世的なる煩いから離れる」というところに苦行の中心を置きました。そのため、なるべく人里離れた所で生活し、この世的なる欲を滅却せんと努力したのです。

いちばん困ったのは食糧でした。食糧がないことは、それを入手して食べたいという欲望を必要以上につのらせたのです。

このときに発見したのは、「人間にはいくつかの欲があるが、そのなかの一つが巨大になれば、他の欲がかすんでいく」ということです。何日間も何も食べていないというひもじさによって食欲がつのってくると、睡眠欲や性欲が薄れていくということがあったのです。しかし、どこまでいっても、欲そのものがなくなることはありませんでした。

ゴータマは森林に入って、木の実や、食用になる派などを食べて生きていましたが、次第に体力が衰え、足も弱り、洞窟のなかでただ座る日々が続いていったのです。

【大川隆法『釈迦の本心』第一章「菩提樹下の悟り」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。
When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。
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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について
2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。
本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  
奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。
この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】
また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。
神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

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。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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https://hsise.com/
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TEL:0596-31-1777
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FAX:0596-31-1778
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文責:蒲原宏史 

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