(4/25)115『智慧の言葉「仏陀の悟り」』を読む ②「生」―生まれる苦しみ―国民を幸福にできなければ政権交代など意味ない

『智慧の言葉「仏陀の悟り』」

2 失うべきものは何もない

【大川隆法 箴言集『人生への言葉』より抜粋】

おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進めましょう。

430日は幸福実現党の立党記念日です。2009430日、大川隆法総裁先生がこの国の国難を救うべく、幸福実現党宣言をなされて、「幸福実現党」を立党しました。主に心よりの感謝を捧げます。

427日には、伊勢支部や精舎を衛星中継にてつないで、11:00より幸福実現党立党周年記念大会を開催いたします。皆様、万難を排して伊勢支部にご参集ください。

この聖なる日に向けて、信仰・伝道・植福に私たちの最大の感謝と報恩の誓いを捧げさせていただきましょう。

そこで、本日からは、幸福実現党立党の精神を振り返るべく、教典『宗教立国の精神』より第一章『天命を信じよ』を振り返ります。そののち、『仏説・正心法語』をともに読んでまいります。経典をお持ちでない方は、全国の書店、支部や精舎にて拝受ください。【2000円(税抜)】

*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*

〇国民を幸福にできなければ政権交代など意味ない

現在、自民党と民主党が「二大政党」と言われ、「小選挙区制」の下で戦った結果、民主党が政権政党となりました。フランスの政治学者デュベルジェが説いた「デュベルジェの法則」のとおり、「小選挙区の二大政党になれば、第三党以下は消えていく」という現象が、現実に起きようとしています。

要するに、第三党以下の党に投票しても、その投票は「死票」となってしまい、二大政党にしか票が集まらなくなっていきます。そのため、「ふたつの政党だけが強くなり、交代でどちらかが極端に強くなる」という振り子現象が起き始めるのです。

そういう法則が政治学にはあります。

ちなみに、小選挙区制は、与党に有利なように選挙区がいびつな形に区割りすることも可能なため、アメリカでは、それを行った人の名前をとって「ゲリマンダー」と呼ばれており、昔、日本でも、鳩山一郎が小選挙区制の導入を提案したときには、「ハトマンダー」と呼ばれたこともあります。

その鳩山一郎の孫である鳩山由紀夫の手によって、この世的な技術による小選挙区制の下、現実に政権交代が起きましたが、こうした、政権が振り子のように揺れることをもって「平成維新」などとは呼べません。結果が良い方向に向かっていかなければ、政権交代は意味のないことです。

未来が明るい方向に向かい、人々を幸福に導いていかなければ、政治の意味はないのです。

私たちは、正しい言論を主たる武器とすることによって、また、宗教を根拠とした、人間関係の正常なつながりを緊密にすることによって、また、宗教を根拠とした、人間関係の正常なつながりを緊密にすることによって、正論を押し広げ、この世のなかに、正義を実現したいと考えています。

したがって、目先の小さな躓(つまづ)きにとらわれることなく、堂々たる横綱相撲をとり続けたいと思います。

国民も愚かではありません。真実の者を見分ける力はあるはずです。一見しただけでは分からないかもしれないし、短い期間では分からないかもしれません。

しかしながら、数年か、十年か、あるいはそれ以上の年数を続けていくうちに、真実のものは、必ずや人々の心を打ち、理解を得、支持を受けるものであると、固く信じることが大事です。

どうか、浅き兵法にとらわれることなく、浅薄な宣伝や広報に酔うことなく、正々堂々の陣にて戦い続けることを望みます。

【大川隆法『宗教立国の精神』第一章『天命を信じよ』より抜粋】

*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*

本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいりたいと思います。本日も全国・全世界の信者の信仰心を結集し ①10:00~、②13:00~、③19:00~(各回約50分)と世界同時に主の奇跡を願い、復活の祈りを捧げさせていただきます。皆様の祈りの結集をお願いいたします。

さて、『正心法語』のなかで、「菩提心の言葉『修行の誓い』」を読んで、三宝帰依の精神を確認して、仏道修行の誓いを主に捧げたのち、読む経文が『智慧の言葉「仏陀の悟り」』です。私たちは、この経文を毎日読むことによって、2600年前の仏陀の悟りか何であったかを学ぶことができます。

私は、個人的に『智慧の言葉「仏陀の悟り」』を、伝道の中心に据えています。主エル・カンターレの名を知らず、無明の闇に苦しむ人に仏法真理を伝道するときに伝えるべき内容がここに集約されているからです。また生きている方のみならず、お亡くなりになった方への伝道という意味においても、葬儀での法話で、お亡くなりになった方への引導を渡すときに、この経文を題材に法話をしています。

さて、本日は、『仏説・正心法語』第三の経文である『智慧の言葉「仏陀の悟り」』について共に考えを深めてまいります。

私たちは、この経文を毎日読むことによって、私たちが日々つかむべき『霊的人生観』を知り、自分が肉体存在ではなく、「霊」であるという原点に立ち返ることができます。

『智慧の言葉「仏陀の悟り」はこのように続きます。

*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜

『生』とは 母の胎内より

生まるる ことの 苦しみなり

汝 生まれし その時に

母に 受難の 涙あり

汝 自ら 一年の

不安と 孤独の 時を待ち

産湯の 中で 泣きやまず

*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜

みなさんは、母親から生まれたときの苦しみをすでに忘れていますが、あの世で大人の霊として生活している者は、この世に生まれてくる前には、大変な緊張状態におかれています。・・・

そして、なかば冬眠状態に入って母の胎内に宿り、十月十日経つと生まれてきます。この「生」をきっかけとして、さまざまな人生の苦しみも生まれてきます。

その結果、魂という、自己の本来の姿を忘れ果て、この世でわがままいっぱいに生きて、他の多くの人を迷わせたり狂わせたりし、宗教的信条を否定するようなことをします。挙句の果てに、死後は地獄に落ちてしまいます。

さらには、地獄に落ちても落ちた自覚はなく、苦しまぎれに地上に出てきては、自分の心に波長が同通する人に取り憑いて、その人を狂わせ、地獄に引きずり込むのです。こうしたことを繰り返している人が数多くいます。無明です。明かりがない、智慧がない行為です。このような哀れな人間になっていくのが、真相なのです。この真実を知らないで生きるということは、どれほど気の毒なことでしょうか。・・・

生まれることが苦しみであると言っても、なぜ「生」が「生・老・病・死」の最初に来るのでしょうか。当時のインドは衛生状態が悪く、釈尊自身が、自分が生まれて一週間後に実母を亡くしているのです。・・・

釈尊は、物心ついてから、「自分を生んだことによって、私の実母が一週間で地上を去った」という事実を知った時、非常に大きな衝撃を受けたことは事実です。「自分が生まれることと引き換えに、母が生命を失っている」という事実を知ることが、どれほど悲愴なものであるかは、わかると思います。・・・

世界宗教のなかでは、「生まれる苦しみ」ということを言った宗教は、私の記憶の範囲では、唯一、仏教だけです。ほかにはありません。これは、釈尊が実母を亡くしたことも大きな影響として出ていると思いますし、あとの「老・病・死」の苦しみがすべて、この「生」をもとに発生している、ということでもあります。これが大きな理由だと思います。

生まれることが苦しみであることのもう一つの理由は、迷いによる転生輪廻をしている人が多いということです。

「生まれ変わり」というと、菩薩や如来といった、光の世界にいる人が地上に生まれ変わることもありますが、一般的には必ずしもそうではありません。霊界では、やはり、四次元や五次元の人口が大多数ですから、そうした人々のなかには、この世のほうがいいと思って生まれ変わっている人が、実際に数多くいるのです。・・・このように、天上界のほんとうの素晴らしさを知らずに、地上に戻ってくる人も数多くいます。迷いの生存、迷いによる転生輪廻といってもよいでしょう。この世のほうがいいと思って、この世に執着している人が数多くいるのです。・・・

仏陀の説く「生苦」とは、「生まれる苦しみ」なのです。

【大川隆法『仏陀の証明』幸福の科学出版 より引用】

*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜

人間が生まれてくる理由を知ろう

私達は地上に生まれてくる前はあの世の天国で過ごしていましたが、この世に生まれて来るためには、人生の計画を立てなければなりません。いつの時代の、どこの国に生まれるか、親は誰にするか、性別は男性と女性のどちらにするかなど、自分にとって魂の修行ができるような環境を決めて、生まれ変わりの役所のような所から許可をもらうのです。

現代のようにこの世の文明が発達してくると、今までの人生とは違った勉強の材料が豊富にあるため、地上に生まれたいと思って、役所に人生の計画書を出す人がたくさんいます。特に、主エル・カンターレがお生まれになっている今の日本に生まれ、主の説かれる教えを学びたいという人はたくさんいるので、希望通りに生まれてくるのはとても大変な事なのです。皆さんも天上界にいた時に、「必ずお役に立ちます」と強い決意をして生まれてくる事ができたのでしょう。

人間は、仏様に創られた存在です。魂が肉体に宿ってこの世に生まれ、数十年の人生を生きた後に死を迎えますが、死んで肉体がなくなった後は、魂としてまたあの世に帰ります。この、「魂の経験を積むために、あの世とこの世を何度も生まれ変わる事」を転生輪廻といいます。

人間の魂の本来の居場所は、あの世の天国です。神様、仏様の心に近づけるように、永遠の生命の中で魂を向上させようと修行をしている存在、それが人間なのです。そして、この世で修行をする事は、あの世で修行をするのに比べて十倍ぐらいの価値があります。この世で1年間頑張ったら、あの世で10年くらい頑張ったのと同じ事になるし、皆がこれからの人生で70年間しっかり頑張ったら、あの世で700年間頑張った事になります。ですから一日一日を大切に過ごしていきましょう

【ヘルメス・エンゼルス No254学習会より抜粋】 

*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜

おいしいものを食べ、よく眠れて、肉体が快適であれば、言うことはありませんし、もちろん、冷 

房や暖房も有効だと思ってはいますが、「それを超えた人生観を持てない人は幸福ではない」と 基本的には思っています。 

私が言いたいことは、次のようなことです。 幸福の第一段階は、「自分が肉体人間だと思わずに、霊的な人生観を持つことができる」とい うことです。 

私が考える意味での幸福感は、ここにあります。 

「霊的人生観を持つ」ということは、どういうことかというと、一般的な宗教で言えば、「神や仏などに対する信仰心を持って、日々を生きる」ということ、あるいは、「神の目や天使たちの目を意識して、この何十年かの人生を生きることができる、その『目覚め』を得た」ということです。 

これが第一段階の幸福なのではないかと思います。

【大川隆法『幸福の科学大学創立者の精神を学ぶ2(概論)』より抜粋】

*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜

地上での修行の効 果は霊界の十倍に値する

もうちょっと単純に言いますと、この三次元の物質世界というのは、霊界と違って、簡単には分かりにくいようになっているのです。だから、本当は、霊界で善行を行うよりも、この世で善行を行うほうが難しいし、霊界で反省するより、この世で反省することのほうが難しいのです。

「この世での一年間の修行は、霊界での十年間の修行にも匹敵することがある」ということです。 

だから、「わずか数十年生きて、悪人として判定された方が、数百年ぐらい地獄で苦しむ」という ことは、いくらでもあるわけです。

よいことも悪いこともあり、この世は、「肉体を持って、物のなかで物を利用して生きていかねば 

ならない」という、ある意味では、万人が目隠しをして手探りで生きているような世界でありますの 

で、このなかで「善悪」を見分け、「真偽」を見分け、「美醜」を見分けていくことができる人というのは、その修行の効果は大きいのです。 

それがあるから、「繰り返し繰り返し、この世に転生してくる」という現象があるということです。だから、学習することはとても多いのです。

【大川隆法『地獄の法』  2  地獄の法p112より抜粋】

*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜

難しい仏教の言葉で、「欲界転生」という言葉があります。この地上世界には三界といわれる三つの世界(三界)とよばれる迷いの世界があり、「欲界・色界・無色界」と名づけられています。

簡単に説明すると、欲にまみれた穢れの世界が「欲界」です。その上に、欲を超越したのちの世界、物質世界である「色界」があります。その上に、目に見える世界を越えた精神世界である「無色界」があります。迷いの人生を歩む私たちは魂を肉体に宿しながら、心の針が常に三界のどこかに通じでいます。このように生まれる苦しみから始まる人間の人生は、自分自身を肉体存在だと勘違いしているために、三界もしくは、六道の輪廻から抜けることができないと言われています。

「六道」とは、「地獄・餓鬼・畜生・阿修羅・人・天」の六つ世界です。この六つの世界をぐるぐるの循環するのが欲界転生と言われています。悟りを得ていない、仏法真理を知らない衆生は、この苦しみの転生輪廻から抜け出すことができないとされています。幸福の科学の定義で言うと、地獄から六次元中段階までの領域で、欲界転生を繰り返しているとされています。自分が霊であることに気づかない者は生まれることからはじまる四苦八苦の世界から抜け出すことができません。魂の救済とは、この六道輪廻からの救済を意味しています。その悟りの始まりが『智慧の言葉「仏陀の悟り」』の内容となります。

「三界は唯心の所現なり」という、言葉があるように、私たちの心は常にどこかの霊界とつながっています。その心が欲の世界に繋がっているのか、迷いの世界に繋がっているのか、精神世界に繋がっているのか、は日頃私たちが何を考えているかによるものです。この三界の迷い生存を超えた世界が、悟りの世界である阿羅漢や菩薩、仏の世界となります。心の波長は常にどこかの霊界と同通しています。だから、心の中の思いに注意してみましょう。ちなみに、人間の波長が同通する先としては、十の世界があり、六道の上に、声聞・縁覚・菩薩・仏の四つの世界がありまする。これを十界互具(じっかいごぐ)といいます

「肉体」の反対は「霊」です。宗教的信条を持たない人は、自分が霊的存在であることを理解することができないで苦しみを自ら生みます。私たちの身の回りにもたくさんいらっしゃいますね。その方々は、肉体が自分だと勘違いすることが人生の苦しみの原因であることが全く理解できていないのです。その苦しみの元凶となるのが「生・老・病・死」の四つの苦しみ【四苦】といわれるものです。私たちの悟りは、四苦を乗り越えるところから始まります。そして、それは、正しき霊的人生観を理解する始まりでもあるのです。

*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜

本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。

*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜・*:.:*・゜

「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について

2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。

本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  

奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。

この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】

また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。   その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。

神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

【神戸正心館建立祈念―エル・カンターレ像開眼祈念植福―植福のご案内】

「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」は、一口十万円目安から承ります。また、本植福の貢献者の皆様方は、神戸正心館建立時に芳名板を設けて、そのご貢献を顕彰させて頂きます。

■□■□■□■

。゜+. With Savior 。゜+.

100%エル・カンターレ信仰

天御祖神とともに―

伊勢から世界に伝える強い信仰

■□■□■□

□■□■□

Happy science Ise | 人を愛し人を生かし人を許す

□■□■

TEL0596-31-1777

■□■

FAX0596-31-1778

□■

文責:蒲原宏史 

タイトルとURLをコピーしました