(11/19-1)323経典『太陽の法』を読む 48黄金の時代―アガシャーの時代―魂の違い

『太陽の法』を読む

58 お客様は神様だ。しかし時に暴君になる。その際は、腰低く、ていねいに、説得せよ。

【大川隆法 箴言集『コロナ時代の経営心得』より抜粋】

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おはようございます。「一日一生」。今日も、主のため、世のため、人のために、信仰に、伝道に、植福にさらに一歩進め

1123日は初転法輪記念日です。初転法輪とは、今から38年前の19861123日に、主エル・カンターレ大川隆法総裁先生が、東京・日暮里の地(現初転法輪記念館)にて、初めての説法をされて、法輪を転じられたことです。この聖なる日に仏弟子相集い、心からの感謝を捧げるとともに、たとえ何があろうとも、主の御名と主の教えを地の果てまでも伝えていく伝道の発願を捧げさせていただきます。

さて、ここからは、「幸福の科学」の原点に立ち返り、幸福の科学が全世界に広げようとし

ている教えを共に再確認させていただきます。幸福の科学に入会・三帰されて間もない方や、これから、新しい方を伝道するに当たって、幸福の科学の教えをどのようにお伝えしたらよいのか。ヒントになれば幸いです。

基本三部作の『太陽の法』を引用しながら、幸福の科学の教義を共に学びます。なお、経典『太陽の法』は、光とは何か。仏法真理とは何か。という問いに答える幸福の科学の教えの基本です。また、後半では、『永遠の法』も少しずつ読んでまいります。『永遠の法』は、エル・カンターレの空間論についての教えです。

経典をお持ちでない方は、ぜひ拝受ください。全国の書店や支部や精舎よりお求めいただけます。【税込み2200円】

本書は、『太陽の法』(法体系)、『黄金の法』(時間論)に続いて、空間論を開示し、基本三法を完結する目的で書き下ろしたものです。これでエル・カンターレの法の輪郭が見えてきたことでしょう。今、永遠の神秘が明らかにされました。伝説と神話のベールに覆われていた、地球系霊団の最高の秘密が明らかにされたのです。世界全宗教の統合、超越の悲願を掲げて、本書を世に送り出します。【『永遠の法』まえがきより】

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5章 黄金の時代

8 アガシャーの時代

アトランティスは、大導師、トスのあとをうけて、科学万能時代に入ってきておりました。しかし、トスの本物の「万能」を受けつぐ人が出なかったので、科学偏重に傾いてゆきました。こうして「科学万能とは、必ずしも神の御心にはかなわない」「神のほんとうの御心はほかにもあるのではないか」などの疑問が呈示(ていじ)されるうになったのです。そして、大小さまざまな宗教改革家が出現してきては、人間のあり方を説いていました。これが、いわゆる百家争鳴(ひゃっかそうめい)の時代のです。この時代は、約一千年つづきます。

アトランティスが水没しはじめたのはこのころで、いまから一万一千年ほど前です。まず最初に、大陸の東の三分の一が海中に没しました。さらに、一万七百年ほど前になると、西の三分の一が沈みました。アトランティス大陸は、真ん中の部分の三分の一を残すだけとなってしまいましたが、それでもまだ、洋上に帝国を築いておりました。

そして、いまから一万四百年ぐらい前、紀元前の八千四百数十年に、この地にアガシャーという方が生まれます。アガシャーが生まれたのは、アトランティスの首都・ポンティスです。ポンティスは、人口七十万ぐらいの都市でした。(※現在の静岡市や東京江戸川区の人口)ポンティスには、代々王族が住んでおり、この王族の名をアマンダ族といいます。

アガシャーは、アマンダ族の王子に生まれました。幼名をアモンといいます。アモンは、二十四歳のときに王位につき、アガシャーと名を変えました。アガシャーとは、「叡智を秘蔵せる者」という意味です。このアガシャー大王こそ、のちにイスラエルに生まれたイエス・キリストなのです。

アガシャー大王は、ラ・ムー同様、政治家兼宗教家でした。王宮のなかには、高さ三十メートルもある、黄金に輝くピラミッド型の神殿があり、ここで大王は、神事を行っておりました。アガシャー大王の治世で特徴があったのは、彼は毎月一回、十万人以上収容できる大広場に市民を集め、説法したことです。その当時でももちろん、現代のワイヤレス・マイクのようなものがありました。

アガシャーの教えは、のちにイエス・キリストとして生まれるだけのことはあって、やはり「愛」を中心とした教えでした。彼の説法の内容は、毎回変わりましたが、基本的な教えは、つぎの四点に集約されます。

一 神の本質は愛であり、私たち人間が神の子であることは、すべての人間の心のなかに、愛があることで証明される。

二 愛の具体的な方法は、まず主なる神を愛し、神の分身である隣人を愛し、最後に神の下僕(げぼく)である自分を愛するということである。

三 一日一回は、ひとりで静かに祈り、自分の守護・指導霊と話しなさい。

四 人間のえらさは、その人がほどこした愛の量ではなく、愛の質ではかられる。汝の愛の質を高めよ。

アガシャーの教えは、立派なもので、その人格は、深く尊敬されておりました。しかし、かつて、聖クザーヌス(マイトレーヤー如来)が説いた理神論を奉ずる一派は、アガシャーを敵視し、その命を狙うようになってきました。なぜならば、聖クザーヌスは、神は理性的なものであると説き、科学的、合理的なものを重視していたのに対し、アガシャーは、愛とか、守護・指導霊とかいう非科学的、非合理的、反理性的な教えを説いていたからです。

すなわち、聖クザーヌス派の人々は、アガシャーの教えを、人心をまどわし、アトランティスの古き良き伝統をなしくずしにするものだと考えたのです。

確かに、アガシシャーは鶏群の一鶴(けいぐんのいっかく)とも言うべき存在であり、その人格の高貴さは、万人が認めるものでありましたが、平均的なアトランティス人は、科学万能信仰に陥り、目に見えぬ守護・指導霊を信ずことができませんでした。やがて、理神論派は反乱を起こし、アガシャーを始めとする王族たちをとらえ、広場で、生き埋めにするという暴挙に出ました。このころは、ちょうど二十世紀末の現代同様、真理が説かれると同時に、魔が競い立っていたのです。

こうした暴挙のなかで、ただひとり、理神論派の追撃の手を逃れ、飛行船で王宮から飛び立ったものがおりました。アガシャーの長男・アモン二世です。このアモン二世は、エジプトに逃れ、アモン・ラー伝説の起源となります。この地で、太陽信仰を始めることになるのです。エジプトのピラミッドの原型は、アモン二世が伝えた知識にその源を発するものです。

反乱軍の暴挙によって、地上に肉を持っていた数多くの光の天使たちは処刑され、アトランティスでは、悪魔が勝利を得たかに見えました。しかし、彼らがつくり出した暗い想念の曇りが、全アトランティスをおおったため、地球意識に反作用が起こり、全アトランティス帝国が、一昼夜にして、海底に陥没するという信じられない現象が眼前に生じたのです。

過去の多くの文明がそうであったように、この文明もある日突然に、大陸の沈没によって終焉を告げました。しかし、一部の人々は、やはり飛行船によって逃れ、アフリカ、スペイン、南米のアンデスの方面へと逃れ、それぞれの地で、新しい文明の種をまいていったのです。

【大川隆法『太陽の法』第5章「黄金の時代」より抜粋】

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続きまして、経典『永遠の法』より、空間(霊界構造)に関する教えを振り返ります。

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7章 七次元の世界

9 魂の違い

ここで、魂の違いについても考えておきましょう。

人間の魂は仏の愛を受けるための器であると言えます。この器が小さいと、すぐにあふれてしまいますが、大きな器には仏の愛がたっぷりと宿るのです。

貯水池のダムでさえ、満々とたたえた水が流れ落ちるときの力でもってタービンを回し、電力を起こしているではありませんか。それと同じように、人間も魂の器の大きさに合わせた「貯水池」を持っていて、たまった水の量に合わせた発電を行っているのです。

最大の貯水池を持っている魂は、九次元にいる救世主たちです。彼らは、満々と水をたたえた、他とは比較にならないほど大きな貯水池を持っているのです。だからこそ、彼らがその貯水池から放出した水は、素晴らしい勢いでもって流れ落ち、タービンを回しているのです。かくして最大の水力発電が起き、この電力が全世界に伝わっていくのです。

このように、魂の違いによる愛の実践の差は、貯水池の水量の違いによる発電力の差と考えてもいいと思います。

また、水の落下する力を利用して水力発電を起こすのですから、貯水池が高いところにあればあるほど、つまり落下距離が長ければ長いほど、発電力も大きいということになります。

しだかって、魂の高さも大切です。魂が高い境涯にあれば、すなわち、一段と高い人格を持っていれば、流れ落ちる水の勢いが大きく、多くの電力を生み出すことができるのです。

それゆえ、より大きな愛を受けられる自分をつくるためには、「大きな器をつくる」「人格的な高さをつくる」―この二つに勢力を注がなければいけないのです。

大きな器をつくるとは、努力して、広い大きな人格をつくっていくことです。包容力を大きくしていくこと、すなわち、全てのものを包み込み、抱き城るような大いなる包容力を築いていくこと、これが修行の一つです。

さらにいま一つの修業は、ダムを高くしていくこと、すなわち、刻苦勉励して、自分の魂を一歩一歩、仏の方向へと高めていくことであり、この作業が、悟りを求める魂修行でもあるのです。

では、悟りとは、いったい何なのでしょうか。何をもって悟りというのでしょうか。悟りとは、実は、仏法真理を吸収し、それを実践していくときに得られる「魂の糧」なのです。仏法真理の吸収と実践を通して得られる糧、経験―これが悟りです。

したがって、みなさんは常々、仏法真理を吸収しつつ、それを実践し、行いに現わして、そのなかで愛を広げていく必要があります。そして、包容力を増し、魂の高さを高めて、広大な貯水池をつくっていかなくてはならないのです。

【大川隆法『永遠の法』幸福の科学出版 第4章「七次元の世界」より抜粋】

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本日、『太陽の法』においては、アトランティス文明の末期に活躍したイエス様の過去世であるアガシャー大王の愛の教えについて学びました。イエス様の愛の教えの前触れともいえる教えを復習すると以下の四点となります。

一 神の本質は愛であり、私たち人間が神の子であることは、すべての人間の心のなかに、愛があることで証明される。

二 愛の具体的な方法は、まず主なる神を愛し、神の分身である隣人を愛し、最後に神の下僕(げぼく)である自分を愛するということである。

三 一日一回は、ひとりで静かに祈り、自分の守護・指導霊と話しなさい。

四 人間のえらさは、その人がほどこした愛の量ではなく、愛の質ではかられる。汝の愛の質を高めよ。

一においては、神の本質が愛であること。愛を通して、人は神の子であることが説かれており、お釈迦様の教えである。「すべての人には仏と同じ性質である仏性がある」という仏性論に近い教えが説かれています。

また、二において、注目したいのが、主エル・カンターレが現代において『メシアの法』にて、あらためて示された重要な教えである、「汝の主する神を愛せよ」そして「主なる神を愛しているという証明として汝の隣人を愛せよ」。この二点がすでにこの時代において示されているという点です。

三では、ムー時代のラ・ムー様の三正道の教えでも共通しています。

〇ラ・ムーの三正道②―天上界と心を通わせる反省

今日一日、神あるいは神近き高級霊といわれる守護・指導霊と心を通わすことができたかどうか。これを反省せよ

そして、四では、具体的な愛の発展段階は示されてはいないものの、愛にも質の違いがあり、量より質が優先されることを明示しています。これらの四つは現代において愛を考えるうえでも重要な教えです。

また、繁栄を誇ったアトランティス文明も、かつて九次元大霊マイトレーヤー如来の主導で繁栄に導いた理性を重視する文明の精神革命を、アガシャー大王の時代に図りましたが、アトランティスの民はそれを受け入れることができませんでした。固定化した精神や考え方を、同じ文明のなかで変更することの難しさ、宗教改革の難しさは既得権益との戦いと相まって現代にも通じるところです。文明が終焉をむかえる時代には、必ず悪想念が暗躍する時代でもあります。文明の栄枯盛衰のなかに光と闇との戦いが続いていることがよく分かりました。

また、後半の『永遠の法』では、魂の容量について『人間の魂は仏の愛を受けるための器であると言えます。この器が小さいと、すぐにあふれてしまいますが、大きな器には仏の愛がたっぷりと宿るのです』と教えていた頂き、高次の魂になるほど仏から受け取るエネルギーの量が多いということを学びました。

これを貯水池の水力発電に例えられている点とても分かりやすかったです。

『魂の違いによる愛の実践の差は、貯水池の水量の違いによる発電力の差と考えてもいいと思います。

また、水の落下する力を利用して水力発電を起こすのですから、貯水池が高いところにあればあるほど、つまり落下距離が長ければ長いほど、発電力も大きいということになります。

しだかって、魂の高さも大切です。魂が高い境涯にあれば、すなわち、一段と高い人格を持っていれば、流れ落ちる水の勢いが大きく、多くの電力を生み出すことができるのです。

それゆえ、より大きな愛を受けられる自分をつくるためには、「大きな器をつくる」「人格的な高さをつくる」―この二つに勢力を注がなければいけないのです』

私たちは、仏法真理学習と与える愛の実践によって魂の器を大きくしながら、悟りによって人格を高めていくことで、より大きな力を隣人を救い助けることに使うことができることを学びました。日頃の教学・反省・瞑想・祈りの生活における心修業の指針にしてまいりましょう。

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本日も、皆様とともに主の新復活を祈り続けてまいります。

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If You build it, He will come. あなたがそれを建てたとき、彼はやってくる。

When You believe It, You will see It. あなたが信じるとき、あなたはそれを見るだろう。

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「神戸正心館エル・カンターレ像開眼祈念植福」について

2024年、主エル・カンターレを信じる皆様と共に救世活動に邁進できますこと、心より感謝申し上げます。

本年も、全国、全世界の天変地異調伏と疫病調伏と発展・繁栄の未来を創造する誓いを込めて、「神戸正心館建立祈念植福―エル・カンターレ像開眼祈念植福―」に伊勢支部信者の信仰心を結集させていただいています。

【趣旨① 「神戸正心館建立」エル・カンターレ像開眼祈念植福を祈念して】                                                  

奈良時代に様々な内乱・大飢饉・疫病が流行った時には、聖武天皇が詔を発し、行基菩薩が勧進役となって、東大寺の毘盧遮那仏が建立されました。結果、様々な病気が無くなったと言われています。

災厄に対して信仰心と法力で戦うのは宗教の使命です。当時、お金や材木の布施・人夫などで携わった人々は延べ二百六十万人ものぼるとも言われており、人口の 半数にもあたりました。そのように、毘盧遮那仏建立は、国家を挙げて、国民にエル・カンターレ信仰を伝える一大伝道事業でもありました。

この度の神戸正心館建立は〈天変地異調伏祈念〉という願いが込められています。エル・カンターレ下生を全世界に告げ知らせ、数多の天変地異を調伏せんとする  信仰心の結集運動が神戸正心館の建立です。これは、あらゆる厄災から人々を護らんと願う大いなる愛の実践そのものでもあります。

【趣旨② 「神戸正心館建立」は一大霊場づくり】

また、昨年末には、<聖地>エル・カンターレ生誕館が別格本山となりました。その光が淡路島を参道として本州に流れてくる神戸の地に、神戸正心館は建立されます。

神の戸が開き、聖地が一大霊場として大きく広がることで、主エル・カンターレ御降臨とその奇跡が日本全国、全世界へと広がって参ります。

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100%エル・カンターレ信仰

天御祖神とともに―

伊勢から世界に伝える強い信仰

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文責:蒲原宏史 

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