したがって、「人間である」という事実そのものを、まず、みなさんが受け入れるかどうかを考えていただきたいのです。
「自分が人間として生まれ、かつ生きている、考えている、現に生かされている」ということを発見し、認めるということは、それ自体、いったい何を意味するのでしようか。
それは、みなさんが「創られた存在である」ということを、まず知らなければなりないということです。「創られた存在である」と同時に、「目的性を持った存在である」ということを知らなければならないのです。
【大川隆法『真説・八正道』第一章31p】
こんばんは。主から頂いた奇跡の一日も残りわずかとなりました。
皆様と共に、一日の終わりに「主への感謝」と「復活の祈り」を捧げます。
三宝帰依を寄る辺として、今日の始まりを希望と共に祈りで始めて、一日の終わりを感謝と共に反省にて終えるために、主の御言葉と共にありましょう。
そして、また明日への一歩を主のため、世のため、隣人のために踏み出すために「純粋な信仰」を主へ捧げるべく、共に「復活の祈り」を捧げましょう。
4月21日は主の伊勢支部御巡錫記念日です。2013年4月21日大川隆法総裁先生が伊勢支部に御巡錫されて御法話『信仰心と国を愛する心について』を賜りました。この御法話は経典『日本建国の原点―この国に誇りと自信を』の第一章に所収されています。経典をお持ちでない方は支部や精舎、書店にてぜひとも拝受ください。【1800円(税抜)】
この聖なる日に向けて、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。
今日の一日を振り返りつつ、1991年7月に説かれました『永遠の仏陀』を振り返ります。
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第一章 目覚めよ
〇仏陀の教えありてこそ
そして、考えてみるがよい
あなたがたが人間として物事を考えてゆけるということが、
何ゆえに可能になったのかを。
なぜ、あなたがたは、考えることができる。
なぜ、あなたがたは、判断をすることができる。
なせ、あなたがたは、行動をすることができる
その根本には、あなたがたに、信ずる理想があるからであろう。
「かく思い、かく行動することが、
人間としての自分がなすべき仕事である」と思うからであろう。
では、なぜ、そう思うに至った。
なぜ、そう考えるに至った。
そもそも、考えるということが、なぜ、できるようになったか。
それは、あなたがたの魂の親が、この地上に降りて、
偉大なる仏陀として、教えを説いてきたからではないのか。
仏陀の教えがありて後、
人々は、
何が正しくて、何が正しくないのかということを、
知るようになったのではないのか。
その法ありてこそ、
すべての学問が、そこに興(おこ)って来たのではないのか。
何ゆえに、
大宇宙から観れば、砂粒にしかすぎないこの地球に、
生れ落ちた魂たちが、
偶然に、高度なる価値観を有することができるであろうか。
それらはすべて、
過去、幾千年、幾万年、幾週万年、幾百万年、
いや、それ以上の歳月にわたって、
地上に肉体を持ちたる仏陀が、教えを説き、
そして、法として遺してきたからではないのか。
それが人間としての魂の確立の初めにあったのではないのか。
この法ありてこそ、
悩むことなく、日々、幸福に生きてゆけるのではないのか。
何を基準に生きてゆけばよいかが分からないとするならば、
あなたがたは、日々、困惑のうちに置かれるであろう。
しかし、そこに、正しき道を指し示す法があるからこそ、
あなたがたは、安心して、
暗がりの道であっても、歩んでゆくことができるのであろう。
このように、
仏陀の説いた教えが法となり、
闇夜を歩む旅人に―そう、あなたがただ、
無明の世界を生きてゆくあなたがたに、
光を与えているのだ。
信仰とは、
この光を知ることである。
信仰とは、
この光が、法の光であるということを知ることでもある。
信仰とは、
この法の光が、愛の光であるということを知ることでもある。
信仰とは、
この法の光が、慈悲満つる光であると知ることである。
信仰とは、
この光が、仏陀より射し来たっていることを知ることである。
信仰とは、
この光が、大宇宙の根本仏である仏陀を通して、
地上を照らしていると信ずることである。
これがすべての根本であるのだ。
この事実を認めることなくして、
今世、人間として生き切ったと言うことはできないのだ。
人間として生き切ったと言うためには、
正しき心を探求しつつ生き抜いたという、
その魂の歴史が必要であるのだ。
正しき心の探求は、人間としての義務であり、
その義務を果たすためには、
仏陀の教えに帰依することが必要であるのだ。
帰依ということを通して、初めて、
すべての事実が明らかにされるのだ。
【大川隆法『永遠の仏陀』第一章「目覚めよ」より抜粋】
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明日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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