(4/1)91真理の言葉『正心法語』を読む ㉜ 地上に 悪事あるべからず―信仰心と国を愛する 心について 

『正心法語』を読む

47 「仕事が遅い。」といつも言われる人は、「お前、出世しないぞ。」と言われているのだ。

48 「報告」「連絡」「相談」は、仕事の基本である。長くかかるものは、途中報告が要る。

【箴言集『仕事への言葉』より】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

421は主の伊勢支部御巡錫記念日です。2013421日大川隆法総裁先生が伊勢支部に御巡錫されて御法話『信仰心と国を愛する心について』を賜りました。この御法話は経典『日本建国の原点―この国に誇りと自信を』の第一章に所収されています。経典をお持ちでない方は支部や精舎、書店にてぜひとも拝受ください。【1800円(税抜)】

この聖なる日に向けて、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

本日からは、御法話『信仰心と国を愛する心について』を振り返ります。そののち、『仏説・正心法語』をともに読んでまいります。

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1今、日本の深層で起きつつある大きな「精神革命」とは

〇伊勢神宮は「日本の中心」にある、天皇や首相も参拝する神社

伊勢神宮では、二〇一三年に「式年遷宮」という、二十年に一回の大きな行事が行われ、秋には、一千万人を超える参拝者が訪れました。

私は、本章の法話を伊勢支部精舎で行う前日から当日にかけて、「なぜ伊勢神宮に天照大神が祀られているのだろう」ということを、ずっと考えていたのですが、歴史書を読んでも、その理由がはっきりとは出てきません。

ただ、いろいろと考えた結果、やはり、「伊勢のあたりは、日本列島の中心なのかな」という感じが、支部に来る途中でしてきました。「日本列島全体を見るには、このあたりがよいのかな」という感じがしたのです。

それと同時に、伊勢支部に来るまでの間、車で周りを見ていると、けっこう広い平野があって、水田で稲作の準備が進んでいました。

また、海が近いので、海の幸も豊かだし、農耕でもかなりの収穫があって、豊かな地域だったのではないかという気がします。そういう意味で、神に祝福された地だったのではないでしょうか。そのように感じます。

いまだに、年初には、総理大臣以下、閣僚が伊勢神宮に参られることも多いですし、「たまたま、その年だけ行かなかったら、阪神・淡路大震災が起きた」というのが、村山富市さんのときでした。

村山さんは首相のとき(一九九五年)、正月には参拝に行かなかったのですが、一月十七日に阪神・淡路大震災が起きたために慌てたのか、そのあと遅ればせながら参拝に行きました。やはり、社会党の委員長でも、神の祟りを感じたのでしょう。

震災が終わってしまったあとではあるものの、念のために来たような感じを受けたので、伊勢神宮は、よいことで「霊剣あらたか」と感じさせるだけではなく、悪いことでも反省させる面もあるのかと思いました。

確かに、明治神宮ぐらいであれば近いのですが、伊勢は、東京から来ると、かなり距離があるのかもしれません。ともかく、そのようなこともありました。また、天皇家の方々も、参拝はよくなされているのではないかと思います。

【大川隆法『日本建国の原点―この国に誇りと自信を』第一章「信仰心と国を愛する心について」より抜粋】

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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。皆様の祈りの結集をお願いいたします。

さて、ここからは、私たち仏弟子の生命ともいえる、「仏説・正心法語」について共に考える機会を得たいと考えています。

教義として主よりたくさんの御教えをいただいていますが、その中心にあるのが、「仏説・正心法語」です。たくさんの仏法真理を主よりいただいていますが、数多の経典は「正心法語」を正しく理解するためにあるといっても、けっして過言ではありません。

「仏説・正心法語」は仏の光であり、仏の生命であり、私たちの力であり、仏弟子の生きていく寄る辺です。

七つの経文が収められていますが、「毎日、全編を繰り返し読誦してください」とお勧めさせていただいています。理屈抜きで、毎日、正心法語を読むと元気になるからです。

経文にも、「ああ 七色が 相集い 仏の御国を 照らし出す」とあるように、「仏説・正心法語」は本来、七つの経文が合わさって一つの法身を表現しています

正心法語は法華経・般若心経の一万倍の力があると教えていただいていますが、私たちサンガは正心法語の威力を十分に使いこなせていないのではないかと思います。

私も含めて皆様の中で、今日からさかのぼって一日のうち、正心法語の全編読んだ人がどれだけいるでしょうか。読経の習慣化が法力を生むことを私たちは主から教えていただき知りながら、なかなか実践できずにいます。実にもったいないことです。

私たちサンガ・幸福の科学の活動は多岐にわたっていますが、あらゆる活動の力の源泉は「仏説・正心法語」から生まれています。だから、この経文を毎日、読誦することを繰り返すことで、私たちは主より法力という名の力を授かることができるようになります。

このメールマガジンでは、日々の活動で「仏説・正心法語」からどのように活動のエネルギーを引き出していくかという視点で、お届けしたいと考えています。この経文に関する主の御解説は経典『信仰論』に説かれていますので、伊勢支部にてぜひご拝受ください。「法力」という名の悟りと救済力と得るために必要な経典です。

それでは、「真理の言葉 正心法語」から始めましょう。「正心法語」はこのように続きます。

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地上に 悪事 あるべからず

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本日の引用部分は英語版の「正心法語」-The True Words Spoken By Buddha-では、このようになっています。

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There shall not be Crime in this world.

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本日の解説は、経典『信仰論』から引用させていただきます。

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この世には、許すべからざる悪事がいろいろとあるでしょう。そうしたものは「あるべきではない」ということです。

世の中の人々が、私たちと同じようにユートピアを目指す人ばかりであればよいのですが、中にはそうでない人もいます。・・・

また、「あなたがたは許す愛を説いているのだから、どんなことをされても許すべきだ」などと言う人もいます。

教えというものは、言葉だけにとらわれると非常に皮相な解釈になっていくので、ひとつひとつ、きちんと解説を立てておく必要があるのです。

【大川隆法 『信仰論』 より抜粋】

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さて、本日も聖徳太子の十七条憲法から経文の理解を深めるヒントにしてまいりましょう。

十七条憲法の第六条は。「六にいわく、悪を懲らしめ善を勧むるは、古の善き典(のり)なり」です。これを現代語訳にすると

「悪を懲らしめ善を勧めるということは、昔からの良いしきたりである。だから他人のなした善は、これを隠さないで顕わし、また他人が悪をなしたのを見れば、かならずそれをやめさせて、正しくしてやりなさい。諂(へつら)ったり偽ったりする者は、国家を覆し亡ぼす鋭利な武器であり、人民を断ち切る鋭い刃のある剣である。また、おもねり、媚びる者は、上の人びとに対しては目下の人びとの過失を告げ口し、また部下の人びとに出会うと上役の過失をそしるのが常である。このような人は、みな主君に対しては忠心なく、人民に対しては人徳がない。これは世の中がに乱れる根本なのである」

【世界の名著2「聖徳太子」より抜粋】

勧善懲悪という世界観や倫理観は仏教に由来しています。時代劇の「水戸黄門」のように、悪事は必ず、生きている間にその報いが来るというような考え方は、生きている間に悪を抑止する力に確かになっていました。戦前には当たり前のようにあったこの考え方は、今はすたれて、現代では、「ばれなければ何をしてもいい」というような風潮が蔓延しています。これが人間性を著しく低下させています。

主におかれましては、地上から信仰の力によって悪事を一掃したいと願われています。

「正心法語」では、「不和はあるべからず」「不信あるべからず」「悪事あるべからず」「悪霊あるべからず」「悪魔あるべからず」と五つの「あるべからず」が説かれています。

このように、不和不信悪事悪霊悪魔というように、不和から始まる悪想念が悪魔になる衰退段階が示されています。これもネガティブな原因と結果の法則です。これらの五つの「あるべからず」を実現して、地上から闇を一掃するのが、私たち菩薩の地上や天上界での仕事になります。

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仏の国への導きについて、経典『大悟の法』より抜粋いたします。

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〇原因・結果の縁起は必ず完結する

仏教の悟りのなかには、これにくわえて「縁起の理法」というものがあります。縁起の理法は、自由と平和のうち、自由の部分と深い関係があると言えます。

縁起の理法には、まず、時間的な縦の系列である「時間縁起」というものがあります。原因・結果の流れ、過去・現在・未来の因縁の連鎖のなかで、人は生き、社会は流れ、歴史は流れているのです。

みなさんが、きょう何をするかによって、みなさんの人生は変わり、みなさんのまわりの人の人生も変わります。そして、それによって、世界が部分的にかわっていきます。さらには、みなさんが重要な立場に立てば、みなさんの下した判断によって、会社、あるいは社会や国家、世界の方向が変わることさえあります。

このように、未来というものは選択の積み重ねの結果なのです。この重要性を深く認識する必要があります。

仏は、心の自由性と、原因・結果の「縁起の理法」を人間に与えました。心の自由性には、その反面として、必ず責任が伴います。したがって、人間は、自分がなした原因行為による結果については、甘んじて受けなくてはいけません。それは覚悟すべきです。

原因に対する結果は、この世においても来ますし、また、この世で縁起が完結しない場合には、この世を超えた世界において、それは必ず完結します。

この世においては、「努力しても報われなかった」ということもあるでしょう。その一方で、「努力しなかったのに非常に成功した」という人もいるかもしれません。それだけを見ると、非常に不公平であり、原因・結果の時間縁起が必ずしも働いていないようにも思えます。

しかし、この世において縁起が完結しないからこそ、実は、この世を超えた実在の世界において縁起が完結しているという論理が、そこにあるわけです。

この世において、善人が不幸な死に方をすることもあります。しかし、それは、ほんとうの意味での不幸ではありません。そういう人は天上界において必ず報いられることになっているのです。

この世において、悪人が栄えるように見えることもあります。しかし、その繁栄は永遠のものではありません。それは必ず、大きな執着となって、来世の苦しみを生むことになるのです。

そのように、この世においては、必ずしも「善因善果、悪因悪果」になっておらず、その正反対に見えるようなことがあります。仏教では、これを「異熟(いじゅく)」といい、その結果のことを「異熟果(いじゅくか)」といいます。

それはいろいろな場面で見られると思いますが、そのような現象が起きるということ自体が、実は、縁起の理法がこの世で完結せず、来世まで行って初めて完結するということを意味しているのです。・・・

因果の理法は一代では完結せず、無限の過去から無限の未来まで流れているものなのです。

【大川隆法『大悟の法』第五章「常に仏陀と共に歩め」より】

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「釈迦如来の意識で書かれた経典です!」

『仏説・正心法語』は、全編を私の潜在意識である釈迦如来の意識で書いた経典です。古い伝統的な仏教教団では、毎日、さまざまなお経を読んだり、題目を唱えたりしていますが、『仏説・正心法語』という経典が出されたということは、そうした古い経典類はもう要らなくなることを意味しています。

【大川隆法『信仰論』p.114より抜粋】

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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。

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◆「天御祖神 感謝報恩植福」について

・この度、日本文明の祖にして、武士道の源流にあたる天御祖神が日本に降臨され、いまもなお、霊的にご指導を賜っていることへの感謝を捧げるために、箱根強羅の地に天御祖神を讃える「天御祖神記念館」を建立させていただくこととなりました。

・本植福を通じて、天御祖神への感謝を深めていくとともに、武士道精神を復活させ、神国・日本としての誇りを取り戻していくことで、この日本の地を主エル・カンターレの教えを発信するにふさわしい地としていくことを誓ってまいります。

日本神道の屋台骨である高天原が、日本人の不信仰と愛国心の欠落により、崩れてしまっている今、私達伊勢支部信者が先頭となって、日本神道の屋台骨を支え、日本国の誇りを取り戻すべく先頭に立たなければならないのではないでしょうか。伊勢支部としては、「天御祖神記念館」建立事業を全力で応援致します。私たちの信仰心をここに結集して参りましょう。

・「天御祖神感謝報恩植福」(2022/1/1~)は、天御祖神の日本への御降臨と、いまもなおご指導を賜っていることへの感謝を捧げ、報恩への誓いを固める植福として、

 10 万円からお受けいたします。

・本植福に参加された方には、「『天御祖神 

感謝報恩の誓い』奉納書」を拝殿の基壇部分に御奉納させていただき、大きな貢献をされた方につきましては、記念碑建立時に銘板をもうけ、そのお名前を記名し、顕彰させていただきます。

・私は二〇一五年ぐらいから公開しておりますけれども、実は日本文明というのは、今から三万年ほど前に、天御祖神という方が、今の富士山があるところの近くに、宇宙より降臨したところから、始まっているということを、何冊かの本で説いております。(略)

(天御祖神の)教えの中心は、今も片鱗としては伝わっています。一つ、言わなければならないことは、「神の子、仏の子としての人間」として生きるということは、「正しく生きる」ということであるということですね。これが大事な柱でした。(「地球を包む愛」)

・「天御祖神の教え」とは何でしょうか。(略)おそらくは、「鍛錬ということの大切さ」や、「自分を鍛えて力強くあることの重要さ」というものも教えていたのではないかと思います。 

(『現代の武士道』)

・葬られているのは、今で言うと、強羅温泉の近くです。

 (「超古代リーディング―天御祖神と日本文明のはじまり―」)

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