100 自分のやり方にこだわるのは、自己満足のためなのか、他人の知恵を拒否しているのか、よくよく考えよ。
【大川隆法 箴言集『人生への言葉』より】
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おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。
新しき日を 迎えるにあたり、
主エル・カンターレに
心より お誓いいたします
本日も
正しき心の探究と
愛と
知と
反省と
発展の
幸福の原理を実践し
一層 悟りを高め
地上ユートピアの建設に
力を尽くして まいります。
生命ある限り
この仏法真理を 弘めます。
どうか 私の
今日の誓いを
お聞き届けください
ありがとうございました(合掌)
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し①10:00~、②13:00~、③19:00~と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。皆様の祈りの結集をお願いいたします。
3月23日は「大悟祭」です。大悟祭とは、1981年3月23日に、大川隆法総裁先生が、霊的覚醒を経て、自らが、根本仏にして地球神であるエル・カンターレであるという大いなる悟りを得られたことをお祝いする日です。
3/23(日)~25
(火)を大悟祭期間とし、大宇宙の根本仏であり、宇宙のマスターでもあられる主エル・カンターレ大川隆法総裁先生の「大悟の瞬間」(1981 年 3 月
23 日)に思いを馳せ、人類救済の原点である主の大悟への心からの感謝を捧げます。
信仰は、悟りの高まりと共に深みを増していくものであると教えていただいています。『永遠の仏陀』ならびに、大悟祭に合わせて発刊予定の精舎経典『「永遠の仏陀」講義』からの学びを通して、大宇宙を創られた主の偉大さへの理解を深めるとともに、主に向かって悟りを高めていく精進を誓い、全世界にエル・カンターレ信仰を打ち立てていく決意を固めさせていただきます。
そして、主が「エル・カンターレの法」をお説きくださる未来を心から願い、主の心と一体となる念いを込めて、「復活の祈り」を捧げさせていただきます。
始めに、2017年3月7日に説かれました「魔境からの脱出」を引用して振り返ります。11日間の学びも本日最終節です。
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7「透明さ」を失わず着実に前進を
〇「復元力」「リバウンド力」「失敗しない方法」が財産に
したがって、あまり若いうちに成功しすぎるのも危険なことではあるでしょう。
以前にも述べましたが、幸福の科学でも、私によく叱られた人のほうが幹部として残っています。(『伝道の法』〔幸福の科学出版刊〕第二章参照)。
まだ”生き残っている”ある幹部は、よく叱られた人ですが、一九八七年ぐらいには、五人ほどいた青年委員の一人として姿を見せていました。その人が今も専務をやっているのですから、なかなか”しぶとい”と思います。その人は、もう三十年も現役をやっていますから、なかなか”しぶとい”と思います。その人は、もう三十年も現役をやっていますから、数多くの後輩たちの”いじめ”にも負けず、生き延びているのでしょう。それは、「よく叱られてきたことが力になっている」のだと思いますが、やはり、若いうちからよく叱られた人のほうが、けっこう長く持つのです。
もちろん、ほめられて伸びることもあるでしょう。ここ一番のときにほめてくれる人がいたおかけで伸びることはあるので、ほめられるのも大事だと思いますが、
しかし、ほめられてばかりではいけません。人生には、必ずうまくいかない時期があるのですが、ほめられてばかりの人は、そういうときにどうしても「弱い」からです。
確かに、叱られてばかりいると性格が悪くなるでしょうから、それもやや問題かもしれません。ただ、そう大きな失敗に至らない段階で叱ってもらえるのはありがたいことだと思います。全体が潰れるほどの失敗をしてから叱られても、”手遅れ”なので、そこまで行かない段階で、若いうちに、こまめに叱られたほうがよいのです。それが、あとから、だんだんに失敗が少なくなっていき、成功が大きくなる原因ではないかと思います。
私も、在家時代の話をずいぶんしていますが、振り返ってみると、失敗したり、叱られたりしたことが多ければ多いほど、それが財産になっているような気がして仕方がないのです。性格は少々悪くなったかもしれませんが((笑)、「復元力」、「復活力」、「リバウンド力」、あるいは、「失敗しない方法」などを身につけました。また、「ほかの人がどんなところで失敗するか」、「ほかの人に言ってあげるべきことは何なのか」というようなことを、わが身をもって数多く経験したのではないかと思うのです。
宗教法人を始めてからも、失敗は数知れずあったので、当時いた人たちはきっと、「頼りないなあ」などと思っていたに違いないでしょう。ところが、そういう場面を見た人たちは、いつの間にか”淘汰”されていなくなっているために、長くやっている間に、総裁には間違いがないように見えてきているようです。それは、まことにありがたい”信仰の世界”であるかもしれません。しかし、実際に近くで見た人からすれば、「あのとき失敗した。このときも失敗して間違えた」ということが、けっこうあるでしょうし、私自身もそう思っていました。
ただし、失敗しても、それで全滅するわけではなく、必ず復元してきて、取り返す力がありました。そういう意味での、「リバウンドする自己信頼」があるのです。
もちろん、成功したからといって、自惚れすぎて、反っくり返り、転落することもないとは思っています。その程度にしか成功を捉えないだけの冷静さは持っているつもりではいるのです。
〇魔境を乗り越えるたびに、もう一段、人格は大きくなる
みなさんも、精神的に成長し、「透明さ」を失わないながらも、着実に前に進めていく人であってほしいと思います。そして、未来に向けて、自己投資を続けていってください。
これからも、悪霊(あくれい)に始まり、悪霊(あくりょう)、小悪魔、魔王、大悪魔と、順番に出てくることもありましょうが、今述べたような姿勢があれば、惑わしを受けたときに、それを乗り切る力がついてくるでしょう。
やはり、謙虚に精進し続ける自分たちでありたいと思います。できれば、失敗した場合には、なるべく自分の責任と捉えるかたちにして、自己努力を促すことが大切です。
また、成功した場合には、自分の努力もあるとはいえ、「他の人のおかげだ」、「環境が良かったのかもしれない」、「天が助けくれたのかな」といったように思える人間になりたいと考えています。
それが、長く続いていく道であるし、魔境に陥らず、抜け出していく道でもあるはずです。
これから、多くの方々が偉くなっていき、人を救うようになるでしょう。しかし、魔境は必ず通ります。それも、一回とは限りません。いくつか通ることはあるのです。ただ、そのつど、乗り越えることができれば、もう一段、人格は大きくなるだろうと思います。
共に、精進の道を歩んでまいりましょう。(完)
【大川隆法『悪魔からの防衛術』第二章「魔境からの脱出」より抜粋】
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さて、ここからは、私たち仏弟子の生命ともいえる、「仏説・正心法語」について共に考える機会を得たいと考えています。
教義として主よりたくさんの御教えをいただいていますが、その中心にあるのが、「仏説・正心法語」です。たくさんの仏法真理を主よりいただいていますが、数多の経典は「正心法語」を正しく理解するためにあるといっても、けっして過言ではありません。
「仏説・正心法語」は仏の光であり、仏の生命であり、私たちの力であり、仏弟子の生きていく寄る辺です。
七つの経文が収められていますが、「毎日、全編を繰り返し読誦してください」とお勧めさせていただいています。理屈抜きで、毎日、正心法語を読むと元気になるからです。
経文にも、「ああ 七色が 相集い 仏の御国を 照らし出す」とあるように、「仏説・正心法語」は本来、七つの経文が合わさって一つの法身を表現しています。私が全編読誦を強くお勧めするのには理由があります。
正心法語は法華経・般若心経の一万倍の力があると教えていただいていますが、私たちサンガは正心法語の威力を十分に使いこなせていないのではないかと思います。
私も含めて皆様の中で、今日からさかのぼって一日のうち、正心法語の全編読んだ人がどれだけいるでしょうか。読経の習慣化が法力を生むことを私たちは主から教えていただき知りながら、なかなか実践できずにいます。実にもったいないことです。
私たちサンガ・幸福の科学の活動は多岐にわたっていますが、あらゆる活動の力の源泉は「仏説・正心法語」から生まれています。だから、この経文を毎日、読誦することを繰り返すことで、私たちは主より法力という名の力を授かることができるようになります。
このメールマガジンでは、日々の活動で「仏説・正心法語」からどのように活動のエネルギーを引き出していくかという視点で、お届けしたいと考えています。この経文に関する主の御解説は経典『信仰論』に説かれていますので、伊勢支部にてぜひご拝受ください。「法力」という名の悟りと救済力と得るために必要な経典です。
それでは、「真理の言葉 正心法語」から始めましょう。「正心法語」はこのように続きます。
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仏の 御国は 七色の
光の 菩薩が しろしめす
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本日の引用部分は英語版の「正心法語」-The True Words Spoken By Buddha-では、このようになっています。
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Buddha Land is shining brightly,
Because of Gathering of Bodhisattvas.
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「七つの、別々の個性を持った光の指導霊たちが相集いて、天上世界と地上世界を照らす」
という前節に呼応するように、
「仏が創造した魂の修行の場である「愛の地球」を光の菩薩が治め、統治する」という意味になります。
「しろしめす」とは古い大和言葉です。「治める」「統治する」という意味です。
色として象徴される仏のエネルギーは、整理すると以下のようになります。(※【】は九次元大霊の担当)
黄色=教え・法・悟り・悟性・智慧・仏陀【エル・カンターレ】
白色=救い・愛・自己犠牲・医療・キリスト【アモール】
赤色=法戦・正義・政治・勇気の色・モーセ【モーリア】
紫色=礼節・秩序の色・敬虔・謙虚・従順・神道・孔子【セラビム】
青色=思考・知性・哲学・理性・マヌ【アケメーネ】・ゼウス【セオリア】
緑色=調和・自然・感性・芸術・瞑想・自由・ゾロアスター・マニ【サマトリア】
銀色=進歩・科学・未来・仏光物理学・ニュートン・アルキメデス【カイトロン】
七の色の光はすべて仏教的な慈悲の光線がわかれた姿であり、その仏の慈悲の中で、それぞれの個性をもった高級霊たちが働いています。青色光線は二人の九次元大霊が担当しているのが印象的です。
ちなみに、九次元大霊のマイトレーヤー如来【オルゴン】は仏の光のプリズム化を担当しています。各文明や時代においてどの光線を強くするか弱くするかなどエル・カンターレの指導の下調整する役割を果たしています。
十体存在する九次元大霊のなかで、エンリルは霊界の裏側である魔法界(アラビア)・ヨガ界(インド)・仙人界(中国)・仙人・天狗界(日本)など、主に祟り神や荒神を指導しています。
地球の造物主である主の御名は「エル・カンターレ」であり、
地球の歴史史上はじめて明らかにされた名前です。「うるわしき愛の星・地球」を意味する御名です。
このうるわしき愛の星・地球は七つの仏神のエネルギー体で構成されており、一つも欠けてはいけません。たから、それぞれ個性あるエネルギー体が、「進歩と調和」という宇宙の二大原理のもとに、一体となっています。
私たち、人間には、主から分けられた光の欠片が仏性として宿っています。それを内在する魂には個性があります。よって私たちの魂は、過去世の生き方によって、さまざまな光の色をまとっています。心の法則や悟りを愛する人は黄色系、優しさや自己犠牲をいとわない白色系、正義を愛する人は赤色系、調和や芸術を愛する人は緑色系、思慮深く知性的な人は青色系、秩序や礼儀を愛する紫色系など、これらの力が地球文明と文化を創造しています。ですから我々に個性の違いは、魂がまとう光の色の違いでもあるわけです。
ですから、私たちは、同じ地球人として、その違いを呪い、裁くのではなく、仏性相等しきを喜ばなければなりません。それは支部の人間関係においても同様です。個性の違いを違いが祝福しあい、仏国土ユートピアを共に創造してまいりましょう。
主は光です。エル・カンターレの力は、透明な光として具現化されています。
その根源は、天国世界では、霊太陽として存在して、三次元世界では、太陽として存在しています。
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仏に三身ありと言われており、仏のお姿には「応身」「報身」「法身」の三種類あります。そのなかの最も尊いのが「法身です。これは、肉体存在や目に見えるものではなく、宇宙を統治する法則としての存在です。たとえば、「原因・結果の法則」「波長同通の法則」「生々流転の法則」など、仏教で言えば「諸行無常」「諸法無我」「涅槃寂静」の「三法印」も仏の法身です。また幸福の科学の基本教義である「愛」「知」「反省」「発展」の四正道もエル・カンターレの法身仏にあたります。
そして、何よりも「光とは何か」を教える『仏説・正心法語』こそが、私たちの主、エル・カンターレの法身そのものなのです。
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最後に、経典から抜粋いたします。
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仏神は光です。
光は、あるときは粒子として顕われ、あるときは波として顕われます。
光が粒子として顕われたとき、そこに物質が出現します。
光が波として顕われたとき、それは想念、念いの作用としてのみ存在します。
仏神の心というものは、
凝集されて一点となれば物質となり、
それが人間となり、地球となり、三次元宇宙となります。
仏神の心というものは、
凝縮されて一点となれば物質となり、
それが人間となり、地球となり、三次元宇宙となります。
仏神の心が、
凝集された粒子というかたちではなく、波として顕われたときには、
想念の波動として、念いとして、宇宙を飛び交う電波としてのみ存在します。
これが大宇宙の秘密なのです。
【大川隆法 『不滅の法』序章「心のなかの宇宙」より抜粋】
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■『仏説・正心法語』を使った入会者の養成について
「『正心法語』を三十分間聴くと、それで取れない悪霊はほとんどありません」という宣伝をしました。
入会会員の方は、略式の入会版『正心法語』をお持ちで、これは五分ぐらいで読める「真理の言葉・正心法語」と「主への祈り」「守護・指導霊への祈り」しか入っていません。入り口用です。正式に中に入ると、三十分用の『仏説・正心法語』を頂いて、読めたり、聴けるようになるというスタイルです。
これは、「入会会員は、次は早めに三帰信者に進みましょうね」と実はお勧めしたのです。それを理解しなければいけません。
まだ少し、「入会会員はそんなに活動しなくても、とりあえず何か薄い縁ができたらいい」ぐらいに思っている方が多いようでもあるので、いったんは入り口が低くてもいいのですけれども、しばらくしたら幸福の科学のカルチャーにだんだん染まっていって、ちゃんとやるべき心の修行は、基本的にはレベルが決まっていますので、「ここまではやらなければいけない」というのはあるので、そちらの道に導いていかなければいけません。『正心法語』をきっちりと上げたり、あるいはそれを理解するために、教学をきっちりする必要があります。当然、真理を知ったら、無明の闇のなかにいる人を救う活動に取り組まなければいけません。
だから、入会会員というかたちで今、急増はしていますけれども、「そのままでいい」とは思っておりませんので、「いずれ本格活動会員になっていただきたい」というふうに理解しております。「そのための一点攻撃、突破攻撃するのなら、今言ったように、『正心法語』のところです」というのを、今、私はヒントとして、岐阜で申し上げたのです。
だから、入会版『正心法語』と本物とはだいぶ開きがあります。本物の『正心法語』を全部理解するためには、教学をきちっとする必要があります。その教学をきちっとするためには支部に行ったり、精舎に行ったりして勉強をする必要があります。
ここを上手につないでいってくださればよろしいと思います。
だから、入会会員のままでよいというわけではありません。あくまでも入り口を楽にしたということです。いきなり一時間以上かかる支部に行って三帰誓願をするのは、やはりそれは難しいだろうと基本的に私も思いました。三帰誓願の制度自体は、もともとは、インドの釈迦時代の出家者の制度でありますので、それを全部にというのはちょっと無理があると思うんですけれども、だから、在家用だったらもうちょっと軽くて本当は構わないものなんです。
だから入会者が今どんどん急増して、五倍増ぐらいの速度で増えておりますけれども、「次はやはりちゃんとした修行者になりましょうね」と。その入り口は今言ったように、「『正心法語』というのは、『法華経』の一万倍の効果がある」という昔言ったこのお話です。実際その通りですので、そのあたりから入っていかれるとよいと思います。
「『正心法語』を理解するためには、こういう勉強が必要です」というようなことです。精神統一、瞑想等もやはり実践したほうがよろしいです。まずは支部に来て、行事に出て、精舎の行事にも出てみて、だんだん心構えができてきたら、ちゃんと三帰信者になるようにお勧めするということです。
【岐阜支部精舎説法「信者との対話」より】
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ここで、仏教の修業論に立ち返るべく、教典『沈黙の仏陀』を学びます。経典お持ちでない方は、ぜひお求めください。【1800円税込み】
―仏陀入滅して二千五百年。その教えは沈黙の中におかれた。しかし、その真意を解く鍵は、修業論のなかにある。沈黙の仏陀の声なき声がそこにある―『まえがき』より
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第5章 智慧とは何か
4 慧解脱―無明の克服
三番目には「慧解脱」というものが挙げられると思います。これは知恵による解脱ということです。
これは「無明の克服」が中心になっています。真理の知識としての側面から知っていれば、迷わなくて済むこと、犯さなくてすむこと、乱れなくて済むこと、間違いを犯さなくて済むこと、そして、その結果、心に毒を生じさせたりしないですむようなことを、知らないがためにさまざまな出来事に巻きまれて、この世的に苦悩し、煩悶し、心が揺れます。そして、心が自由になれないのです。そこで、真理の智慧、真理的知識、深い知識を得ることによって、そうした迷いという名の束縛を断ち切っていって、心の自由を得ること―これを「慧解脱」といいます。
ですから、慧解脱は、かなり理性的な側面を含んでおり、理性的な解脱方法と言ってよいと思います。信解脱が、どちらかといえば万人に対する開かれた門だとするならば、この慧解脱は、多少なりとも知的な思索能力がないと難しい部分があります。そういう意味では、専門的な領域に入ってきますし、あるいは多少リーダー的な人たちが学ぶべき解脱の方法かと思います。
これについては、すでに「無常」「苦」「無我」等の教えも語りました。「この世は無常である」ということを知る。あるいは「我なるものはほんとうはない。無我なのだ」ということを知る。そして、その結果、「自分が喜びや楽しみだと思っていた、三次元的な喜びや楽しみ、快楽というものは、実際は苦なのだ、苦しみなのだ。死んだ後の霊的な目から観たら、苦しみに当たるのだ。その苦しみを苦しみと思わず、喜びと思っているところに、三次元的な人間の迷いがあるのだ。実在世界の霊的知識から見たならば、この世的なふるまいというのはまったく違ったものになってくる。みすみす破滅の方向に向かっているようなことを、喜びと思っている人がいっぱいいるが、そうではないのだ。真に自分の魂が進化し向上するために・
・、この世的な間違った見解を捨てて、真理の知識に基づいた行動をしなければいけないのだ。そうした判断に基づいて自分を律していかなければならないのだ」―こういう理性的な悟りが、慧解脱ということです。
これも確かな力であり、霊的洞察に裏付けられた知識をしっかりと持っていれば、それをもとに考え、話し、行動することができて、人生の羅針盤にすることができるのです。
すなわち、無明からの脱出、無明の克服のために、この慧解脱というものがあるのです。そして、そのためには、もちろんかなりの知識や経験も必要です。慧解脱にも深さがあり、特に、第5章で述べたような「般若の智慧」を得る段階になると、そうとう高度なレベルに達していると言ってもよいと思います。すなわち、慧解脱の状態にまで来ると、阿羅漢果に入った状態に来ていると言ってもよいと思います。
以上で、信解脱、定解脱、慧解脱という、三つの解脱についての話をしましたが、さらに、もう少し領域を広げて話をしてみたいと思います。
【大川隆法『沈黙の仏陀』第6章「解脱の意味」より抜粋】
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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。
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Lord EL Cantare is my All. 主こそ私のすべて。
We are The One, with our Lord. 我々は主と共に一体である。
One for All. All for The One. 一人は主のため、隣人のために。みんなは主の悲願のために。
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◆映画「ドラゴン・ハート」伝道植福について
5月23日(金)に全国の映画館にて公開されます映画「ドラゴン・ハート」は大川隆法総裁先生制作総指揮による28作目の映画となります。この映画の大成功に伊勢支部信者全員の信仰心を結集させていただきます。皆様の尊い布施をどうぞ、この映画伝道植福に託して、私たちに縁ある方々の心と魂を救うべく、この映画を主の御名と共に、全国・全世界で広宣流布してまいります。映画伝道植福への喜捨を何卒宜しくお願い致します。
大宇宙の すべての根源であり 地球の創造主であられる
主エル・カンターレ 大川隆法総裁先生
映画『ドラゴン・ハート❘霊界探訪記❘』を賜り
心より感謝申し上げます
本作は 未知なる世界に飛び込む勇気を与え
人類に真実への目覚めを与える映画です
全世界の人々に
霊的真実と主エル・カンターレの御存在を
弘めてまいります
仏弟子一同 力を合わせて
一人でも多くの方を 主のもとへと誘(いざな)ってまいります
■映画『ドラゴン・ハート―霊界探訪記―』四つのポイント■
①「天国・地獄」の存在を知らしめ、全人類の魂を救済する映画です。
映画では、霊界探訪記として現代の地獄の有様を詳細に描いています。つまり、今死んで地獄に落ちるとしたらどんな世界なのかということがリアルに映像体験できる映画です。死後の世界を詳細に紹介することで、「あの世はない」「霊界なんてばかばかしい」と考える人の間違えた考えをカブト割りする映画です。この映画は、このままでは地獄に落ちてしまうたくさんの方々に救いの縁を届ける「魂の救済」映画です。正しい霊界観や信仰を持たない人にこそ届けたい映画です。
②地球の霊的中心地・シャンバラの危機を救う映画です。
今、地球の霊的中心であるシャンバラは、地上世界で、信仰心が薄れ、神仏や霊的世界を信じない人が非常に増えていること、巨大な唯物論科学国家である中国が、インドやネパール等への覇権を強めていることによって、非常な危機にあります。現に中国・洞庭湖のほとりにあるシャンバラの入り口は発見するのが相当難しくなっています。
シャンバラという地球の霊的センターが護られていることで、魂修行の場としての地上世界も安定いたします。もし、シャンバラが崩壊するようなことがあれば、地球を護る霊的結界が失われ、宇宙の邪神やダークマターの悪想念による更なる地球介入を招く事態となります。
本映画は、霊界思想を地球の霊的センターとしてのシャンバラの存在を全世界へと知らしめることによって、崩壊への危機にあるシャンバラを護るという「神の戦い」そのものを描いた映画です。
③全世界の人々が主なる神エル・カンターレと出会い、一つなる道を示す映画です。
この映画は、全世界の人々に造物主エル・カンターレのご存在を知らしめる映画であり、本年の幸福の科学の活動テーマである「日本全国・全世界にエル・カンターレ信仰を打ち立てよう。なお、一歩を進める」の中心となる作品です。
主人公たちの地獄巡りは、現代社会の諸相そのもの。しかし、そうしいた人類の、かつてない混乱、混迷の先には、大いなる規模、救い主の存在があることを示す映画であり、宗教の違いや、民族や国家の枠を超えて、全人類が、主なる神への共通認識の下、一つになる道を示される希望の映画です。
④仏弟子(まだ気づいていない仏弟子)たちがドラゴン・ハートに目覚め、霊的覚醒をうながす映画です。
この映画は、川で河童を追って溺れた主人公の二人が、霊界の天日鷲神に出合い、「霊界探訪で本来の自己に目覚めることができたなら地上に還してあげる」と告げられ、地獄巡りなどの一種の修行を経て、魂の親エル・カンターレと出会い、本来の自分の使命に目覚めるという、宗教的なメッセージが込められた映画です。
純粋な信仰心、そして、救世への本物の念いの確立が求められている今、私たち仏弟子や、まだ目覚めていない一般の方たちの中にいる仏弟子予備軍に対して、霊的覚醒を促す導きの映画であり、私たちのドラゴン・ハートに導かれた旅は、映画公開までに、すでに始まっていると言えるのが本年の活動です。
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。゜+. With Savior 。゜+.
100%エル・カンターレ信仰
―天御祖神とともに―
伊勢から世界に伝える強い信仰
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E-mail:ise@sibu.irh.jp
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https://hsise.com/
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TEL:0596-31-1777
■□■
FAX:0596-31-1778
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エル・カンターレ・大好き
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文責:蒲原宏史
(3/11-1)70真理の言葉『正心法語』を読む ⑪仏の御国は七色の光の菩薩がしろしめす―「透明さ」を失わず着実に前進を
